一度は泊まりたい鬼怒川温泉!露天風呂付き客室にも宿泊するおすすめ旅行プラン7選

更新日:2024/10/31

一度は泊まりたい鬼怒川温泉!露天風呂付き客室にも宿泊するおすすめ旅行プラン7選

東京都心から車で約2時間半の鬼怒川温泉。由緒ある歴史と上質なお湯が人気の鬼怒川温泉に、「一度は泊まってみたい!」と思っている人も多いのでは? 情緒たっぷりな温泉街のほか、周辺には人気観光スポットも多く、遊びに行くのにおすすめのエリアです。そこで今回は、宿泊も含めた鬼怒川温泉への旅行プランを、7つ厳選してご紹介。露天風呂付き客室を完備した宿もあるので、ぜひご参考になさってください。

鬼怒川温泉ってどんなところ?

関東の奥座敷と称される鬼怒川温泉。江戸時代に発見され、かつては僧や大名など身分の高い人しか入浴を許されなかった歴史をもちます。この上質なお湯が湧く温泉は、肌に優しいアルカリ性単純泉。湯上がり後は、なめらかな素肌に導いてくれます。疲労回復や健康増進にも効能があるとされ、日頃の疲れを癒やすのにもおすすめです。また、近隣に観光スポットが多いのも魅力的。鬼怒川ライン下りや「東武ワールドスクウェア」など、人気の高いレジャースポットが車ですぐ! 1日目は温泉を堪能し2日目は観光を満喫する、そんな楽しみ方も思いのままです。東京から車で約2時間半とアクセスも良いので、週末の小旅行で訪れてみませんか?

①【足湯カフェ espo・静寂とまごころの宿 七重八重】足湯・露天風呂・絶景でリフレッシュ

アクティブなカップルにおすすめしたいのが、こちらのプラン。夏は鬼怒川ラフティング、冬はゲレンデを滑り降りるエアボードが体験可能な「鬼怒川ラフティングNAOC」で遊びます。疲れたらカフェでひと休み。「足湯カフェ espo」は店名の通り、足湯が設置されたカフェテラス。コーヒーやこだわりのスイーツを味わいながら足湯に浸かれば、疲れも癒やされます。目の前には自然豊かな絶景が広がり、鬼怒川温泉街と人気の名所「楯岩(たていわ)」を繋ぐ「鬼怒楯岩大吊橋(きぬたていわおおつりばし)」も一望。身も心もリフレッシュしてくださいね。

宿泊先は「静寂とまごころの宿 七重八重」。創業50年以上の歴史をもつ老舗温泉旅館です。限定2室の露天風呂付客室は、渓谷に面したリバービュー。上質な鬼怒川温泉を独り占めしながら絶景を眺める、極上の入浴タイムを過ごせます。また「とちぎゆめポーク」や「日光湯波」を味わう和風会席の料理も魅力的。絶景・温泉・美食の三拍子が揃った宿でゆっくり過ごしてはいかが?

②【若竹の杜 若山農場・ホテルサンシャイン鬼怒川】客室露天風呂や映画のロケ地を堪能

こちらもカップルにおすすめの旅行プラン。映画「るろうに剣心」や「キングダム」のロケ地になった場所を訪れます。聖地として人気を集める「若竹の杜 若山農場」は、東京ドーム5個分もの広さを誇る農場です。タケノコと栗を中心に栽培しており、一般開放されている竹林は見事なもの。笹が風に揺れてざわめく空間は、まるで別世界のようです。竹林の中を散策したり、ハンモックに揺られながらのんびり過ごすのもおすすめ。 夜にはライトアップされ、よりいっそう幻想的な光景が楽しめますよ。

このプランで宿泊する「ホテルサンシャイン鬼怒川」は、広々とした大浴場で鬼怒川温泉を満喫できるのが魅力。黒御影石を使った「鬼黒美湯(きこくびゆ)」と、白大理石を使った「鬼白美湯(きはくびゆ)」は、どちらも湯船から見える景色が最高です。朝晩の男女入れ替え制なので、両方を楽しむことができますよ。また、女性専用の個室パウダールームが完備されているのも嬉しいポイントで、美顔器やイオンドライヤーが設置されています。先着順で予約できる貸切風呂や、露天風呂付客室もあり、人目を気にせず入浴したい人にもおすすめです。

