大宮・浦和周辺の一人旅ならココ!気軽に立ち寄れるおすすめの観光スポット15選

2025/04/11

大宮・浦和周辺の一人旅ならココ!気軽に立ち寄れるおすすめの観光スポット15選

埼玉県さいたま市の二大都市である「大宮」と「浦和」。大宮駅はターミナル駅として観光アクセスが良く、駅周辺の繁華街ではショッピングやグルメも満喫できます。市内には、創建2400年以上の歴史ある神社をはじめ、全国の鉄道ファンが集まる博物館、世界でも類を見ない盆栽の美術館、美しい花々や温泉に癒やされる施設など、多彩な観光スポットが揃っています。本記事では、一人でも気軽に立ち寄れる入場無料の観光スポットを厳選してご紹介します。大宮・浦和観光を計画されている方は、ぜひチェックしてみてください。

■駅近に歴史ある観光スポットが集まる大宮

埼玉県さいたま市大宮区は、1日に約48万人もの乗客数を誇る、県内最大のターミナル・JR大宮駅を中心ににぎわう街です。現在は、駅前広場を中心に新たな街づくりを進める「大宮駅グランドセントラルステーション化構想」もあり、さらなる発展を続けています。「大宮」の由来となった神社や、鉄道の街として発展してきた歴史に触れられる博物館など、魅力的な観光スポットが駅周辺に集まっているのが特徴です。

■サッカー、うなぎ、芸術が自慢の浦和

埼玉県さいたま市浦和区は、閑静な住宅街が広がる文教地区として人気の街です。日本最大のサッカースタジアム「埼玉スタジアム2002」があり、地元サッカーチーム「浦和レッドダイヤモンズ」の本拠地としても知られています。また、毎年5月下旬にはさいたま市役所で「浦和うなぎまつり」が開催され、地元民だけでなく多くの観光客でにぎわいます。さらに「芸術の街」としても知られ、実際に展示品に触れられる珍しい美術館も人気を集めています。

【大宮区】武蔵一宮氷川神社(大宮氷川神社)

大宮観光には欠かせない、地名の由来になった歴史ある神社

2400年以上の歴史を持ち、いまや埼玉県随一の繁華街である「大宮」の由来ともなった神社。東武鉄道北大宮駅からは徒歩約10分と、電車での観光にもアクセス良好です。JR大宮駅東口からは、東武バスの「裏参道」で下車し、徒歩約10分の距離にあります。駐車場台数も多く、車での参拝も安心です。春にはかわいらしいピンク色のお守りを頒布したり、桜柄の御朱印を授与したりと、季節ごとに並ぶ限定品もコレクター心をくすぐります。また、境内の水盤に、奉納されたお花が浮かぶ光景はとてもフォトジェニック。催事に合わせてカメラを片手に訪れてみてはいかがでしょうか。

【大宮区】氷川女体神社

氷川神社と対を成す武蔵国一之宮の女体社

埼玉県さいたま市の住宅街にありながら、一歩足を踏み入れるとまるで別世界に誘われるような、深い緑に包まれた神社。荘厳な空気に満ちた境内の森は、市の天然記念物に指定されているほか、県の「ふるさとの森」にも選ばれています。車でのアクセスは、東北自動車道「浦和IC」から約10分。公共交通機関で観光する際は、JR東浦和駅から国際興業バスに乗り、「朝日坂上」バス停で下車、徒歩約5分の距離です。神社の建つ「見沼」の地には、古くから「竜神伝説」が伝えられており、例年5月には「祇園磐船龍神祭」が開催されます。境内を龍が駆け、巫女が舞う神秘的な光景を一度その目でご覧ください。

【大宮区】大宮公園

大宮市民から観光客まで桜の名所として名高い県営公園

1885(明治18)年に、埼玉県で初めて県営として誕生した歴史ある公園。東武鉄道の大宮公園駅から徒歩約5分で敷地内に入れます。約1,200本の桜や、樹齢百年を超える赤松林が立ち並ぶ園内は圧巻です。例年3月下旬から4月上旬にかけては、大宮市民だけでなく、多くの観光客が花見に訪れます。桜の開花状況や紅葉の色づきなどは、Instagramで随時発信。野球場、サッカー場、児童遊園地などの施設もあり、子どもから大人まで地域の人々に親しまれています。

