【四国】香川観光で外せないパワースポット15選 神社・お寺を中心にご紹介
2024/06/24
2024/11/20
瀬戸内海に浮かぶ小豆島。オリーブ畑と海が織りなす異国情緒の漂う絶景に加えて、海のなかに砂浜の道ができる「エンジェルロード」や、ギリシア風車が印象的な「小豆島オリーブ公園」などフォトスポットも数多く有しています。また一方で、昔ながらの醤油蔵や棚田「中山の千枚田」、歴史情緒のある小豆島八十八ヶ所霊場といった”島の原風景”が根付いているのも魅力です。今回はそんな小豆島で押さえたい定番スポット17選をご紹介!島内には小豆島オリーブバスが走り、乗り捨て可能なレンタサイクルサービスもあるので、車なしでも十分回ることができます。
この記事の目次
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干潮時に海の中から現れる砂の道。1日2回、干潮時間の前後に3時間ほど道が現れ、島に歩いて渡ることができます。愛称は「天使の散歩道」。大切な人と手をつないで渡れば、砂州の真ん中で天使が舞い降りて、願いを叶えてくれると言われており、恋人の聖地として有名です。エンジェルロードを見渡せる約束の丘展望台のほか、天使のポストやアートベンチなど、絶景やフォトスポットも点在しています。
エンジェルロード(小豆島)
小豆島八十八ヶ所霊場の第60番札所。弘法大師作といわれる御本尊の弁財天を祀る半地下のお堂が、洞窟の中にあることから名付けられました。小豆島では唯一、弁財天を祀る神社であり、病気や金運アップにご利益があると言われています。洞窟内には梵字が刻まれた丸石が見られ、まるで自然のパワーが流れ込んでくる神秘的な空間が広がり、朝日によって洞窟内に光の輪が見られることも。
江洞窟
小豆島西部の港町、小豆郡土庄町にある迷路のように入り組んだ路地と町の景観の名称。狭く複雑な路地は、海賊から島民の生活、海風から建物や日常生活を守るために意図的に造られたと言われています。中でも小豆島八十八ヶ所霊場の第58番札所「西光寺」周辺では、積み石の石垣と三重塔のコラボレーションが見事で、カメラをもって町並みを散策するのが楽しいです。
迷路のまち
フランスで開催された「ARC+国際作品コンテスト」で1位に輝いたほどの美しい姿に穏やかなほほ笑みをたたえる大観音。小豆島西部の高台にあり、高さ約70メートルにもなる大観音の胎内には、1万4,000体の胎内仏が並び、最上階にはお釈迦様の歯を祀る「佛歯の間」が設けられています。港町からでもその姿を見ることができ、“しあわせ観音様”の愛称で親しまれる、小豆島有数のパワースポットです。
小豆島大観音
小豆島スカイラインの入口・銚子渓にある、餌付けされた約500匹の野生のニホンザルが生息する自然動物園。迫力あるボスザルやかわいい赤ちゃんザルなど、愛嬌たっぷりのお猿さんに癒されるはず。4月から7月ごろにはたくさんの赤ちゃん猿が見られるためその時期を狙っていくのもおすすめです。お猿の国の頂上にある仙多公峰展望台は、渓谷の島・小豆島を感じる絶景スポットで、小豆島北部まで見渡す360度の大パノラマは爽快です。
小豆島銚子渓 自然動物園 お猿の国
小豆島のほぼ中央、中山地区に広がる千枚田。「日本の棚田百選」にも選ばれ、棚田は大小約800枚にもおよび、標高150〜250mの斜面に波形模様をなしています。湯船の名水が棚田を潤し、島の人々が農作業を行う情景は、まさに古き良き日本の原風景そのもの。一角にある「こまめ食堂」では、貴重な棚田米のランチをいただけるので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
中山千枚田
