【九州】日帰りで行ける!おすすめの避暑地35選

【九州】日帰りで行ける!おすすめの避暑地35選

自然・絶景

2024/06/26更新

「暑いのは苦手だけどおでかけしたい」と思っている方必見! 暑くなってくると訪れたくなるのが、避暑地。しかし、いざ避暑地に出かけようと思っても、どこに行こうか迷うこともありますよね。そこで今回は、九州にある日帰りで楽しめる避暑地35カ所を、県ごとにご紹介します。高原や山、川など、涼しい風が通り抜け、夏の暑さを忘れて心地よく過ごせるスポットを厳選しました。では、早速九州エリアの避暑地をチェックしていきましょう。

福岡県

【福岡県】桜井二見ヶ浦

波の涼やかな音と神聖な雰囲気

「桜井二見ヶ浦」は、県指定の文化財である「櫻井神社」の社地で、美しい夕日が見られることで知られるスポットです。目の前には雄大な海が広がり、海岸から約150m沖には櫻井神社の御神体、夫婦岩を見ることができます。波の涼やかな音と、神社ならではの神聖な雰囲気を一度に堪能できる、九州でも人気の避暑スポットす。

【福岡県】能古島(のこのしま)

博多湾に浮かぶ島でゆったりと過ごす

能古島(のこのしま)は、博多湾に浮かぶ周囲12kmほどの、ひょうたん形の島。福岡市街からの行きやすさと、四季折々の景色が魅力の島です。島内は、自然公園の「のこのしまアイランドパーク」や、ヤシの木に囲まれた白い砂浜が広がる「能古島キャンプ村」、博物館などの観光施設のほか、万葉歌碑や古墳跡など島の歴史を語る見どころがたくさん。島のほぼ中央に建つ能古島展望台からは、島内の全景と対岸の福岡市内を一望でき、海に囲まれた360度のパノラマ風景が楽しめます。島内観光の足におすすめなのが、レンタサイクル。自転車は、通常のものと電動アシスト付きのものの2種類がありますが、島内では坂道を登ることが多いので、電動アシスト付きの自転車を借りるのがおすすめ。心地のよい風が吹き抜ける島で、避暑地として訪れても楽しめるでしょう。

【福岡県】ピクニカ共和国

五感をたっぷり使って自然と触れ合いたい

八木山(やぎやま)高原の森の中に位置するふれあい動物園です。「ひとりでも多くの人に自然や生き物体験を提供し、生き物好きになってもらう」ことを目標に、約80種600頭羽の動物たちと自由にふれあいながら、餌やりや乗馬、夏にはザリガニ釣りなどの楽しい体験ができます。小さくてかわいい動物たちがたくさんいるので、ふれあいが初めての小さなお子さんにもピッタリです。また、小川やキャンプ場もあるので、見て、触れて、感動して、五感をたっぷり使って自然と一体になれば、日常の喧騒を忘れて心身ともにリフレッシュできるでしょう。

【福岡県】海の中道海浜公園

「海の中道」に位置する絶景の公園

海の中道(うみのなかみち)は、博多湾と玄界灘(げんかいなだ)に囲まれた、砂州状の陸地にあります。この砂州にある海の中道海浜公園は、西に約6km、面積約350ヘクタールの広さを有した公園です。敷地内には、巨大トランポリン、動物の森、バラ園など多彩な施設があり、時間を忘れて楽しめます。1万2000平方メートルの広大な花畑の花の丘や、花と水のコラボが美しい虹の花壇・彩りの花壇を見られます。ほかにも“屋根のない花の美術館”をテーマにしたフラワーミュージアムなど、写真に収めたくなる絶景ばかり。7月〜8月には、スイレンやコキアが見頃を迎えます。旬の花々が彩る景色、その香り、潮風を肌で感じながら夏を満喫しましょう。