【大宮区】大宮第二公園

梅・桜・菖蒲・紫陽花と美しい花が彩る撮影スポット

東武鉄道の大宮公園駅から徒歩約15分の場所にある公園。大宮公園の東に位置し、紅梅、白梅、しだれ梅など、約500本ある梅林が観光の見どころです。例年2月中旬から3月に梅が見頃を迎えるのに合わせ「梅まつり」も開催。軟式野球場、テニスコート、バスケットボールコートなどのスポーツ施設、遊具のある広場なども揃っています。撮影やイベント利用も積極的に受け付けており、ほかにはないロケーション撮影ができるのも魅力です。写真が趣味の方は、四季折々の表情をぜひカメラに収めてみてください。

【大宮区】大宮公園小動物園

大宮公園内で週6通える入園料無料の小さな動物園

緑豊かな大宮公園内にある入場無料の動物園。地元民はもちろん、観光客も気軽に立ち寄れるアットホームな雰囲気が人気です。コンパクトな敷地ながら、約60種300頭の動物や鳥類が飼育され、珍しいブチハイエナ、フラミンゴ、カピバラなどを間近に見られます。寒い日はカピバラがお湯に浸かる様子を眺めたり、暖かい日は園内の人気者ツキノワグマのヨリーと一緒に日向ぼっこを満喫したりと、一年を通して楽しめるスポットです。

【大宮区】鉄道博物館

子どもから大人まで鉄道好きが集う東日本屈指の博物館

JR東日本創立20周年記念事業として創設された博物館。2018(平成30)年7月には南館が開館し、本館も全面リニューアルされました。鉄道の歴史や技術の進化を体系的に学べる施設として、高い人気を誇ります。なかでも注目は、本館1階にある館内最大の展示室「車両ステーション」。ここには、実物の鉄道車両が36両展示されており、迫力満点です。ショップやレストランも充実し、車両のなかで飲食できる休憩スペースも用意されています。アクセスも良好で、JR大宮駅からはニューシャトルで1駅と、観光にも便利な立地です。

【大宮区】さいたま市立博物館

さいたま市の魅力を再発見できる入館無料の博物館

原始・古代から現在に至るまで、さいたま市の歴史や文化を学べる博物館。JR大宮駅より徒歩約15分で、氷川神社にもほど近く、観光の合間に立ち寄るにも便利な立地です。常設展にはけん玉や輪投げなど昔のおもちゃで遊べるコーナーもあり、子どもから大人まで楽しめます。7月から8月の夏休み期間には、自由研究の題材にぴったりなテーマ展示や、土器や勾玉づくりなどの体験講座も実施。藍染め体験や古文書講座といったイベントも随時開催されています。入館料は無料で、約90分ほどでひと通り見学できるため、気軽にさいたま市の魅力を再発見できるスポットです。

【大宮区】コクーンシティ

開業10周年の特別なイベントやキャンペーンに期待大

2015(平成27)年、大宮に誕生した「コクーンシティ」。JRさいたま新都心駅から徒歩すぐの好立地で、地元民だけでなく観光客にも人気のショッピングモールです。名前の通り、ひとつの「街」としてさまざまな年齢層の幅広い目的に応えるべく、ファッション・グルメ・映画館・美容室・アミューズメントと、充実したラインアップが揃います。開業から10周年を迎える2025(令和7)年は、4月中旬から5月上旬にかけて、「コクーンシティ10周年誕生祭」も開催予定! この機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

【大宮区】さいたま宇宙劇場

都会で眺める満点の星空が癒やしのプラネタリウム施設

「さいたま宇宙劇場」は、大宮市出身の宇宙飛行士・若田光一さんが名誉館長を務めるプラネタリウム劇場です。JR大宮駅西口から徒歩約5分のJACK大宮5階にあり、観光の合間に一人で気軽に立ち寄れます。およそ1億個もの星を投映する最高峰の「光学式プラネタリウム 」と、「全天周デジタル映像システム 」が映し出す臨場感あふれる迫力の映像は圧巻です。さらに、解説員による解説プログラムをはじめ、謎解きの企画展示や、屋上で実際の星空を見上げる「星をみる会」 など、多彩なコンテンツも魅力。駅からすぐの癒やしスポットで、満天の星を眺めてみませんか?

