【2025年・おでかけ】冬の京都へ日帰り!雪景色が美しいスポット16選

【2025年・おでかけ】冬の京都へ日帰り!雪景色が美しいスポット16選

自然・絶景

2024/12/20更新

日帰りで京都の美しい雪景色を見に行ってみませんか? 有名な観光地である京都の雪景色は、冬にしか見られないもので、普段と違った景観が楽しめます。また京都はお寺や神社、自然が多いため、幻想的な景色が見られるでしょう。この記事では、寒い季節に行きたい京都の美しい雪景色スポットを16選で紹介します。京都の有名な観光スポットのほかに、雪景色がきれいな穴場スポットにも注目ですね! 日頃の疲れをリフレッシュしに銀世界の京都を訪れてみてください。

【京都市東山区】八坂神社

京都メインストリートの雪景色

八坂神社は、日本三大祭りである「祇園祭」が開催されているところです。また、縁結びや美容祈願ができる神社として人気を集めています。京都のメインストリートである四条通の東側に面しており、境内には多くの摂社・末社とともに、国宝に指定されている建築物が多く点在。それらが雪に包まれると、西楼門(にしろうもん)、南楼門などは柱などの朱と雪の白でインパクトある絵になります。また京都で人気のある初詣スポットで、24時間参拝可能です。舞殿の提灯には明かりが灯されるので、雪が降れば幻想的な初詣になりますね。

【京都市東山区】法観寺

八坂の塔がきれいに見える3つのポジション

美しくそびえる「八坂の塔(やさかのとう)」の正式名は「法観寺」です。雪景色をまとった八坂の塔が、きれいに見られるポジションは3カ所あります。ひとつ目は三年坂から八坂通りを下ったところ、ふたつ目は東山通りから八坂通りを東に入ったところ、3つ目は高台寺の駐車場です。雪景色の白い街から凛と立つ「八坂の塔」を、3つの美景スポットから眺めてみましょう。

【京都市左京区】平安神宮

梅の花と雪のコラボ

「平安神宮」は、平安遷都1100年を記念し、1895(明治28)年に建てられました。約1万坪の敷地内には、東・西・南・中の4つの庭園が作られています。雪が降ると、白く染まった平安神宮と庭園には静寂な美しさがあります。また2月、3月の梅の開花時期に雪が降れば、梅の花の淡いピンクと雪の白がコラボレーションした景色を見られるでしょう。

【京都市左京区】圓光寺

さまざまな庭園を持つ寺院

紅葉の観光名所として有名な「圓光寺(えんこうじ)」には、境内にさまざまな庭園があります。そのなかでも雪景色スポットとしては、奔龍庭(ほんりゅうてい)や十牛之庭(じゅうぎゅうのにわ)、栖龍池(せいりゅうち)がおすすめです。墨絵から飛び出してきたような景観が味わえます。

【京都市左京区】貴船神社

神秘的な参道で“映える”雪景色を

日本でもっとも古い神社のひとつであり、水神の総本宮である「貴船神社(きふねじんじゃ)」は、水に浮かべると運勢が浮き上がる「水占(みずうら)みくじ」が有名です。山にある貴船神社は、本宮、結社、奥宮に分かれ、石段の参道には朱色の灯ろうが並び映える写真が撮影できます。その参道に雪が降ると山々の木々と相まって、神秘的な空間に。また例年、1月上旬から2月下旬は夜間にライトアップが行われますので、雪の降る夜は幻想的です。

【京都市左京区】河合神社

落ち着いた雰囲気のある美しくなりたい人のためのスポット

下鴨神社境内にある、縁結びや美麗祈願(びれいきがん)で有名な「河合神社」は、女性の守護神といわれる玉依姫命(たまよりひめのみこと)を祀っています。美しくなりたい女性のためのスポットであり、鏡絵馬で祈願をすると、外見だけでなく内面も美しくなれるといわれています。そんな河合神社は、落ち着いた雰囲気のある印象です。普段と違った雪景色の河合神社をぜひお楽しみください。

【京都市右京区】祇王寺

魅了された苔庭があるスポット

鎌倉時代に書かれた軍記物語である「平家物語」に登場し、悲恋の尼寺(ひれんのあまでら)として知られている「祇王寺(ぎおうじ)」。寺院にある緑の苔庭(こけにわ)は、雪が積もると深い緑の世界から、白銀の世界へと一変。梅雨に光る苔も良いですが、雪とコラボする眺めも趣があります。また境内は木々や竹林に囲まれており、その合間から入ってくる太陽光によって、さまざまな景観を見せてくれます。

【京都市右京区】竹林の道

普段とは違う京都代表の嵐山

京都嵐山を代表する風景である「竹林の道」。約400mの竹林が立ち並ぶ、絶景スポットです。竹林の道の周辺には、お土産屋や食事処が並んでいます。冬になると、竹林は雪だけでなく、空気中の水分が葉などに付着しして凍り、 樹氷のように竹が上から下まで白く染まります。まるで“かまくら”のなかにいるような感覚を味わえるでしょう。