【福岡県】芥屋の大門

中は神秘的な海上の洞窟

「日本三大玄武洞」のひとつであり、国の天然記念物に指定されている芥屋の大門(けやのおおと)は、海上にある洞窟です。遊覧船で海上から中へ入れるので、間近から観賞することができます。奥行きが約90mある洞窟の中は、高さが高さ70mほどあり、侵食され六角柱に形成された玄武岩が幾重にも連なっている神秘的で迫力満点なスポット。なお芥屋の大門がある岩の頂上には、歩いて登れる展望台が設けられ、糸島の海岸を一望することができます。

佐賀県

【佐賀県】虹の松原

クロマツの木陰、吹き抜ける海風

「虹の松原」は、国の特別名勝の一つで、約4.5kmにわたっておよそ100万本のクロマツが群生しているスポット。雄大な雰囲気が感じられる九州でも有名な避暑スポットで、「日本三大松原」でもあります。17世紀ごろに防風・防潮のためにクロマツが植えられたとされ、語り継がれる七不思議も存在します。クロマツが作りだす木陰や吹き抜ける海風を肌で感じながら、心地よい散策を楽しんでみてください。

【佐賀県】清水の滝

清流が垂直に流れ落ちる爽快なスポット

「清水の滝」は、落差75m、幅13mの滝で、「珠簾(たますだれ)の滝」の別名もあります。全国名水百選に選ばれるほど美しい水質であることでも有名な場所。
豊富な水量と大きな落差があるため、西日本一の瀑布といわれるほど見応えがあり、夏でも爽快な気分を堪能できます。
駐車場から滝まで1kmほど距離があり、仏像やお堂、祠など、見どころ豊富な山道を散策しながら楽しめる避暑スポットです。

【佐賀県】環境芸術の森

夏でも涼が感じられるアウトドアスポット

「環境芸術の森」は、九州で人気のアウトドアスポット「作礼山」の南西斜面にある約10ヘクタールの広大な人工の私有林です。桜や苔、紅葉や雪といった四季折々の景色が堪能できます。生い茂った木々や美しい川などがあり、夏でも涼が感じられる九州を代表する避暑地。所要時間約15分のショートコースと、約30分のロングコースの散策コースが設けられているので、運動がてら家族や子連れでお出かけするのにもおすすめです。

【佐賀県】七ツ釜

天然記念物の内部に入る

「七ツ釜」とは、玄界灘の波に玄武岩が浸食されてできた7つの洞窟ことです。岩肌がまるで柱のように規則正しく並ぶ柱状節理(ちゅうじょうせつり)が見られ、国の天然記念物にも指定されています。間口約3m、奥行き約110mもある大きな洞窟は、波の状況によっては有料の遊覧船で、中へ入ることが可能です。洞窟中は涼しく幻想的な景色が堪能できます。

【佐賀県】波戸岬(はどみさき)

水深約9mの玄界灘海中を観察

「波戸岬」は九州の東松浦半島にある岬で、ハイキングやキャンプ、海水浴などのさまざまなレジャーが楽しめる避暑地です。波戸岬からつながる桟橋は沖合約86mまで伸びています。その先には、水深約7m、高さ約20m、直径約9mの海中展望室があり、窓からは玄界灘の海中観察を楽しめます。すぐ近くには国民宿舎もあり、日帰りだけでなく宿泊して観光することも可能です。

長崎県

【長崎県】九十九島(くじゅうくしま)

208の島々が織り成す景勝地

「九十九島」は、大小208もの島々からなる九州を代表する景勝地の一つです。複雑に入り組むリアス式海岸と手つかずの自然が残る島々が、美しい景観を作っています。九十九島を代表する複合施設「九十九島パールシーリゾート」では、水族館やショッピング、イベントなどを通して九十九島の魅力に触れることができます。ほかにも、遊覧船で大自然を感じたり、海の幸を堪能したりと、楽しみ方はさまざまです。波の音や島々を吹き抜ける風などを求め、避暑地として訪れるのもおすすめ。季節や時間ごとに景色が変わるため、いつ訪れても違った楽しさが感じられる穴場的なスポットです。