日本三大渓谷美のひとつに数えられ、瀬戸内海国立公園を代表する景勝地の一つ。表12景や裏8景、小豆島最高峰の星ヶ城山(ほしがじょうやま、標高816m)への登山道があり、登山道からは、200万年の歳月が創りだした日本屈指の渓谷美や奇岩怪石の表情を楽しむことができます。表12景や裏8景をめぐる場合は、往路か復路のどちらかで寒霞渓ロープウェイを利用するのがおすすめです。
寒霞溪
山麓の紅雲亭駅から山頂駅まで片道約5分でつなぐ、日本三大渓谷美のひとつ寒霞渓にかかるロープウェイ。すぐそばに岩肌が迫ったり、ときには上から奇岩怪石を覗き込むような多彩な景色変化を見せます。山頂駅周辺からは大渓谷の下に広がる風光明媚な瀬戸内海を望める絶景ポイントも。初夏の新緑や秋の紅葉まで、四季折々美しい景色を鑑賞できるのも魅力です。
寒霞渓ロープウェイ
小豆島北部の港町・大部にある、小豆島八十八ヶ所霊場の第80番札所。400年以上の歴史を誇る、安産祈願や子授成就で有名なパワースポットです。境内には10数メートルにもなる稚児大師像が鎮座し、小さな赤ちゃんを抱き抱えたお姿をした珍しい仏様を御本尊様としています。お参りした人に温かい讃岐うどんを振る舞ってくれ、“うどん寺”としても話題です。
子安観音寺
オートキャンプをはじめ、SUP・海水浴・釣り・ハイキング・テントサウナなど、風光明媚な小豆島でたくさんのアクティビティを提供。Uターン組の若きメンバーが“シマアソビ”の楽しさを、さまざまなアプローチで教えてくれます。仲間や家族と思いっきり遊び、美味しいご飯を食べ、満天の星を見上げながら眠る自然回帰型のレジャーを心の底から満喫。“何もない贅沢”をぜひ体感してみてください。
SHIMAASOBI
今でも天然の杉桶仕込みで醤油作りを続ける、小豆島を代表する老舗醤油蔵。国の有形文化財にも登録されている蔵は、無料で見学可能です。スタッフの方に解説していただきながら、醤油造りに触れることができますよ。醤油蔵の前に立つと、もろみの香りがふわっと漂い、もろみの発酵を助ける酵母がびっしりついた杉桶や壁が、歴史を感じさせます。ヤマロク特製醤油をかけて味わう醤油プリンやアイスクリームも絶品です。
ヤマロク醤油(見学)
大正初期に建てられた醤油工場を改装し、醤油の製造方法や歴史を紹介する記念館。明治時代に実際に使われていた道具をはじめとし、江戸期の醤油製法を記した巻物など、醤油作りに欠かせない資料も数々展示しています。名物は併設している物産館でいただけるしょうゆソフトクリーム。裏路地から眺める醤油工場と岩山のコラボレーションも絶景です。
マルキン醤油記念館
小豆島佃煮の父・武部吉次の先駆者としての功績をたたえ、佃煮工場として使われていた建物を改装した記念館。創業当時に作られた、小豆島佃煮の原点である芋の蔓(つる)の佃煮をはじめ、今日までの小豆島の醤油と佃煮の発展の軌跡について、映像やパネル展示を通じて学ぶことができます。併設しているショップでは、島醤油と醤もろみで作られるバリエーション豊かな佃煮から小豆島らしい物産品が並び、お土産選びも楽しみの一つです。
小豆島佃煮の郷 一徳庵
小豆島を舞台とした映画『二十四の瞳』のロケセットを改築した日本映画・文学のテーマパーク。瀬戸内海を見渡せる海岸沿いに木造校舎や村が再現され、昭和初期のノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。映画館「松竹座」では、『二十四の瞳』を常時上映しており、何度も観たいマニアの方から作品を知らない方でも作品の世界観を味わえますよ。隣接するお食事処・瀬戸屋でいただける「オリーブレモンうどん」も絶品です。
二十四の瞳映画村
約2,000本のオリーブ畑に囲まれた道の駅公園。瀬戸内海を見下ろす小高い丘にある、異国情緒漂うギリシア風車がトレードマークで、映画『魔女の宅急便』が撮影されたロケ地として有名になりました。今では公園内のオリーブ記念館で無料で借りられるほうきにまたがり、まるで主人公・キキになった気分で写真撮影をするのが定番の楽しみ方。日本のエーゲ海と呼ばれる美しい海のパノラマも絶景です。
