【2024年:浜松】豊かな自然が楽しめる観光スポット17選

2023/10/24

【2024年:浜松】豊かな自然が楽しめる観光スポット17選

静岡県の沿岸部にあって、東京と大阪のほぼ中間店に位置する「浜松市」は県庁所在地の静岡市を上回る人口を有する地方都市です。一方で、浜名湖を中心として砂丘や峡谷、美しい花畑など豊かな自然にも恵まれており、観光スポットにも事欠かない場所でもあります。首都圏からも関西からもアクセス至便な浜松周辺で、自然が満喫できるおすすめスポットをピックアップしてみました。

【浜松市~湖西市】浜名湖

マリンスポーツや温泉もあるエリアのシンボル湖

その昔は淡水湖だった浜名湖は、室町時代に起きた地震と高潮で砂洲が決壊で海と繋がり、汽水湖(真水と海水が混ざった湖)になったと言われています。エリアの象徴的な存在で、浜松名物のウナギの養殖地としても有名です。また、浜名湖を舞台にしたカヤックやウェイクボードなどのマリンスポーツも盛んで、周辺には16軒もの温泉宿が立ち並ぶ「舘山寺温泉」もあります。

【浜松市】浜松城公園

徳川300年の歴史を刻む城跡公園

徳川家康によって築かれた浜松城跡を中心とした緑豊かな公園。園内には天守閣があり、中に入ることもできます。現存する石垣は築城当時のもので、自然石を上下に組み合わせて積む野面積みという技法で造られています。ほかにも、日本庭園や中央芝生広場、お茶室の「松韻亭」もあります。

【浜松市】中田島砂丘

フォトジェニックな砂の大地

浜松市の遠州灘に望む海岸沿いに広がる東西4kmの広大な砂丘。天竜川によって上流から運ばれた砂によって形成されたと言われており、冬場の強い季節風が美しい「風紋」を作ることでも知られています。夕陽のビュースポットとしても有名で、映画やテレビ、写真撮影などのロケ地にもよく利用されるフォトジェニックなスポットです。

【浜松市】白倉峡

エリア屈指の紅葉スポット

天竜川の支流白倉川の上流にある遠州屈指の紅葉スポット。渓谷沿いには全長1kmの遊歩道が整備されており、随所に大小さまざまな滝など見どころがあり、大自然を間近に感じながら散策できます。また、近隣にはキャンプ場もあり、夏場の散策スポットとしても人気。スニーカーや軽登山靴など歩きやすい靴での散策がおすすめ。

【浜松市】はままつフラワーパーク

浜名湖畔の自然の地形を活かして作られた植物園

浜名湖畔にある植物園。自然の地形を生かして造られた園内には「桜とチューリップの庭園」をはじめ、フジ、バラ、ハナショウブ、花壇を彩る草花などが四季折々に咲き誇り憩いの空間を演出しています。季節毎に趣向を凝らしたテーマ展示を行う大温室「クリスタルパレス」や、水と音楽の「大噴水ショー」、園内を走る観覧乗物「フラワートレイン」も人気です。様々な遊具が設置してあり、子ども連れでも楽しめる「こども広場」もあるので、ファミリーにもおすすめのスポットです。2024年には花博20周年記念事業として「浜名湖花博2024」も開催されます。

【浜松市】浜名湖ガーデンパーク

浜名湖畔に広がる花の楽園

2004年に開催された浜名湖花博の跡地を利用した都市公園。入場無料で浜名湖の美しいロケーションと四季おりおりの花々を楽しむことができます。西側エリア・街のエリア・里のエリアの3つのゾーンからなり、高さ50mの展望塔からは、浜名湖や遠州灘、富士山が一望できます。春には一面に咲き誇るネモフィラ、夏にはひまわり、秋にはコスモスなど、ガーデンパーク内に咲き誇る花々を堪能できます。

【浜松市】浜名湖パルパル

ファミリーで楽しい浜名湖畔の遊園地

メルヘン系から絶叫系まで25種類以上のアトラクションがあり、小さなお子さまから大人まで1日満喫できる浜名湖畔のリゾート型遊園地。夏季期間中は、4つのウォーターアトラクションが楽しい「パルプール」もオープン。360度の浜名湖大パノラマが広がる一大レジャーゾーンです。やなせたかし先生のデザインのキャラクター「パルパルファミリー」も小さな子どもを中心に大人気。園内にはフォトスポットもたくさんあります。

【浜松市】石人の星公園(遠州灘海浜公園)

自然豊かな県民のための公園

遠州灘海浜公園は、平成26年に愛称を公募、多数の応募の中から「石人の星公園」が採用されました。天竜川の河口に面した園内には、カワセミやコゲラ、シジュウカラなど年間を通して約180種類もの野鳥が観察できる「自然生体観察園」や、野鳥のほか昆虫や植物の観察もできる「観察広場」、複合遊具が設置された「遊具広場」などがあり、ファミリーでのんびり過ごすのにもってこいの公園です。園内に設置された石のモニュメント「石人の星」や、「石人の泉の道」など存在感たっぷりの作品群も要チェック!