【長崎県】雲仙地獄

明治末期から昭和初期にかけて外国人に人気の避暑地

雲仙(うんぜん)を代表する観光スポットの一つ、「雲仙地獄」は至るところから噴き出す高温の温泉と噴気や硫黄の香りが立ち込める様が、地獄のように見える温泉地帯のこと。雲仙地獄で蒸した卵が食べられる雲仙地獄工房や、地熱と噴気を足から体験できる雲仙地獄足蒸しなど、一帯には多くの見どころが点在します。
雲仙温泉街の標高が約700メートルと高い位置にあるため、平地より5度くらい気温が低く、夏でも涼しく過ごせます。明治末期から昭和初期にかけて外国人に人気の避暑地になり、雲仙温泉街には、洋式のホテルが残されています。温泉旅館も多数あり、長崎ドライブ旅で訪れるなら、雲仙地獄にある日帰り温泉を訪れるのもおすすめです。

大分県

【大分県】金鱗湖

水面に移る周囲の緑で涼やか

「金鱗湖」は、九州の温泉地として知られる湯布院にある湖。温泉が流れ込んでいるといわれ、水温は1年を通じて13~15度もあるため、寒い時期には湖面から湯気が立つという神秘的な光景を目にすることができます。
1周約400mほどのこぢんまりした湖で、ちょっとした散策にもぴったりです。湖底から湧き出る水や周囲から流れ込む川、温泉などの影響で水源が豊富なことに加え、森・山に囲まれています。そのため森の木々の緑が湖面に映り、湖周辺は暑い時期には目から涼やかな気分に浸れます。

【大分県】九重“夢”大吊橋

高さ日本一をほこる歩行者専用吊橋で天空散歩

標高777mの大パノラマが自慢の「九重“夢”大吊橋」は、長さ約390mで、高さが日本一の約173mの歩行者専用の吊り橋です。日本の滝百選の1つ「震動の滝・雄滝」や「雌滝」といった滝や、鳴子川渓谷の原生林などの豊かな自然に囲まれた避暑地。吊り橋の上からは360度絶景が望め、まるで天空を散歩しているような感覚が味わえます。周辺には授乳室も完備され、小さな子ども連れでも訪れやすいスポットです。

【大分県】稲積水中鍾乳洞

3億年前に形成された世界的に珍しい水中鍾乳洞

「稲積水中鍾乳洞」は、水深約40mにある全長約1kmの水中鍾乳洞です。3億年前に地中で鍾乳洞が形成され、30万年前の阿蘇火山大噴火の際に水没し、現在のような水中鍾乳洞になったとされています。洞内は1年中を通して気温16度を保ち、暑い夏に避暑地として訪れるのにもぴったりです。洞内を歩いて散策することができ、無数の鍾乳石や洞奥から流れる清流など、神秘的な光景が楽しめます。

【大分県】原尻の滝

正面にかかる吊り橋がビューポイント

「原尻の滝」は、東洋のナイアガラともいわれる幅約120m高さ約20mの滝で、「日本の滝百選」に認定されています。滝の正面にかかる吊り橋「滝見橋」を活用すれば、滝の周りを歩いて1周することもでき、その涼しげな景色をじっくりと堪能できます。周辺には道の駅やレストランなどもあり、1日を通して楽しめるおすすめスポットです。

【大分県】風連鍾乳洞

幻想的な鍾乳石のなかを散策

「風連鍾乳洞」は、奥行き約500mの閉塞型鍾乳洞で、国指定の天然記念物です。外気の侵入が少なく風化作用が少なかったため、均整の取れた美しい鍾乳石を見ることができます。また、純白に近い白色と光沢のある見た目も特徴で、さまざまな形状で形成された幻想的な鍾乳石を観察することが可能。多くの見どころがあり、夏でも洞内は涼しく、暑さを忘れて散策することができます。

