【2025年】梅の見頃はいつ?季節は?花言葉や品種を徹底解説!おすすめの名所もご紹介
自然・絶景
2024/12/13更新
春を告げる花として親しまれている「梅」。古くから日本人に愛され、文学や芸術の題材としても多く取り上げられてきました。この記事では、2025年の梅の開花予想日や花言葉、品種を徹底解説!併せて梅の観賞におすすめのスポットもご紹介しますので、おでかけの参考にしてください。
梅の見頃と季節
地域別の開花予想
梅の開花時期は、地域によって大きく異なります。一般的に南の地域ほど開花が早く、北の地域ほど開花が遅くなります。2025年の地域別の開花予想は、以下の通りです。
沖縄:1月上旬~2月上旬
九州南部(鹿児島・宮崎):1月中旬~2月中旬
九州北部(福岡・佐賀・長崎・大分・熊本):2月上旬~3月上旬
四国:1月下旬~3月上旬
中国地方:2月上旬~3月中旬
近畿地方:2月中旬~3月下旬
東海地方:2月中旬~4月上旬
関東南部(東京・神奈川):2月中旬~3月中旬
関東北部(茨城・栃木・群馬):2月下旬~3月下旬
甲信越:3月上旬~4月上旬
北陸地方:3月上旬~4月中旬
東北南部:3月中旬~4月下旬
東北北部:4月上旬~5月上旬
北海道:4月上旬~5月上旬
※例年の開花からの予測であり、その年の気候によって開花時期は前後する可能性があります
見頃の季節
梅の季節は、冬の寒さが和らぎ、春の暖かさが近づいてくる冬から春の期間。日中の気温が10度を超える日が続くようになると、蕾が膨らみ始め、開花が近づいているサインです。
最適な見頃のタイミング
梅の花を最も美しく楽しむためには、五分咲きから七分咲き程度の時期が最適。この期間は花びらが新鮮で色が濃いため、最も鮮やかな梅が観賞できるといわれています。時間帯では早朝の観賞がおすすめで、朝日に照らされたみずみずしい梅の花は格別の美しさです。ぜひお住まいの地域の開花情報をチェックして、梅の花を見におでかけしてみてはいかがでしょうか。
梅の花言葉
梅の花には、種類や色によって異なる花言葉が存在します。ここでは、代表的な花言葉とその由来、梅の品種について詳しく解説していきます。
花言葉の意味と由来
梅の花言葉は、その開花時期や花の姿、そして中国の故事などが由来となっています。
「高潔」や「忍耐」との関連
梅の花言葉として有名なのが、「上品」「高潔」「忠実」など。これらは、梅が厳しい寒さの中、ほかの花に先駆けて凛と咲く姿に由来し、「忍耐」といった花言葉も、寒さに負けずに咲く姿からつけられたとされています。
また、梅は古来より、中国の文人画で好まれる画題「歳寒三友」のひとつとされ、松や竹とともに厳しい冬を越えて春を告げる縁起の良い植物として親しまれてきました。
梅の品種とその特徴
梅の品種は、大きく分けて「野梅系」「緋梅系」「豊後系」の3つの系統に分類されます。
それぞれの系統から、さらに品種が生まれており、その数は300種類以上にも及ぶといわれています。
紅梅と白梅
花の色で分類されることも多く、赤い花を咲かせるものを「紅梅」、白い花を咲かせるものを「白梅」と呼びます。紅梅は情熱や華やかさを、白梅は純粋さや気品を感じさせます。
野梅系と緋梅系と豊後系
野梅系:日本の野生種である野梅を起源とする品種群で、花は小さく、香りが強いのが特徴。
緋梅系:赤い花を咲かせる緋梅を起源とする品種群で、花は大きく、華やかな印象を与えます。
豊後系:梅と杏子の雑種といわれている品種群で、花は大きく、香りは控えめな傾向にあります。
梅の名所を旅するおすすめの旅行プラン
下記では、厳選した3個所の梅の名所を旅する旅行プランをご紹介します。
偕楽園【茨城県水戸市】
日本三名園のひとつとして名高く、梅の名所としても広く知られています。園内には約100品種・3000本の梅が植えられており、例年2月中旬から3月下旬にかけて美しい花を楽しむことができます。また、梅以外にも四季折々の景観も魅力で、春の桜や秋の紅葉も見どころ。特に七面山から千波湖を望む眺めは絶景です。
水戸・偕楽園の梅まつりへ!車なしで楽しむ日帰りデート旅
熱海梅園【静岡県熱海市】
日本で最も早く梅の花を楽しめるスポットとして有名で、毎年11月下旬~12月上旬には、第一号の梅の花が開花します。約60品種・469本の梅が植えられており、1月から2月にかけて鮮やかな景色が広がります。温泉街からも近く、梅園散策と温泉のセットで冬の観光を満喫できるスポットです。
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明谷梅林(あかたにばいりん)【徳島県阿南市】
約5ヘクタールの広大な敷地に約4000本の梅が植えられています。鶯宿梅や小梅など4種類があり、例年2月に見頃を迎えます。山里の静けさと梅の香りに包まれたこの梅林は、ゆったりとした時間を楽しむのにぴったりです。散策や写真撮影にもおすすめのスポットとなっています。
徳島・阿南モデルコース クラフトビールを求めて
次の梅の季節を楽しみに
古くから日本人に愛されてきた梅。凛と咲く姿を観賞すれば、梅の花が織りなす美しい景色と香りによって、心癒されるひとときを過ごせるはず。本記事を参考に見頃をチェックして、梅の名所に足を運んでみてはいかがでしょうか?
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 なかやま
ライター:旅色編集部 なかやま
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