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2023/10/27
はくたかは東京と北陸を結ぶ北陸新幹線の愛称の1つ。通勤や出張、旅行などで多くの人に利用されています。はくたか号には指定席の他に自由席も用意されていますが、自由席は混雑状況によっては席を確保しづらいので、空いている時間帯や車両を調べておくのがおすすめです。そこで今回は、はくたか号の自由席の混雑状況や乗車料金についてお伝えします。金沢や富山のおすすめスポットも併せてご紹介するので、はくたか号の自由席を利用して北陸旅行へ出かけようと考えている人は必見です。
この記事の目次
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2015年に開通し、東京と金沢を結ぶ北陸新幹線。東京駅から金沢駅まで約2時間半~3時間程度で行けるようになり、北陸旅行がより身近なものになりました。日帰りでも観光やグルメなどを楽しめます。
北陸新幹線は4タイプの列車が運行していますが、今回はその中のはくたか号の自由席の混雑状況や乗車料金についてご紹介します。
※本記事は2023年10月時点の情報を元に作成したものです。おでかけの際は公式HPなどで最新の情報を確認することをおすすめします。
北陸新幹線は4タイプの列車が運行中で、それぞれの愛称をはくたか・かがやき・あさま・つるぎといいます。運行区間によって名前が異なり、はくたか号とかがやき号は同じ区間を運行しています。はくたか号の名前の由来や特徴、かがやき号との違いを改めて復習しておきましょう。
はくたか号の名前は、飛騨山脈北部に位置する立山の開山伝説(白鷹伝説)に登場する白い鷹に由来しています。北陸新幹線の金沢開業時の一般公募で第1位になったことから名付けられました。
はくたか号の車両は「和の未来」をデザインコンセプトとしていて、最新技術の機能美に和のエッセンスを取り入れて設計されています。かがやき号などの他の北陸新幹線の車両も同じデザインです。
JR東日本が所有するE7系とJR西日本が所有するW7系の2種類の車両があります。どちらもインテリアや性能は同じですが、ロゴマークや車両番号などが異なります。
はくたか号とかがやき号は運行区間が同じですが、停車駅が異なります。はくたか号は東京駅~長野駅間には通過駅があるものの、長野駅以北にある駅のほとんどに停車するのが特徴です。
かがやき号は途中停車駅が少なく、停車するのは上野・大宮・長野・富山の4つの主要駅に限定されています。北陸に早く到着したい人にはかがやき号がおすすめです。
はくたか号は東京駅~金沢駅間を運行しています。かがやき号も同じ区間を運行しているので、東京から金沢へ列車1本で行きたい場合にははくたか号かかがやき号を利用しましょう。
あさま号の運行区間は東京駅~長野駅間で、乗車しても金沢まで列車1本では行けないため注意が必要です。つるぎ号は富山駅~金沢駅間のみの運行です。
かがやき号には自由席がありませんが、はくたか号には自由席があります。混雑していて満席の場合は座れませんが、予約が必要なく、自分の好きな時間に新幹線に乗車できるのが自由席のメリットです。はくたか号の自由席は何号車にあるのでしょうか?
はくたか号の自由席が具体的には何号車にあるのかというと、1~4号車です。東京側の車両から順番に1号車・2号車・3号車…になっているので、下り(金沢方面行き)では後ろの4車両、上り(東京方面行き)では前の4車両が自由席ということです。
自由席が何号車か覚えておくと、すぐに乗り込めて席を確保しやすくなるでしょう。列車によっては5号車も自由席の場合があります。
はくたか号は12両編成で、一部の列車を除くと1~4号車以外は指定席です。5~10号車は普通車指定席で、11号車はグリーン車、12号車はグランクラスになっています。すべての席に電源コンセント付きです。
はくたか号など新幹線に乗車する際は、運賃に加え速達性に対する対価として特急料金を追加で支払う必要があります。自由席は席に座れる保証がありませんが、指定席と比べると乗車料金が安いので、料金を抑えてはくたか号に乗りたい人にもおすすめです。
東京駅から富山駅までのはくたか号の自由席の乗車料金は12,430円です。内訳は運賃(乗車券)が6,600円、特急料金(特急券)が5,830円です。片道の料金なので、はくたか号で東京駅~富山駅間を往復する場合には2倍の金額を支払うことになります。