熊本県

【熊本県】天草五橋

「日本の夕日百選」に選ばれた絶景スポット

「天草五橋」は、九州本土と天草諸島を結ぶ、天門橋、大矢野橋、中の橋、前島橋、松島橋の5つの橋の総称です。それぞれの橋の上からは海風を感じながら自然の美しい景色が楽しめます。また、「日本の夕日百選」にも認定された夕景も圧巻。ホテルやアクティビティなども豊富で、日帰りだけでなく宿泊して存分に観光するのもおすすめです。

【熊本県】阿蘇山

世界最大級の複式火山、ロープウェイからの壮大な景色

「阿蘇山」は周囲を約128kmの外輪山に囲まれた、世界最大級の複式火山です。火山活動が盛んな中岳は見学が可能。火山という自然のパワーを感じることができます。また、中腹から頂上までは、阿蘇山ロープウェーで登ることができ、壮大な九州の景色が眺められるのも人気のポイント。

【熊本県】草千里ヶ浜

高地に広がる直径約1kmの草原地帯

「草千里ヶ浜」は、中岳や大きな池、放牧されている馬が歩く姿などが見られる直径約1kmの草原地帯です。夏の時期には緑豊かな景色が広がり、高地なので比較的涼しく、避暑地としても人気のスポット。東には噴煙を上げる阿蘇中岳を望み、目の前には大きな池や放牧された馬が草原を悠々と歩く姿を眺める、絶好のロケーションです。果てしなく続く草原を眺めたり、小山を登ってみたりできるほか、周辺には展望台やレストランなどが整備され、さまざまな楽しみ方ができるスポットです。

【熊本県】大観峰

阿蘇で人気の景勝地は標高900m越えの展望台

「大観峰」は、北外輪山の一峰です。かつては遠見ヶ鼻と呼ばれていたスポットで、1922(大正11)年に文豪の徳富蘇峰(とくとみそほう)によって大観蜂と名付けられました。標高900mを超える場所にある展望台は、風が心地よい九州の絶景スポット。360度の大パノラマが楽しめ、阿蘇の街並みや阿蘇五岳、くじゅう連峰までが一望でき、ここから望む阿蘇五岳は、お釈迦様の寝姿に見えることから「涅槃像」と呼ばれています。さらに、お土産店や食事処もあり、天体観測のスポットとしても人気です。

【熊本県】球磨川くだり(くまがわ)

日本三大急流を川下り

「球磨川くだり」は、日本三大急流のひとつ「球磨川」を、木造船で川下りする人気のアクティビティです。木舟に乗り熟練船頭のガイダンスを楽しみながら、比較的穏やかなコースを約50分かけて楽しむ清流コースや、人吉城址の石垣を間近で見られる梅花の渡しなど、さまざまなコースがあります。ほかにもスリリングな船旅が楽しめるラフティングや景色がじっくり楽しめるサイクリングなどもあり、思い思いの楽しみ方ができる避暑地です。

【熊本県】鍋ヶ滝公園

滝の裏側からの景色を見られるスポット

「鍋ヶ滝公園」は、落差約10m幅約20mの滝があります。この滝はCMにも登場した九州でも人気の避暑スポットです。阿蘇のカルデラを形成したおよそ9万年前の巨大噴火でできたものといわれています。水がまるでカーテンのように流れ落ちる滝の優雅な様子も大きな魅力。川のほとりまで行けば、その圧巻の光景を間近で楽しめるほか、滝の裏側からの景色を見ることができる珍しい滝です。

【熊本県】天草パールガーデン&海中水族館シードーナツ

日本国内でも数少ない、海に浮かぶ水族館

真珠専門店をはじめとしたショップや、食事処、水族館を擁する複合施設です。おすすめポイントは海に浮かぶ水族館「海中水族館シードーナツ」。「旅する水族館」をテーマに5つのゾーンに分けて展示され、天草の豊かな海に生息する生き物たちや色鮮やかな魚たちを観察できるゾーンのほか、イルカと触れ合えるゾーンの「ふれあいの海」も大人から子どもまで人気です。「天草パールガーデン」には、バイキングレストランや丼もの屋さん、カフェといったグルメ店のほか、真珠専門店、天草の海産物や工芸品などがそろう土産物店などのショップが並びます。お食事からお土産購入まで済ませられますよ。

