【関東】本当に涼しい避暑地14選 夏の観光におすすめの涼しい場所を厳選
2024/06/27
2024/04/18
日光は栃木県北西部にあり、美しい自然と古くからの歴史を感じられるスポットがあちらこちらにあります。そのため世界的にもよく知られた観光地となっていて、有名な滝や神社、寺院などはいつも多くの観光客でにぎわいます。そこで日光の豊かな自然や歴史を体感できるおすすめの観光スポットをご紹介します。
この記事の目次
目次を開く ▼
栃木県北西部にある日光は、豊かな自然と世界的にも知られる歴史的スポットが多く、多くの観光客が訪れます。そこで、日光の自然と歴史をじっくり楽しむことができる観光スポットについて、そのおすすめポイントをご紹介します。
※なお、こちらの情報は2024年3月時点のものです。実際に行く前にお店の公式HPなどで最新の情報を確認することをおすすめします。
日光の代表的な観光スポットとしてまず挙げられるのが美しい自然が楽しめる場所です。中禅寺湖などは海外でも日本の有名な景勝地 として知られており、明治時代になると海外から多くの観光客が訪れるようになりました。
これらの景勝地は周辺の地域とともに「日光国立公園」に含まれており、美しい自然が大切に守られ、現在に至っています。
日光の自然スポットとして人気なのが「滝」です。日光は山間を流れる川が火山活動によりせき止められ、滝がたくさんできました。「日光四十八滝」 などと呼ばれるほどです。
華厳ノ滝をはじめとして、日光には有名な滝が多く、四季折々の自然に彩られた美しさは、観光客の心を打ちます。
日光の火山活動は、滝だけではなく、湖沼や湿原なども作り出しました。そのため日光の自然スポットはバリエーションに富んでおり 、いろいろな景色を一度に楽しむことができます。
特に戦場ヶ原は湖が広大な湿原になっており、ここでしか見られないさまざまな動植物が生息しています。ガイドツアーなども利用しながら、ゆっくりハイキングがてらに景色を楽しむのもおすすめです。
日光はもともと日光権現を祀る場であり、山岳信仰や修験道の聖地となっていました。その場所に江戸時代、徳川家康が祀られた日光東照宮が造営されたことから、多くの人々が参詣に訪れる宗教都市 となりました。
特に1999年には「日光の社寺」ということでユネスコの世界遺産に登録 され、さらに世界的にも知られる観光都市となっています。
日光の観光スポットというと日光東照宮などの神社、寺などをイメージする方も多いのではないでしょうか。世界遺産「日光の社寺」には日光にある「二社一寺」に含まれる建造物群が指定されており、国宝、重要文化財クラスの建物 をたくさん見ることができます。
それぞれの寺や神社は敷地も広く、見どころも多いので、ぜひゆっくりと時間を取って拝観することをおすすめします。
日光の神社や寺は江戸時代から日光参詣に訪れる人々でにぎわっていました。明治時代になり、日本に多くの外国人が来るようになると、これらの外国人が日光を訪れることが増え、その様子が広く知られるようになります。
そのため、これらの外国人が滞在するために洋風の建物 が多く作られ、これが日光の歴史的建造物 として知られるようになりました。ホテルや外国の大使館別荘などの建物が今でも残っており、当時の近代建築を今に伝えています。
日光は関東地方にある都市ですが、「関東の冷蔵庫」といわれることもあるほど、気温が低いところでもあります。夏は避暑地としても人気ですが、その分冬は寒く、真冬日になることもあります。そのため、四季折々の自然の変化が美しいところ です。
日光にはさまざまな観光スポットがありますが、いつ訪れるのがおすすめなのでしょうか。観光におすすめのシーズンについてご紹介します。
今述べたように気候的には四季折々、いつでも観光を楽しむことができますが、中でも特に人気が高いのが秋です。日光の秋の紅葉は特に美しく 、気候も快適なので、観光はもちろん、ハイキングや登山を楽しみたいという方もこの時期に多く訪れます。
日光の紅葉の時期は、年により違いがありますが、9月下旬から11月下旬が見ごろ になることが多いです。場所によっても違いがありますから、紅葉を楽しみたいという方は、公式サイトなどを確認して予定を立てることをおすすめします。
