【関西・絶景】名所から穴場まで観光で訪れたい兵庫の紅葉スポット23選 見頃も解説
2024/07/26
2023/09/21
兵庫県姫路市にある姫路城。江戸時代初期に建てられた天守や櫓(やぐら)などが現存し、国宝や世界遺産に登録されています。また美しい白亜の姿から、別名・白鷺城の愛称で親しまれており、姫路観光では欠かせない定番スポットです。姫路城周辺には、動物園や美術館、公園、神社など子どもから大人まで楽しめる場所がたくさんあります。せっかく姫路城を訪れるなら、これら周辺の観光スポットもチェックしておきましょう。今回は、姫路城周辺にある食べ歩きにおすすめの通りや大人も遊べるところ、ゆっくり過ごせる穴場など14選を紹介します。
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姫路城の敷地内にある「姫路市立動物園」。緑豊かな広々とした園内には、キリン、シマウマ、レッサーパンダなどのほ乳類から、ペンギンやフラミンゴなどの鳥類、ヘビやカメなどのは虫類など、100種類ほどの動物がいます。さらにミニ牧場やミニ遊園地も併設しているので、モルモットやヤギ、ヒツジなどの動物たちと触れ合ったり、モノレールやティーカップなどレトロな乗り物も楽しめたりできますよ。見どころ遊びどころが盛りだくさんで、入園料はなんと大人210円、子ども30円ととてもリーズナブル! 子どもから大人まで一日中過ごせるスポットです。
姫路市立動物園
「好古園」は姫路城内にある日本庭園です。西御屋敷跡、武家屋敷跡などの遺構をそのまま生かして造られた池泉回遊式庭園で、趣の異なる大小9つの日本庭園から構成されています。江戸の情緒あふれる佇まいは、時代劇や大河ドラマのロケ地としても使われているので、テレビなどで目にした方は多いのではないでしょうか。四季によって姿を変える風光明媚な庭園内をゆっくり見て歩くと、まるで心が洗われるよう。また園内には茶室やレストランがあります。御屋敷の庭を眺めながら、優雅に過ごすことができますよ。
姫路城西御屋敷跡庭園 好古園
サファリパーク、遊園地、スケートリンク、そしてプールから構成される広大なレジャー施設「姫路セントラルパーク」。アクエリアは、その中でも西日本最大級のリゾートプールが楽しめるエリアです。流水プールや遠浅の渚プールのほか、サーフマットで滑り下りるサーフィンダウンヒルや階段状のロックプール、チューブで滑るロッキーリバーランなど多数のプールやスライダーがそろい、子どもから大人まで思い切り遊ぶことができます。特にキッズ向けプール「パイレーツキッズアクエリア」は、頭上にあるバケツから大量の水が流れ落ち、至るところで水が噴き出すなどワクワク感満載。子どもから大人気のアトラクションです。
姫路セントラルパークアクエリア
1345(貞和元)年、国家の守護神としてその名も高い京都の石清水男山八幡宮より勧請されたことが始まりとされている「男山八幡宮」。1469(文明元)年に大改築の記録も残されていますが、1716(正徳6)年、33代城主である榊原政邦が姫路城の守護神として新社殿を寄進建立しました。厄除開運・武運長久・安産祈願のご利益で知られ、昔から姫路城の姫山に対し夫婦山である男山に鎮座されたことから、「男山厄神さん」と呼ばれ親しまれています。
国の登録有形文化財であるレンガ造りの建物が印象的な「姫路市立美術館」。郷土ゆかりの美術をはじめ、国内外の近現代美術の名品を収集しています。現在は絵画・彫刻・写真・ポスター・工芸・刀剣など約5,000点の作品を所蔵。姫路城の特別史跡地内にあり、「城」「赤レンガの館」「彫刻のある庭園」がほかに類のない美しい景観を生み出し、美術ファンのみならず多くの人々の憩いの場として親しまれています。城と共にライトアップされる夜間の風景もおすすめです。
