「五等分の花嫁」の聖地まとめ!アニメや原作で登場した愛知や京都のスポットをご紹介!

「五等分の花嫁」の聖地まとめ!アニメや原作で登場した愛知や京都のスポットをご紹介!

観光・カルチャー

2025/04/28更新

マンガ「五等分の花嫁」はアニメ化もされたことで、聖地巡礼を楽しむ方がよく見られます。そこで五等分の花嫁の聖地とされる場所について、どこで出てくるのか、またどのようにしてアクセスするかも含めて特定されている場所を紹介します。

五等分の花嫁の聖地はどこ?

近年、マンガやアニメの舞台となった場所を「聖地」として、同じ場所を巡る「聖地巡礼」がブームになっています。わずかな情報から場所を探していく聖地巡礼でぴったり当てはまる聖地を見つけた時はたまりません。そこで「五等分の花嫁」の聖地について、いくつか紹介していきましょう。

作品の舞台のモデルとなった愛知や京都などのスポットをご紹介!

五等分の花嫁の聖地としてよく知られているのが、愛知県と京都府にあるスポットです。聖地と言っても必ずしも観光スポットではないため、探すのは難しいのですが、作品自体の人気がアップするとともにその場所を見つけSNSなどにアップする方も増えています。
そこで五等分の花嫁の聖地として挙げられる愛知や京都などにあるスポットについて、五等分の花嫁の作品のどこで出てきたのかも含めてその場所を紹介していきましょう。

聖地巡礼の前におさらい!五等分の花嫁とは

さて、「五等分の花嫁」は人気の高い作品なのですが、五等分の花嫁の聖地巡礼に行く前に作品についておさらいしておくのがおすすめです。ストーリーの中でどこに出てくるか知っていれば、さらに聖地を見つけた時にシーンと重ね合わせて楽しむことができるわけです。ますは五等分の花嫁の中心舞台となる聖地から確認してみましょう。

五等分の花嫁の舞台は愛知県?

聖地巡礼が行われる作品の中には、実際の場所がだいたいどのあたりなのか、作者本人や出版社などで公開している場合もあります。そのような場合にはその都道府県なり市町村なりに詳しい方を中心にして聖地が特定されることが多いので、比較的楽に聖地巡礼を楽しむことができます。また近年では、自治体などが後押しして特定された聖地をマップにしたものなどを準備するところも多いので、観光などと組み合わせて聖地巡礼をした経験があるという方も多いのではないでしょうか。
しかし、「五等分の花嫁」の場合、舞台となる場所、つまり聖地がどこであるかということは公式発表がなされていません。ですから、作品に出てくる情景と実際の場所の景色を組み合わせることで聖地を特定していく作業が行われているのです。

名鉄 太田川駅周辺だとする説が有力

太田川駅

五等分の花嫁の聖地とされる場所はどこなのでしょうか。まず候補としてよく名称が出るのが愛知県、それも名鉄の「太田川駅」周辺ではないかとされています。その理由の一つとして挙げられるのは、作者が愛知県知多市出身の方であり、常滑市の高校を卒業しているということです。作者の出身地や住んでいるところが舞台になる、イコール聖地となる作品は多く、またそうすることで現実の場所とシーンの景色が一致するということにつながりやすいためです。実際に見ていくと、五等分の花嫁のシーンの景色と同じ建物などがある場所も見つかり、五等分の花嫁は愛知県が聖地であるということが一般に言われるようになったのです。

五等分の花嫁のストーリー

さて、五等分の花嫁というのはどういうストーリーなのでしょうか。五等分の花嫁は2017年から2020年まで書かれたマンガです。1人の男子高校生が五つ子の女子高校生の家庭教師を務めるという物語です。この五つ子は男子高校生と同学年ですが、決して成績がいいとは言えず、なかなか勉強をしないことで苦労します。しかし勉強以外にもさまざまな交流を持つことで少しずつ関係が深まり、最終的にはこのうちの一人と結婚し、式の時にそのことを回想する形でストーリーが進んでいきます。

五等分の花嫁の主な登場人物

五等分の花嫁の登場人物としてカギになるのは、家庭教師をすることになる男子高校生、上杉風太郎と、家庭教師をしてもらう五つ子、中野一花、二乃、三玖、四葉、五月です。この五つ子はそれぞれに性格などが違っています。またこのほかに、小学生の時の風太郎が出会った女の子がいます。この女の子は実はこの五つ子のうちの一人なのですが、誰なのでしょうか。また最後に結婚する相手も、五つ子のだれかなのですが、そこも誰なのかは秘密です。

五等分の花嫁のメディア展開は?

