源氏山をはさんで長岡と古奈という2つの温泉場がある伊豆長岡温泉。大正時代から昭和初期にかけて、政界の名士たちが別荘を構え、多くの文豪も滞在し、作品を執筆しました。今でも格式の高い宿や文豪・武者小路実篤が常宿とした老舗旅館、ホスピタリティが充実したホテルなどが軒を連ねています。また、富士山の眺望が楽しめる宿がたくさんあることも魅力のひとつです。滞在のスタイルに合った、ベストな宿を選んで、旅のクオリティを上げましょう。
旅色おすすめ伊豆長岡温泉一覧
ペットと泊まれる、創業100余年の純和風旅館。自慢は、落ち着いた和風客室でいただく地元の幸満載の会席料理だ。料理長自ら沼津港の市場へ足を運び仕入れた厳選食材が、丁寧な技で滋味あふれる膳に仕上げられている。季節感を大切にした献立は月替わりだが、“その日一番美味しいものを提供したい”という思いで、詳細なメニューは決まっていない。旬の味覚に彩られたこだわりの料理は、何度訪れても心とお腹を満たしてくれる。
伊豆長岡温泉の閑静な地に、2015年10月にリニューアルオープンした温泉旅館。約2千坪の庭園を持ち、それを囲むように22室の離れ客室が点在している。情緒あふれる数奇屋造りの客室は、いずれも天然温泉を独占できる至福の空間。館内にある湯処も、もちろん天然温泉で、絶景自慢の露天風呂では、伊豆の大自然とともに名湯を愉しめる。湯浴みのあとは、海山の幸を活かした美食に舌鼓。静岡産と地元・伊豆産の食材を存分に活かした、総料理長自慢の料理を心ゆくまで愉しみたい。
豊かな緑に抱かれる中伊豆の伊豆長岡温泉に属する古奈温泉の宿「伊豆長岡温泉京急ホテル」。湯量たっぷりのこの天然の名湯を、何の手も加えずに自然のままの源泉掛け流し100%で提供する。大浴場はもちろん、風呂付きの全客室でも掛け流しの湯を愉しめるという、贅沢な湯宿として知られている。自然が織り成す景色を眺めながら心身を癒そう。伊豆ならではの海の幸や大地の恵みをふんだんに取り入れた食事も定評。旬の素材の持ち味を活かした季節感あふれる創作料理を会席スタイルで満喫できる。