道の駅 小豆島オリーブ公園
「道の駅 小豆島オリーブ公園」内に建つ天然温泉施設。温泉は3階にあり、窓からはエーゲ海を思わせる絶景が広がります。リラックス効果を高めてくれるハーブ湯や、マッサージ効果をもたらすリラックス湯のほか、遠赤外線サウナ・スチームサウナなど浴槽や施設のバリエーションも豊富。地元の特産品や讃岐三畜を堪能できるレストランが併設しているのも魅力です。
サン・オリーブ温泉
小豆島の南部、三都(みと)半島の付け根に位置する道の駅。滞在型・参加型の観光レクリエーション施設も兼ねており、手延そうめん館、オートキャンプ場、ファミリープール、テニスコート、運動場、体育館などが充実しています。ふるさと物産館では、すももやオリーブなど小豆島の特産品が揃っているのも魅力。甘酸っぱいすももソフトクリームが名物です。
道の駅 小豆島ふるさと村
いかがでしたでしょうか。日本のエーゲ海と呼ばれる小豆島には、インスタ映えする絶景から、ディープな歴史名所やパワースポット、ファミリーやカップルで楽しめるレジャースポットまで、魅力的な場所が数多くあります。またオリーブや醤油、佃煮などお土産のラインナップも豊富です。神戸や姫路、日生や高松、新岡山などあらゆる港からアクセスできる小豆島。ぜひ日帰りから宿泊まで、見所の多い島旅を満喫してくださいね。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 いたがき
ライター:
エンジェルロード(小豆島)
土庄港から車で7分
江洞窟
土庄港から小豆島オリーブバス小瀬行きで18分、柳下車、徒歩7分
迷路のまち
[徒歩]土庄港より徒歩約20分、エンジェルロードより徒歩約15分
小豆島大観音
[フェリー]土庄港より車で約15分 [バス]小豆島オリーブバス北廻り福田線小豆島大観音前(しあわせの駅)より徒歩約1分
小豆島銚子渓 自然動物園 お猿の国
土庄港から国道436号、県道26・27号を銚子渓方面へ車で10km
中山千枚田
土庄港から車で15分
寒霞溪
土庄港から国道436号、県道29号を寒霞溪方面へ車で20km、紅雲亭から寒霞溪ロープウェイで5分、寒霞溪山頂下車すぐ(3月中旬~12月上旬の土・日曜、祝日および繁忙期は草壁港から紅雲亭まで路線バスあり)
寒霞渓ロープウェイ
草壁港から国道436号、県道29号を寒霞溪方面へ車で16km
子安観音寺
[フェリー]小豆島大部港より徒歩約4分、土庄港より車で約25分 [バス]小豆島オリーブバス北廻り福田線大部バス停より徒歩約1分
SHIMAASOBI
[車]大部港より約5分、福田港より約15分、土庄港・池田港より約30分、坂手港より約40分
ヤマロク醤油(見学)
土庄港から小豆島オリーブバス坂手港行きで35分、安田下車、徒歩15分
マルキン醤油記念館
[車]坂手港より車約3分、土庄港より車約27 分、池田港より車約27分、福田港より車約20分、日生港より車約35分
小豆島佃煮の郷 一徳庵
[車]坂手港より車約3分、土庄港より車約27分、池田港より車約27分、福田港より車約20分、日生港より車約35分
二十四の瞳映画村
[車]坂手港より車約10分、池田港より車約27分、福田港より車約30分、土庄港より車約35分、日生港より車約45分
道の駅 小豆島オリーブ公園
土庄港から国道436号を草壁港方面へ車で約11km
サン・オリーブ温泉
土庄港から小豆島オリーブバス坂手港行きで25分、オリーブ公園口下車、徒歩7分
道の駅 小豆島ふるさと村
[車]池田港より車約3分、土庄港より車約15分、坂手港より車約17分、日生港より車25分、福田港より車約30分