【2025・関東日帰り】初日の出スポット23選!海岸や温泉も紹介

【2025・関東日帰り】初日の出スポット23選!海岸や温泉も紹介

自然・絶景

2024/11/18更新

このページでは、清々しい気持ちで初日の出を拝める関東のおすすめスポットを27件ご紹介します。
日本で一番早く初日の出が見られる犬吠埼の灯台や、関東のパーキングエリアでも屈指の人気を誇る海ほたる、年間を通して多くの参拝客が訪れる成田山新勝寺から、露天風呂から初日の出が見られる日帰り温泉など、定番から穴場までエリア別にピックアップしました。
初日の出だけではなく、江の島や富士山などが見られるスポット、子どもと一緒に遊べる公園などもあるので、シーンに合わせて選び分けてみてはいかがでしょうか。

【茨城県】大洗磯前神社

鳥居に打ち寄せる波と初日の出の美しさは見ごたえあり

茨城県にある「大洗磯前神社」の鳥居は「神磯(かみいそ)」として知られ、関東のなかでも指折りの景勝地です。岩礁の中にそびえたつ鳥居に差し込む日の出は絶景で、海岸には季節を問わず、多くの観光客が写真を撮りに訪れます。毎年元日には神職が海岸に降り、初日の出をお参りする「初日の出奉拝式」が行われています。初詣スポットとしてもおすすめの神社です。

【茨城県】五浦海岸

“関東の松島”から日の出を望む

太平洋の荒波で削られた、大小6つの入江が特徴の景勝地。その美しさから「関東の松島」とも称されており、年間を通して多くの人でにぎわいます。近代日本美術の基礎を構築した岡倉天心が愛した土地としても知られており、周辺には天心ゆかりの観光スポットが点在しています。
天心自らが設計した六角堂や、近隣の「五浦岬公園」の無料駐車場、公園内にある展望慰霊塔からはとくによく初日の出が見えますよ。

【茨城県】大洗・日帰り天然温泉 太古の化石海水 潮騒の湯

雄大な大海原と名湯に癒やされる

ミネラル成分をたっぷり含んだ太古の化石海水と、太平洋が見える大露天風呂が自慢の日帰り温泉。通常10時オープンですが、元旦は朝6時から営業しており雄大な海原とともに美しい初日の出が味わえます。
朝日を楽しんだ後は、海の見える展望レストランで茨城県の名産品や大洗の新鮮な海の幸を堪能するのもおすすめ。採れたての魚を自分好みの調理方法で味わいましょう。

【栃木県】鷲宮神社(下野國鷲宮神社)

地域の人から愛される「お酉様」で初日の出を味わう

都賀町家中(つがまちいえなか)の総鎮守である「鷲宮神社」も、関東のおすすめ初日の出スポット。幼少期の源頼家公が百日ぜきにかかった際、妻政子が鶏肉と卵を断って病が治るよう祈願したところ、見事回復したことから「咳止めの神様」や「お酉様」として親しまれています
ご祈祷や授与所の受付時間は9時からですが、参拝は24時間自由にできるため初日の出を拝むのにもピッタリ。
境内には鶏の形をした手水舎や、大きな卵の形をした「夢たまご」をはじめ、鳥に関する建物がたくさんあるので、是非チェックしてみてくださいね。

【栃木県】足利健康ランド

9種類以上の温泉が楽しめる人気日帰り温泉

東武和泉駅から徒歩約5分の場所にある、利便性の良い日帰り温泉。年中無休かつ朝10時から翌9時までのオールナイト営業のため、元旦でも気軽に温泉を堪能できます。
見どころはなんといっても周辺エリア有数の弱酸性高濃度炭酸泉。美肌効果があるとされ、女性を中心に幅広い層から人気を集めています。ほかにも4種類の露天風呂や、季節ごとの趣向を凝らしたイベントバスなど見所満点。初日の出といっしょにバラエティ豊かな湯船を満喫しましょう。