日光を代表する滝といえば「華厳ノ滝」 ではないでしょうか。中禅寺湖から流れ出すこの滝は、日光山を開いたとされる勝道上人により発見され、「華厳経」からこの名前が付けられたといわれます。
袋田の滝、那智の滝と並ぶ日本の三大名瀑のひとつ に数えられる滝。高さ97mの断崖から一気に滝壺まで落下する姿は見事。エレベーター(有料)を利用すれば間近で見学可能です。
華厳ノ滝にはエレベーターで行く観瀑台があり、滝つぼを間近で見ることができます。四季折々の景色の変化も美しく 、冬には細い滝が凍ることによるブルーアイスに彩られた景色、雪解けの時期には雪解け水でさらに迫力が増す光景、初夏の新緑に秋の紅葉と、いつ訪れても楽しめるでしょう。
華厳の滝
男体山噴火の溶岩の上、湯川が岩肌を滑り落ちるように流れる美しい滝。途中から2枝に分かれ滝壺に落ちる様子を正面から見ると、竜の頭に見えることが名の由来。ツツジや紅葉の季節が見頃 です。
奥日光三名瀑のひとつ に数えられ、下流側に観瀑台からは滝壺の様子が一望できるほか、東側の側面の散策路から滝の側面を眺めることもできます。
「竜頭ノ滝」周辺は日光で最も早く紅葉が始まる場所 といわれており、9月下旬ごろからモミジやシナノキなどが美しく色づく様子を楽しむことができます。また5月ごろからのトウゴクミツバツツジと新緑のコントラスト もとても魅力的です。
特に観瀑台からは、ツツジや紅葉と滝の迫力ある流れが一度に楽しめるため、見ごろの時期には多くの方が観光に訪れます。四季折々の変化をぜひ楽しんでください。
竜頭ノ滝
「霧降ノ滝」は霧降川にある滝で、高さ75mあり、上下2段になっています。日光三大名瀑のひとつ に数えられています。水が岩にあたって霧のように飛び散る様子から命名されました。紅葉に染まる10月下旬~11月上旬頃が最高。
日光は紅葉の名所が多い観光地ですが、霧降ノ滝周辺はその中でも特に人気の高い紅葉スポット です。特に展望台からは美しく色づいた紅葉と、力強く流れ落ちる滝が見られ、一見の価値があります。
周辺のハイキングにもいい時期なので、ハイキングがてらに滝巡りを楽しむのもおすすめです。行く前に紅葉の状況を確認していくとよいでしょう。
霧降ノ滝
湯ノ湖の南側にある滝で、高さ70m、幅は最大で25mのスケールを誇ります。岩壁を末広がりに一気に流れ落ちる姿は迫力があります。階段上の遊歩道からは滝を間近に望める絶好のビューポイント。華厳ノ滝、竜頭ノ滝とともに奥日光三名瀑のひとつ にも数えられています。
湯ノ湖は戦場ヶ原からのハイキングコースの途中にあり、ツツジやシャクナゲの名所 でもあることから、この時期を中心に多くの方が訪れます。
滝の側面の遊歩道からは落ち口や側面から滝を見ることもできるうえ、観瀑台が滝つぼの目の前にあることから、滝が落ちる迫力を間近で感じることができるので、ぜひこちらにも歩を進めてみてはいかがでしょうか。
裏見ノ滝は大谷川の支流である荒沢川の上流にあり、高さ20mほどの滝です。紅葉と新緑のころの美しさに定評 があります。日光三大名瀑のひとつで、松尾芭蕉も「暫くは滝に篭るや夏の初」の句を詠んだといいます。昔は滝の裏側に回れたが、現在は行けません。
裏見ノ滝はもともと滝壺の裏に不動明王が祀られていて、そこでお参りをすることができました。今はそれはできないのですが、周辺の美しい景色は魅力的であり、特に紅葉の季節には日光三大名瀑巡りを楽しむ人が多く訪れます。
裏見ノ滝
「戦場ヶ原」は男体山が噴火して湯川がせき止められ、土砂がたまってできた広大な湿原地帯。6~10月はノハナショウブなど数々の高山植物 が楽しめます。ハイキングにも最適な場所です。
中禅寺湖をめぐり、男体山と赤城山の神が争った「戦場」だったという神話がこの地の名前の由来で、広大な湿原には350種類もの植物が自生しており、ラムサール条約にも登録 されています。
戦場ヶ原には2時間ほどで回ることができるハイキングコースが作られており、各所に展望ポイントが設置されています。そこからは戦場ヶ原の自然の変化がよく感じられます。
特に9月下旬から10月上旬の時期は「草紅葉」が一面に広がり 、日光の他の観光スポットとは違う景色を目にすることができます。夜の満天の星空も一見の価値 がありますので、ぜひこちらも体験してみてください。
戦場ヶ原
先ほども述べたように、明治時代になると日光には多くの外国人が訪れるようになりました。そしてその人たちが滞在するための建物が多く作られました。
