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【北陸三県・日帰り】一度は見に行きたい美しい絶景スポット31選

【北陸三県・日帰り】一度は見に行きたい美しい絶景スポット31選

自然・絶景

2023/05/10更新

2015年に東京~金沢間を結ぶ「北陸新幹線」が開通。富山・石川・福井の北陸三県を観光する旅が一気に身近なものとなりました。そんな北陸には北アルプスの山々や荒々しい日本海が生み出す絶景、開運・パワースポット、温泉など、見どころとなるスポットが満載。そこで、この記事では「一度は見に行きたい絶景スポット」をテーマに31カ所をご紹介します。

富山県

黒部峡谷トロッコ電車

山々の懐に抱かれてのんびり列車旅

富山県黒部市の宇奈月駅から欅平駅まで全長20.1kmを片道約1時間20分で走る列車「黒部峡谷トロッコ電車」。北アルプスの秘境の中を流れる黒部川に沿って、コトコトとゆっくり進みます。こちらでは 4月下旬~11月下旬、春から秋にかけての北アルプスの大自然がダイナミックに感じられますよ。北陸随一の自然を存分に感じられるよう、トロッコ電車の客席は窓が無いため、開放感も抜群。雨がぱらつくときは、雨具を着用するか、有料の窓付きのリラックス客車がおすすめです。

富山湾岸クルージング

能登半島や立山連峰などの絶景を望む

滑川(なめかわ)漁港から観光遊覧船キラリンに乗り、富山湾を約40分かけてクルージング。能登半島や立山連峰、立山黒部ジオパークといった「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟している富山湾の景色が広がります。富山湾の海風を存分に感じながら、ここでしか見ることができない北陸屈指の大パノラマを堪能しましょう。春~初夏は、富山の春の風物詩・ホタルイカ漁の季節。船上からホタルイカの定置網を間近で見ることもできます。クルージングが終わった後は漁港から程近い、ほたるいかミュージアムへの観光もおすすめです。

立山黒部アルペンルート

日本の屋根を横断する雲上の楽園

富山県立山町から長野県大町市までの約37kmにわたる、四季折々の美しい大自然が楽しめる山岳観光ルートです。ケーブルカーや高原バス、電気バス、ロープウェイ、地下ケーブルなど、いくつもの乗り物を乗り継ぎます。乗り継ぎの待ち時間もアルペンルートの醍醐味。目の前のアルプスの自然を堪能したり、付近を散策したり思い思いのひとときを過ごしましょう。道中、迫力満点な観光放水が人気な黒部ダムや、アルペンルート屈指の絶景を望むことができる大観峰の展望台、10mを超える雪の壁を間近に見られる雪の大谷など見どころ満載。

黒部ケーブルカー

標高差約400mの空中散歩を楽しむ

自然保護と雪害防止を目的に、全線地下を走るケーブルカー。標高差約500m、最大勾配31度の急斜面が続く、アルペンルートの立山駅から美女平駅までの1.3kmを走ります。立山駅を出発するころは、低山帯の森林が広がり、美女平駅に到着するころには山地帯の植物が目に付くようになるなど、標高の高さに加え、自然の変化も魅力の一つです。途中、岩が柱のようになっている、アルペンルートの歴史を知るうえで欠かせない材木石が見られるので、見逃さないようにしましょう。

海王丸パーク

真っ白の帆船を中心に広がる海王丸パーク

年間100万人が訪れる県内屈指の人気観光スポットとなっている「海王丸パーク」。海王丸は商船学校の帆船として誕生した船で、海王丸パークのシンボルにもなっています。約60年の間に地球を約50周するほどの距離を航海した海王丸は年10回全ての帆を広げる総帆展帆が行われるので、北陸観光にはぴったりです。
パーク内にはアスレチック施設や富山新港臨海野鳥園などがあり、カップルはもちろん家族や友人とも一緒に楽しめます。

雨晴海岸

白い砂浜と松林が続く景勝地

兄である源頼朝に追われ、奥州へ逃げ延びる際、源義経が海岸の岩陰で雨宿りをし、雨が晴れるのを待ったという伝説から、この地名がついたという「雨晴海岸(あまはらしかいがん)」。岩礁と白い砂浜、青松が続く砂浜、そして富山湾越しに見える立山連峰の景色は思わずため息をついてしまうほどの美しさです。そのため「日本の渚百選」、「白砂青松百選」、「日本の海水浴場88選」に選ばれるほどの日本有数の景勝地でもあります。夏は海水浴客で賑い、空気が澄んだ冬晴れの日には、絶景を求めて多くの人が訪れる人気スポットです。