③【水辺のカフェテラス・鬼怒川パークホテルズ】女性におすすめ! お洒落カフェや温泉を満喫

女子旅で訪れたいのが、こちらのプラン。川魚料理を味わい、景勝地で絶景を楽しんだあとは「水辺のカフェテラス」へ。大きな窓の外には池が広がり、店内には心地よい音楽が流れ、リラックスできる空間です。ドリンクの種類が豊富で、ちょっと休憩するのにぴったり。コーヒーゼリーやみつ豆といったスイーツ、とちぎ和牛100%のハンバーグや特製カレーなどの、しっかりした食事メニューも。料理と景色を味わい、ひと息つきながら次の行き先を相談するのも良いですね。

このプランで宿泊するのは、「水辺のカフェテラス」の向かいに立つ「鬼怒川パークホテルズ」。2つの大浴場でそれぞれ3つずつ、計6つのお風呂を楽しめます。屋形船風呂や大江戸浮世風呂、古代檜風呂など特徴的な湯船ばかりでワクワク。時間帯による男女入れ替え制なので、すべての温泉を堪能できるのが嬉しいところ。プライベートガーデンに囲まれた「庭園貸切露天風呂」もあるので、人目を気にするならこちらを利用しましょう。和室中心の客室には、露天風呂付きの部屋も。さらに、人気の部屋食を楽しめるプランも揃うので、お好みに合わせて予約をどうぞ。

④【鬼怒川ライン下り・鬼怒川温泉ホテル】鬼怒川の大自然を直に感じる

家族旅行におすすめのプランで訪れるのは、鬼怒川の自然を思う存分満喫できるスポット。川魚料理が自慢の「船場亭」でアユの塩焼きを堪能したあとは、「鬼怒川ライン下り」でエキサイティングな体験を。船頭が操る船に乗って、奇岩・怪石の数々で知られる鬼怒川渓谷の美しさを鑑賞しましょう。船頭の巧みな櫂(かい)さばきが光る急流ゾーンで、思わず悲鳴をあげてしまいそう。緩急のあるスリリングな船旅に、大興奮すること間違いなしです。約40分の乗船時間が、あっという間に感じられますよ。「大人でもスリルを感じるなら、子どもは……」と心配になるかもしれませんが、ライン下りは1歳以上から乗船可能です。お子さんをしっかり支えながら、一緒に楽しみましょう。

宿泊するのは“結旅(ゆいたび)”をコンセプトとする「鬼怒川温泉ホテル」。結旅とは、湯・食・旅をテーマに絆を深める旅をすること。木造りと石造りの2つの大浴場と2種類の貸切風呂が揃う温泉は、肌に優しく、湯上がり後の素肌は滑らかな肌触りに。ビュッフェもしくは会席で味わえる料理も、地元の旬の味が並び魅力的です。全部で162室ある客室は、バリエーションが豊富で雰囲気も抜群。“ウェルカムベビーの宿”の認定を受けた子ども向けの部屋もあるので、小さなお子さん連れでもゆっくり過ごせますよ。

⑤【日光東照宮・東武ワールドスクウェア】温泉だけじゃない!鬼怒川エリアで世界遺産めぐり

次に紹介するこちらも鬼怒川温泉ホテルに宿泊するプラン。「輪王寺(りんのうじ)」や「二荒山(ふたらさん)神社」といった、世界遺産を巡ります。徳川家康が祀られている「日光東照宮」は、境内の建造物の多くが国宝と重要文化財。「眠り猫」や「三猿」が有名ですね。なかでもひときわ目を引く「陽明門」は、金色に輝く豪華絢爛な姿から、家康公の栄華と彼に対する思慕を感じます。境内は見どころが豊富なうえに敷地も広いので、歩きやすい靴がおすすめ。たくさん歩きまわったあとは、ホテルの温泉でゆっくり疲れを癒やしてくださいね。

