【冬の小樽観光で外せない】冬ならではの景色が見られるおすすめのスポット12選

2024/08/06

【冬の小樽観光で外せない】冬ならではの景色が見られるおすすめのスポット12選

北海道を代表する観光地の一つ、小樽。港町として古くから栄えた場所で、小樽運河沿いには今も歴史的建造物が並ぶノスタルジックさが魅力の町です。北海道の玄関口・札幌からも近いことや、新鮮な海の幸が食べられるのも人気の理由。今回はそんな小樽の「冬」に注目した、おすすめスポットを紹介します。

雪景色が魅力のスポット

北海道のなかでは寒暖差が小さく、比較的温暖な小樽ですが、海に面し南側に山があることから、冬は雪雲がすぐに山にぶつかるため、札幌よりも雪が多いそう。例年10月下旬には初雪を観測し、12月頃からは降った雪が解けずに積もり重なる「根雪(ねゆき)」が続きます。冬は、そんな雪の小樽ならではの情緒ある景色を楽しみましょう。

【小樽中心部】小樽運河

ロマンチックな冬の運河を散策しよう

小樽を代表する観光スポット、小樽運河。北海道開拓の歴史を現代に伝える木骨石造倉庫群が並ぶ、風情ある光景です。運河沿いにはレストランやカフェも多く、一年を通して散策が楽しめるスポットですが、冬の雪に覆われた運河は、一層美しい姿に。冬季に開催されるライトアップイベント「小樽ゆき物語」や、スノーキャンドル、浮き玉キャンドルで運河を彩る「小樽雪あかりの路」の会場にもなっており、光に映し出される幻想的な運河を楽しむことができます。

【小樽中心部】運河プラザ

買い物や休憩に立ち寄りたい

小樽市の歴史的建造物に指定されている、1893(明治26)年築の旧小樽倉庫を活用した施設。3つの大きな倉庫が連なった建物内には、多言語に対応する観光案内所、小樽をはじめ北海道の特産品が購入できる土産物店、無料休憩所、多目的ギャラリーなどが入っており、小樽のさまざまな知りたい情報に出合えます。「小樽雪あかりの路」開催中は、中庭にキャンドルが灯され、館内の営業時間も延長されます。寒さ厳しい冬の小樽で、暖を取りに訪れるのもいいですね。

【小樽中心部】手宮線跡地

線路も踏切もそのまま残る鉄道遺産

旧国鉄手宮線は、手宮と札幌(その後、三笠まで延長)を結んだ北海道初の鉄道です。石炭や海産物の運搬で活躍しましたが、時代の変遷とともに1985(昭和60)年に廃線に。現在も線路や踏切などがそのままの姿で保存されており、線路上を歩くことができます。冬はすっぽりと雪に覆われますが、除雪されない線路もまた、見ごたえあり。 2月に開催される「小樽雪あかりの路」では「手宮線会場」として一帯がキャンドルで飾られます。この冬は、幻想的な雪の廃線跡を訪れてみてはいかがでしょうか?

【小樽中心部】小樽出抜小路

地元グルメで乾杯しよう

交差点の角に立つ、火の見やぐらが目印の「小樽出抜小路(でぬきこうじ)」。運河が栄えた頃の小樽の町並みが再現された屋台村で、人気の観光スポットです。ノスタルジックな路地にはジンギスカンや海鮮などの地元グルメを中心に20店舗が集結。毎日遅くまでたくさんの人々でにぎわいます。小樽入船町にあった望楼を模したという火の見やぐらは、小樽運河と海を一望できるビュースポット。ぜひ登って小樽の冬景色を楽しんでみてください。

【小樽中心部】えびす屋小樽店

冬も人力車に乗れるんです

小樽の魅力を知り尽くした俥夫のガイドで、優雅な旅が叶う人力車。爽やかな浜風を感じるシーズンはもとより、雪の降る冬も人力車に乗ることができます。慣れていないと歩きづらい雪道も、人力車ならスイスイ。人力車には屋根がついており、ひざ掛けやカイロの用意もあるので快適です。人力車から見る小樽の町は、非日常感たっぷり。手軽に観光が楽しめる12分(予約の場合は30分)のコースから、じっくりと小樽の見どころを巡る120分のコースまでさまざまなコースから選べるので、予定や予算に合わせて選んでみてくださいね。

【天狗山】スノークルーズオーンズ

オーシャンビューと夜景が魅力のスキー場

小樽と札幌の中間地点にあり、小樽市中心部からは車で約30分と、アクセスの良さが魅力のスキー場。晴れていれば石狩湾を眺めながら滑れるコースもあり、開放感は抜群。ナイターは23時まで営業しているので、夜にサクッと滑りに行けるのも嬉しいポイント。夜は札幌市内の夜景も美しく、デートでの利用もおすすめです。レストランでは、小樽名物のあんかけ焼きそばも食べられます。しっかり腹ごしらえをして雪山を遊び尽くしましょう!