【京都市右京区】渡月橋

白くかすむ世界に黒く浮かび上がる橋

京都市の桂川(かつらがわ)にかかる「渡月橋(とげつきょう)」は、多くの観光客が足を運ぶ、嵯峨嵐山を代表する観光スポットです。雪が積もると、橋の欄干、橋桁が薄っすらと白く染まり、さらに周囲の河原や遠望の山々も雪化粧をすれば、水墨画のような景観へと大変貌。 山風で雪がちらつくような空模様なら、一面が白くかすむなかに、橋が黒く浮かび上がります。

【京都市右京区】天龍寺

雪化粧を見られるチャンスは午前中

世界文化遺産に登録されている曹源池庭園(そうげんちていえん)がある「天龍寺」は、1339年に後醍醐天皇の冥福を祈り建立されました。日本庭園やしだれ桜、竹林などによる雪景色がある寺院です。曹源池庭園には、池の周りに木々と岩が配置され、それらに雪が積もると“和”の味わいがある雪景色があらわれます。

【京都市西京区】法輪寺

1300年以上長い歴史がある隠れた絶景スポット

1300年以上の長い歴史がある「法輪寺」は、別名「だるま寺」ともいわれています。嵐山を一望できる高台に位置あり、清少納言の「枕草子」や「今昔物語」にも登場した寺院です。高台にあるため山門をくぐると、木々に囲まれた長い石段が続きます。雪に覆われると、空との境があいまいになり、まるで天に昇る階段のようです。梅の名所でもあり、晩冬に雪が積もると、雪と梅による紅白の景観が出現。また高台にあるので、雪化粧された嵐山の街 を望めます。

【京都市伏見区】伏見稲荷大社

雪帽子を被った狛狐

千本鳥居が有名な観光スポットである「伏見稲荷大社」。ご利益は、商売繁盛や五穀豊穣(ごこくほうじょう)、安産、万病平癒(まんびょうへいゆ)、学業成就祈願です。雪のシーズンでは、本殿や鳥居など、さまざまな雪景色が堪能できるでしょう。また、伏見稲荷大社は、キツネが神の使いとされ、境内には狛犬の代わりに狛狐(こまぎつね)の石像が多数、置かれています。雪が積もると、狛狐も頭に雪帽子を被ります。

【宇治市】長岡天満宮

八条ヶ池の水面に映る景色

桜や紅葉、長岡京市の天然記念物のキリシマツツジなどが見られる「長岡天満宮」。雪の少ないところですが、八条ヶ池(はちじょうがいけ)周辺の建物が雪化粧をすると、その姿が水面に映ります。 早起きしないと見られない眺めですが、幻想的で早起きする価値ありの眺めです。

【長岡京市】楊谷寺

積もることが少ないエリアの希少な雪景色

眼の観音様といわれており、眼病平癒(がんびょうへいゆ)の祈願として有名な「楊谷寺(ようこくじ)」の雪景色は、墨絵から飛び出してきたような風情。建物とともに木々も景観を生み出す重要な要素となっています。雪の少ない長岡京市にありますが、積もると柳谷聖苑(やなぎだにせいえん)の庭園が白一色に変貌します。

【長岡京市】光明寺

山門や三重塔による荘厳な景観

西山浄土宗(せいざんじょうどしゅう)の総本山の「光明寺(こうみょうじ)」は、約1万8000坪の広大な境内をもち、紅葉の名所として有名です。雪シーズンになると、総門から長く続く女人坂の両端から木々が白く染まります。山門や三重塔も、雪で荘厳さがさらに増して見えます。 三重塔は寺院で一番高いところにあり、そこから京都市が見渡せる絶景スポットです。

【宮津市】天橋立

日本三景といわれている美しい絶景ポイント

日本三景のひとつといわれている「天橋立(あまのはしだて)」は、約3.6㎞連なった松並木が天に昇る龍の姿に似ているといわれている景観が有名なスポットです。 竜に見立てられた松が雪化粧をすると「幻雪の飛龍観(げんせつのひりゅうかん)」もしくは「天井へのゆき橋」という別称が付けられているほどの絶景に様変わりします。ただし雪が融けやすいため、絶景に出合うには、午前中の早い時間に行きましょう。

まとめ

今回は、日帰りで行く京都の美しい雪景色を16スポット紹介しました。本記事で紹介したスポットの中には、温暖化の影響で、雪が積もることが少なくなっているところもあるそうです。また積もっても少量のため溶けやすく、雪化粧を見られるチャンスは僅か。雪の京都を楽しみたいなら、頑張って早起きしてみませんか?

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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