鬼怒川温泉は、周辺に見どころが充実していて観光に困らないのが魅力のひとつ。鬼怒川温泉から車で約5分の「東武ワールドスクウェア」は、まるで世界一周旅行の気分を味わえるスポットです。敷地内には、22の国と地域の建造物が25分の1スケールで展示されています。その数は、東武(とうぶ)にちなんだ102点。世界文化遺産に登録されている48物件を含んでいます。エジプトのスフィンクスやピラミッド、ギリシャのパルテノン神殿など、有名な建造物が精巧に再現されていて驚くばかり。さらに、展示物の周りには、約7cmの小さな“住人”たちが生活していて、その人口はなんと約14万人。よく観察してみると、さまざまなストーリーが描かれているので注目してみてください。

⑥【龍王峡・Rakuten STAY VILLA 鬼怒川リバーサイド】ハイキングの後はサウナでととのう

次にご紹介するのは、鬼怒川の大自然を満喫するプラン。国立公園に指定されている「龍王峡」は、約2,200万年前の海底火山の噴火によって噴出した火山岩が、川の流れに浸食されて生まれた渓谷です。その迫力ある景観は美しく、特に「むささび橋」からの眺めは格別。渓谷は約6kmあり、ハイキングコースも整備されています。気軽に歩ける約3kmのコースもあるので、景色を眺めながら爽やかな汗を流しませんか? 珍しい動植物にも出合えるかもしれません。

たくさん汗をかいたあとは、温泉でさっぱりしたいところ。このプランで宿泊するのは「Rakuten STAY VILLA 鬼怒川リバーサイド」。1棟貸しのメゾネットヴィラ15棟と、1フロア貸切が1室の全16室で、すべての部屋にかけ流しの温泉を完備しています。24時間いつでも好きなときに温泉を堪能できるのが良いですね。客室タイプはA~Fまであり、A~Dタイプには低温サウナ、E・Fタイプには岩盤浴ベッドが用意されているのも高ポイント。温泉とサウナで身も心もリフレッシュしましょう。

⑦【鬼怒子の湯・遊水紀行 ホテル大滝】足湯に露天風呂にと温泉三昧

思う存分に温泉を満喫したい人は、こちらの旅行プランがおすすめ。鬼怒川温泉で自由気ままに湯めぐりを楽しみます。くろがね橋の右岸にある「鬼怒子(きぬこ)の湯」は、足湯に浸かりながら絶景を鑑賞できるスポット。鬼怒川温泉のシンボルキャラクター・鬼怒太(きぬた)の妹、鬼怒子の像が目印です。この足湯は眺めが良いだけでなく、無料で利用できるのもポイント。美しい景色をカメラに収めるのもお忘れなく。

続いてご紹介する温泉は、素泊まり専門の「遊水紀行 ホテル大滝」。リーズナブルな価格で宿泊できる、ひとり旅の味方です。館内には自由に利用できる漫画コーナーも設けられていますよ。気になる温泉は、別棟の「蔵の湯」に。浴場は、飛騨地方で長年使われてきた木蔵(きぐら:材木を入れておく蔵)を改装したもので、天井が高く開放感があって雰囲気抜群。隣には川が流れ、露天風呂に浸かればせせらぎが聞こえてきます。夜になるとライトアップされ、また違った雰囲気に。ちなみに、このホテルの宿泊者は、姉妹館「鬼怒川プラザホテル」の温泉も利用可能です。こちらは湯船が広く、体をグッと伸ばしてリラックスできるのが魅力。露天風呂から見下ろす鬼怒川の眺めも楽しみのひとつです。

「いつか行きたい鬼怒川温泉」を「次の休みに行く鬼怒川温泉」へ

ここまで7つのプランをご紹介してきました。周辺の見どころが多く上質なお湯を堪能できる鬼怒川温泉は、観光も温泉も満喫したい方にぴったり。東京都心からプチトリップ気分でアクセスできるので、次の旅行先にいかがでしょう? ぜひ、この記事を参考にしてみてください。

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旅色編集部 まつばやし

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記事企画・監修:旅色編集部 まつばやし