姫路市立美術館
1983(昭和58)年、姫路城跡内に開館した「兵庫県立歴史博物館」。日本を代表する建築家・丹下健三氏による設計で、随所に姫路城をモチーフにした設計がなされ、ガラス面に映る姫路城など建物自体も必見です。常設展示は無料ゾーンと有料ゾーンに分かれており、兵庫の歴史のほか、城や祭り、子ども文化について学ぶことができます。また館内にはミュージアムカフェもあるため、展示を見た後はゆっくりくつろげますよ。
兵庫県立歴史博物館
地元では「総社さん」、「総社のお宮」と呼ばれる神社で、正式な神社名は「播磨国総社 射楯兵主神社(はりまのくにそうしゃ いたてひょうずじんじゃ)」です。射楯大神(緑化自然の神様)と兵主大神(縁結びの神様)をご祭神としてお祀りしています。特に縁結びの神様ということで、親子三代にわたって神前結婚式を挙げられる方も多くいるのだとか。また境内には「知恵の象徴」の「撫でみみづく」というミミズクの銅像があります。この像は撫でると吉兆が授かる、とされているんですよ。
播磨国総社 射楯兵主神社
1991(平成3)年、姫路を中心とした作家や学者たちの資料の収集および調査・研究、あらゆる文学活動の拠点とすることを目的に開館した「姫路文学館」。設計は日本を代表する建築家・安藤忠雄氏です。ユニークなデザインが古い町並みに新しい風景を添えています。北館には、姫路城の歴史や物語をドラマ仕立てで紹介する「姫路城歴史ものがたり回廊」や播磨ゆかりの文人たちの残した印象的な言葉と出合う「ことばの森展示室」などが展示。播磨をより深く理解することができます。無料で入館できる南館には、「司馬遼太郎記念室」のほか図書室、カフェ、親子のための「よいこのへや」があるので、お子さん連れもゆっくり過ごせますよ。また屋上テラスからは姫路城の眺望を楽しめます。
姫路文学館
「大手前通り」は、 JR姫路駅から姫路城前交差点へと続く全長約840m・幅約50mのメインストリートです。通りには、姫路名物やご当地グルメを購入できるお店がたくさん集まります。値段も手頃で、食べ歩きには最適。イベントによる一時利用が可能な「イベントエリア」、テラス席やストリートファニチャーが常備されている「常設エリア」、「フードトラック販売可能エリア」もあり、散歩しながらふらっと立ち寄ってみるのもおすすめです。
大手前通り
手柄山中央公園内にある「姫路市立水族館」は、播磨地方の水辺にすむ身近な生きものを展示・紹介しています。本館と新館から構成されており、本館では播磨地方の海水魚を中心に展示。ウミガメやペンギンに加え、愛嬌たっぷりのヌートリアに癒やされること間違いなしです。また本館の屋上には、子どもたちが魚と遊べるじゃぶじゃぶ小川や、播磨地方の自然の池を再現したビオトープも。そして新館では、ケヅメリクガメや淡水魚を中心に展示しています。料金もリーズナブルで、未就学児は無料。コスパが良いので立ち寄りスポットにもおすすめです。
姫路市立水族館
歴史遺産である埋蔵文化財を整理・調査・研究、展示・公開し、収蔵するための拠点施設として整備された「姫路市埋蔵文化財センター」。姫路市内には約1,200カ所の遺跡があり、世界遺産姫路城をはじめ、国指定史跡壇場山古墳や播磨国分寺跡などがその代表的なものです。当センターは、渡来系遺物を良好に残した宮山古墳に北接し、自然豊かな環境とも相まって、歴史を学ぶ場としてとてもふさわしい環境となっています。
姫路市埋蔵文化財センター
