【関西・兵庫】みなとやま水族館周辺で訪れたいおすすめ観光スポット12選
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2024/07/26
兵庫県は姫路城や六甲山、神戸市街など、景色とともに紅葉を楽しめるスポットが多いエリアです。特に、山間部では朝と昼の寒暖差が大きいことから、より色鮮やかな紅葉を見せてくれます。また、紅葉の時期も山間部が早い傾向にあり、10月中旬から見頃を迎えるスポットも。本記事では、名所から穴場まで兵庫県の紅葉スポット23選を、見頃も合わせてご紹介します。兵庫県ならではのスポットで秋に色づく景色を眺めてみてください。
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兵庫県の紅葉は、10月中旬から12月上旬まで紅葉を楽しめます。紅葉の見頃は各地域の気候によっても異なり、神戸市では10月中旬から12月中旬まで、丹波市では11月上旬から下旬まで、紅葉を楽しむことが可能です。また、姫路市の山間部では10月下旬から12月上旬に見頃を迎えます。このように目当てのスポットによって見頃が異なるため、訪れる際はそれぞれのスポットの情報を確認しておきましょう。
姫路城西御屋敷跡庭園 好古園(こうこえん)は、九つの庭園群からなる四季折々の自然が美しい日本庭園です。庭園の美しさと静寂な雰囲気は、心を洗い清めるかのような癒やしを与えてくれます。ここでは11月中旬から下旬にかけて、紅葉の見頃を迎えます。例年ライトアップも行われているため、夜の紅葉も楽しめるでしょう。
姫路城西御屋敷跡庭園 好古園
瑞宝寺公園(ずいほうじこうえん)は、兵庫県有馬に位置する県内有数の紅葉スポットの公園です。かの太閤秀吉も愛用した石の碁盤がある場所としても知られています。また、公園内には伏見城から移設された門もあり、歴史を感じられるでしょう。ここでは約2,000本を超えるモミジやカエデが彩り、美しい紅葉が見られます。また11月には毎年大茶会が開催され、公園内でお茶を楽しみながら紅葉を観賞できます。
須磨離宮公園(すまりきゅうこうえん)は、かつての皇室の別荘跡地で、広大な敷地内に噴水広場やバラ園、花しょうぶ園など、季節ごとに美しい花や紅葉を楽しめる公園です。公園内には王侯貴族や世界殿堂入りのバラ園など、バラの歴史と文化を紹介しているスポットがあります。また、みどり滝から続く長さ約150mのもみじ道で紅葉が見られます。見頃は11月中旬から下旬で錦に染まる紅葉のトンネルが楽しめますよ。
須磨離宮公園
須磨寺(すまでら)は真言宗須磨寺派の大本山で、源氏と平氏の浪漫を感じられる場所として知られています。庭には、平敦盛(たいらのあつもり)と熊谷直実(くまがいなおざね)の一騎打ちをした場面を再現した迫力満点の像が立てられています。秋になると、萩や銀杏、真弓の紅葉が彩り、秋の景色を楽しめます。美しい紅葉の中で散策することは、心を落ち着かせる至福のひと時となることでしょう。
須磨寺
ねね橋は、有馬温泉の魅力を凝縮したフォトスポットのひとつです。街の中心部に位置し、一際目を引く赤い欄干は、まさに有馬温泉の象徴ともいえます。ここには、豊臣秀吉の正室である寧々(ねね)の像も置かれ、後ろにあるモミジ、カエデの木と合わせて美しい表情を見せてくれるでしょう。紅葉の見頃は11月上旬から中旬で、ねね橋と紅葉を写真に収められます。夜にはライトアップもあり、日中とはまた違った姿を見せます。
大本山 摩耶山天上寺(まやさんてんじょうじ)は、646年に始まり、孝徳天皇の勅願を受けて高僧法道仙人が開創したお寺です。このお寺では釈迦の生母・摩耶夫人を祀っており、安産、子授け、子育ての守護仏として信仰されています。お寺へ向かう参道にはモミジやドウダンツツジなどが植えられており、秋になれば美しく色づき、神聖な雰囲気が漂ってきます。紅葉の時期は、境内の様々な木が順番に色づき、例年10月下旬~11月中旬頃です。
大本山 摩耶山天上寺