【千葉県】釣ヶ崎海岸(志田下)

古くから信仰を集める神聖な景勝地

2020年東京オリンピック、サーフィン競技の舞台にもなったサーファーの聖地。房総最古の浜降り神事である「上総十二社祭り」の祭典場でもあり、お祭りの日にはゆかりのある神社からお神輿が集まります。
太平洋に面して建てられた白い鳥居と、時間ごとに色が移り変わる美しい水面、水平線から顔をのぞかせる初日の出のコラボレーションをお楽しみください。

【千葉県】成田山新勝寺

家族三世代で神聖な初日の出を満喫

年間1000万人以上の参拝客が訪れる関東有数のパワースポット、成田山新勝寺も人気の初日の出スポット。例年6時40分ごろになると聖徳太子堂越しに朝日が昇り、境内を優しく照らしだします。
境内には国の重要文化財に指定されたお堂や仁王門などもあり、見どころ盛り沢山。境内にはエレベーターが3基備え付けられているので、車椅子の方も気軽に境内を散策できますよ。

【千葉県】スパ&リゾート九十九里 太陽の里(日帰り入浴)

願望抜群の屋上庭園からいち早く初日の出を拝観

日本で一番早く日の出が見られる、犬吠埼の人気日帰り温泉。6000坪の敷地面積の中には、日帰りでも利用できる客室のほか、4種類の露天風呂と大小さまざまな内湯をもった大浴場、千葉県最大級となる7種類の岩盤SPAなどが用意されており、思う存分日頃の疲れを癒やせますよ。
3階のThe Ocean Gardenでは、太平洋から昇る初日の出を特等席で楽しめます。視界を遮るものがない立地や、温かいお汁粉や甘酒のサービスも嬉しいですね。

【千葉県】九十九里浜

関東で2番目に早い初日の出をみられる海岸

千葉県の犬吠埼(いぬぼうさき)に続き、関東で2番目に早く初日の出が見られる人気初日の出スポット。太平洋からゆっくりと昇る太陽が、時間とともに周囲を明るく照らしていく神秘的な光景をのんびり堪能できます。
元旦5時から開催される「九十九里町元旦祭」では、露天・キッチンカーの出店や郷土芸能の催し物なども開催。にぎやかな雰囲気の中、楽しく新年を迎えましょう。

【千葉県】犬吠埼灯台

例年大人気の初日の出スポット! 駐車場では無理せずに

東側が開けた犬吠埼(いぬぼうさき)の先端に建つ「犬吠埼灯台」は、毎年大人気の関東屈指の初日の出スポットです。元日午前2時半ごろから近隣の駐車場は満車になるほどの人気スポットですが、灯台付近へは12月31日の夕方から1月1日の午前9時ごろまでは立ち入り禁止。犬吠埼付近も交通規制があるため、無理せず混雑を避けるのが◎ 早めに着いて待機までできたらラッキーですね。

【千葉県】海ほたるPA

東京湾の真ん中で初日の出を拝めるパーキングエリア

東京湾アクアラインの「海ほたるPA」は、全長約650mの人口島に建てられたパーキングエリアです。東京湾を360度見渡せるので、建物などに邪魔されることなく見られる初日の出スポットです。例年元日にはイベントがあり、2023(令和5)年には獅子舞練り歩きイベントが行われました。商業施設は営業時間が店舗により異なりますが、パーキングエリアは24時間入れますよ。

【東京都】シンフォニークルーズ

船上で優雅に初日の出を鑑賞!バイキングや運試しも

東京湾をぐるりと一周、関東の観光名所・お台場や東京のランドマークまでもが船の上から楽しめる「シンフォニークルーズ」では、例年初日の出に合わせたクルーズを実施。日の出前に出航し、東京湾の上で初日の出を鑑賞できます!
料理プランは子連れにもおすすめのバイキングコースと、お雑煮付きのお正月膳(数量限定)2種類ご用意。アルコールや絶品グルメを嗜みながら、非日常感あふれる元旦を楽しみましょう。