五等分の花嫁は2017年から2020年にかけ、雑誌で全122話にわたって連載されました。その後単行本化され、全14巻が発売されています。さらに2019年以降にはテレビアニメ化されています。五等分の花嫁のアニメのほうはDVD、BDになっており、さらに2020年にはアプリゲームとして配信される予定になっています。またさまざまなアプリゲームでもコラボイベントが行われているようです。

五等分の花嫁の聖地巡礼スポット<愛知県>

それではさっそく、「五等分の花嫁」の聖地とされる場所について紹介していきましょう。まずは五等分の花嫁の中心的な舞台とされている、愛知県にある聖地から紹介していきます。五等分の花嫁の登場人物が日常生活を営んでいる場所ということもあって、大学や駅など、いわゆる観光スポット以外も出てきます。

風太郎や五姉妹が通う学校「日本福祉大学東海キャンパス」

日本福祉大学東海キャンパス

五等分の花嫁の中心舞台と言っていいのが「日本福祉大学東海キャンパス」です。五等分の花嫁では風太郎と五つ子が通う学校のモデルとされており、学校ということなのでこの大学の外観やそこまでの通学路がよく登場しています。なお、こちらの大学の場所は次に述べる最寄り駅から徒歩5分ほどのところにあり、途中の連絡通路なども五等分の花嫁に出てくるシーンとほぼ一致するということです。こちらの大学が聖地と考えて問題ないでしょう。

日常の描写でたくさん登場「太田川駅とその周辺」

もう一つ、五等分の花嫁に多く出てくる駅は先ほど述べたように、名鉄「太田川駅」だと言われています。前に述べた登場人物が通う高校のモデルとなった大学も近く、駅から大学までの道のりに出てくる階段や陸橋などもほぼ同じ形で登場しています。途中にある某コーヒーショップは、外観は違いがあるのですが、内装がほぼ一緒で、こちらも聖地と言っていいでしょう。太田川駅は名鉄名古屋駅から約17分ほどでアクセスできるので、聖地巡礼も楽に行くことができます。

風太郎と五姉妹が訪れた花火大会「大池公園の東海まつり花火大会」

「五等分の花嫁」単行本第2巻には、男子高校生と五つ子たちが花火大会に行くシーンが出てきます。愛知にはたくさんの花火大会があるのですが、実はこの太田川駅周辺にも有名な花火大会があり、それがモデルではないかと言われています。その花火大会は「東海まつり花火大会」というもので、毎年8月第二土曜日に行われ、約4000発の花火が打ち上げられ、10万人もの人が訪れるそうです。東海市誕生を機に行われており、太田川駅から徒歩約15分ほどのところが会場となっています。この会場が聖地ということになります。

五姉妹の親が経営する病院「西知多総合病院」

西知多総合病院

五つ子の父親は大病院を経営する資産家ということになっているのですが、男子高校生が途中でその病院に入院するシーンがあります。この大病院は、「西知多総合病院」がモデルとされています。病院の外観などがほぼ一致する聖地だそうです。ちなみにこちらの病院は、公立病院であり、愛知県東海市にあります。 一般外来などは受け付けていない病院なので、聖地巡礼の際は外観のみ見るだけにしておくように。

買い物に訪れたショッピングモール「名古屋イオンモール熱田」

登場人物たちが買い物を楽しむ場所として推定されているのが「名古屋イオンモール熱田」です。建物そのものの外観のほか、中を歩くシーンの建物の様子や床の模様などがほぼ一致するということで、こちらも聖地で間違いないということです。名古屋イオンモール熱田は名古屋駅から「金山」駅に出て、シャトルバスもしくは徒歩でアクセスすることができます。歩くと約15分くらいかかるので、帰りなどバスを利用すると楽でしょう。

