
更新日:2025/05/29
【関東】おすすめのグランピング旅11選。温泉・サウナ・BBQも楽しもう!
真夏ほど暑さが厳しくなく時折ひんやりとした風が吹く初夏は、アウトドアにぴったりの季節です。だからといって、テントなどさまざまな道具が必要なキャンプは、初心者にとってはハードルが高いもの。そんなときは、気軽にアウトドア気分が味わえるグランピングがおすすめです。梅雨入り前のこの時期は、天気が不安定で雨が降ることも多いですが、グランピングならテントがしっかりしているから雨の日でも快適です。今回は関東を中心に、キャンプ初心者にもおすすめのグランピング旅プランをご紹介します。
この記事の目次
- 快適にアウトドアを楽しめるのがグランピングの魅力
- ① 【茨城県:グランマーレ茨城大洗】大洗のビーチを前にプールやサウナでラグジュアリーに過ごすグランピング
- ② 【栃木県:WHITE LAMP グランピングリゾート那須】北欧テイストのドームに泊まる森の中のグランピング
- ③ 【栃木県:モビリティリゾートもてぎ】昼はアクティビティをエンジョイ! 夜は豪華バーベキューを味わうグランピング施設
- ④ 【群馬県:BLISSFUL GARDEN】目の前には絶景。温泉も楽しめるグランピング施設
- ⑤ 【埼玉県:ビオリゾート ホテル&スパ オーパークおごせ】ムーミンバレーパークのオフィシャルホテル。ムーミンの世界観に浸れる特別ドームも!
- ⑥ 【千葉県:五氣里-itsukiri-】懐かしさを感じる里山でグランピング。プライベート温泉やオーベルジュディナーも魅力
- ⑦ 【千葉県:釣ヶ崎グランピングリゾート】絶景を臨む高台に佇むグランピングリゾート
- ⑧ 【千葉県:和心村ー 古民家とグランピングと自然森山川海】テント・古民家・モバイルハウスから客室をチョイス。のどかな田舎でグランピング体験を
- ⑨ 【千葉県:TENT 一宮グランピングリゾート】1日6組だけの特別感。三角屋根がキュートなキャビンでグランピング
- ⑩ 【東京都:KEIKOKU GLAMPING TENT】1日2組だけの特別感。天蓋付きベッドやジャグジーのある貸切ヴィラでセレブリティなグランピングを
- ⑪ 【神奈川県:里楽巣FUJINO】ボタニカルな空間に癒やされる日比谷花壇が手がけるグランピング施設
- グランピングで初夏の思い出作りをしませんか?
目次を開く ▼
快適にアウトドアを楽しめるのがグランピングの魅力

アウトドアといえばキャンプ。屋外で食べるご飯の美味しさや、テントで過ごす非日常感にワクワクしてしまいます。しかし、事前の準備や後片付けの手間、テントの快適性などを考えると少々尻込みしてしまうことも。その点、グランピングは、そういった不便なくアウトドアを楽しめますよ。王道のドームテントは天井が高く、窓も大きくて開放感抜群。ドーム内に空調やトイレ、キッチンなどの水回りを備えている施設も多く、ホテル泊と同じくらい快適に過ごせます。周囲は海や森、渓谷などの大自然が広がる環境で、美しい絶景鑑賞や夜空を見上げての星空観測もドームに居ながらでOK。そのため、雨の日や虫の心配もありません。また、施設によってはサウナや温泉、プールがあり、より豪華なグランピングが楽しめるところも。このように、アウトドアの良いところだけを楽しめるのが、グランピングの魅力です。
① 【茨城県:グランマーレ茨城大洗】大洗のビーチを前にプールやサウナでラグジュアリーに過ごすグランピング

まずご紹介するのは、2022年4月にオープンした「グランマーレ茨城大洗」。大洗駅から車で約5分のアクセスで、駅から無料送迎(前日までの事前予約制)もしてくれます。この施設の魅力は、なんといっても眼前に広がるオーシャンビュー! ビーチに向かって設置された10棟のドームテントから絶景を楽しめます。敷地全体にラグジュアリーな雰囲気が漂い、日常を忘れてリッチに過ごせますよ。アルコールを含め、ドリンクがオールインクルーシブなのも魅力的。

直径6mのドームテントは2重構造のため断熱性が高く、エアコンも完備。夏は涼しく冬は暖かくと、快適に過ごせます。また、10棟のうち4棟はプライベートドッグラン付き。大切な愛犬と一緒にグランピングを満喫しましょう。大型犬もOKです(頭数制限なし)。開放感のある窓から大洗の海を眺めつつ、非日常の時間を過ごしませんか?