このイタリア大使館別荘も、昭和3(1928)年イタリア大使館の別荘としてアントニン・レーモンドの設計により建てられ、平成9(1997)年まで歴代の大使が使用。床材、建具、家具はなるべく再利用し復元しています。
建物は本邸、副邸があり、作られた当時の設計図をもとに建材や家具などを当時に近い形で復元しています。特にテラスからの景色は美しく、中禅寺湖などが一望できる ことから人気が高いです。また外壁には日光杉が使われ、きれいな市松模様が描かれています。
イタリア大使館別荘記念公園
世界遺産日光の社寺である輪王寺は、男体山・女峰山・太郎山の仏様を祀る三仏堂。徳川三代将軍家光公の廟所である大猷院。奈良時代から江戸時代とさまざまな信仰が共存する天台宗門跡寺院 で比叡山延暦寺・東叡山寛永寺とともに天台宗三山 に数えられます。
もともとは奈良時代に勝道上人により建てられた「四本龍寺」であり、1655年に時の天皇の院宣によって現在の「輪王寺」という名前になりました。
世界遺産「日光の社寺」の「二社一寺」の一つである輪王寺は、文化財の宝庫となっています。本堂三仏堂は日光山、そして東日本でも最大の木造建築 とされており、本地仏として三体の本尊が祀られています。サイズも屈指の大きさを誇り、金色に輝く姿に圧倒されるでしょう。
また逍遥園は江戸時代、小堀遠州が手がけたといわれている池泉回遊式庭園で、四季折々の景色が楽しめます。特に10月下旬から11月にはライトアップ が行われ、美しく色づいた紅葉と趣深い庭園の雰囲気が幻想的です。
日光山輪王寺
歴史ファンはもちろん、家族やグループで日光観光に行くという時にもおすすめなのが「日光江戸村」です。文字通り江戸の街が再現 されています。物売りの声もにぎやかな宿場町。芝居小屋ではおいらん劇や時代劇コメディが繰り広げられ、忍者たちも大活劇を見せてくれます。
「日光江戸村」に再現された江戸の街には、江戸時代の人々が行き来しています。自分も江戸時代の扮装をして、村内を歩くこともできるので、江戸時代にタイムスリップした気分 を味わうことができます。
芝居やショーなどのイベントも多く、中には常設劇場としてはここでしか見られないというものもあります。ぜひ行く前に時間や場所などを確認して、江戸の雰囲気を堪能してみてはいかがでしょうか。
日光江戸村
先ほど紹介した輪王寺は見どころがとても多い観光スポットですが、見逃せないものの一つが「大猷院」です。こちらは徳川幕府三代将軍家光の廟所 です。大猷院というのは家光の法号です。
こちらも「日光の社寺」の一つとして世界遺産に登録 されており、また国宝指定 もされています。家光の死後、4代将軍の家綱により、1653年に創建されました。
大猷院はぜひ日光東照宮とセットで観光したいスポットです。家光は祖父にあたる家康を深く尊敬し、死後も家康に仕えたいと遺言をのこしたといわれます。その意向を受けて作られたのが大猷院なのです。
そのため家康をしのぐものであってはならないということから、東照宮に比べると規模が小さく、金と黒を使用した落ち着いた造り となっています。一方で東照宮よりも後で作られているため、建築技術、彫刻の技法などに違いがみられ、見ごたえがある建造物となっています。
輪王寺大猷院
日光連山の主峰である男体山を御神体山とする「日光二荒山神社」はユネスコ世界遺産「日光の社寺」を構成する神社の一つ であり、日光を代表する神社 です。今から 1200 年以上前に勝道上人により開かれ、日光山信仰の始まりとなりました。
特に江戸時代に徳川家康を祀る日光東照宮が創建されると、二荒山神社はその西隣に移り、豪華な社殿が造営されました。下野国一宮として、古くから篤い信仰を集めています。
現在でも 3400 ヘクタールにも及ぶ広大な敷地を持ち、観光スポットとしても知られる華厳の滝、いろは坂なども日光二荒山神社の御神域 にあります。また本社のほかに男体山山頂には奥宮、中禅寺湖畔に中宮祠があります。日光観光では外すことができないスポットです。
日光二荒山神社の本殿は1617 年に東照宮が造営された際のものであり、重要文化財 にもなっている、歴史的にも趣のある社殿です。美しい朱塗りの建物は、徳川家の威光を今に伝えます 。日光の社寺のうちでは最奥に位置しているので、世界遺産巡りの最後に拝観してはいかがでしょうか。
