【静岡・熱海旅行】カップル・夫婦で訪れたいおすすめ観光スポット11選
2024/10/31
2023/09/25
東京駅から新幹線で約45分で行ける温泉リゾート地・熱海。伊豆半島の玄関口にあり昔から人気の観光地です。温泉はもちろん、海や山の美しい景観を眺めたり、レトロな街並みをお散歩するだけでも、充実した一日を過ごせます。今回は、熱海駅を中心に徒歩で観光できるおすすめスポットを集めて見ました。ぶらっと出かけて、気軽にお散歩してみましょう!
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山が迫っていて坂道が多い熱海。徒歩で回る時のポイントはできるだけ荷物を減らして身軽になることです。熱海駅前のATAMIX1階にある「熱海手荷物預かり所」を上手に利用し、熱海観光を満喫しましょう。駅周辺にはコンロッカーもありますが、混雑時は空きがない事や、大きさに制限があることも。「熱海手荷物預かり所」にはコインロッカーも設置されていますが、有人の窓口もあり、コインロッカーに入らないような大きな荷物でも1個あたり300円で預けることができます。預けた手荷物は何度でも出し入れすることができ、購入したお土産などを追加で預けても別料金はかからないのも嬉しいポイントです。
熱海手荷物預かり所
熱海駅前のレトロな風情の商店街。創業70年の老舗など、それぞれに個性的な店舗が軒を連ねています。レストラン、カフェ、寿司屋、干物屋などバリエーション豊富な店がそろい、中には伊豆半島の名物がずらりと並ぶ店や、温泉まんじゅうのテイクアウトができる店なども。旅のスタートや締めにぜひ立ち寄ってみてください。
天然温泉を利用した足湯で、徳川家康来熱400年(2004年3月)の記念事業として熱海駅前に設置されました。オリジナルタオル1枚100円の自動販売機が設置されているので、気軽に利用でき、お湯は16:00以降にすべて抜いて、毎翌朝掃除するのでとても清潔です。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉で、神経痛などに効能があるといわれています。
熱海駅から徒歩約5分とアクセス便利な陶芸工房。手ろくろを使って好きな形の作品を作ることができる本格派の「手びねりコース」や、ぐい呑み作りと藍染体験ができる「ぐい呑みと藍染コース」、陶器製のスプーンに絵付けして、翌日に持ち帰ることができる「スプーン絵付けコース」など、様々な陶芸体験ができる全5コースが用意されています。好みに合わせて熱海旅行の思い出にぜひ体験してみて!
陶芸工房 doka土火
熱海に自然湧出する7つの源泉を「熱海七湯」と呼んでおり、坂道を歩きながらこれらの源泉を巡って、温泉情緒を味わうのもおすすめのお散歩コースです。熱海駅から徒歩約15分のところに位置し、「野中の湯」も「熱海七湯」の一つで、野中山のふもとにあることから「野中の湯」と呼ばれています。「野中の湯」があるあたり一帯は、かつて泥の中に湯が噴いていて、杖で突くと湧き出したといわれており、周辺の土は丹(赤色の土)のようで、壁を塗る材料にも使われていました。
熱海七湯の一つ「大湯間歇泉」は、間歇泉(かんけつせん)としてかつて世界的にも有名な自噴泉でした。当時、間歇泉の噴出は昼夜6回あり、湯と蒸気を交互に吹き出し、その激しさは地面が揺れるようであったといわれています。明治時代の中頃からその勢いは次第におとろえ、1923(大正12)年には、ついに止まってしまいましたが、1977(昭和52)年に市の文化財に指定され、「大湯間歇泉」として保存されています。現在はおおむね5分毎に人工的に湯を噴出させ、往年の大湯噴出の様子を再現しています。
熱海七湯 大湯間歇泉
かつて、熱海の中心部として多くの人で賑わった商店街は、当時の面影を残す昭和レトロな雰囲気が魅力の人気スポットです。軒先に干物を吊るす干物屋や、昔のままの姿で営業する喫茶店など昭和情緒溢れる景色に癒されながらのんびり散策を楽しめます。熱海ならではの海鮮料理が味わえる食事処や、蕎麦店、洋食店などもあり、ランチスポットとしてもおすすめです。