敷地中央には5~10月まで利用できるパブリックプールがあり、隣にはバレルサウナ(料金別途・事前予約制)も設置されています。たっぷり汗をかいてそのままプールでクールダウンすれば、なんともいえない気持ちよさを感じられるはず。“ととのった”あとは、ドリンクを飲みながらプールサイドでまったりとチルタイムを過ごすのも良いですね。水着のレンタルはできないので、利用する際は忘れずに持参しましょう。

夕食は、茨城県産の食材も味わえる豪華なバーベキュー。常陸牛(ひたちぎゅう)のサーロインステーキやアクアパッツァなどの魚介系料理まで、海の幸と山の幸をたっぷり味わえます。大型のバーベキューグリルで焼き上げられたステーキは味も格別! 普段見る機会のないアウトドアギアを目の前に、テンションもアップします。専用の食事スペースは屋内仕様のため、雨の日でも快適。また、朝食には手作りハンバーガーが用意されます。自分でサンドするアウトドアらしいメニューに、お子さんもきっと大喜びです。
この施設が紹介されている旅行プランはこちら
② 【栃木県:WHITE LAMP グランピングリゾート那須】北欧テイストのドームに泊まる森の中のグランピング

「WHITE LAMP グランピングリゾート那須」は、「HUG NATURE HUG YOURSELF」がコンセプトのグランピング施設。自分自身をハグするように、自然の中で心地よさに包まれる時間を過ごせる場所です。最寄りの那須塩原駅から少し距離がありますが、希望すれば送迎をしてくれます。ただし、送迎車の台数や時間帯に限りがあるので、お願いする際は事前に問合せを。

客室は、北欧テイストのドームキャビンとドームテントの2種類。どちらも心ときめくスタイリッシュかつお洒落な空間です。ドームキャビン「Luxe suite」は、天井高が約6mと開放感抜群。中はメゾネットになっていて最大6名まで宿泊できます。ドームテント「Superior Tent」は最大3名までと、少人数での宿泊におすすめ。バス・トイレ別、独立洗面台も完備して、テントから外に出ることなく快適に過ごせます。

夕食はバーベキューもしくは洋風薬膳鍋のどちらかを選べるのも、この施設の魅力。バーベキューコースは、地場ブランドの黒毛和牛・那須高原和牛をメインに、那須郡司豚(なすぐんじぶた)やヤシオマスといった地場の特産品を使った豪華なバーベキューが楽しめます。洋風薬膳鍋コースは、北海道産のラム肉をしゃぶしゃぶ仕立てで味わえるほか、オマールエビやヤシオマスなどの海鮮料理も充実。ほかにはない贅沢な味わいを堪能できますよ。また、朝食はお洒落かつ豪華なフレンチスタイルで。 焼きたてのパンに那須御用卵(なすごようらん)を使った卵料理、郡司豚のベーコンや新鮮なフルーツ、ヨーグルトなど品数が豊富。盛り付けも美しく、朝から大満足できます。

夕食後などにゆっくり寛げる焚火スペースも完備。全棟に専用の焚火台が用意されプライベート感たっぷりです。パチパチと燃える炎を眺めながら談笑したり、マシュマロを焼いたりなど思い思いにキャンプ気分を楽しんでくださいね。
この施設が紹介されている旅行プランはこちら
③ 【栃木県:モビリティリゾートもてぎ】昼はアクティビティをエンジョイ! 夜は豪華バーベキューを味わうグランピング施設

世界選手権が行われる国際サーキットやアスレチック、宿泊施設などがひとつになったモビリティテーマパーク「モビリティリゾートもてぎ」。敷地内の「森と星空のキャンプヴィレッジ」では、玉ねぎ型のロータステントと標準的なベルテントの2種類6タイプから選んでグランピングを楽しめます。夕食には隣の「モビリティリゾートもてぎホテル」のシェフが監修した豪快なバーベキューをどうぞ。トマホークステーキやTボーンステーキなど、プランによってメインの肉が異なり、キャンプならではの豪華なメニューを楽しめます。また、入浴は、もてぎホテルの大浴場を利用できるのもポイント。大きな湯船でゆっくりリラックスしましょう。