東京駅から金沢駅までのはくたか号の自由席の乗車料金は13,850円です。内訳は運賃(乗車券)が7,480円、特急料金(特急券)が6,370円です。
東京駅~金沢駅間の営業キロは450.5kmですが、片道の営業キロが101km以上だとJRの乗車券は途中下車が認められています。あくまで乗車券のみで、特急券は改札を出たら無効になるので注意しましょう。
はくたか号の指定席の乗車料金は時期によって金額が変わりますが、自由席の乗車料金は1年を通して同額です。繁忙期や閑散期であっても料金は変わりません。
自由席と指定席の乗車料金の通常期の差額は530円ですが、閑散期は330円、繁忙期は730円、最繁忙期は930円になり、混雑する時期ほど差額が大きくなります。
はくたか号の自由席は指定席より乗車料金が安いですが、さらに安く乗車したいと考えている人もいるでしょう。はくたか号の自由席に安く乗車したいのであれば、インターネット予約サイトでチケットを購入するのがおすすめです。
JR線の同一区間を往復で利用する際、片道の営業キロが601km以上の場合には運賃に往復割引が適用されます。しかし、東京駅~金沢駅間の片道の営業キロは450.5kmで601km未満になるので、はくたか号では往復割引を利用できません。
新幹線eチケットは、きっぷを受け取ることなく交通系ICカードだけで新幹線に乗車できる乗車券・特急券一体の商品です。「e5489」では、富山駅から東京駅までの普通車自由席を12,430円、金沢駅から東京駅までの普通車自由席を13,850円で購入できます。
はくたか号の自由席に乗車する際に、乗車料金と共に気になるのが混雑状況です。自由席は事前に席を押さえることができないので、混雑状況によっては席の確保が難しくなります。あらかじめ混雑状況を知っておくと、席を確保しやすくなるでしょう。
まずは、はくたか号の自由席の平日の混雑する時間と週末の混雑する時間がそれぞれいつ頃になるのかを説明していきます。
平日のはくたか号は基本的にはそれほど混雑しないので、上り下り共に自由席でも席を確保しやすいです。しかし、朝の通勤ラッシュの時間の上り列車は、通勤客に多く利用されていることから混雑を避けられないでしょう。高崎駅~大宮駅間は特に乗車率が高いです
週末に旅行をする人の中には、仕事を終えた金曜日の夜に目的地へ移動する人がいます。そのため、はくたか号の自由席は金曜日の夜も混雑しやすいです。通常の週末であれば満席になるほどではありませんが、三連休前の金曜日は空席がゼロになる可能性が高いでしょう。
週末は旅行客が多くなるため、午前中の下りや午後の上りを中心にはくたか号の自由席は混雑しやすくなります。特に土曜日の午前中の下りや日曜日の午後の上りは乗車率が高く、満席になることも多いです。東京駅~長野駅間では席が確保できない可能性もあるでしょう。
日曜日の午後からはUターンラッシュが始まるので、日曜日の午後から夕方にかけてははくたか号の自由席が満席になりやすいです。始発駅から乗車する場合は座れる可能性がありますが、途中停車駅から乗車する場合は空席が見つからない可能性が高いでしょう。
東京駅~金沢駅間を運行するはくたか号の停車駅は全部で15駅あり、途中停車駅で乗降する利用客も多いです。そのため、はくたか号の自由席の混雑状況は、区間によっても変わります。下り上りそれぞれどの区間で乗車率が高くなるのかを説明します。
下り(金沢方面行き)のはくたか号の自由席は、東京駅~長野駅間が混雑しやすいです。特に上野駅~大宮駅~高崎駅間は満席になりやすく、東京駅~上野駅間や高崎駅~軽井沢駅~佐久平駅~上田駅間も通路側の一部の席を除くとほぼ空席はありません。
上り(東京方面行き)のはくたか号の自由席は、やはり長野駅~東京駅間が混雑しやすいです。特に軽井沢駅~高崎駅~大宮駅間は満席になりやすく、週末の午後以降は軽井沢駅の時点で席に座れない立ち客が発生します。繁忙期は富山駅から満席になる可能性もあります。
はくたか号の自由席は基本的には1~4号車に設定されています。車両によっても混雑状況が変わるので、何号車が混雑しやすいのか頭に入れておくと、スムーズに空席を探しやすくなるでしょう。比較的空いていておすすめの車両が何号車なのかを説明します。
何号車がおすすめなのかというと、はくたか号の自由席車両の中で最も空いている可能性が高いのが2号車です。1号車と2号車は階段やエスカレーターから遠いので、他の車両より乗客が少なくなる傾向にあります。2号車は1号車より席数が多いので、2号車の方が空席率が高くなるのです。
