【九州・鹿児島旅行】鹿児島市内の人気観光スポット14選 家族・子連れにもおすすめ
2024/05/13
2024/08/06
鹿児島の銘菓といえば「かるかん」を思い浮かべる方が多いでしょう。かるかんの歴史が始まったのは江戸時代で、お殿様に献上する特別なお菓子として登場しました。かるかんは、今でも人気が衰えることなく、メディアで取り上げられる店舗が軒を連ねています。そこで、鹿児島の伝統和菓子「かるかん」に注目をしてみます。
この記事の目次
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記事を読む▸日本全国には、さまざまな「地元銘菓」があり、ご当地のシンボルともいえる存在となっています。お菓子の名前を聞いただけで、その都市などが分かるものが多くあります。もちろん、鹿児島にも地元が分かるお菓子が存在しています。それは「かるかん」という、鹿児島の和菓子で特産品となっているものです。今回は、鹿児島銘菓の「かるかん」に注目して、老舗やおすすめのお店をご紹介しましょう。こちらの情報は、2023年11月時点での情報です。実際に訪れる前にお店の公式HPなどで最新の情報の確認をおすすめします。
鹿児島の銘菓となっている「かるかん」は、鹿児島で広く愛されているお菓子です。かるかんという名が歴史上に初めて登場したと言われているのは、1699年江戸時代・中期とされています。薩摩藩島津家に伝わる「御献立留」という献立表があり、かるかんが登場する最古の文献だと言われており、「軽羹」と記されるようです。
かるかんは、島津家の御献立留に、再び記録されたのが1716年。菓子値段帳に記されるようになったのは、1738年(豊後岡藩)、1778年(山形鶴岡)などで、文献に登場するようになってきました。江戸時代までのかるかんは、お殿様などに献上する「献上菓子」であったため、庶民の口に入る機会は少なかったのです。お砂糖が手ごろな価格で手に入るようになった明治時代からは、かるかんが庶民の和菓子となっていったとのこと。
かるかんといえば、羊羹のような長い四角形をしたものを指し、シンプルな生地だけの状態です。一方、かるかん饅頭というのは、かるかんがまるい饅頭のような形をしたもので、中にこし餡が入ったものを指します。シンプルなかるかんも、素材の味わいを楽しめるので良いのですが、お土産などには、かるかん饅頭をお持ちになることが多いようです。
かるかんの保存で最適な温度は常温で、作っているお店によりますが賞味期限は8日から14日ほどとなっています。あくまでも未開封の状態を保った状態での賞味期限です。もし、開封をしたのであれば、冷蔵庫に保存をして一両日中にお召し上がりになることをおすすめします。ちなみに、かるかん饅頭だと少し賞味期限が短く、7日ほどとなります。お土産にお持ちになるのであれば、早めに渡すのがおすすめです。
かるかんの保存方法は、箱に書かれている保存方法を守るのが基本で、未開封と開封後では保存方法が変わります。未開封ですと、常温で保存ができます。常温は15℃から25℃の間で、温度が一定している・直射日光が当たらない・風通しの良い場所がおすすめです。このような場所が難しい時は、未開封でも冷蔵庫に入れましょう。
開封後は、密閉して冷蔵庫で保存するのがおすすめです。かるかんは米粉を使っていることから、冷やすと硬くなってしまうのは避けられません。かるかんを温めるのであれば、かるかん全体に霧吹きを使って水を吹いて、ひとつずつラップをかけて、レンジで温める(30秒ほど)のがおすすめです。蒸すのも良いでしょう。
かるかん見た目はふわふわしてしっとりしており、初見の方は、食感も口の中でサッと解けるようなイメージを持つ方が多いでしょうか。しかし、材料に自然薯を使っていることもあり、弾力を感じることが特徴です。ふわふわともっちりが合わさった魅力的なお菓子といえます。自然薯の旬は、秋から冬にかけて。そのため、自然薯の旬は、かるかんの旬とも言われているのです。