【天狗山】小樽天狗山ロープウエイ・スキー場

小樽を代表するビュースポット

標高532.4mの小樽天狗山。一年を通して、四季折々の山の景色が楽しめるスポットです。ふもとから山頂までは「小樽天狗山ロープウエイ」で約4分。冬はスキー場がオープンし、雪化粧の小樽市街地や石狩湾を眺めながらスキーやスノーボードが満喫できます。コースは初心者向けから上級者向けまでさまざま。毎年2月には「天狗山の雪あかり」として、山頂をメインにキャンドルに火がともされます。眼下の小樽の夜景とともに、ロマンチックなひとときが過ごせます。

【祝津】おたる水族館

冬ならではの動物の姿は必見

約250種5000点の海の生き物たちが暮らす、「おたる水族館」。イルカをはじめ、セイウチやトドなどの海獣ショーで知られますが、12月初旬からは冬期営業がスタート。雪を踏みしめ行進するジェンツーペンギンの「ペンギンの雪中さんぽ」、冬期閉鎖中の海獣公園からやってきたゴマフアザラシが泳ぐ「凍るど!プール」など、冬にしか見られないのイベント、企画が開催されます。愛らしい動物たちの姿は誰もが思わず笑顔になるはず。北国ならではの水族館を、ぜひ満喫してみてください。

小樽の観光スポット

北海道開拓で栄えた頃の面影が漂う港町・小樽。現在は、ノスタルジックな倉庫群やレトロな建物を活用したスポットが生まれ、北海道旅行の定番観光地としてにぎわいを見せています。そんな小樽を散策するなら、ぜひ立ち寄りたいスポットをピックアップしました。

【小樽中心部】三角市場

買い物も食事も楽しめる

小樽駅すぐそばにある、海産物を中心とした市場。戦後、小樽駅前に露天商が店を出したことを発端とする、歴史ある市場です。その後、現在の場所に市場を設立。土地と屋根の形が三角の形をしていることから「三角市場」と呼ばれるようになりました。モットーは「ズバリ安い!! 」。全長約200m、幅約2mの細い路地の両脇に、小樽の旬に出合える16の店舗が軒を連ねます。ボリューム満点の海鮮丼や魚定食が食べられる食事処もあるので、ぜひお腹を空かせて訪れてみてください。

【小樽中心部】北一ヴェネツィア美術館

きらめくヴェネツィアガラスと貴族体験

イタリア北部の町、ヴェネツィアにある宮殿をモデルとした、気品あふれる美術館。豪華な内装の館内には、きらびやかなヴェネツィアガラスの工芸品、イタリアの伝統的な家具や調度品などが常時3,000点展示されています。2階には人気の「貴族体験&記念撮影」コーナーも。イタリア製のゴージャスなドレスやカラフルなカーニバル衣装に着替えて、お手軽に貴族気分が味わえます。子どもから大人用までさまざまなバリエーションがあるので、家族旅行の記念にもおすすめですよ。

【小樽中心部】北一硝子三号館

ランプのともる幻想的な空間

かつての漁業用倉庫を活用した、北一硝子三号館。販売フロアは和のフロア、洋のフロア、カントリーのフロアの3つがあり、オリジナルのガラス製品や北一硝子の原点でもある石油ランプを購入できます。見どころは167個のランプの明かりのみで照らされた、館内の喫茶コーナー「北一ホール」。温かみのある光の下で、食事やスイーツ、ドリンクをいただけます。火曜日から金曜日は、1日3回行われるピアノの生演奏も。しばしの間、町の喧騒を忘れ、優雅なブレイクタイムが過ごせますよ。

【小樽中心部】小樽オルゴール堂 本館

旅の思い出にオルゴールはいかが?

日本最大級の品揃えのオルゴール堂のメインショップ。石造の多い小樽では珍しいレンガ貼りの建物は、1914(大正4)年築で、市の歴史的建造物に指定されています。館内で購入できるのは、ガラス製、木製、ぬいぐるみタイプなど、バラエティ豊かなオルゴールの数々。2階に上がれば、高級ブランドオルゴールやアンティークオルゴール、オルゴールの歴史が学べるジオラマコーナーなど見どころたっぷり。旅の記念に、お土産に。あなただけのとっておきのオルゴールを見つけてください。

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情緒あふれる冬の小樽は、気になるスポットがいっぱい

雪景色が美しいのはもちろん、スキーやスノーボードなどのアクティビティ、おいしい食事も楽しめる冬の小樽。「小樽ゆき物語」「小樽雪あかりの路」など、雪を楽しめるイベントも開催されるので、タイミングをあわせて訪れるのもおすすめです。寒さの厳しい時期ですが、屋内スポットで暖を取りつつ冬しかできない小樽観光を堪能してくださいね。

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