【四国】愛媛県のおすすめキャンプ場13選 周辺観光スポットもご紹介
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春の訪れを知らせてくれる花といえば、桜。愛媛県の2024年の開花予想は3月20日頃で、満開を今か今かと心待ちにしている人も多いのではないでしょうか? 愛媛県内には歴史に触れながらお花見ができる公園や、満開の桜が彩る峠道、桜まつりを開催するスポットなど、桜の名所が各地にあります。今回は、愛媛県内でお花見に最適なスポットを厳選してご紹介します。
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「城山公園」は、松山城のほぼ全域を都市公園として開設した公園。春になると約200本の桜が咲き誇り、周囲をお堀と緑で囲まれた公園は桜色に染まります。桜の時期には夜のライトアップも開催され、多くの花見客でにぎわいます。「さくら名所100選」にも選定されている、松山市を代表するお花見スポットです。
城山公園
3月下旬から4月上旬にかけて、約400本の桜が峠道沿いを彩る風景が広がる「野福(のふく)峠」。毎年、お花見シーズンには「野福峠桜まつり」が開催され、伝統的な文楽公演や特産品の販売が行われています。野福峠から望む、宇和海のブルーと桜のピンクが織り成す景色は圧巻です。
伊予の守護・河野氏の本拠地である湯築城(ゆづきじょう)跡に整備された公園です。園内には武家屋敷や展望台などがあり、正岡子規をはじめとした著名な歌人の句碑を巡る散策コースも用意されています。園内には約300本のソメイヨシノがあり、桜の名所としても有名。歴史に触れながらお花見を楽しんでみては?
道後公園(湯築城)
市街地の近くにありながら、豊かな自然が広がる新居浜市の公園です。園内には約1,500本もの桜が植栽されており、春は桜の名所として毎年多くの花見客が訪れます。また、大型複合遊具は2022年1月にリニューアルされ、子どもたちが整った設備で遊べると評判。動物舎や2か所の展望台などもあり、お花見も外遊びも楽しみたいご家族連れにおすすめのスポットです。
滝の宮公園
「開山(ひらきやま)公園」は、本州と四国を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」が通る伯方島(はかたじま)にある自然豊かな公園です。園内にはソメイヨシノをはじめとした桜が約1,000本植えられており、満開を迎えると山頂が桜色で埋め尽くされる光景はまさに圧巻。さらに展望台からは、瀬戸内海に浮かぶ島々と、そこに架かる橋、満開の桜がコラボレーションした絶景が見られます。この時期の開山公園でしか堪能できないので、必見ですよ。
休日には釣り人やバードウォッチャーなど多くの人々が集う「鹿野川(かのがわ)ダム」。春になると約3,000本の桜が湖畔沿いに彩りを添え、水面に映る桜の眺めが美しいと評判です。またダム付近の丸山公園では、4月中旬~下旬にかけて約3,000本のシャクナゲが開花するので併せて訪れるのもおすすめ。近くには「道の駅 清流の里ひじかわ」や、鹿野川荘、小藪温泉など湖畔の宿もあり、鹿野川荘では「鹿野川ダムカレー」「山鳥坂ダムカレー」を食べることができます。
「すすきヶ原入野公園」は元来「土居神社」の神苑だった場所で、小林一茶などの俳人たちが立ち寄って句を残したとされる趣のある公園です。春になると園内のソメイヨシノや八重桜など約210本の桜が開花し、大勢の花見客でにぎわいます。開花時期に開催される春まつりでは夜のライトアップも開催され、幻想的な風景が広がります。また桜の散り始めの時期に見られる絶景にも注目。散った桜が池の水面を埋め尽くす様は息を呑むほど美しく、写真映えすること間違いなし!
すすきヶ原入野公園
四国中央市の市街地と瀬戸内海を一望できる“眺望の良さ”が自慢の公園。約500本の桜が園内を彩り、桜とともに四国八十八景に選ばれた“瀬戸内海と製紙工場群”も見渡すことができるのはこの時期だけです。園内の敷地は約11万平方メートルと広大で、ゆったりとお花見が楽しめそう。園内の広場で行われる桜まつりでは、太鼓や三味線の演奏、福もち投げ大会などのイベントが催される予定です。お花見と桜まつり、どちらも満喫してみては?
「ソメイヨシノが散り始めちゃったな……」と名残惜しんでいる方におすすめなのが、大洲市にある「祇園公園」。園内に植栽されている約700本の八重桜はソメイヨシノよりも開花時期が2週間程遅く、4月下旬頃までお花見を楽しめます。園内の遊歩道沿いに咲く満開の八重桜は、まさに桜のトンネル。高台にあり見晴らしが良いため、満開の桜越しに見る大洲市の景色に足を止めて見入ってしまいそう。桜まつり期間中はライトアップが行われ、艶やかな夜桜も必見です。
「冨士山(とみすやま)公園」は、園内にある標高320mの山の姿が富士山に似ていることからその名が付けられました。山頂の展望台からは、大洲盆地と肱川を眼下に望む風景が広がります。日本有数のツツジの名所として有名ですが、桜の時期に訪れるのもおすすめ。登山道沿いにソメイヨシノをはじめとした約3,000本の桜が咲き誇る様子は圧巻のひと言です。満開の時期を迎えると、淡いピンクの桜越しに大洲市内の様子を見渡すことができますよ。
武丈(ぶじょう)公園は、背後に八堂山が迫るロケーションの美しさから「四国の小嵐山」と称される花見の名所です。ここの桜の特徴は、なんといっても種類の多さ。ソメイヨシノやヒガンザクラをはじめとした約100種1,500本の桜が川沿いに花のアーチを作ります。川沿いを散策しながら、ちょっと珍しい品種を探してみるのも楽しいかも。花見の時期には通りに露店がずらりと並ぶので、散策して小腹が空いてもお腹をしっかり満たせますよ。
今治地方一帯の水瓶である「玉川ダム」ですが、こちらも桜の名所。春になると湖畔沿いに植えられた約500本の桜が咲き、湖面に映る桜の様子を楽しめるのは湖ならではの特権です。ダム周辺は山々に囲まれた自然豊かな環境なので、気分もリフレッシュできそう。また、開花時期に合わせて毎年「玉川湖畔の里」で桜まつりが開催され、屋台やキッチンカーなどが出店。お祭り気分も味わいたい方は、お花見の後に桜まつりに足を運んでみては?
玉川ダム(玉川湖)
上島町の岩城島(いわぎじま)にそびえる標高約370mの積善山(せきぜんさん)。戦時中に伐採された松の代わりに桜を4〜5本植え始めたことをきっかけに、ソメイヨシノやしだれ桜など10種類以上、約4,000本の桜が島民の手によって現在まで植樹されてきました。山を抱くように桜が咲く様子は、まるで天女の羽衣のようだと例えられるほどの美しさ。山頂の展望台は360度のパノラマビューが楽しめ、瀬戸内海の島々と桜がコラボレーションした景色は、言葉を失うほどの絶景です。
岩城島積善山三千本桜
山々に囲まれたダムに咲く桜や、瀬戸内海の絶景とともに堪能できる桜など、自然豊かな愛媛県内の桜景色を満喫できるスポットをご紹介しました。人気のお花見スポットにお出かけする際は、朝早く訪れれば比較的ゆったりと桜を観賞できますよ。また、お花見スポットに行く場合は、ゴミを捨てない、周囲に迷惑がかかるほど騒がない、決められたルールに従うなど、必ずマナーを守りましょう。この記事を参考にして、愛媛県のお気に入りの桜スポットを見つけてみてくださいね。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:UNTRACE inc.