相倉合掌造り集落

自然と一体化した心癒やされる集落

山々の風景と溶け合っている「相倉合掌造り集落(あいのくらがっしょうづくりしゅうらく)」は、ユネスコ世界遺産にも登録されており、今も地域住民が生活しています。集落の大小さまざまな合掌造り以外にも、五箇山に唯一残っている合掌造りの原型「原始合掌」茅葺きのお寺など見どころ満載です。一年を通して、その美しい姿を見ることはできますが、おすすめは冬。一面雪に覆われた銀世界の中に佇む合掌造り集落は、いっそう神秘的です。ライトアップも年数回実施されるので、ライトに照らされた幻想的な集落を一目見たいという方は、日時を調べて、ぜひ足を運んでみてください。

菅沼合掌造り集落

9軒の合掌造りが現存する美しい集落

相倉合掌集落、岐阜の白川郷と一緒にユネスコ世界遺産に登録された、富山県南砺市・五箇山「菅沼合掌造り集落」。日本有数の豪雪地帯で、雪に潰されることなく冬を過ごすための住まいとして独自の形状である“合掌造り”となったといわれており、現在も集落内には9棟の合掌造りが現存しています。かつて地域の一大産業だった火薬の原料・塩硝にまつわる資料館や、集落に住んでいた人々の生活用具などが展示されている資料館は見学が可能です。

庄川峡遊覧船

遊覧船から四季折々の絶景を楽しむ

富山県定公園に指定されている庄川峡の渓谷美を楽しむ観光遊覧船。小牧ダムの船着場を出航し、大牧温泉までのおよそ8kmを約1時間かけて運航します。青々とした緑が眩しい新緑の季節、赤や黄色などの彩りが鮮やかな紅葉の季節、水墨画のようなモノクロの色合いが眼前に広がる雪の季節と、季節ごとに異なる表情が見られる北陸随一の絶景スポットです。サクッと船旅を楽しみたいという人は、おそよ25分のショートクルーズも。

宮島峡

滝や洞窟があり、緑にあふれた渓流

清流の里として知られ、緑あふれる渓流「宮島峡」。川幅いっぱいに流れ落ちる一の滝や二の滝は迫力満点です。一の滝の滝壺のポットホールは、富山県の天然記念物にも指定されています。ほかにも、観音滝や鼓ヶ滝、上流には子撫川(こなでがわ)ダムなど見どころ満載。子撫川探勝歩道はハイキングにぴったりです。スイス風の山小屋がかわいらしい「宮島緑の村」には展望台や休憩室があるので、景色を楽しみながら、ゆっくり疲れを癒やしてみてはいかがでしょう。

猿飛峡

花崗岩の岩肌やヒスイ色の水面は目を見張る美しさ

黒部川本流で、最も川幅の狭い「猿飛峡」は、その昔、猿が飛び越えたという逸話から、猿飛という名前が付けられました。アクセスは黒部峡谷鉄道の終点・欅平駅から、猿飛峡遊歩道を歩いて20分ほどで到着します。花崗岩の岩肌やヒスイ色の水面は目を見張るほどの美しさ。国指定特別名勝・特別天然記念物にも指定されています。過去、猿飛峡への道は落石により通行禁止になったこともあるため、雨上がりなどの散策には注意しましょう。

石川県

見附島

朝・昼・夕。刻々と表情を変える絶景を楽しむ

高さ約28mにもおよぶ、見付海岸の眼前にそびえ立つ奇岩の島。弘法大使が布教のために能登を訪れた際に“見つけた”ことから、その名が付けられたそうです。また、先端が突き出た独特なフォルムから「軍艦島」とも呼ばれ、地元の人に親しまれています。海岸から島までは、踏み石が設置されているので、引き潮のときは海を渡って、見附島の近くまで散策することも可能です。日の出、日の入り、そして夜には島がライトアップされるので、気になる時間帯に大切な人と訪れてみてはいかがでしょうか。