陰陽道の祖である吉備真備公によって建立された「廣峯神社」。かつて陰陽師たちの聖地としてもにぎわい、陰陽師による祈祷や占いが盛んに行われていたといわれています。九星詣りは陰陽道の形式を今に残すもので、本殿裏にある九つの穴には九星の運命星を守護する神々が鎮座しており、願いごとを書いた祈願札を自分の運命星の穴に入れ、願い事を三度ささやくという古くからの風習が人気を呼んでいます。
自然豊かな広い園内に、お城・凱旋門・モアイ像・万里の長城など世界の名所が大集合する「太陽公園」。世界の石の文化や建築物を見ながら散策する「石のエリア」と、モノレールに乗り山頂にあるドイツのノイシュバンシュタイン城をモチーフとした「白鳥城」を見学できる「城のエリア」の2つの見学エリアがあります。また、世界の民族衣装の有料貸出(女性のご入園者限定)やスタンプラリー・宝探し・クイズラリーなどがあり、1日中遊べるスポットです。
太陽公園
「日本玩具博物館」は、土蔵造の6棟に、日本をはじめ、世界160の国と地域の玩具資料、約9万点を所蔵する私立博物館です。日本と世界の玩具や人形についての調査・収集・研究・活動に努め、玩具に関わる文化への理解を深めるための常設展と季節ごとの企画・特別展を開催しています。また某ガイドブックで二つ星に認定され、姫路城の三つ星に次ぐ高い評価を獲得。規模・内容共に日本を代表する玩具博物館となっています。館内には昭和~平成の玩具も並ぶので、当時遊んでいた方たちは懐かしい気持ちに浸れそうですね。
日本玩具博物館
姫路城周辺は、日本情緒あふれる古社や庭園をはじめ、レトロな雰囲気が味わえる美術館や博物館、食べ歩きのできる通り、愛らしい姿に癒やされる動物園や水族館まで、子どもから大人まで楽しめるスポットが満載のエリアです。訪れるシチュエーションに合わせて、行き場所を選ぶのもおすすめ。ぜひ今回ご紹介したスポットを参考に、姫路観光を満喫してくださいね。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 いたがき
ライター:UNTRACE inc.
姫路市立動物園
JR姫路駅から徒歩15分
姫路城西御屋敷跡庭園 好古園
JR山陽新幹線姫路駅から徒歩15分
姫路セントラルパークアクエリア
JR山陽新幹線姫路駅から神姫バス姫路セントラルパーク行きで30分、終点下車すぐ
男山八幡宮
[電車]姫路駅より徒歩約17分 [バス]市之橋・文学館前バス停より徒歩約3分
姫路市立美術館
[車]播但連絡自動車道 砥堀ランプより約15分、山陽自動車道 姫路東ICまたは姫路西ICより約15分 [電車]姫路駅より徒歩約20分
兵庫県立歴史博物館
[電車・バス]姫路駅または山陽姫路駅より徒歩約25分、バスで約12分
播磨国総社 射楯兵主神社
[電車]姫路駅より徒歩約15分 [車]山陽自動車道 姫路東ICより約10分、姫路バイパス姫路南ランプ・ 北へ約10分
姫路文学館
[電車・バス]山電姫路駅よりバスで約6分、市之橋文学館前下車 徒歩約5分 [車]山陽自動車道 姫路西ICまたは姫路東ICより約25分、中国縦貫自動車道 福崎ICより約25分
大手前通り
[電車]姫路駅北口より徒歩すぐ
姫路市立水族館
[電車]手柄駅より徒歩約10分 [バス]西延末・姫路市立水族館北下車 徒歩約5分 [車]姫路バイパス 中地ICより約5分
姫路市埋蔵文化財センター
[車]姫路バイパス 姫路東ICより約5分 [電車]御着駅より徒歩約30分 [電車・バス]姫路駅よりバスで約20分、坂元停留所下車 徒歩約3分
廣峯神社
[電車・バス・タクシー]姫路駅よりバスで約20分、タクシーで約10分
太陽公園
[車]山陽自動車道 姫路西ICより約10分 [電車・バス]姫路駅よりバスで約30分、打越新田・太陽公園北下車後 徒歩約7分
日本玩具博物館
[電車]香呂駅より徒歩約15分 [車]播但有料道路 船津ランプより約5分、中国自動車道 福崎ICより約15分