この施設では、ジップラインやアスレチックなど、さまざまなアクティビティで遊べるのが魅力。2種類あるジップラインは特徴がそれぞれ違うので、両方体験するのがおすすめです。6本のジップラインをまるでムササビのように渡っていく「森のジップライン ムササビ」では、専門ガイドと一緒に森の中を探検。森に生息する動物たちや見どころなどを教えてもらいながら進みます。「メガジップライン つばさ」は、全長約561m(343mと218mの2本)のジップラインを鳥のように一気に滑り降りるアトラクションです。サーキットを見下ろしながら、爽快感抜群な体験ができますよ。

「森感覚アスレチック DOKIDOKI」は、巨大などんぐりの木がモチーフのアスレチック施設。5階建ての建物には、全部で39個のアスレチックが用意されています。巨大などんぐりがゴロゴロと転がっているエリアでは、自分が小さなネズミになったような気分に。丸太の橋を渡ったり、ロープのトンネルをくぐったりと、大人も全身を使って楽しめます。
この施設が紹介されている旅行プランはこちら
④ 【群馬県:BLISSFUL GARDEN】目の前には絶景。温泉も楽しめるグランピング施設

2022年4月にオープンした「BLISSFUL GARDEN(ブリスフル ガーデン)」。都心から車で約2時間と、アクセスしやすい立地です。希望すれば最寄りの駅から送迎もしてくれますよ。宿泊するドームテントは全5種類8部屋。5mと7mの2種類のサイズがあり、人数に合わせて選べます。なかにはドッグランを併設したペットOKのテントも。全室冷暖房完備で、一年を通して快適に過ごせます。

大きな窓からは市街地を一望。高台にあるため目の前を遮るものがなく、美しい絶景を楽しめます。夜になれば、きれいな夜景も楽しめますよ。ソファに座って、満点の星空と夜景の美しさに酔いしれましょう。運が良ければ、雲海が見られることもあります。また、近隣で花火大会が行われるときには、絶好の特等席に早変わり! また、ボードゲームやカードゲームの貸し出しがあるので、ゲームをしながらワイワイ過ごすのも楽しそう。ラグジュアリーな空間で、普段とは違う特別な時間を過ごしてください。

夕食は、群馬県のブランド豚肉「まる豚」を味わうバーベキュー。ほかに、地元で採れた野菜やシーフードなど厳選食材を味わえます。黒毛和牛のサーロインは、専属コンシェルジュが目の前で調理。難しい焼き加減を考えることなく、絶妙のタイミングで焼き上げられたステーキを頬張って。オプション以外のメニューはオールインクルーシブで、アルコールを含めドリンクは飲み放題! また、ホットサンドメーカーで作る手作りホットサンドの朝食は、スープやサラダが付いて栄養バランスもばっちりです。

お風呂は敷地内の温泉施設「ばんどうのゆ」へ。赤城(あかぎ)山・榛名山(はるなさん)・妙義山(みょうぎさん)の上毛三山を一望しながらのバスタイムは格別です。営業時間内なら、いつでも何度でも利用できるのも嬉しいポイント。貸切風呂もあるので、プライベート感を大切にしたいときは、そちらを利用してはいかが? 家族やカップルでゆっくりと温泉を満喫できます。
この施設が紹介されている旅行プランはこちら
⑤ 【埼玉県:ビオリゾート ホテル&スパ オーパークおごせ】ムーミンバレーパークのオフィシャルホテル。ムーミンの世界観に浸れる特別ドームも!

越生(おごせ)駅から車で約10分の「ビオリゾート ホテル&スパ オーパークおごせ」は「ムーミンバレーパーク」のオフィシャルホテル。サウナ付きのキャビンや定番のグランピンドームなど、8タイプの宿泊ルームが用意されています。木の上の秘密基地のような「空中グランピングドーム」は、周囲を緑に囲まれ自然を間近で感じられる客室です。イエローとグレーでまとめたフローリングの室内は、北欧テイストのお洒落な空間。冷暖房も完備して、居心地抜群です。

1日1組限定の「ムーミンスペシャルルーム」は、ムーミン・リトルミイ・スナフキンが出迎えてくれる特別感あふれる部屋。ムーミンの世界観に浸れます。マグカップやクッションなど、さまざまなグッズが用意されており、お子さんのみならずムーミンファンも大喜びの可愛さです。また、特典としてムーミンバレーパークのパスやプレゼントが付いているのも魅力的。