かるかんの魅力は、何と言っても「自然の素材」を使うことで、風味豊かな味わいを楽しむことができるということです。自然薯を使うため、独特の粘りと香りはもっちりとした食感を、そして、くどくない上品な甘さを共にしている、自然派の蒸し菓子。シンプルなビジュアルをしている和菓子ではありますが、ひとくち食べると自然の味わいと香りの虜になるでしょう。
鹿児島県の空の玄関口である鹿児島空港で、銘菓かるかんなど、鹿児島のお土産を購入することができます。鹿児島空港は、鹿児島観光のお土産を選ぶ最後のスポットです。空港2F・出発ロビー前にあるので、分かりやすい場所にあるのもおすすめポイント。自分用のお土産などの買い足しに便利に利用できます。
鹿児島空港のほかにも、鹿児島の陸の玄関口・鹿児島中央駅。九州新幹線が開通していることから、中国地方や関西などからも、観光客が訪れています。それに伴い、駅構内の設備は充実してきているようです。こちらでも鹿児島の特産品や銘菓などのお土産を購入できます。
鹿児島のお土産として有名な「かるかん」。その元祖かるかんの名店で歴史のある味わいを感じさせる「明石屋」は、創業160有余年の、鹿児島で最も歴史のあるお店です。明石屋は、 鹿児島県内でかるかんを最初に発売したかるかんの発祥の店と言われています。現在は、県内に14店舗を構え、空港や駅にも店舗が入っています。
たくさんのお菓子が並ぶ中で、一番人気となっているのがかるかんです。かるかんは、天然の自然薯・米粉・砂糖を使った、永い歴史を持つ薩摩菓子で、藩主にも献上されたとのこと。良質な自然薯を使うことで、もっちりとした生地でありながら軽い口当たり、自然薯の豊かな風味を感じることができます。
優しい甘さと弾力のある生地が特徴であるかるかんの中に、こし餡を包むことで、より一層、和菓子の美味しさを楽しむことができる「かるかん饅頭」も人気。明石屋では、かるかんなどのお菓子の通信販売も行っているので、鹿児島の故郷の味わいを遠くの地でも味わうことができます
明石屋
鹿児島県・霧島市国分に本店をもつ、老舗の和菓子店です。明治17年の創業で、長い間、伝 統の味を守り続けています。鹿児島伝統となっている和菓子「かるかん」は、鹿児島県内外の 方から愛されている代表的な銘菓。天然名水と地元の特産品である自然薯を使います。
半月の形をした、しっとり食感の「創作生かるかん」は、霧かん(こし餡)・櫻かん(櫻餡)・橘かん (蜜柑餡)があり、それぞれの餡を包みます。上品な味わいは、お茶うけやお土産におすすめ です。伝統の味を守りながら現代に合わせた味わいとなった「かるかん饅頭」も人気。
ほかにも、「栗かるかん」(秋季限定)や「黒糖かるかん」(冬季限定)など、季節の味わいを味わえるかるかんも。天然の自然薯を使うことで、さらにしっとりとした食感を味わえる本格派の 「極上 元〈はじまり〉かるかん」など、さまざまな味わいを楽しめるのが魅力。
老舗菓子店とらや
薩摩の自然の恵みをたっぷりと使ったお菓子が人気の「山福製菓」。旬の素材を厳選し、その 味わいを生かしたお菓子を製造しています。伝統を守りつつ、新しい発想を取り入れながら歩 み続けている菓子店です。
素材を生かしたお菓子の代表に「かるかん」があります。山芋を使ったお菓子で、山芋に米粉 と砂糖を合わせるのです。山福製菓のかるかんは、さらに卵白を入れることでしっとり感だけ ではなく、ふわふわとした食感も感じられるのが特徴です。
山芋の味を大切にしたスタンダードな「あんなしかるかん」、山芋と餡が素朴さを感じさせる 「かるかん白」、彩りの良い4種のかるかん「彩りのかるかん」があります。春(桜)・初夏(お茶)・ 秋(紫さつまいも)・冬(山芋)で表現し、鹿児島の四季を感じさせるかるかんです。
かるかんのほかにも、スイートポテトとクッキーの相性がいい「薩摩芋タルト」や薩摩の恵みが ギュッと詰まった「スイートポテトン」もあり、鹿児島の素材を生かして作られたお菓子が人気。
山福製菓
