二酸化炭素泉

二酸化炭素泉の泉質・効能

二酸化炭素泉

温泉水1kg中に二酸化炭素を1,000mg以上含む温泉を、二酸化炭素泉と言います。湯に浸かるとシュワシュワと小さな気泡が体に付着することから、“泡の湯”や“ラムネ温泉”などと呼ばれています。低温でも体がポカポカ温まり、血液の循環をよくするため、高血圧や動脈硬化などに効果が高いとされています。温泉地は、青森県のみちのく温泉、大分県の長湯温泉などがあります。

一般適応症

関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫、筋肉痛、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、 糖尿病、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、 痔の痛み、疲労回復、健康増進など

浴用:きりきず、末梢循環障害、 冷え性、自律神経不安定症 飲用:胃腸機能低下

1

保温効果抜群で
湯上りしっとり肌に

湯に入ると肌にシュワシュワと気泡がつくのが特徴です。この正体は天然の炭酸ガス。肌から吸収されるので、プチプチ肌に押し込むようにしながら入浴するとお肌もしっとり。湯あたりしにくいのでゆっくり浸かりましょう。湯上りもしばらくポカポカが続きます。

2

飲湯することで
胃がすっきり

温泉街に飲泉所が設置されているところがあるほど飲泉がおすすめ。泉質別適応症では胃腸機能低下の改善、そのほかも慢性胃炎や便秘症、肝臓病、糖尿病、痛風などにもいいといわれています。ただし、飲み過ぎはお腹を壊すこともあるので少量からはじめてみましょう。

3

低温なので
心臓に優しい

二酸化炭素泉は低温のため血圧が上がりにくく、心臓への負担がとても軽い温泉です。また、肌に付着し皮膚から吸収された炭酸ガスが毛細血管を拡張し、血液の循環を促してくれます。高血圧や動脈硬化予防にもいいことから、“心臓の湯”とも呼ばれています。

厳選温泉地

二酸化炭素泉の温泉地