入浴は敷地内の「おごせの湯」へ。宿泊客は無料で利用できます。内風呂は、細かな泡で血行を促進するバイブラ付き。露天風呂は2種類の湯船を月替わりで楽しめます。また、家族やカップル、友だちなど、みんなで入れる水着風呂「バーデン–GARDEN」もおすすめ。キューゲルサウナ(アロマ水を凍らせた氷をサウナストーブで溶かしながら楽しむサウナ)・ドライサウナ・スチームサウナもあります。子ども用水着はレンタルだとサイズが限られるので、持参するのがベター。湯上がりは、売店で販売されている「湯あがりミルクチーズケーキ工房 ふろまあじゅ」で一息ついてください。

お子さんが遊べるキッズパークや、約5,000冊の雑誌やコミックが読み放題のライブラリーも。滞在中は退屈知らずです。早めにチェックインして、お子さんとの時間をたっぷり過ごしてはいかが?

宿泊する部屋によって夕食の内容が変わるので要チェック。「レストランMORINIWA」でのディナーコースや、豪華なグランピングディナー、併設のバーベキューエリアで楽しむバーベキューと、好みに合わせてチョイスしましょう。朝食は、3種類のパンや日替わりのスープが用意されたグランピングモーニング。爽やかな森の空気と一緒にどうぞ。
この施設が紹介されている旅行プランはこちら
⑥ 【千葉県:五氣里-itsukiri-】懐かしさを感じる里山でグランピング。プライベート温泉やオーベルジュディナーも魅力

東京都心から車で約1時間30分の千葉県いすみ市にある「五氣里-itsukiri-」。山を切り開いて造られたグランピング施設で、日本の原風景が広がるどこか懐かしい雰囲気が漂います。全部で20棟ある客室は、一棟丸ごと貸切できる古民家・プライベートヴィラ・グランピングテントの3種類から選ぶことが可能。さまざまなタイプが揃っているので、好みや人数に合わせてチョイスできます。

よりアウトドア気分を味わえるグランピングテントは、最大10人まで宿泊できる「10Mドームテント」・スタンダードな「7Mテント」・愛犬と一緒に泊まれる「ドッグドームテント」の3種類を用意。7Mテントとドッグドームテントには、プライベートプールとサウナ付きのタイプもありますよ。サウナでたくさん汗を流したあとに、周りを気にせずプールにダイブできるのは、気持ちが良さそうですね。

夕食は併設のレストラン「五氣里 餐-san-」での宿泊者限定のオーベルジュディナーか、客室でのバーベキューかを選べます。好みのプランを予約しましょう。いすみ市出身でいすみ大使に就任しているシェフ厳選の地元食材は、どれも上質なものばかり。オーベルジュディナーには旬のジビエも登場し、ここならではの味わいを楽しめます。バーベキューの食材も、レストランと同じ豪華な食材ばかりで歓声が上がるはず。

グランピングテントには、トイレや風呂が完備。しかも、風呂のお湯は地下約300mから汲み上げている温泉で、プライベートな空間でゆっくり楽しめるのが魅力。周りを気にせず、自分の好きなタイミングで癒やされましょう。フロントやレストランのある「omoya」の2階にも大浴場があるので、気分を変えたいときは利用してみてください。 露天風呂・内風呂・サウナ・水風呂が用意されていますよ。
この施設が紹介されている旅行プランはこちら
⑦ 【千葉県:釣ヶ崎グランピングリゾート】絶景を臨む高台に佇むグランピングリゾート

東京オリンピックのサーフィン競技会場にもなった、釣ヶ崎海岸を臨む高台にあるグランピング施設。雄大な太平洋を目の前に優雅なひと時を過ごせます。海岸まで歩いてすぐのため、グランピングついでにサーフィンや海水浴を楽しむのもおすすめ。また、敷地内にはハート型のプールとサウナも完備されています。早めにチェックインして、ロマンチックなプールサイドでリゾート気分を味わうのも良いですね。敷地の最も高台に設置されているので、眺めも絶景ですよ。