宮崎県

【宮崎県】えびの高原

貴重な植物が見られる霧島連山の避暑地

「えびの高原」は、えびの市の南に広がる九州が誇る美しい高原です。高原は霧島連山の北、標高1,200mに位置する涼やかな避暑地であると同時に、トレッキングスポットとして人気があります。また、不動池、白紫池、六観音御池などの火山湖も点在し、豊かな自然に触れることも可能。えびの高原だけに自生する、天然記念物のノカイドウや霧島の代名詞ともいえるミヤマキリシマなど、貴重な植物も見られます。

【宮崎県】高千穂峡

切り立った崖と滝が織りなす神秘的な景色

「高千穂峡」は、阿蘇山の噴火によって流れ出た火砕流が冷え固まった後、浸食されてできた峡谷です。両岸の崖は、ほぼ垂直に切り立ったような地形で、高いところで100mくらい、平均80mもあるので、圧巻の景色を生み出しています。峡谷は、およそ7kmにわたって続いています。冷え固まった火砕流がまるで柱のように見える柱状節理は見ごたえ抜群です。1㎞ほどの遊歩道を散策でき、滝見台から見られる景色はまさに絶景。高千穂三橋のアーチと峡谷がコラボレーションした、高千穂峡ならではの景色も必見です。

【宮崎県】真名井の滝

白蛇のように流れ、ダイナミックな飛瀑を見せる滝

「真名井の滝」は、高千穂峡にある、日本の滝100選の認定と、国の名勝天然記念物に指定されている名瀑です。雄大な姿でそびえたつ断崖からは、まるで白蛇のように流れ落ちる美しくダイナミックな飛瀑が見られます。夏にはライトアップもされます。また手漕ぎボートを利用すれば、滝をすぐそばから見ることも可能。迫力満点の真名井の滝を見ながら、暑さを忘れて自然を堪能してみましょう。

【宮崎県】高千穂峡貸しボート

切り立った峡谷の景色を水上から見上げる

「高千穂峡貸しボート」は、阿蘇残の噴火によって形成された「高千穂峡」を水上から見上げることができるアクティビティです。川の清涼感が感じられると同時に、冷え固まった火砕流がまるで柱のように見える柱状節理や、日本の滝100選に選出された真名井の滝など、自然が作り出した素晴らしい景色を間近で見られます。

【宮崎県】都井岬(といみさき)

野生の在来馬が棲息、日の出の絶景スポット

「都井岬」は、日南海岸国定公園の最南端にある太平洋に突き出した断崖に囲まれた岬で、潮風を肌で感じられる避暑地です。日本の在来馬である「御崎馬(みさきうま)」が棲息している九州でも珍しいスポットで、ガイドツアーも行われています。また、真白な都井岬灯台も有名で、海と空とのコントラストが美しい絶景ポイント。海から登る美しい日の出が見られることでも有名なおすすめスポットです。

【宮崎県】馬ヶ背

リアス式海岸のダイナミックな入り江

「馬ヶ背」は、日豊海岸国定公園の南端にある柱状節理の荒々しい岩肌リアス式海岸からなる日向岬の一角にある観光スポットで、上から見るとまるで馬の背のような形状であることからこう呼ばれるようになったのだとか。リアス式海岸特有の断崖になっている入り江は、高さ約50m、幅約10m、奥行き約200mという目がくらむような地形から、国の天然記念物にもなっています。岬内の遊歩道先端には、日向岬展望台が整備され、太平洋の美しい景色も見られる避暑スポットです。