上杉・中野両家が旅行で訪れた場所「日間賀島」

日間賀島

「五等分の花嫁」単行本第8巻では、上杉家と中野家が一緒に旅行に出かけます。この旅行先は「島」と出てきており、描かれた景色から見て「日間賀島」ではないかと推定されています。
この日間賀島は三河湾にある離島で、愛知県知多半島から2キロほどと名古屋から一番近い島と言われます。知多半島からは高速船やフェリーが出ており、南知多町の師崎港から島までは約15分ほどでアクセスできるので行きやすい聖地です。タコとフグが名物だそうで、美味しいものを食べてのんびり過ごしたい方に人気の島となっているので、聖地巡礼を兼ねていろいろ楽しんでくるのもおすすめです。

風太郎が写真の女の子と再開した場所「中ノ池公園」

先ほどストーリーで少し触れましたが、風太郎は小学生の時にある女の子と会うことで勉強に身を入れるようになります。その少女はその後、自信喪失していた風太郎の前に再び現れるのですが、その出会いのシーンの公園が聖地である「中ノ池公園」だとされています。この公園は先ほど述べた太田川駅の隣、「高横須賀駅」から徒歩で約10分ほどのところにあります。ただし、「五等分の花嫁」の作品中では二人でボートに乗りますが、ボートに乗ることはできません。

五等分の花嫁の聖地巡礼スポット<愛知県以外>

愛知県は登場人物たちが日常生活を営んでいる場所でもあり、よく登場するのは当然なのですが、登場人物は他の県にも出かけています。五等分の花嫁の登場人物は高校生ですから、修学旅行というのも大きなイベントの一つですし、当然作品の中にも登場します。ここからは愛知県以外で聖地と考えられている場所について紹介します。

風太郎たちが訪れた遊園地「ナガシマスパーランド」(三重県)

ナガシマスパーランド

「五等分の花嫁」単行本第7巻などで、男子高校生と五つ子が遊園地に行くシーンが出てきます。このシーンの聖地とされるのが三重県の「ナガシマスパーランド」です。まず遊園地に行く際に利用した駅が、ナガシマスパーランドの最寄り駅である「桑名駅」に似ているそうです。また遊園地で遊ぶシーンでも、特徴的なスライダーなどが作品中に描かれており、登場人物たちが楽しむ様子が再現できるそうです。ナガシマスパーランドもアクセスしやすい場所だそうなので、同じアトラクションを楽しんではいかがでしょうか。

  • ナガシマスパーランド

    三重県|桑名市

    東京ディズニーランドに次ぐ、日本で2番目の敷地面積を持つ大型アミューズメントパーク。ギネスブック認定の超大型コースター「スチールドラゴン2000」をはじめとする約50種のアトラクション、日帰り温泉施設がそろう。また敷地内の「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」は、出店数日本最大規模のアウトレットモール。

    住所:三重県桑名市長島町浦安333

    アクセス:JR・近鉄「桑名駅」からバスで20分。終点「長島温泉」下車。名古屋駅から直通便あり

    営業時間:【ナガシマスパーランド】季節により異なる 【三井アウトレットパーク】10:00~20:00

風太郎が写真の女の子と出会った場所「京都駅」(京都府)

京都駅

「五等分の花嫁」では、風太郎が小学生の時に京都に修学旅行に行った際、ある少女に出会い、それがきっかけで風太郎は勉強に励むようになったとされています。この少女と出会った場所は「京都駅」です。京都駅は今さら言うまでもない、観光の拠点となる場所なのでご存じの方が多いでしょう。作品の中で重要な聖地なので、次から述べていく京都の聖地巡礼と共に一緒にチェックしてみてはいかがでしょうか。

風太郎たちが修学旅行で訪れた場所①「清水寺」(京都府)

清水寺

ここからは「五等分の花嫁」で風太郎と五つ子たちが修学旅行に行くシーンで出てくる京都の聖地について述べていきます。まずは「清水寺」です。作品の中では有名な清水の舞台から景色を眺めたり、清水寺のお守りを見せるシーンなどが出てくる聖地です。清水寺も京都の数ある観光スポットの中でもトップクラスの有名スポットで、五等分の花嫁の登場人物のように修学旅行などで訪れた経験がある方も多いでしょう。