7タイプあるグランピングドームは、全室にトイレとバスルームを完備した完全なプライベート空間。雨の日でも外に出ることなく、テントにおこもりして過ごせます。大きな窓から見える景色も良く、窓辺に置かれたハンモックに揺られながら外を眺めるだけでもリラックスできますよ。また、ホームシアター付きの「シアタードーム」なら、スマホを繋いで大画面で映画やドラマを観ることができておすすめ。夜は鑑賞会をすると盛り上がりそうです。ほかにも、愛犬と一緒に泊まれるプライベートドッグラン付きのドームもあります。

夕食は千葉県産の食材を中心としたバーベキュー。2つのプランから選ぶことができ、「千葉をまるごと食す豪華グランピングBBQ」は、サーロインや赤身肉のステーキ、サザエの浜焼きなど、地元の美食が勢揃い。どの食材も新鮮で、グランピングならではの豪快な食べ方で味わえます。また、管理棟には、棒アイスやミニソフトクリームなどが入った無料のアイスボックスが置かれているので、デザートに食べるのも良いですね。 燻製やポップコーン、焼きマシュマロ作りも体験できるので、作ったものをお供に食後の団らんの時間を過ごしてはいかが?
この施設が紹介されている旅行プランはこちら
⑧ 【千葉県:和心村ー 古民家とグランピングと自然森山川海】テント・古民家・モバイルハウスから客室をチョイス。のどかな田舎でグランピング体験を

都心から車で最短約1時間10分の「和心村(わしんむら)」。房総半島の富津市にある里山にオープンしたグランピング施設です。どこか懐かしい田舎の景色が広がり、充実したひと時を過ごせます。宿泊できる客室は、古民家タイプ・北欧テントタイプ・モバイルハウスの3タイプ。グランピング気分を盛り上げる北欧テントは、デンマークの人気アウトドアブランド「ノルディクス」のテント「アスガルド」が用意されています。童話に出てきそうな三角屋根のデザインが可愛らしく、専用ハイウォールを追加して通常より天井が高くなっています。床にはお洒落なカーペットが敷き詰められ、座り心地の良さそうなイスやベッドを配置。テントの中とは思えないほど快適な空間が作り上げられています。

古民家タイプの客室は、約200年の歴史をもつ母屋スタイルと、めずらしい長屋門スタイルから選べます。伝統的な造りの母屋は約95平米と広く、子どもが走り回るのにぴったり。リビングの隣にある、まるで秘密基地のようなインドアテントの部屋も子ども心をくすぐります。窓際に置かれたハンモックでは、景色を見ながらお昼寝が楽しめますよ。一方、2階建ての長屋門は、吹き抜けになっていて開放感抜群。リビングから直接降りられるプライベートアウトドアスペースは、第2のリビングとして使い勝手が良く、バーベキューや焚き火などのアクティビティも思いのまま。利便性と非日常感を兼ね備えています。

建築家の隈研吾がデザインしたモバイルハウス「住箱」は、ヒノキの合板で造られた木のぬくもりを感じられるコンパクトでシンプルな客室。窓の外にはのどかな風景が広がり、ベッドでゴロゴロしながら景色を楽しみませんか? 部屋に用意されているコーヒーセットで豆からコーヒーを淹れて、淹れたてを味わいながら過ごす、というのも贅沢です。また、夕食のバーベキューは、自分たちで火おこしから始める本格派。スタッフに声をかければ手伝ってくれるので、火おこしに自信がなくても安心です。必要な道具や食材はすべて準備されます。メインの厚切りの牛タンや希少部位・牛ミスジのステーキは、村長が厳選した上質なものばかり。炭火で食べれば格別の味です。グレードアップすれば、黒毛和牛のA4ステーキなどの、より豪華な食材が登場。冬は薪ストーブで作る鍋もあります。
この施設が紹介されている旅行プランはこちら
⑨ 【千葉県:TENT 一宮グランピングリゾート】1日6組だけの特別感。三角屋根がキュートなキャビンでグランピング

1日6組だけしか宿泊できない特別感のあるグランピング施設「TENT 一宮グランピングリゾート」。東京駅から電車に乗って最短約1時間で訪れることができ、気軽にグランピングを楽しめます。「地球と遊ぶ」がコンセプトのこの施設には、レンタサイクルや天体望遠鏡など、遊ぶための道具が充実。また、近隣には、乗馬や釣り、いちご狩りなどが楽しめるスポットが満載です。レンタサイクルに乗って、周りを散策してみてはいかが? 一宮海岸も徒歩約3分と好立地のため、ビーチマットとビーチテントを借りて遊びに行くのもいいですね。「地球と遊ぶ」のコンセプト通り、たくさんの“遊び”が待っていますよ。