空中展望台スカイバード

半島先端のパワースポットを一望

北陸地方を代表するパワースポットとして知られる石川県能登半島の最先端・珠洲岬(すずみさき)。「聖域の岬」とも呼ばれる珠洲岬や、荒々しくも迫力のある日本海を一望できる展望台が「空中展望台スカイバード」です。崖からおよそ9.5mも突き出ているビュースポットはスリル満点。しかし、恐怖の先には怖さも吹き飛ぶ絶景が待っています。大地の気流と海の暖流・寒流がぶつかり合うことで生まれる自然界のエネルギーが集まる場所ということから、日本屈指のパワースポットになっているそうです。

能登金剛

日本海の荒波が刻んだ名勝

日本海の荒波によって削られた断崖や奇岩が、福浦港(ふくらこう)から関野鼻(せきのはな)までの約30kmにわたって続く、能登を代表する絶景スポット。「巌門(がんもん)」や高さ約35mにもおよぶ「ヤセの断崖」など迫力満点のスポットが点在しています。「鷹の巣岩」「機具岩(はたごいわ)」「碁盤島(ごまんじま)」を巡る遊覧船も出ているので、海の上からも能登金剛の雄大な姿の見学が可能です。能登金剛観光に疲れたら、巌門の近くの「能登金剛センター」へ。新鮮な魚介類でお腹を満たしたり、地元のお土産を買ったりすることができます。

巌門

荒ぶる日本海の力を実感

「巌門(がんもん)」は能登金剛を代表する景勝地の一つ。日本海の荒々しい波による浸食でぽっかりと開いた、およそ幅6m、高さ15m、奥行き60mの大きなトンネルは間近で見ると迫力満点です。大穴の上には老松が生い茂っていて、生命の力強さも感じられます。遊覧船に乗れば、海の上から迫力のある巌門を見学することが可能です。もちろん、トンネルの中を通ることができる遊歩道も整備されているので、自分の足で穴の中を散策することもできます。

能登金剛遊覧船

能登金剛の荒々しい自然を船上から眺望

透き通るような透明度を誇る日本海。その日本海の荒波によって削り出された、まるで芸術作品のような奇岩・断崖の数々を海上からウオッチングできる「能登金剛遊覧船」は、北陸を訪れたのであれば一度は乗ってほしいアクティビティです。能登金剛の一番の目玉とも言える自然によって作り出された海上トンネル「巌門(がんもん)」では、幅6mの大穴を通過。それから、高さ26mの巨岩で鷹がそこで巣作りをしたことから名づけられた「鷹の巣岩」、源義経と家来の弁慶が囲碁を打っていたという逸話が残る「碁盤島(ごばんじま)」などを巡ります。

千里浜なぎさドライブウェイ

日本唯一の砂浜ドライブコース

日本ではここだけにしかない、波が打ち寄せてくる砂浜を車やバイクで駆け抜けることができる全長約8kmのビーチ「千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ」。自転車はもちろん、バスやトラックなど車種に関係なく走行が可能なビーチは、世界的にも珍しいそうです。秘密は砂浜の砂粒の大きさ。約0.2mmというきめ細かく、均一な砂が海水を含み、車が走れるほど固く引き締まるとのことです。ほかの海岸では叶わない、波打ち際を走り抜ける爽快感をぜひ味わってみてください。夕日が水平線に沈んでいく夕暮れと共に走ることができる時間帯がおすすめです。

禄剛埼灯台

最果ての先を照らす白亜の灯台

海から昇る朝日と沈む夕日、その両方を眺めることのできる能登半島の最先端にある「禄剛埼(ろっこうさき)灯台」。晴れた日には立山連峰、佐渡島などを見ることも可能です。1883(明治16)年に建てられた白亜の灯台は、今も現役で海の安全を守っています。「日本の灯台50選」「近代化産業遺産」「恋する灯台」などに認定。地元では、灯台のある町の名前から「狼煙の灯台」とも呼ばれています。年に数回、灯台の中を見学することができる一般公開を実施。

