【福岡・おでかけ】2025年 初日の出スポット9選

【福岡・おでかけ】2025年 初日の出スポット9選

自然・絶景

2024/11/18更新

日本では元旦に初日の出を拝む風習があります。これは、江戸時代中期頃から始まったとされており、年神様へその年の豊作や幸せを祈る意味があるのだそう。今回は、福岡で初日の出を楽しめるスポットを9選紹介します。海や山、街並み、そしてカルスト台地とともに眺める初日の出は圧巻です。

【福岡市】愛宕神社

元旦

博多湾一望

標高約68mから見渡す博多湾の眺望

日本三大愛宕に数えられる「愛宕神社(あたごじんじゃ)」。御祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)火産霊神(ほむすびのかみ)・天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)の四柱です。縁結びから商売繁盛、家内安全、学業成就などさまざまなご利益があるとされています。
本殿裏から見られる標高約68mからの博多湾の眺望は素晴らしく、福岡随一の初日の出の名所としても知られています。初日の出を拝んだ後に、そのまま初詣ができるのも嬉しいですね。本殿の横には「宇賀神社」というもう一つの神社がありますのでこちらにもぜひ立ち寄ってみてください。

【福岡市】能古島

福岡市から気軽に行ける島

能古島(のこのしま)は、博多湾に浮かぶ周囲12kmほどの島。福岡市の「姪浜渡船場(めいのはまとせんば)」から約10分でアクセスでき、島内には歴史ある名所やマイナスイオンあふれる癒やしスポットが点在しています。
おすすめの初日の出スポットは、島内中心部にある展望台とフェリーターミナル東側のビーチ。美しい初日の出に加え、天気が良ければ福岡タワーやpaypayドームといった福岡のランドマークも楽しめますよ。

【福岡市】志賀海神社(しまのしまじんじゃ)

神代より伝わる「龍の都」

日本最古の神、伊邪那岐命(イザナギノミコト)の禊祓(みそぎはらえ)によって出現したと伝えられている歴史ある神社。神代より「海神の総本社」「龍の都」と称えられており、博多湾の総鎮守としても親しまれてきました。
禊祓の際に現れたという「綿津見三神(わたつみさんしん)」を祀っており、海上交通安全や再生回帰の神、病気平癒、健康長寿などの御神徳があるとされているので、初日の出といっしょに参拝するのをお忘れなく。

本殿や摂社末社、伝説にまつわる名所から初日の出を楽しむ

おすすめの初日の出スポットは、「神功皇后伝説」に登場する雄雌2つの要石が奉納された「遥拝所」。雄大な海原とともに、美しく輝く初日の出が堪能できます。通常は午前6時開門ですが、元旦に限り午前0時から開門するため早めに出発するのも吉。
朝日に照らされる境内を散歩しながら、のんびりパワーチャージしていきませんか。

【福岡市】鳥飼八幡宮

時代とともに進化し続ける福岡指折りの古社

縁結びや病気平癒、勝負事などの御神徳があるとされる鳥飼八幡宮。戦乱により祭祀は一旦断絶しましたが、江戸時代の初めに黒田家により再建。以降黒田家の氏神として、長い間崇敬されてきました。
創建1800年と福岡県でも指折りの歴史を持つ古社でありながらも、メタバース分社の創建や社殿の総建替といった新しい文化や技術を積極的に取り入れているのも特徴。数百年、一千年後も人々と神様が集まる場所としてあり続けるため、さまざまな取り組みをしている神社です。

楼門正面から伸びる初日の出は必見

鳥飼八幡宮の初日の出は、楼門の正面からまっすぐに昇るのが特徴。門越しに神々しい朝日を見ると、自然と背筋が伸び厳かな気持ちになります。鳥飼八幡宮の開門時間は、通常午前9時ですが元旦に限り午前0時から開門しているため、境内にいながらゆっくりと朝日が登ってくるさまを堪能できるのも魅力。
初日の出を楽しんだ後は、境内でのんびり神秘的な時間を過ごしましょう。

【福岡市】志賀島

福岡屈指の初日の出スポットがある陸続きの島

玄界灘と博多湾の境目に浮かび、後漢の光武帝から贈られたという金印が発見されたことでも有名な「志賀島(しかのしま)」。1周約10kmの陸続きの島で、福岡市街からは車で約30分とアクセスも良好です。島の中央部にある小高い山の頂上には「志賀島潮見展望台」があります。ここからは360度の眺望と、海の中道や博多湾越しに市街を見渡せるため、初日の出を楽しむには最適なスポットです。元旦は多くの人が訪れるため、早めに向かうようにしましょう。

【福岡市】大濠公園

初日の出が映る池の水面も美しい

外周およそ2kmの巨大な池を中心とした公園。周囲にビルなどが少なく見晴らしが良いため、市内で初日の出を拝みたいという方におすすめのスポットです。特に橋の上から望む日の出が人気で、運が良ければ初日の出が池に反射する美しい光景も見られますよ。
利便性が良く、そのまま市内や市外の神社へ初詣に行きやすいのも魅力。元旦は多くの人でにぎわうため、早めに向かうようにしましょう。

【北九州市】和布刈公園

関門海峡や関門橋を照らす初日の出は圧巻

北九州市の最北端にある「和布刈(めかり)公園」。頂上にある「和布刈公園第二展望台」の木製デッキからは、関門海峡と関門橋を一望できます。夜のライトアップされた関門橋はロマンティックで、夜景スポットとしても人気がある場所です。360度広がる雄大な景観を照らす初日の出は、息を飲む美しさ。園内にある、源平合戦をモチーフにした壁画「源平合戦壇之浦合戦絵巻」は、約1,400枚もの有田焼の陶板で造られた国内最大級を誇るものです。こちらもお見逃しなく。

【北九州市】皿倉山展望台

夜景で有名な絶景スポットで初日の出を

「皿倉山展望台」は、標高約622mの山頂にある展望台で、「新日本三大夜景」に選ばれた“100億ドルの夜景”を一望できる絶景スポットとして知られている展望台です。山頂まではケーブルカーとスロープカーを乗りついで約10分で到着。元旦は4:38~の特別運行が実施されます。展望台2階ではレストランも営業しており、初日の出を拝んだ後もゆっくり過ごすことが可能です。

【北九州市】ソラランド平尾台

カルスト台地と初日の出のコラボは圧巻

「ソラランド平尾台」は、日本有数のカルスト台地・平尾台を望む高台にある日帰りの自然体験型公園。基本的には9時(冬季は10時)開園ですが、元旦に限り朝6時から入場でき、雄大な自然とともに初日の出を迎えることができます。
園内には自然観察が楽しめる施設や、のびのびと過ごせる広場や遊具、里山文化が体験できる工房、ドッグランなども併設されており、子連れやペット連れにも大人気。初日の出鑑賞を楽しんだ後も、1日中遊び尽くせるおすすめスポットですよ。

おわりに

いかがでしたか? 今回は、初日の出を拝んだ後にそのまま初詣ができる神社や観光も楽しめるスポットを8カ所紹介しました。どこもすばらしい絶景が見られる場所なので、カメラを片手にフォトジェニックな一枚を収めるのも良いですね。ぜひ当記事を参考に、すてきな新年をお迎えください。

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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