「高岡山 瑞龍寺」は富山県高岡市にある曹洞宗の仏教寺院で、加賀藩2代目藩主・前田利長の菩提寺として寛文3(1663)年に建立されました。完成までに約20年もの歳月をかけたとされています。江戸初期の禅宗寺院建築の傑作と評されていて、整然とした伽藍配置が特徴です。一直線に並ぶ山門・仏殿・法堂は国宝に指定されています。左右には禅堂と大庫裡が対称的に配置されていて、山門・禅堂・法堂・大庫裏が仏殿を囲むように回廊でつながっています。
高岡山 瑞龍寺
「高岡大仏」は、富山県高岡市の大佛寺に鎮座する青銅製阿弥陀如来坐像です。地元の銅器製造技術を結集し、26年の歳月をかけて造立されたもので、昭和8(1933)年に完成しました。高さは約16mあり、小杉大仏や庄川大仏と共に越中三大仏の1つに数えられています。柔和な顔が特徴で、「日本一イケメンな大仏」としても有名です。台座の内部は回廊になっていて、仏画13作や焼失した2代目高岡大仏の頭部が安置されています。
高岡大仏
「富山県美術館」は富山市にある公立美術館で、富岩運河環水公園の中に建っています。木材やアルミを使用したガラス張りの外観をしていて、日本を代表する建築家の内藤廣氏によって設計されました。ピカソ・シャガール・ルオー・ミロといった20世紀の巨匠の作品をはじめ、世界の近代・現代アート、デザインコレクションなどを観賞できます。「オノマトペの屋上」と呼ばれる屋上庭園には遊具が設置されていて、子供と一緒に楽しめるスポットです。
富山県美術館
富山城址公園の脇を流れる松川で運航している「松川遊覧船」。個性的な船長たちが案内する歴史クルーズをのんびりと楽しめます。春には桜、秋には紅葉、冬には雪景色と、四季折々に変わる表情も魅力です。川の両岸には約500本のソメイヨシノが植えられていて、「日本さくら名所100選」に選ばれています。遊覧船の発着所にある「松川茶屋」では、そば・うどん・パフェ・みたらし団子・ぜんざい・かき氷などの軽食・甘味を頂けます。
松川遊覧船
金沢は宝生流の能が盛んな街で、「空から謡が降ってくる」とまで言われています。前田藩主が推奨したことから、庶民にも能が親しまれるようになり、「加賀宝生」として発展しました。加賀宝生は、1950(昭和25)年に金沢市の無形文化財にも指定されています。「金沢能楽美術館」は、加賀宝生をはじめとする能楽について学べる施設です。貴重な能面や能装束が展示されているほか、能面や能装束の着装体験コーナーや映像ギャラリーなどもあります。
金沢能楽美術館
石川県金沢市にある「金沢21世紀美術館」は、さまざまな現代アートを収蔵する市立美術館です。美術館のシンボルとも言えるのが、レアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」。ガラスの下の空間にも入れるので、上と下の両方から作品を体験できます。感性が刺激される作品がたくさん展示されていて、難しいイメージがある現代アートを身近に感じられるでしょう。ミュージアムショップやカフェレストラン、託児室なども併設されています。
金沢21世紀美術館
「金澤着楽々」は、金沢の人気観光スポットである「ひがし茶屋街」のすぐ近くや金沢駅前などに店舗を構える着物レンタルショップ。カップルプラン・銘仙プラン・子供着物プランなど、多彩なプランが用意されていて、着物で金沢観光を楽しめます。老舗の呉服店が運営しているので、着物のプロのスタッフに着付けをしてもらえます。着付けに必要なものはすべてセットになっていて、手ぶらで来店してもOKです。雨の日には雨傘や草履カバーを無料で貸してもらえます。
金澤着楽々
7つのおすすめスポットをご紹介しましたが、はくたか号で行ける金沢や富山には他にも魅力的なスポットがいっぱいです。下のリンク先の記事では金沢のおすすめスポットがたくさん紹介されていますので、おすすめスポットをもっと知りたい人は参考にしてみてください。
はくたか号の自由席の乗車料金や混雑状況、はくたか号で行きたいおすすめスポットなどをご紹介しました。はくたか号には自由席があり、指定席より安い料金で乗車できます。はくたか号の自由席を利用する際は、混雑状況を把握しておき、混雑を避けて快適な旅を楽しみましょう!
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:ちこ_1