七ツ滝

7段の流れが美しい七ツ滝

大小7つの滝から成る、北陸を代表する景勝地の一つの「七ツ滝」は全長約1km、総落差は約50m。大滝と呼ばれる一の滝から始まり、最も美しいと評される落差約10mの二の滝など、7つの滝それぞれに特徴があります。美しい滝の様子はもちろん、周囲には四季折々の自然が広がっているため、フォトスポットとしても人気です。滝までの道のりは約 400mの遊歩道が整備されており、10分程度で回ることができます。道中では、さまざまな動植物と出合えるので、それも楽しみの一つに散策しましょう。

恋路海岸

悲恋物語が残されているロマンチックな恋路海岸

深い恋仲となった2人の若者、鍋乃(なべの)と助三郎。鍋乃に思いを寄せる恋仇の男の罠により、助三郎は海で命を落としてしまう。鍋乃も助三郎の後を追って海に身を投げ死んでしまった、という純粋ながらも悲しい恋の逸話が残る、恋のパワースポット「恋路海岸」。海岸には鍋乃と助三郎をしのんでブロンズ像と観音堂、幸せの鐘が設置されています。幸せの鐘は男女一緒に鳴らすと、恋が成就するといわれており人気です。また、恋路海岸から見附島までのおよそ3.5kmの海岸線は「えんむすビーチ」と呼ばれ、親しまれています。

九十九湾

13kmにわたって続く美しいリアス式海岸

透明度の高い海面と複雑に入り組んだ入り江が約13kmにわたって続き、日本百景にも選ばれている景観の「九十九湾(つくもわん)」。湾の中心には、うっそうとしたスダジイに覆われ、松や桂樹が生い茂る「蓬莱島(ほうらいじま)」があり、九十九湾の神秘的な景観を演出してくれています。さまざまな磯の生物が見られる「磯の観察路」や、入り江沿いの自然や景色が楽しめる「九十九湾探勝歩道」で散策を楽しみましょう。遊覧船に乗って、船上から眺める九十九湾の景色もおすすめです。

能登島

能登半島とは二つの橋で結ばれる

「能登島」は、能登半島七尾湾に浮かぶ周囲72km、面積46平方メートルほどの島。縄文時代から人が住み、海上航路の拠点として重宝されてきた傍ら、江戸時代には政治犯の流刑地でもあったそうです。現在、能登半島からのアクセスは船を使うことなく、「能登島大橋」と「ツインブリッジのと」の二つの橋で行き来することができます。島内では、キャンプ場や海水浴場でアクティブに過ごすことができるほか、水族館や温泉施設でゆっくり楽しむことも可能です。

福井県

東尋坊

荒々しい岩肌と断崖絶壁が続く景勝地

約1kmにわたって荒々しい岩肌と断崖絶壁が続く「東尋坊」は、観光で外すことができないほど、北陸屈指の景勝地です。海面から20m以上もの高さを誇る絶壁。その上から眺める景色、日本海の荒波による岩肌にぶつかる凄みのある音に、思わず足がすくんでしまうはず。輝石安山岩の柱状節理という、世界でも3カ所でしか見ることのできない珍しい奇岩も見ものですよ。遊覧船も出航しているので、崖の上だけでなく、海の上からも東尋坊の雄大な姿を見ることができます。

レインボーライン山頂公園

三方五湖に浮かぶ天空のテラス

三方五湖(みかたごこ)と日本海が360度の大パノラマで同時に楽しめる「レインボーライン山頂公園」。駐車場からリフト・ケーブルで登った先にある公園の5つのテラスから絶景を楽しむことができ、中でも東側にある足湯の展望台は「クールジャパンアワード」を受賞しています。また、“恋人の聖地”に認定されている山頂公園は、パワースポットとして人気です。SNS映えしそうな撮影スポットもたくさんあるので、絶景を楽しみながらゆっくり散策してみてください。

越前大野城

築城430年以上の歴史を誇る、大野のシンボル

織田信長から大野郡の3分の2を与えられた武将・金森長近が、4年をかけて築城した「越前大野城」。標高249mの亀山の頂上に建てられ、天守閣の最上階からは大野の町や周囲の山並が一望できます。雲海が城下町を覆い、高台に佇む越前大野城だけが、ぽっかりその姿を見せる様子から「天空の城」と呼ばれることもあるそうです。現在の天守閣は、1968(昭和43)年に絵図や同時代の城をもとに再建されたもの。城内にはかつて城主だった金森氏・土井氏の資料が展示されています。