また主祭神のうちの大己貴命は大国主神のことで、国造神とされています。招福や縁結びのご利益 があるとされており、特に縁結びのご利益を期待し、多くの方が訪れています。良縁を願う方にはぜひおすすめです。
日光二荒山神社
「鬼怒楯岩大吊橋」は鬼怒川温泉街と観光名所の「楯岩」とを結ぶ吊り橋 で、2009年に完成しました。歩道専用の吊り橋で、鬼怒川温泉を利用する観光客を中心に多くの方がこの橋を利用しています。
また鬼怒川を女性、楯岩を男性に例えて、男女を結ぶ「縁結びの橋」と呼ばれることもあります。周辺にも観光スポットが多くあるので、散策がてらに利用するのもおすすめです。
高さ37m、全長140mの吊り橋の上からは、鬼怒川の急流や周辺の景色がとてもよく見えます。特に頂上にある展望台からは鬼怒川温泉の街並みや周囲の山々までもよく見える ので、紅葉シーズンなどにはたくさんの方がその景色を楽しみに訪れます。
景色はとても美しいのですが、吊り橋なので橋が揺れます。高いところが苦手という方は少し気をつけて、あまり人が多くないときに渡るようにするとよいでしょう。
先ほど紹介した日光二荒山神社に向かう際、大谷川にかかる美しい赤い橋 があります。これが神橋です。日光の社寺の入り口のところにあることから日光の表玄関 などといわれることもあります。
勝道上人が日光山を開く際に大谷川を渡れずに神仏に加護を求めたとき、2 匹の蛇が現れてこの背から山菅が生え、橋になったという伝承を持つことから「山菅の蛇橋」 などとも呼ばれています。
「乳の木」と呼ばれる橋げたを埋め込み、斜め上に刎ねだして作る「はね橋」で、重要文化財指定を受けたもののなかでこの工法の橋はこの神橋だけです。
もともと神橋は神事や将軍の日光社参、勅使など、特別な人しか渡ることができない神聖な橋 とされていました。今でも重要文化財であり、世界遺産「日光の社寺」を構成する文化財の一つでもあります。
周囲の景色の中に映える赤い橋はとても美しく、中でも紅葉の時期には多くの方が周囲の紅葉と赤い橋の趣深い景色 を楽しみに訪れます。また夜間にはライトアップ が行われ、夜空の下、赤い橋がきれいに映える様子を見ることができます。
神橋
足尾銅山は江戸時代に、幕府直轄の鉱山とな り、昭和に至るまで「日本一の鉱都」 と呼ばれるほどに繁栄しました。鉱山としては1973年に閉山となりましたが、その後坑内の一部が解放 されて、観光スポットとなっています。
鉱山の歴史や銅を製錬するしくみなどがわかりやすく展示されており、当時の様子を今に伝えます。また昭和の雰囲気を残すノスタルジックな街並み は、観光スポ ットとしても人気を集めています。
解放されている坑道の中には、時代ごとに銅の採掘を行っている様子がリアルに展示
されています。また銅資料館、鋳銭座では、採掘された鉱石が銅になり、そして銭貨になる様子をみることができます。
江戸時代から昭和にかけての日本の産業を支えた足尾銅山の歴史をわかりやすく知ることができるので、歴史ファンの方にもぜひおすすめしたい施設です。
足尾銅山
昔、壇ノ浦の戦いで敗れた平氏は、平忠房の忘れ形見とともに湯西川に落ち延びました。人々はこの地に代々住みつき、1573年に湯西川温泉を発見 したといわれています。この平家の落人伝説を伝えるため、源平の戦いに敗れてからちょうど800年後の1985年、「平家の里」ができました。
村内にあったかやぶき屋根の家を移築し作られた里 は、今も平家の落人たちが住んでいるかのような雰囲気で、それぞれの建物の名前も雅やかであり、歴史ファンの方にも人気となっています。
「平家の里」では重要文化財になっている「長門本平家物語」の複製や、清盛、敦盛などの像、平家ゆかりの品などが展示されており、平家の歴史が実際の展示品で感じられる ようになっています。
また6月上旬に行われる「平家大祭」 では、平家の武将やゆかりの人々の姿をした平安絵巻行列などがあります。目の前に平安時代の平氏の人々がタイムスリップしてきたかのような様子は趣深く、多くの方が楽しみに訪れます。
このほかにもかまくら祭やオーロラファンタジー など、時期によってさまざまなイベントも行われています。湯西川温泉に行く予定がある方はぜひこちらもチェックしてみてください。
平家の里