1860年・江戸末期創業で、歴史のある老舗菓子店薩摩菓子所「富久屋」。昔からの製法、材料にこだわりを持ち、本物の美味しさを伝えるという変わらない思いで、質の高いお菓子を作り続けているお店です。
地元で採れる山芋と米粉を使ったと伝えられている伝統のあるお菓子「かるかん」。自然薯を使うことで、独特の粘りを持ち、優しい味わいが特徴。小豆の漉し餡を入れた「かるかん饅頭」、ほかにも、よもぎや紫芋のかるかんもあります。お土産におすすめの一品です。
江戸時代からの伝統となっているお菓子には、「春駒」(はるこま)があり、小豆と米粉を使った蒸し菓子。もっちりとした食感を楽しめます。漉し餡とよもぎで 作ったお団子を、ニッキの葉で包んだ郷土菓子「けせんだんご」は、もちっとし た食感のお団子と、ニッキの爽やかな香りを楽しめる一品。
注目を集めるお菓子はほかにもあり、第二次世界大戦中、特攻隊員が片手で食べられるようにと、命令を受けたことから作られたのが「海軍タルト」(現在は古今タ ルトに名前を変更)。タルトを食べていたという証言をもとに半年かけて再現し たもので、スポンジ生地に漉し餡を流したお菓子。当時の食糧難の時代、甘いお菓子は大変貴重だったとのこと。
富久屋では、いちご大福やだっきしょ最中など、さまざまな和菓子を提供しています。お近くにいらした際、立ち寄ってはいかがでしょうか。
鹿児島の銘菓・かるかんを購入できるお店や、特産品などを購入できるスポットをご紹介しました。お土産を購入できる場所が分かったら、今度は鹿児島の観光スポットを巡ってはいかがでしょうか。鹿児島のおすすめ観光スポットをご紹介します。どのスポットに訪れても鹿児島らしさを楽しむことができるでしょう。
「金山蔵」は、江戸時代より薩摩藩の栄華を支え、薩摩文化と本格的な焼酎のルーツを見つめられるスポット。金山坑道跡を利用したもので、醸造から貯蔵まで行い、本格的な焼酎蔵として営業しているのが大きな特徴。350余年にわたって掘り続けられた金山坑道跡は、総延長120kmにも及びます。1年を通して19℃前後の気温を保ち、高湿度、紫外線が届かないという焼酎を作る環境として最適な場所。トロッコ列車に乗って坑道内の焼酎蔵を見学できるほか(不定期開催)、地上では清酒蔵や蔵乃仲見世があるので、買い物などを楽しめます。
薩摩金山蔵
奄美空港から徒歩で5分ほどの場所に位置している、民宿併設型のダイビングショップ。海へのアクセスも良く、車で3分ほどの立地にある。民宿併設型なのでダイビングにたっぷりと時間を使えるのが魅力。奄美大島の北部・西部・東部を網羅しており、夏はトカラ遠征ダイビングも開催しています。奄美の魅力をめいっぱい感じられる、おすすめのスポット。
ひかるダイバーズ
奄美の北部エリアのダイビングポイントを網羅しており、本格的なダイビングから、初心者のシュノーケリング、フィッシュウォッチャーなど、さまざまな形で海と触れ合えるのが魅力のダイビングショップ。海洋生物や珊瑚などを観察でき、水中写真を撮ることも可能です。初心者も安心の少人数制。人気のコースは「ウミガメシュノーケリング」で、ウミガメといっしょに泳ぎ、写真撮影できる可能性があります。
RELAX ダイビングサービス
奄美大島の北部のダイビングスポットを楽しめるダイビングショップ。少人数制で安心してダイビングを楽しめるので、初心者の方も安心。ダイバーの経験を考慮しつつ、安心してダイビングを楽しめるように、当日の海況や天候を考慮し、ポイントを選定。水中写真を撮ることもでき、お気に入りの1枚になるように、さまざまなアドバイスをしてくれる。
DiveService BULE GATE
鹿児島県・指宿市に2021年オープンの、一戸建てタイプで湯浴みを楽しむことができる温泉施設。鳥のさえずりや、桜や紫陽花などの四季折々の草花を眺めながら、こんこんと湧き出ている源泉かけ流しの「美肌の湯」を堪能できます。各棟には、お手洗いや休憩室なども完備。棟と棟の間が離れているので、小さなお子さんを連れているファミリー層にとても好評。日常を離れて、ゆったりとした時間を過ごしてはいかがでしょうか。
