日本三大薬湯のひとつに数えられる松之山温泉。新潟県と長野県の県境、豪雪地帯の十日町市の山あいに湧き、「美肌の湯」として親しまれてきました。塩分を豊富に含む温泉で、高い保温効果を誇ります。[写真提供:(一社)十日町市観光協会]



松之山温泉の開湯は約700年前。傷ついた鷹が湯浴みをしていたことから木こりに発見されたという伝説があります。1千万年以上前に地中に閉じ込められた海水「化石海水」が温泉になったため、塩分濃度が高く、湯冷めしにくいのが特徴。豪雪地帯のこの名湯は越後守護上杉家の隠し湯だったともいわれています。

周辺には美しい棚田やブナ林が広がり、四季折々の自然景観が楽しめます。春の新緑、夏の清流、秋の紅葉、冬の雪見風呂と、一年を通して異なる魅力に出会えるのも松之山温泉の魅力です。地元の奇祭「婿投げ(むこなげ)」や近年はアートイベント「大地の芸術祭」なども行われ、ユニークな旅の体験ができます。

シチュエーション別
総合評価
4.3
4.0
自然体験やアート鑑賞、棚田散策など学びの多い旅が楽しめます。雪遊びシーズンも人気。
5.0
静かな里山風景と雪見風呂がロマンチック。落ち着いた大人の温泉旅にぴったりです。
4.0
四季の景観が美しく、温泉街の散策やアート巡りなど2人で楽しめる要素が充実。
5.0
静かな空気に包まれ、温泉と自然の中で心身をゆっくり整えたい人におすすめ。
4.0
グルメや写真映えする棚田風景、アートスポット巡りや体験型スポットもあり、思い出づくりに最適です。
4.0
自然豊かな散策環境が魅力。ペット同伴可能な宿泊施設や周辺にはドッグランのある施設も点在しています。

泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉。保温効果が高く、関節痛、冷え性や疲労回復に良いとされています。



〒942-1432 新潟県十日町市松之山湯本
JR越後湯沢駅から、ほくほく線「まつだい駅」下車、バス約25分
関越自動車道「塩沢・石打」ICから約1時間
雪深い松之山では、保存食文化から発展した発酵食品や郷土料理が豊富。地元産コシヒカリや山菜料理、へぎそばなど、新潟らしい味覚が楽しめます。雪下にんじんや地酒も人気です。高温の温泉で加熱した「湯治豚」や「湯治玉子」もぜひお試しください。
「大地の芸術祭」の作品、「ブラックシンボル」(サンティアゴ・シエラ)などを散策しながら見ることができます。四季の自然に現代アートが融合した独特の景観を楽しめます。昆虫標本などの展示がある里山科学館「森の学校」キョロロは親子で訪れたい施設です。