神戸市立森林植物園(こうべしりつしんりんしょくぶつえん)は、メタセコイアやシャクナゲなど、さまざまな植物を楽しめる植物園です。秋になると、約3000本の植物たちが美しい景色を作り出し、訪れる人々を魅了しています。10月下旬から11月下旬には、モミジやカエデなどの紅葉の赤色と、ジュウガツザクラの花の白色が同時に見られ、園内を彩り、夜にはメタセコイア並木がライトアップされます。
神戸市立森林植物園
六甲高山植物園(ろっこうこうざんしょくぶつえん)は、冷涼な気候を活かして約1,500種類の高山植物や寒冷地植物などを栽培している植物園です。海抜約865mの六甲山の山頂付近に位置しているため、紅葉の時期が早く、10月中旬から11月中旬にかけて木々が色づきます。カエデやツツジはもちろんのこと、シロモジやコアジサイなどのさまざまな植物の紅葉も楽しめるでしょう。
六甲高山植物園
六甲有馬(ろっこうありま)ロープウェーは、兵庫県に位置する六甲山頂駅から有馬温泉駅までを結ぶロープウェイです。ロープウェイに乗ると、眼下には壮大な六甲山の景色が広がり、四季折々の美しい景色を楽しめます。11月上旬から下旬にかけて六甲山頂駅周辺が紅葉の見頃となり、秋色に色づく六甲山の絶景が眺められます。
六甲有馬ロープウェー
神戸布引(こうべぬのびき)ハーブ園は、ロープウェイを利用してアクセスできる日本最大級のハーブガーデンです。約500本のモミジやヤマザクラをはじめ、さまざまな木々が美しく色づき、紅葉を楽しみながら散策できます。ハーブや花々とともに展望エリアからの夜景は絶景であり、「光の森」のライトアップは美しい光景として知られています。
神戸布引ハーブ園
高源寺(こうげんじ)は、丹波紅葉三山のひとつとして知られるお寺です。境内にある天目楓の美しい紅葉は人気を博しており、秋にはその景色を楽しむために多くの観光客が訪れます。予約制の精進料理も楽しめるため、気になる方は事前に確認しておくと良いでしょう。紅葉に映える本堂や三重塔の美しさを、その目に焼き付けてください。
高源寺
岩屋山 石龕寺(いわやさん せきがんじ)は、開基が聖徳太子と伝えられているお寺です。駐車場から本堂までの参道は、約600本ものモミジが植えられています。11月中旬から下旬には、イチョウやモミジが紅葉の見頃です。山門へと続く坂道を登ると、760年前に作られたといわれている金剛力士像が出迎えてくれます。また、例年、11月第3日曜日には「足利氏ゆかりの石龕寺もみじ祭り」が催されています。
岩屋山 石龕寺
白毫寺(びゃくごうじ)は、705年に開基され、七堂伽藍が現存している歴史の長いお寺です。総本堂からの太鼓橋や高台の薬師堂から見下ろす光景がビュースポットです。秋になると、モミジが鮮やかな赤色に色づき、ムクロジが黄色いアクセントを加えて、秋色に染まります。ここでの紅葉は、11月上旬から11月下旬には見頃を迎えます。
白毫寺
大國寺(だいこくじ)は神仏習合の祈願寺で知られているお寺です。呼び名は、大国主命(おおくにぬしのみこと)が由来と言われています。ここでは本尊であるお薬師さまが祀られており、病苦厄難を除いてくれるご利益があるとされています。境内には、約50本のオオモミジやヤマモミジなどが植えられており、紅葉の見頃は11月上旬から下旬です。紅葉になれば、モミジとイチョウが色づき、本堂前を赤色と黄色で飾ります。
大國寺
安國禅寺(あんこくぜんじ)は、裏庭に広がるドウダンツツジの美しい紅葉が特徴のお寺です。このお寺は、光厳上皇の院宣を受けて建立された由緒あるお寺です。お寺としての歴史的価値も高く、また美しい紅葉が見られることから多くの観光客が訪れています。2023年には、但馬安國禅寺とドウダンツツジが「兵庫県景観形成重要構造物・樹木」に指定されました。見頃は11月初旬から中旬で、秋に訪れると心が癒やされることでしょう。
安國禅寺