スマートボールや射的などが楽しめる昭和レトロな雰囲気が魅力の遊技場。スマートボールも射的もポイントによって干支の置物や陶器製の人形などの景品がもらえるシステムなので、頑張ってチャレンジしてゲットしましょう。テレビや雑誌などでも頻繁に取り上げられる人気スポットに、散策の合間に立ち寄ってノスタルジックな雰囲気にどっぷりと浸ってみてはいかがでしょう。
ゆしま遊技場
姉妹都市、イタリアの港町・サンレモにちなんで命名された全長15mの遊覧船のサンレモ号。約30分の遊覧航海では、海上から、太平洋の大海原や熱海、伊豆大島のなどの景色を望むことができ、海中展望室からは、海の中の神秘的な世界を眺めることができます。また、デッキに出ればカモメにエサをあげる貴重な体験もできます。ワンちゃんなどペットと一緒に乗船できるのも嬉しいポイント。
熱海遊覧船SANREMO
熱海は、明治時代に大ヒットした小説『金色夜叉』の舞台としても有名です。熱海駅から徒歩約15分の国道沿いの海岸には、小説のハイライトでもある熱海海岸での別れのシーンを再現した銅像「貫一・お宮の像」が立っています。また、その傍には「お宮の松」と呼ばれる立派な松の木が立ち、記念写真スポットとしても人気です。
お宮の松/貫一・お宮の像
青い海と白い砂浜、ヤシの並木通り、高層ビルのホテル群など海外の高級リゾート地を思わせる景色が広がるビーチです。夏場はエリアを代表する海水浴場として多くの海水浴客を集め、海水浴のシーズンオフでも、海景色を眺めたり、波打ち際で遊んだりできる散策スポットとして人気です。夜になると世界的な照明デザイナー石井幹子氏が手がけた日本初のビーチライトアップも行われるので要チェック!
熱海サンビーチ
熱海の三大別荘と称された名邸の「起雲閣」は、1919(大正6)年に建てられた建物で、日本家屋の美しさと中国やヨーロッパなどのエキゾチックな建築様式を併せ持つ優雅な洋館です。別荘として築かれた建物は、1947(昭和22)年に旅館に生まれ変わり、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治など日本を代表する文豪たちにも愛されてきました。和館や洋館、表門、サンルーム、ローマ風浴室など見どころ豊富なので、たっぷりと時間をとって訪れたいスポットです。
起雲閣
古くから熱海郷の地主の神として信仰されてきた「來宮神社」。本殿は来福、縁起の神様で、恋愛成就や禁酒祈祷のご利益を求める参拝者が多く訪れることでも知られています。国指定の天然記念物にも選定されている御神木の「大楠」は、樹齢2000年超、幹周り約24mの立派なもので、幹の周りを1周すると寿命が1年伸びるともいわれています。
来宮神社
首都圏からアクセス便利な温泉リゾート・熱海は、JR熱海駅まで電車で行って、そこから徒歩で回れる範囲に多くの観光スポットが点在しているのが特徴です。熱海観光は日帰りで楽しむのもあり、宿泊するなら、まず荷物を預けて身軽にしてから、お散歩に出かけるのもいいでしょう。歴史ある温泉地ならではの魅力的なスポットを巡って熱海を満喫する一日を!
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 いたがき
ライター:Clay
熱海手荷物預かり所
JR熱海駅から徒歩すぐ
仲見世通り商店街
JR熱海駅から徒歩すぐ
家康の湯
JR熱海駅から徒歩すぐ
陶芸工房 doka土火
[電車]JR伊東線・東海道線熱海駅より徒歩約5分
野中の湯
JR熱海駅から徒歩15分
熱海七湯 大湯間歇泉
JR熱海駅から徒歩約20分
熱海銀座商店街
JR熱海駅から徒歩約20分
ゆしま遊技場
熱海遊覧船SANREMO
JR東海道新幹線熱海駅から東海バス後楽園行きで6分、親水公園下車すぐ
お宮の松/貫一・お宮の像
JR熱海駅から徒歩約15分
熱海サンビーチ
JR熱海駅から徒歩約15分
起雲閣
JR熱海駅から徒歩20分
来宮神社
JR来宮駅から徒歩5分