【京都・おでかけ】疲れたあなたに!ぼーっとできる場所10選

【京都・おでかけ】疲れたあなたに!ぼーっとできる場所10選

自然・絶景

2023/10/13更新

多くの有名寺院が点在し、伝統文化体験ができることもあり世界中から観光客が訪れる京都。観光スポットは見応えがある反面、人が多くて京都をゆっくりと満喫できないケースも。しかし京都には、知る人ぞ知る穴場や、マイナーな観光スポット、地元民しか訪れない静かな場所や海など、ぼーっとできる場所も多く存在します。ひとりでぼーっとできる場所のひとつは、京都らしい寺や神社の庭園。そこに、桜・新緑・紅葉・雪景色など、四季折々の自然風景が加わることで、より風情ある絶景スポットになるでしょう。また、京都らしいお茶屋やおしゃれなカフェ、温泉などを利用すれば、時の流れを忘れて心からリラックスできますよ。人混みが苦手な方、ひとりでぼーっとできる場所を関西でお探しの方は、ぜひお出かけの参考にしてみてくださいね。

【京都市右京区】祇王寺

一歩足を踏み入れると緑の世界が広がる

平家物語に登場する、悲恋の尼寺で知られる「祇王寺(ぎおんじ)」。竹林が広がる参道を進み境内へ着くと、苔に囲まれた草庵がひっそりとたたずんでいます。入口にある水琴窟(すいきんくつ)からは水音が響き、風情を感じながら時の流れを忘れてリラックスできますよ。庭園にある苔の種類が豊富なので、どんな苔があるのか見つけながら散策するのもおすすめです。

【京都市右京区】天龍寺

四季によって違った見え方の庭園は必見

雲龍図(うんりゅうず)で知られる「天龍寺」は、京都の観光スポット嵯峨嵐山に建つ弾寺。境内の「曹源池庭園(そうげんちていえん)」は、日本で初めて国の史跡・特別名勝に指定された名庭園として有名です。桜・新緑・雪景色など、四季折々の景色とともに眺める庭園は風情たっぷり。緑に包まれた「多宝殿(たほうでん)」に続く渡り廊下は神秘的で、古の時代にタイムスリップしたかのような感覚が味わえますよ。

【京都市右京区】渡月橋

嵐山のシンボルで名観光地

全長約155mの「渡月橋(とげつきょう)」は桂川(大堰川・おおいがわ)に架かる橋です。嵐山を染める桜や紅葉と橋の曲線は、京都を代表する絶景嵐山の景勝とマッチするように設計されているのが特徴で、四季折々の景色が楽しめます。嵯峨野サイドからと嵐山サイドからで違った景色が楽しめるので、橋を渡りながらのんびりと散策してみてはいかがでしょうか。

【京都市右京区】竹林の道

竹に囲まれた幻想的な小道

大河内山荘から野宮神社(ののみやじんじゃ)の間にある「竹林の道」は、約200mの小道。背の高い竹に囲まれた幻想的な空間で、ドラマや映画の撮影場所として使われたこともあります。凛とした雰囲気が味わえる早朝や、木漏れ日が美しい夕暮れに訪れるとより風情を感じられるはず。訪れた際は深呼吸をして、ぜひ竹の香りを感じてみてください。

【京都市左京区】鴨川

1年を通して違った景色が楽しめる

京都市内を南北に流れる「鴨川」は、憩いの場として多くの方に親しまれている川。 5~9月には、鴨川に立ち並んでいるお店が川面に席を設ける「鴨川納涼床(のうりょうゆか)」が行われており、京都の夏の風物詩になっています。春の桜・秋の紅葉・冬の雪景色など、四季折々の景色が眺められるのが魅力。夏は、鴨川に足を入れて涼みながらぼーっとするのもおすすめですよ。

【京都市東山区】円山公園

立派なしだれ桜が見られる公園

1886(明治19)年に開園した「円山公園」は、京都市で最も古い公園。園内には約650本の桜の木があり、桜の名所としても知られています。なかでも中央にそびえ立つ高さ12m・幹回り2.8m・枝張り10mほどの「祇園しだれ桜」は圧巻。園内の池をめぐる散策路も整備されているので、桜や新緑、紅葉など季節を感じながらのんびりと散策できますよ。

【京都府宮津市】天橋立傘松公園

高台から絶景が眺められる

天橋立の北西に位置する「天橋立傘松公園(あまのはしだてかさまつこうえん)」は、海抜約130mの高台にある公園。展望スポットからは天橋立が天へ昇る龍のように見えることから、「昇龍観」と呼ばれています。逆さに景観を楽しむ「股のぞき」は、天橋立傘松公園が発祥。逆さに見ると、天橋立が天に架かる橋のように見えるので、ぜひ試してみてください。

【乙訓郡大山崎町】アサヒビール大山崎山荘美術館

芸術鑑賞と庭園散策でのんびりと過ごせる美術館

3つの建物から成る「アサヒビール大山崎山荘美術館」は、 100年以上前に建設された建物を保護保存して開館しました。芸術鑑賞をした後は、四季折々の情景が楽しめる広い庭園を散策するのがおすすめ。美術館内にある喫茶店のテラスからは、桂川・宇治川・木津川の眺望と庭園の豊かな自然を眺めながら飲み物やケーキが楽しめます。

【南丹市】美山かやぶきの里

現代に残る日本の原風景

「美山(みやま)かやぶきの里」は、美山町を代表する観光スポット。 1993(平成5)年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。集落には多くのかやぶき民家が現存しており、なかには200年以上も前に建てられたものも。歴史的な建造物鑑賞だけではなく、カフェや宿もあるので、日本の原風景を眺めながらのんびりと過ごすことができますよ。

【宇治市】宇治川

源氏物語の舞台になった場所

京都府南部を流れる「宇治川」は、琵琶湖から流れ出る唯一の川。源氏物語の「宇治十帖」の舞台になった場所です。桜や新緑、紅葉など四季の移ろいを感じられる美しい景観が魅力。「宇治川観光通船」を利用すれば、川に揺られながらのんびりと景色を眺められます。食事やおやつが楽しめるプランもあるので、宇治川の魅力を堪能したい方は遊覧船観光が特におすすめです。

京都は日本の風情を感じながらぼーっとできる場所がたくさん!

京都は、歴史的な建築物と四季折々の景色が同時に楽しめるのが魅力。有名な観光スポットが多い京都でゆったりと過ごすなら、四季折々の景色が楽しめる自然スポットがおすすめです。ここで紹介したスポットは、京都駅から日帰りで訪れることができる場所ばかり。ひとりでぼーっとできる場所を京都の周辺で探している方は、本記事を参考にして、ぜひ心からリラックスしてくださいね。

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

掲載情報の一部の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright MAPPLE, Inc.