はなのゆ
世界遺産となっている屋久島は、黒潮と対馬海流が分岐する島です。森の養分が川を通じて流れ込むことから、魚種が豊富なのが魅力で、その種類は約950種。ダイビングやシュノーケリングで、さまざまな魚との出会いを楽しむことができます。海を熟知したスタッフが案内するスポットで、ウミガメに出会える可能性がある。インストラクターが丁寧にサポートしてくれる体験ダイビングコースもあるので、ビギナーや泳ぐのが苦手な方でも安心。
エバーブルー屋久島
鹿児島県・霧島市に位置している、天然露天風呂を完備した家族温泉施設です。趣向を凝らしている客室で、天候を気にせずに源泉かけ流しの温泉を楽しむことができます。プライベートな空間で、ゆったりと湯浴みをすることで、気持ちや身体をリフレッシュさせてみてはいかがでしょうか。人気が高いのは、ミストサウナが付いた客室。
いやしの湯山翠
ベテランのインストラクターが泳ぐためのコツを丁寧に教えてくれるので、初心者の方でも安心してダイビングを楽しむことができます。体験ダイビングは、ビーチで開催されるとのことで、ライセンスがいらないため、気軽に参加しやすいのも魅力。神秘的な雰囲気で透明度の高い海は、ベテランダイバーも満足できるスポットです。
屋久島ダイビングガイド夢心地
世界自然遺産となっている奄美大島の森。奄美でナイトツアー専門でガイドをしている会社です。長年の経験と豊富な知識で生き物を早く発見できるため、さまざまな生き物と出会える可能性が高い。奄美大島固有の多くの生き物は夜行性なので、ナイトツアーは、明るい時間帯とは違う自然を楽しめるチャンス。開放的なオープンジープで、探検に出かけてみましょう。晴れた夜は満天の星空を眺めることもできます。
奄美ナイトツアーサービス
鹿児島県薩摩川内市内に位置している甲冑の製造メーカーです。甲冑工房丸武で運営しているテーマパークは、戦国時代を体感できるとあって、幅広い世代に注目されているスポット。実際に武将が着用した鎧兜の設計通りに再現された甲冑は、仕上がりがとても美しく、まさに芸術品といえる。工房の歴史、テレビや映画で使用された甲冑などが展示されている「戦国武将展示館」、甲冑を着て撮影できる「着付け写真館」などがあり、海外からも観光客が訪れる。
甲冑工房丸武
奄美大島でマングローブカヌーや体験ダイビングなどを扱っています。「珊瑚茶屋」では、自社カヌーを使用しており、コストパフォーマンスと時間効率が良い。そのため、カヌーと体験ダイビングの1DAYツアーも楽しむことができます。経験20年以上のベテランインストラクターがいるので、カヌー体験をしたいとお思いでしたら、珊瑚茶屋へ足を運んでみましょう。
ダイビング&カヌー珊瑚茶屋
日当山温泉郷にある、日帰り温泉施設です。露天風呂付き大浴場と趣の違う全11室の個室風呂(貸切湯)があり、日帰りで温泉を楽しむことができます。個室風呂には、休憩所(TV・冷蔵庫あり)・洗面・トイレが完備されているので、ゆっくりと過ごすことができるのが魅力。源泉100%かけ流しの自慢の湯は、「美人の湯」と言われ、美肌効果のあるナトリウム炭酸水素塩泉。なるべく水で薄めないで入るのがおすすめ。
霧島美人の湯 You湯
鹿児島県・指宿市に鎮座している「揖宿神社」は、鹿児島県の天然記念物に指定されている森の中にあります。樹齢1000年を超える大楠が8株、樹齢500年を超える樹々も多くあり、永い間、神社を見守ってきました。自然に囲まれているので、自然のエネルギーをたくさん頂けそう。参拝者の心を和ませるのは、樹々だけではなく、社殿の格天井にも。舞殿には126枚、勅使殿には64枚もの花木絵が描かれています。
揖宿神社
1978年9月に開場したゴルフ場です。島津家の所有地であった広大な丘陵地を生かしたコースは、全18ホール、6811ヤードの名門コース。コースはそれぞれ特徴があり、グリーンの傾斜とスピードに注意が必要なコースも。鹿児島市内・鹿児島湾・桜島を眺望できるコースもあり、とても好評です。整備が行き届いているので、気持ちよくプレーができます。旅のアクティビティにいかがでしょうか。