東山公園(ひがしやまこうえん)は、桜とモミジの名所として知られている公園です。園内にある展望台からは円山川と町並みや城崎温泉街など、美しい景色が広がっています。秋には紅葉が美しく、11月中旬から下旬になると見頃を迎えたモミジの色づく姿が見事です。公園の登り口から山頂までの道は、紅葉が美しく、ゆったりとしたペースで散策できるでしょう。
原不動滝(はらふどうだき)は、滝を眺望できる遊歩道が整備されていることで知られている紅葉の名所です。11月上旬から下旬にかけて、周辺の広葉樹が色とりどりに染まり、美しい眺めが楽しめます。滝と紅葉のコントラストは、まさに絶景といえるでしょう。原不動滝周辺には温泉やキャンプ場などもあるため、滝を眺めたあとは、温泉でゆっくりとリラックスしたり、キャンプで自然と触れ合ったりできます。
原不動滝
最上山公園(さいじょうさんこうえん) もみじ山は、日本のカエデ約3000本と、その周辺に世界各国のカエデを約400本栽培している公園です。この公園は、11月中旬から下旬にかけて山全体が美しく燃えるように染まります。遊歩道の両側に広がるカエデの枝が、美しい紅葉のトンネルを作り上げ、訪れる人を魅了するでしょう。公園の近くには、弁天池があり、市民の憩いの場として親しまれており、秋の風を感じながら散策できます。
福知渓谷(ふくちけいこく)は、関西の風景100選にも選ばれ、季節ごとに美しい渓流が楽しめる渓谷です。作家の田辺聖子さんも愛した景勝地としても知られており、福知渓谷を題材にした作品を発表しています。10月下旬から11月中旬には、福知渓谷の紅葉が見頃です。モミジやカエデなどの木々が美しい色彩に染まり、一面が赤や黄色に彩られる光景はまさに圧巻です。また、宿泊施設やデイキャンプ場もあり、秋の旅行にも良いでしょう。
西の奥入瀬といわれる赤西渓谷(あかさいけいこく)は、ケヤキやカエデの大木が豊富に植えられており、見事な紅葉を楽しめる渓谷です。自然に恵まれており、渓谷に沿って林道が走っているためハイキングコースとしても人気があります。心を癒やすセラピーロードとしても活用されており、11月上旬から下旬にかけてカエデやケヤキの紅葉が見頃です。自然の中で散策をしながら、心地良い風を感じると、心身ともにリフレッシュできるでしょう。
龍野公園(たつのこうえん)は、さくら祭や聚遠亭(しゅうえんてい)の幻想的な景色を楽しめる公園です。11月初旬から下旬にかけて、公園内のカエデが美しく色づきます。そのなかでも、公園内にある聚遠亭は、ライトアップも行われ、真っ赤に色づいたモミジが心字池に浮かぶ様子が非日常的に感じられます。ほかにも、園内や小径には竹灯籠を設置してあり、より神秘的な雰囲気を楽しめますよ。
龍野公園
養父神社(やぶじんじゃ)は、養父市にある紅葉の名所です。この神社は、歴史ある建物と壮大な紅葉が見どころであり、多くの観光客やフォトグラファーに人気を集めています。11月上旬からモミジ、イチョウなどが色づき始め、11月中旬には見頃を迎えます。紅葉の時期には、養父神社でモミジまつりが開催され、神社周辺の木々が鮮やかな色に染まり、幻想的な風景が広がります。
養父神社
砥峰高原(とのみねこうげん)は、ススキの草原が広がる名所として知られている高原です。春には美しい花々が咲き誇り、初夏には小鳥のさえずりが耳に心地良く響きます。10月下旬から11月上旬の秋にはススキをはじめ、イチョウやモミジなどが彩りを添え、黄金色に変化した風景が広がります。秋晴れの日に訪れると、広大なススキの草原や黄金色に輝く風景で、まさに絵画のような美しさです。
砥峰高原
本記事では、名所から穴場まで兵庫の紅葉スポット23選を、見頃も合わせてご紹介しました。兵庫の紅葉は、山間部と都市部によっても見頃が変わるため、あらかじめどのようなスポットの紅葉を見たいのかを決めておくと良いでしょう。また、その年の気候によって、若干見頃の時期が前後してしまう点にも注意が必要です。本記事を参考に、スポットを訪れ、心に残る思い出にしてください。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:はくしょう(ロゴスキ)