【大宮区】大宮すずらん通り

大宮駅すぐのディープなスポットで観光の腹ごしらえを

大宮駅東口を出ると目に入るオレンジ色のアーケードが目印の商店街。大宮駅エリアで一際レトロなスポットで、穴場を観光したい方におすすめです。短い一本道ながら、多くの店が軒を連ねており、居酒屋以外にもそば・中華・もんじゃ・焼き肉・うどん など、多様なジャンルの飲食店が揃っています。観光途中の腹ごしらえに散策してみれば、自分好みのお店に出合えるはず。駅近なので、ちょっとした空き時間に足を運んでみるのもよいでしょう。

【浦和区】埼玉県立近代美術館

実際にコレクションに座れる椅子の展示が人気の美術館

JR北浦和駅から徒歩約5分、北浦和公園内に佇む美術館。著名な建築家・黒川紀章が設計した初めての美術館で、建物自体も目で楽しめる観光スポットです。館内には、モネ・シャガール・ピカソといった巨匠をはじめ、日本の現代作家まで、多様な美術作品を幅広く展示しています。また、椅子の美術館 としても知られ、コレクションに実際に座れるのも魅力です。公式HPでは「今日座れる椅子 」を公開しているので、お目当ての椅子を探しに訪れてみてはいかがでしょうか。

【北区】大宮盆栽村(大宮盆栽美術館)

6つの趣が異なる盆栽園巡りを楽しめる駅近の盆栽郷

東武鉄道の大宮公園駅より徒歩10分圏内で6つの盆栽園を巡れる観光スポット。国内有数の盆栽郷として知られ、世界中から多くの盆栽愛好家が訪れます。毎年5月3日から5日にはワークショップやクイズラリーが楽しめる 「大盆栽まつり」が開催されることでも有名です。各園には、盆栽の醍醐味を教えてくれる職人がいたり 、「彩花盆栽 」という新しいスタイルの盆栽を鑑賞できたりと、さまざまな特色があります。散策途中の休憩には、もみじ通り沿いにある「盆栽四季の家」が無料で利用でき、便利です。

【北区】さいたま市大宮盆栽美術館

大宮盆栽村すぐの世界中から観光客が訪れる公営美術館

盆栽の名品をはじめ、盆栽用の鉢「盆器」や水石、盆栽が描かれた浮世絵などの絵画作品や歴史的資料を展示する、世界的にも珍しい美術館。週替わりに盆栽を展示するコレクションギャラリーのほか、盆栽庭園では常に約60点の盆栽を360度から観賞できます 。ミュージアムショップには、手ぬぐい専門店とコラボした展示盆栽柄のグッズも販売。昨年から庭園改修のため休園していましたが、2025(令和7)年3月21日に満を持してリニューアルオープンを迎えます。 大宮観光に外せないスポットとして生まれ変わった「魅せる美術館」 をどうぞお見逃しなく。

【西区】大宮花の丘農林公苑

四季折々の花畑が一面に広がる大宮の絶景観光スポット

10haを超える敷地のうち、約3haは花畑が広がる公園です。JR大宮駅から2駅の上尾駅西口から巡回バス1本でアクセスでき、駐車台数も多いので観光に便利です。春には色とりどりのチューリップが咲き、夏から秋にかけては見渡す限り真っ赤に染まるサルビアを楽しめます。花だけでなく、夏季限定で開設されるジャブジャブ池も人気のスポットです。農作物の直売所や、地元野菜を使った料理を提供するレストランもあり、定食や丼などのランチメニューから、軽食に甘味まで揃います。また、3月下旬から11月中旬の毎週土日・祝日にはクラシックカートで苑内を周遊できるので、歩き疲れた際も安心です。

【西区】野天湯元湯快爽快「湯けむり横丁」おおみや

大宮駅からの無料送迎バスが便利な温泉施設

R大宮駅から車で約10分の温泉施設。観光で疲れた体を癒やしてくれる源泉かけ流しの「さいたま三橋温泉」を堪能できます。ぬる湯やあつ湯のほか、高濃度炭酸泉・寝湯など好みの湯を選べ、サウナも高温・低温と温度を変えて楽しめるのが魅力です。午前11時から午後22時まで営業しているお食事処もあり、館内で一日中リラックスできます。2025(令和7)年4月より無料送迎バスの最終便が増便され、時間を気にせずゆっくりと寛げるようになりました。

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大宮・浦和には一人旅にぴったりな観光スポット多数

大宮・浦和周辺での一人旅にぴったりな、気軽に立ち寄れる観光スポットを15選紹介しました。今年開業10周年を迎えたショッピングモールに、リニューアルオープンしたばかりの美術館と、話題のスポットが目白押しです。本記事で紹介した場所を巡れば、大宮と浦和の魅力を余すところなく堪能できるでしょう。5月下旬には浦和でうなぎ祭りも開催されるので、グルメを目当てに旅の計画を立てるのもおすすめです。ぜひ自分だけのオリジナルプランを作ってみてくださいね。

旅色編集部 なかしま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかしま

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