含よう素泉

含よう素泉の泉質・効能

含よう素泉

温泉水1kg中によう化物イオンが10mg以上含まれている泉質が含よう素泉。2014年に新しく誕生した泉質です。その名の通り、ヨードチンキやうがい薬といった殺菌薬や消毒薬などに使われている、殺菌効果の高い成分の“よう素”が含まれているので、その作用が期待できます。非火山性の温泉に多く、色は茶褐色で、時間が経つと黄色く変色するのが特徴。温泉地は千葉県の酒々井温泉、東京都の前野原温泉などがあります。

一般適応症

"関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫、筋肉痛、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、 糖尿病、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、 痔の痛み、疲労回復、健康増進など

飲用:高コレステロール血症

1

10の泉質の中で
一番新しい泉質

環境省による「鉱泉分析法指針」が2014年に改定された際に新たに追加された10ある泉質の中で最も新しい泉質です。東京・大手町のビル建設予定地で湧出したことでも話題になりました。色もにおいもまるでうがい薬のような温泉で、口に含むと少し苦味があります。

2

高コレステロール血症
の予防や改善に

一般適応症はもちろんありますが、環境省が認める泉質別適応症は、飲用の高コレステロール血症です。飲むことで高コレステロール血症を改善する効果が見込め、動脈硬化の予防にもつながります。甲状腺機能昂進症の人は飲用禁忌とされているので気をつけましょう。

3

肌や髪にツヤを
新陳代謝も促すよう素

よう素はワカメや昆布といった海藻に含まれている成分で、不足しがちな成分のひとつ。皮膚や髪の毛を再生したりツヤを出したりする効果も期待できます。また、全身の代謝を促進させたり内臓の働きを活性化する甲状腺ホルモンの主要な成分でもあります。

厳選温泉地

含よう素泉の温泉地