  • 清水寺

    京都府|京都市

    北法相宗の本山。世界文化遺産に登録される。778年開山・798年創建と伝わり、現在の主な堂塔は1633年に江戸幕府3代将軍・徳川家光が再建したもの。多数の建造物が重要文化財に指定され、「清水の舞台」で知られる本堂からは京都市街を一望できる。舞台下の「音羽の滝」や、谷を隔てた「子安の塔」も見どころ。

    住所:京都府京都市東山区清水1丁目294

    アクセス:市バス清水道・五条坂から徒歩10分、京阪電車「祇園四条駅」から徒歩25分

    営業時間:6:00~18:00

風太郎たちが修学旅行で訪れた場所②「伏見稲荷大社」(京都府)

伏見稲荷大社

同じく「五等分の花嫁」で風太郎たちが訪れるのが「伏見稲荷大社」です。作品の中では千本鳥居をくぐり、四ツ辻で一休みし、一ノ峯、つまり頂上まで行きます。ここまでの看板や店なども五等分の花嫁で出てくる通りという聖地です。伏見稲荷大社は京都駅からはJR奈良線を使い、「稲荷」駅で下車すると目の前に鳥居があります。ただし、一ノ峯まで行くのはけっこうな山登りが必要なので、ヒールなどで行くことはおすすめしません。

  • 伏見稲荷大社

    京都府|京都市

    日本全国で約3万社を超える「稲荷神社」の総本宮。711年の鎮座とされ、商売繁昌・五穀豊穣の神として信仰される。楼門・本殿は重要文化財に指定され、本殿背後にある数千本の鳥居は壮観。その先には稲荷山の登り口があり、山の神蹟を巡拝する約4kmの「お山巡り」を2時間ほどかけて行うことができる。

    住所:京都府京都市伏見区深草薮ノ内町68

    アクセス:JR稲荷駅下車すぐ

    営業時間:8:30~16:30

風太郎たちが修学旅行で訪れた場所③「太秦映画村」(京都府)

太秦映画村

「五等分の花嫁」で修学旅行最終日に行くのが「太秦映画村」です。こちらも五等分の花嫁と同様に修学旅行などで選ばれることが多い観光スポットなので、ご存じの方も多いでしょう。ドラマのロケなどで使われる建物などもそのまま五等分の花嫁の中に使われているので、こちらも聖地巡礼で行きやすい場所と言えます。京都駅からはバスを利用するか、嵐電嵐山本線「太秦広隆寺」駅を使うのがおすすめです。

  • 東映太秦映画村

    京都府|京都市右京区

    日本映画の世界に浸れる体験型テーマパーク

    映画やアニメの世界にトリップできる体験型の映画村。京都・太秦の広大な敷地に江戸の町を模した空間は、テレビや映画の撮影にも使われている本格派だ。また、「からくり忍者屋敷」や「史上最恐のお化け屋敷」といった常設アトラクションを楽しめるほか、アニメイベントへの参加や聖地巡礼で訪れる人も多くにぎわっている。京都市内からのアクセスも良好なので、観光がてらに足を延ばし、江戸時代の街並みやさまざまなコンテンツの世界観に没入できるテーマパーク「東映太秦映画村」で、京都の思い出を作ってみては。

    住所:京都府京都市右京区太秦東蜂岡町10

    アクセス:[車]名神高速道路京都南ICより約40分 [電車]京福電気鉄道嵐山本線太秦広隆寺駅より徒歩約5分、JR嵯峨野線太秦駅より車で約5分 [バス]京都市営バス「太秦映画村道」停留所より徒歩約5分

    営業時間:9:00~17:00※季節により変動あり、詳しくはHP参照

聖地巡礼をして五等分の花嫁の世界を満喫しよう!

いかがでしたか? 「五等分の花嫁」の聖地と言われるところは比較的アクセスがよいところが多いので、聖地巡礼したいという方にはありがたい作品と言えるかもしれません。ぜひ聖地でマンガと共に五等分の花嫁の世界を楽しんできてください。

この施設が紹介されている他の記事

旅色編集部 ふかい

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 ふかい

掲載情報の一部の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright MAPPLE, Inc.
Copyright mi-lab, Inc.
※掲載情報は取材時のものであり、変更が生じている場合がございます。詳細は各施設にご確認下さい。