【浜松市】浜北森林アスレチック

自然の中に40種類の遊具を設置

豊かな自然に囲まれた森の中に40種類もの遊具が設置されたアスレチックが勢ぞろい。綱でできたトンネルの中を進む「鍾乳洞探検」や、タライに乗って水上を進むスリル満点の「タライ舟渡り」、森の中を滑走する長距離スライダーの「天竜川くだり」などバリエーション豊富で、どれも全身を使って楽しめるよう工夫されています。園内にはゴーカートやサイクルモノレール、パターゴルフなどもあり、大人向けには、本格的なゴルフコースやゴルフ練習場も用意されています。

【御前崎市】御前埼灯台

静岡県の最南端に建つ白亜の灯台

太平洋の大海原を見渡す静岡県最南端の岬に建つ白亜の灯台。1874年、イギリス人技師の監督のもとに建築され、現在も、その美しい姿を保ちながら海の安全を見守り続ける現役の灯台です。「日本の灯台50選」に選ばれており、国内の上ることができる16基の灯台のうちの一つでもあります。灯台に入って螺旋階段を上って踊り場に出ると、そこにはスケールの大きなパノラマ絶景が!天気が良く、空気が澄んだ日には伊豆半島、南アルプス、富士山までが望めます。日没から21時まではライトアップされるので、こちらも要チェック!

【榛原郡・川根本町】グリーンシャワーロード

森林浴に最適なハイキングコース

寸又峡温泉入り口の駐車場から行ける約3km、所要1時間程度で回れるハイキングコース。美しい緑に囲まれたコースは森林浴に最適!途中スリル満点の吊橋・猿並橋を渡ったり、寸又峡の絶景を眺めたりするポイントもあるので、景色も楽しみながら歩くのがおすすめです。紅葉シーズンには周辺の木々が赤や黄色、オレンジなどに染まる美しい光景が見られます。

【掛川市】ならここの里 キャンプ場

清流と緑に囲まれた山あいのキャンプ場

静岡県掛川市にある「ならここの里」は、広大な敷地内に、テントサイト約80、バンガロー、コテージ約30棟に加え、露天風呂のある天然温泉「ならここの湯」、食事処「ならここ食堂」なども併設したアウトドアリゾートです。キャンプ場は、直接場内に車を乗り入れられるオートキャンプ場で、荷物の搬入や撤収も簡単。電源付き区画サイトなどもあるので、初心者も安心して利用できます。

【榛原郡・川根本町】寸又峡

原生林と清流に包まれた南アルプスの入口

静岡県中部、大井川支流寸又川の渓谷。深く刻まれた谷両岸の岩壁から大小の滝が落ち込み、山肌はモミやツガ、杉などの森に包まれています。上流地域には手付かずの自然が多く残り、原生自然林保存地域にも指定されています。周辺には、湯上がりにつるつるの肌になることから地元の人たちが「美女づくりの湯」と呼ぶ「寸又峡温泉」があり、大間ダムにかかる「夢の吊橋」は、エリアを代表する観光名所です。

【榛原郡・川根本町】夢の吊橋

コバルトブルーの湖上に架かる吊橋

寸又峡観光のハイライトで、長さ約90m、高さ8m、幅は人ひとり分の美しい吊橋。橋の下に広がる大間ダム湖の水の色がコバルトブルーなのは、「チンダル現象」と呼ばれる特殊な物理現象で、水質がきれいなことを示すものだそう。橋の中央で女性が祈ると、恋が成就するという言い伝えも。

【浜松市】弁天島海浜公園

湖上に立つ赤い鳥居がシンボル

弁天島温泉街の目の前に広がる海浜公園。夏は海水浴や釣りを楽しむことができ、冬至の前後一ヵ月は海にそびえる赤い大鳥居の中に夕日が沈む絶景を見ることができます。椰子の木の下を東西500mのんびり歩ける遊歩道が設置されており、南国のリゾート感を気軽に味わえるスポットとしても有名です。

【浜松市】かんざんじロープウェイ

日本唯一!湖上を渡るロープウェイ

遊園地「浜名湖パルパル」と浜名湖に浮かぶ大草山山頂を結ぶロープウェイで、全長は723m、日本で唯一湖上を渡るロープウェイとしても有名です。約4分の乗車中には、途中、眼下に雄大の浜名湖の景色や、遠くに見える太平洋など360°の大パノラマが楽しめます。

【浜松市】道の駅 くんま水車の里

そば打ち体験もできる道の駅

浜松市天竜区の山間にある道の駅で、施設内には、食事処「かあさんの店」、物産館「ぶらっと」、体験工房「水車の里」があります。食事処「かあさんの店」では自慢のそばや定食などをいただくことができ、物産館「ぶらっと」では手作りのみそ、こんにゃく、まんじゅうなど、地元の味が堪能できる商品が買えます。さらに、体験工房「水車の里」では、そば打ち体験や五平餅作り体験など山間の道の駅ならではの体験ができるので、ぜひ立ち寄って食事・買い物・体験を楽しんでください。

おわりに

浜名湖を中心に、海へ山へと魅力溢れる観光スポットが点在する浜松。ダイナミックな自然の景観や美しい花々を子連れファミリーで楽しめる場所が多いのもこのエリアの特徴です。ゆっくり時間をとってでかけてみてください。

旅色編集部 おおもり

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記事企画・監修:旅色編集部 おおもり

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