【東京】レインボーブリッジ(遊歩道)

ビルの隙間から昇る朝日と東京湾のコントラストを味わう

東京都心で気軽に初日の出を楽しめるおすすめの日帰りスポットが、お台場にあるレインボーブリッジ。普段の営業時間は10時~18時(冬季9時~21時)となっていますが、年末年始は10時から翌18時まで終夜開場され、橋の上から初日の出を拝むことができます。朝日が昇る方角は、南側遊歩道(サウスルート)の台場側なのでお間違いなく。

【東京都】葛西臨海公園

テーマパーク越しの初日の出を拝める公園

東京ディズニーリゾートの北西に位置する「葛西臨海公園」では、ディズニーランドから昇る初日の出を拝むことができます。赤く染められていく日の出越しのシンデレラ城はここからしか見ることができない貴重な景色。天気がいい日には富士山や、羽田空港から飛び立つ飛行機も一望できるフォトジェニックなスポットです。
園内の売店やレストランは年末年始休業のため、飲み物などは事前に用意しておくのがおすすめです。

【東京都】サンシャイン60展望台 てんぼうパーク

東京らしい眺望から初日の出を拝む

サンシャインシティの60階にある「サンシャイン60展望台 てんぼうパーク」は池袋から東京の街を360度見渡せる空の公園です。初日の出が昇る南東にはスカイツリーも見え、東京らしい景色を愉しむことができますよ。
2024年元旦には、145名限定の初日の出特別営業も実施。オレンジ色に染まる東京の景色を、特等席で楽しめると大好評でした。2025年の初日の出営業も期待大ですね。

【東京都】東京スカイツリー(R)

東京の一番高いところから空詣はいかが?

関東を代表する眺望スポットといえば「東京スカイツリー(R)」! スカイツリー内展望台では、2022(令和4)年から3年連続で初日の出特別営業を行っています。「空詣(そらもうで)」と称された特別営業は、室内から拝めるため待機時間も天気や室温に悩まされることはありません。浅草・浅草寺も近いので、初詣がてら利用するのがおすすめです。予約必須なので、公式情報は要チェックです。

【神奈川】森戸海岸

運が良ければダイヤモンド富士も狙える

波が穏やかかつ、遠浅のため夏には多くの家族連れでにぎわう人気の海水浴場。夕方には美しい夕日も楽しめ、一日を通して楽しめる観光スポットとして愛されています。
そんな森戸海岸は、知る人ぞ知る穴場の初日の出スポット。大峰山の方面から初日の出が昇り、日の出とともにゆっくり色づく相模湾の景観が味わえます。天気がいい日には富士山や江の島が見えるのも嬉しいポイント。

【神奈川県】辻堂海浜公園 

湘南ならではの景色が満喫できる穴場スポット

地元の方から愛される穴場の初日の出スポット。広々とした芝生広場や未就学児も楽しめるキッズパークが併設されており、家族みんなでのんびり初日の出が鑑賞できる憩いの場所となっています。
おすすめの鑑賞スポットは公園端にある辻堂海岸。江の島と初日の出を同時に堪能できる上、天気がいい日には富士山や大島も楽しめます。

【神奈川県】湘南平

相模湾越しに初日の出を鑑賞!

関東の「夜景100選」にも選ばれた景色を持つ「湘南平(しょうなんだいら)」は、初日の出を拝むことができる穴場スポット。泡垂山(あわたらやま)の山頂付近にあるため、ハイキングコースとしても親しまれています。展望台は通常レストハウスと同じ時間しか利用できませんが、例年元旦には初日の出を拝みに来た方のために開かれています(最新情報は公式HPなどをご確認ください)。
天気がいい日には富士山が見えるのも魅力。

【神奈川県】山下公園

平地でゆったりと初日の出を愉しむならここ!