【宮崎県】高千穂牧場

牧場限定のソフトクリームに舌鼓を打つ

「高千穂(たかちほ)牧場」は、大自然の中で育った動物たちを見られるだけでなく、乳しぼり・乗馬などのさまざまな体験ができる観光牧場です。工場見学もあり、牛乳が商品になるまでの工程を公開しています。牧場内で食べられるソフトクリームはお子さんから大人までが夢中になる美味しさ。「この味が恋しくて」と県外から足を運ぶ方もいるほどです。牧場で遊んだ後は自慢のソフトクリームを味わうのもおすすめです。

鹿児島県

【鹿児島県】曽木の滝

滝の水しぶきを浴びて涼しく過ごせる避暑地

幅210m、高さ12mという大迫力の「曽木の滝」は、なんと滝幅が日本一! そのダイナミックな景観から、東洋のナイアガラと呼ばれ、北薩摩を代表する観光名所です。夏は水量も多く豪快そのもので、滝に近づくと水しぶきを浴びれるほど。夏でも涼しく過ごせるスポットとして有名です。滝の周辺は自然公園になっており、公園内には、縁結びや安産の神様を祀る「清水神社」や、かつて手作業で掘られたという水力発電用のトンネル、薩摩グルメが堪能できるレストランが点在しており、1日中楽しめるスポットです。

【鹿児島県】大浪池

自然の息吹を感じる火口湖を歩こう

山頂には周囲1.9km、水深11mの火口湖をもち、「お浪伝説」が語られる神秘的な火口湖です。標高1,411mで比較的容易に登山できる山として人気があり、登山道はモミ、ツガの原生林の中にあり、山頂までしっかりした歩きやすい道が整備されています。池は標高1241mの高地にあり、池の周囲を約2時間で一周できる遊歩道も完備。美しい景色と池を眺めて、涼しい気分になれるスポットです。また、山道は整備されていますが、上り下りも多いので、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。

【鹿児島県】長崎鼻

薩摩半島の最南端の岬

薩摩半島の最南端に突き出た岬「長崎鼻」。一帯は霧島錦江湾国立公園に指定されています。西に開聞岳、東に佐多岬、南の海上に屋久島・竹島・硫黄島が見える景勝地で、遊歩道が整備され、岬先端まで散策ができます。周辺には浦島太郎が竜宮へ旅立った岬と言い伝えられ「竜宮鼻」の別名を持ち、乙姫様を祀った龍宮神社や、県内では初めて「恋する灯台」に認定された、「薩摩長崎鼻灯台」など、見どころもたくさんあります。風光明媚な風景を誇り、南国の景色が楽しめる人気スポットです。

【鹿児島県】魚見岳

東洋のハワイで絶景を

かつて漁師が、山頂から錦江湾の魚群を見つけて漁に出たといわれることから名づけられた「魚見岳」。ハワイのダイヤモンドヘッドそっくりの、標高215メートルの山で、指宿が「東洋のハワイ」と呼ばれる由縁のひとつになっています。展望台からは指宿市街地や知林ヶ島に加え、晴天時には開聞岳、桜島や大隅半島までが一望できる景勝地です。さらに夜景の名所としても知られています。山頂で、指宿の絶景を眺めながらゆっくりと過ごすのもおすすめです。

この夏は九州の避暑地にお出かけしよう!

九州エリアには、高原や鍾乳洞、滝や岬など、魅力的な避暑地が豊富にあります。自宅から近いスポットに足を運んでみたり、少し足を伸ばした場所にあるスポットを訪れたりするのも楽しそうですね。それぞれの魅力やどのような景色が楽しめるのかなどを公式HPや本記事などでチェックして、実際にその目で各スポットの美しさを確かめに行ってみてください。また、避暑地には豊かな自然も多く残っており、癒しを感じたりパワーをもらったりすることもできるでしょう。暑さを忘れられる心地よい気候のなか、いつもとは一味違った特別な雰囲気を、それぞれの避暑地で楽しんでみてください。

旅色編集部 たじま

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記事企画・監修:旅色編集部 たじま

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