島津ゴルフ倶楽部
JR鹿児島中央駅から徒歩で15分ほどの立地にある、大浴場とサウナ、家族湯、ミニプールを備えている都市型温泉施設。薬草風呂や電気風呂など、さまざまな湯舟を楽しむことができます。有料のアメニティも充実しているので、お風呂道具がなくても、気軽に利用できるのが魅力。家族湯は、落ち着いたお部屋、かわいいお部屋、超微細気泡で洗浄効果の高いシャワーヘッドが利用できるお部屋など5種類があります。
太陽ヘルスセンター
幅210m、高さ12mという、迫力満点の「曽木の滝」は、日本一の滝幅を持っています。そのダイナミックな姿は、「東洋のナイアガラ」と言われ、岩肌を削るように流れ落ちる水流は圧巻。滝の周辺は自然公園となっているので、四季折々の顔を見せる。春には桜、秋には紅葉が楽しめ、訪れる人々を魅了します。
曽木の滝
太平洋戦争時の戦闘機や特攻隊員の遺影や遺書などの資料が残る、知覧特攻平和会館。特攻作戦の資料の展示などの貴重な資料もあります。当時の真情を後世に正しく伝えるためです。ありのままの姿を見ることで、平和の大切さや命の尊さを知ることができます。
知覧特攻平和会館
鹿児島のシンボルともいえる「桜島」がよく見えるスポットにある「いおワールドかごしま水族館」。鹿児島の海の生き物が中心で、約500種3万点が展示されています。ジンベエザメ・カツオ・マグロなどが泳ぐ姿が見られる黒潮大水槽は圧巻。深海にいるような非日常を感じることもできるのも魅力。不思議な生き物「うみうし」の展示があり、飼育研究を行う珍しい水族館です。
いおワールドかごしま水族館
頂峯院跡地に建てられた、中国風の庭園「冠嶽園」(かんがくえん)。「方士徐福」の伝承を顕現するとともに、中国との友好関係を深めたいと願いを込めて作庭されたのです。古代中国に迷い込んだような不思議な雰囲気の庭園を、散策しながら四季の移り変わりを楽しむのもおすすめ。
冠嶽園
島津家の別邸である「仙巌園」(せんがんえん)は、桜島を望むことができるスケールの大きな庭園です。殿様が暮らしたと言われる御殿は、迎賓館として利用され、国内外から賓客が訪れたとのこと。最後の藩主となった島津忠義も亡くなるまで、ここで暮らしていたといいます。古写真や調度品などの展示もしているので、殿様の暮らしを垣間見ることができるのが魅力。
仙巌園
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を祀っている歴史の長い古社です。霧島山の噴火で、焼失と再建を繰り返しており、現在の場所に移ったのは、約500年前と言われています。南九州最大規模を誇り、樹齢800年と言われている御神木・大きな朱色の鳥居が圧巻。緑に囲まれた参道や本殿は、神聖な雰囲気が漂っています。2022年に国宝と指定された、幣殿・本殿・拝殿。そのほかの建造物は重要文化財となっている。
霧島神宮
元は錦江湾に浮かんでいる島であった桜島は、1914年の大噴火がきっかけとなって、大隅半島と陸続きとなりました。いくつかある展望所で桜島と錦江湾という大自然のパノラマビュー、自然の大きな影響力を感じることができる大噴火の溶岩跡、火山灰に埋もれたままで保存されている鳥居など、見どころがいくつもあります。そんな桜島の観光スポット11選を「車なし」でゆっくり観光してみましょう。
鹿児島の銘菓となっている「かるかん」の老舗店や有名店をご紹介しましたが、いかがでしょうか。かるかんは、時代が変わっても愛され続けている、歴史の永いお菓子。元は、お殿様に献上するお菓子だということです。しっかりと歴史を受け継ぐスタンダードなかるかん、餡が入ったかるかん饅頭、彩りが良い季節を感じるかるかん、現代風にアレンジされた創作生かるかんと、歴史を感じさせつつ、素敵な姿になったかるかんを、鹿児島土産にしてみませんか?
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:kuwa