奥日光の自然は見るだけでももちろん楽しめるのですが、目の前に咲く花の名前などを知ることができれば、さらに自然への理解を深められるでしょう。「日光自然博物館」は奥日光の観光スポットである華厳ノ滝、中禅寺湖に隣接した場所にあり、奥日光の情報発信基地 となっています。
観光で訪れる方はもちろん、ハイキングや登山を楽しむ方にとっても拠点となる場所 であり、奥日光の自然や歴史に関する知識を深めることができます。
「日光自然博物館」は2023年にリニューアルされ、自然系、人文系の展示室がさらに充実、情報発信基地としての魅力がパワーアップ しました。展示には最新のデジタル機器なども取り入れられ、さらにわかりやすく、体感的に奥日光の魅力を知ることができます。
展示を楽しんだり、観光に行く前に情報を仕入れたりするのはもちろんですが、多様なガイドツアーも用意されていて、ふだん気づかないような自然や歴史についても知ることができます。もしタイミングが合えば、参加してみてはいかがでしょうか。
日光自然博物館
先ほどご紹介した日光二荒山神社の別宮 である「滝尾神社」は、二荒山神社の本社から1キロほど離れた、女峰山の登山口の入り口奥に鎮座 しています。820 年に空海が開いた とされ、女峰山の女神である田心姫神を祀ります。
古くは女体中宮 といわれ、篤い信仰を集めました。本殿や唐門などは重要文化財に指定されています。ご利益が期待できるスポットも多く、落ち着いた雰囲気があります。
滝尾神社の神様である田心姫神は大己貴命の妃であり、水の神様 とされます。特に滝尾三本杉のところはここに神様があらわれたといわれる場所で、境内の中でも特にパワースポットとされる場所 にもなっています。
楼門の手前にある鳥居は「運試しの鳥居」 といわれ、鳥居にあいている丸い穴に石を投げ、穴を通った数で運試しができます。また「安産子種石」は名前の通り安産のご利益が期待できる とされていて、多くの方が参拝に訪れます。
なお、滝尾神社への道は山道になっているので、歩きやすい靴、服装での拝観をおすすめします。
滝尾神社
日光には豊かな自然と、古い神社仏閣などが作り出す歴史の重みがあり、日本はもちろん、世界的にも知られています。たくさんの見どころがあるので、ぜひゆっくりと時間を取って、日光の魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:よしぷー
華厳の滝
JR日光駅または東武日光駅から湯元温泉行きバスで40分、中禅寺温泉下車徒歩5分
竜頭ノ滝
JR日光駅・東武日光駅から湯元温泉行きバスで60分、竜頭の滝下車2分
霧降ノ滝
JR日光駅または東武線東武日光駅よりバス「霧降高原・大笹牧場行」で10分
裏見ノ滝
JR日光線日光駅・東武日光線東武日光駅から東武バス中禅寺湖方面行きまたは湯元温泉行きで11分、裏見の滝入口下車、徒歩50分
戦場ヶ原
JR日光駅または東武日光駅より湯元温泉行きバスで50分、「三本松」下車徒歩1分
イタリア大使館別荘記念公園
JR日光駅・東武日光駅から中禅寺温泉行バスで50分、中禅寺温泉で乗り換え、立木観音下車徒歩12分
日光山輪王寺
JR日光線日光駅・東武日光線東武日光駅から東武バス「世界遺産めぐり」で9分、表参道下車(三仏堂)すぐ
日光江戸村
日光宇都宮有料道路「今市IC」から15分
輪王寺大猷院
[バス]大猷院・二荒山神社前バス停より徒歩すぐ、「西参道」バス停より 徒歩約5分 [車]東北自動車道、日光インターチェンジ 車約15分
日光二荒山神社
[バス]西参道バス停より 徒歩7分
鬼怒楯岩大吊橋
[電車]東武鬼怒川温泉駅下車 徒歩12分
神橋
[バス]神橋バス停より徒歩すぐ [車]日光インターチェンジより車約10分
足尾銅山
[車]日光宇都宮有料道路清滝インターチェンジ 車約20分 [電車]わたらせ渓谷鐵道 通洞駅より徒歩約5分
平家の里
[バス]湯西川温泉バス停より徒歩すぐ [車]日光宇都宮道路今市インターチェンジより車約60分
日光自然博物館
[バス]中禅寺温泉バス停より徒歩すぐ(バス停の隣) [車]東北自動車道、宇都宮インターチェンジより日光宇都宮道路に入り、清滝インターチェンジ、いろは坂経由 車約50分
滝尾神社
[バス]ホテル清晃苑前バス停より徒歩約25分、神橋バス停より徒歩約35分 [車]日光インターチェンジより日光二荒山神社駐車場まで車約10分