横浜ベイブリッジや行き交う船など、海への眺望が自慢の「山下公園」からも初日の出は愉しめますよ。公園内は整備されていてバラ園やモニュメント、噴水などがあるので、平地でゆったりと初日の出を眺めたい方にはおすすめのスポットです。さらに、園内の一部エリアはペットも同伴可能のため、愛犬と一緒に初日の出を拝めるのも嬉しいポイント。
運が良ければ停泊している大きな船と一緒に日の出を写真に収めることができるかもしれませんね。

【神奈川県】赤レンガパーク

横浜の象徴・赤レンガ倉庫を染める初日の出が見たい

横浜の人気観光スポットである「赤レンガパーク」は、一帯を象徴する赤レンガ倉庫と一緒に初日の出を写真に収めることができるSNS映え日帰りスポットです。パーク内にはいくつものフォトスポットが設置されており、フォトスポットで新年の初写真を撮るのも良いかもしれません。
「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」方面から昇ってくる初日の出によってさらに赤く染まっていく赤レンガ倉庫とともに、異国情緒あふれる初日の出を愉しんでみてはいかがでしょうか?

【神奈川県】港の見える丘公園

横浜ベイブリッジと初日の出の共演! 散策もおすすめ

横浜ベイブリッジや横浜港を見下ろす小高い丘に建つ「港の見える丘公園」。開けた眺望は初日の出を鑑賞するのにもおすすめです。園内の花々や噴水も美しく、見ごたえがあるので日の出前の待ち時間には散策して過ごすのもおすすめです。初日の出を写真に収める場合、画角によっては横浜ベイブリッジとともに撮ることができ、横浜らしさが増しますよ。
専用の駐車場があるほか、周囲にはコインパーキングもあるので車でのアクセスも楽々。

【神奈川県】横浜ランドマークタワー 69階展望フロア スカイガーデン

横浜の街を見渡せるタワーで冬の思い出作り

横浜の街や海を見渡せる「横浜ランドマークタワー 69階展望フロア スカイガーデン」では、例年「初日の出営業」を開催しています。2023(令和5)年元旦には、12月に200名限定の観覧チケットが事前販売されました。天気が良ければ80km先まで見渡せるという眺望から望む初日の出は感慨深く、一緒に見たご家族やパートナー、ご友人と冬の思い出になること間違いなしです。

【神奈川県】横浜マリンタワー

昼間の展望、夜のライティングとは違った景色を元旦に

横浜港とみなとみらいの景色を望む「横浜マリンタワー」の展望台は、元旦の初日の出も見逃せません。2022(令和4)年まではタワーの改修のため初日の出営業はありませんでしたが、例年展望フロアの初日の出営業が行われていました。地上約94mから望む、初日の出に染められていく横浜の朝焼けは、この日しか見られない絶景です。2025(令和7)年元旦の開催にも注目が集まりますね。公式ホームページを要チェックです。

【神奈川県】横浜港大さん橋国際客船ターミナル

くじらのせなかを模した屋上から横浜の初日の出を鑑賞

横浜の観光名所である赤レンガやみなとみらいなどを一望できる「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」は、関東でも指折りの人気を誇る初日の出鑑賞スポット。
とくに「くじらのせなか」と呼ばれる屋上広場は360度のオーシャンビューが楽しめる景勝地で、天気がいい日には初日の出だけではなく富士山やスカイツリー、美しい夜景が楽しめます。
初日の出が楽しめる方角は、横浜ベイブリッジ側の工場群付近なのでお間違いなく!

事前準備をしっかりと行いマナーを守って良い新年を!

人気スポットから穴場まで、初日の出スポットがたくさんあるのが関東です。防寒対策や混雑情報の把握など、事前の準備をしっかりとしておけば、大晦日の夜から初日の出が昇る時間まで車中泊で待機することができるスポットも! せっかくの年神様へのご挨拶なので、マナーを守って良い新年を迎えましょうね。皆さんが良い2025(令和7)年を迎えられますように。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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