三方五湖

神秘的な色を帯びた五つの湖

久々子湖(くぐしこ)、日向湖(ひるがこ)、菅湖(すがこ)、水月湖(すいげつこ)、三方湖(みかたこ)の5つの湖が自然・人工の水路でつながる「三方五湖(みかたごこ)」。海水と淡水の混ざり具合や水深によって、濃さの違う青色に見えることから五色の湖とも呼ばれています。また、湖によって水質が異なるため、淡水魚から海水魚まで、さまざまな魚が生息しているのも特徴です。2005年にはラムサール条約湿地、2019年には湖での持続的な漁業文化が日本農業遺産に認定。ドライブや釣り、クルーズなどのアクティビティも盛んです。

越前松島

奇岩や奇勝など見応えのある岩場が点在

松を有する小島が織りなす美しい風景が、日本三景の一つの宮城県・松島に似ているということから名づけられた「越前松島」。北陸を代表する景勝地の一つである越前松島は、東尋坊から北東へ、海岸線沿いの漁村の間に、見応えのある岩場が点在しています。見学できるコースもさまざま。石橋で岩山を登山するコースや、海食洞遺跡探訪ができるコースなどで奇岩・洞窟を巡ってみましょう。すぐ横の松島の一部を利用した珍しい水族館「越前松島水族館」もおすすめの観光スポットです。

雄島

海の神秘が宿る神の島

東尋坊から、その姿を望むことができる神の島「雄島(おしま)」。島全体がうっそうとした自然林に覆われている雄島は、昔から海の神様が住まう神秘的な島として信仰を集めています。島内の見どころは、海での無事を祈願して祀られた大湊神社と、漁師の無事に帰ることができるよう光を灯し続けてきた雄島灯台。そして、島を一周することで見られる「瓜割(うりわり)の水」という湧き水や、まるで人の手によって作られたような柱状節理(ちゅうじょうせつり)の数々は必見です。

一乗滝

荘厳な渓谷で、滝遊びもできる

一乗谷川上流に位置し、落差12mほどで水量も豊富な「一乗滝」。奈良時代の修験道の僧だった泰澄大師(たいちょうだいし)が、白山大権現(はくさんだいごんげん)をまつり、滝水山浄教寺を建てたところとして知られています。また、巌流島で死闘を繰り広げた剣豪・宮本武蔵の永遠のライバル・佐々木小次郎がこの地で修行。心技の秘術である「つばめ返し」を編み出したという伝説が残っています。荘厳な滝から力を分けてもらえる、パワースポットとして足を運んでみてはいかがでしょう。

九頭竜温泉 平成の湯

化石の町らしい趣向が施されたユニークな露天風呂

福井県大野市九頭竜(くずりゅう)の自然が存分に楽しめる、全国でも数少ないアルカリ性単純温泉の「九頭竜温泉 平成の湯」。平屋建ての建物には、本物の化石のオブジェや化石をモチーフにした湯船を配した露天風呂など、化石の町として知られる大野市らしいあしらいが所々に。そのほか、サウナ付きの内風呂やゆったりとした休憩スペースなどもあり、北陸観光で溜まった疲れをのんびり癒やすことができます。隣接する姉妹館「ホテルフレアール和泉」のレストランで食事することも可能です。

越前温泉露天風呂 日本海

日本海のパノラマが楽しめる温泉施設

越前海岸の絶景を一人占めできる、眺望が素晴らしい温泉施設「越前温泉露天風呂 日本海」。潮騒や潮風を間近に感じることができる露天風呂ガラス張りでゆっくりと温泉につかれる内風呂、どちらも美しい日本海が眼前に広がります。時間によってさまざまな表情を見せる日本海を存分に楽しみましょう。泉質はナトリウム炭酸水素塩の温泉。皮膚病や婦人病、冷え性などに効果があるそう。たっぷり温泉につかった後は、ゆっくりくつろげる大広間で休憩。温泉には自由に出入りできます。

おわりに

山や海などの自然を満喫できる北陸三県。同じ場所でも季節が変われば、また違う表情を見せてくれるので、何度も行きたくなる場所ばかりです。ぜひ気になった場所には、何度も足を運んでみてください。また大型連休などまとまった休みがあれば、じっくりと北陸を観光してみるのもおすすめです。

旅色編集部 いたがき

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記事企画・監修:旅色編集部 いたがき

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