この施設の客室は、三角屋根が可愛らしいキャビンスタイル。テントチックな外観がアウトドア気分を盛り上げてくれます。また、夜に前方の庭にライトが灯ると雰囲気がガラリと変わるのもポイント。ロマンチックな景色の中で、ゆったりとした時間を過ごせます。室内はコンパクトながらもゆとりのあるスペースを確保。冷暖房や水回りも完備された快適な空間です。白をメインカラーとしたシンプルでお洒落なインテリアも魅力的。ReFaのドライヤーやシャワーヘッド、スキンケア一式など、あると嬉しいアメニティが充実した女子旅プランもありますよ。女子会グランピングにいかが?

夕食は、庭のバーベキュースペースでアウトドアならではのメニューをどうぞ。「BBQ&フリードリンクセット」は、新鮮な野菜など地元で採れた食材を用意。千葉県産の鶏もも肉や牛肉、豚肉、フランクフルトと、肉の種類も豊富です。バーベキュー用のグリルから食材まで必要な道具はすべて揃っているから、手ぶらでOKなのも嬉しいポイント。ドリンクは飲み放題なので、食べて飲んで満足がいくまで楽しみましょう。冬は体の中から温まる「鍋&フリードリンクセット」がおすすめです。
この施設が紹介されている旅行プランはこちら
⑩ 【東京都:KEIKOKU GLAMPING TENT】1日2組だけの特別感。天蓋付きベッドやジャグジーのある貸切ヴィラでセレブリティなグランピングを

東京都内でグランピングが楽しめる「KEIKOKU GLAMPING TENT」。都心から車で最短約1時間45分の、檜原村(ひのはらむら)にあるグランピング施設です。すぐ近くには南秋川が流れ、マイナスイオンたっぷりの滝も多くあります。都内とは思えない自然豊かな環境のなかで、日々の喧騒を忘れて静かで優雅な時間を過ごしませんか?

客室はテントではなく、よりラグジュアリー感を感じられる貸切型のヴィラスタイル。サウナ付きの「LUXURY TENT(ラグジュアリーテント)」とプール・サウナ付きの「SUITE TENT(スイートテント)」の2棟のみで、それぞれは完全に独立しています。スタッフも常駐していないので、まるで貸し別荘のように自分たちだけのプライベートなひと時を過ごせますよ。室内はかなり広く、ベッドはなんと天蓋付き! 豪華な内装に、気分はまさにセレブです。

屋外にはジャグジーがあり、周りの景色を眺めながらの贅沢な入浴が可能。サウナのあとに、ドリンクを飲みながらここで寛ぐのも良いですね。フレグランスで有名なパリのブランド「DIPTYQUE(ディプティック)」のアメニティを揃えているのも嬉しいポイントです。

食事は食材を持ち込んで自由にどうぞ。バーベキューガスグリルで王道のバーベキューを楽しむも良し、パエリアやアヒージョなど、グランピングならではのアウトドアメニューに挑戦するのも良し。 食器や調理器具はひと通り揃っているので、食材だけ準備すればOKです。食材の準備が難しい場合は、バーベキューセットや朝食を予約時に注文することもできるので、利用するのもおすすめです。
この施設が紹介されている旅行プランはこちら
⑪ 【神奈川県:里楽巣FUJINO】ボタニカルな空間に癒やされる日比谷花壇が手がけるグランピング施設

神奈川県相模原市の山中にある「里楽巣(リラックス)FUJINO」。フラワーギフト専門店「日比谷花壇」が手がけるグランピング施設で、至る所に花や緑が飾られたこだわりの空間が特徴です。アクセスは都心から車で約2時間10分、電車とバスで約2時間となっています。

宿泊するドームテントは2タイプ。ラグを敷いたフローリングの洋室「ECRU(エクリュ)」と、ほかではあまり見かけない畳敷きの和室「RURI(ルリ)」から選べます。フローリングと畳のスペースが一段小上がりになっているのも、ほかにはない特徴です。大きな窓の外には里山の雄大な景色が広がり、心が癒やされますよ。テントにはそれぞれプライベートデッキがついており、テーブルやカウンターで景色を独り占めしながら、ゆったりとした時間を過ごせます。

夜は、老舗割烹や有名ホテルのレストランで修行したシェフ監修のコース料理で乾杯。地元産の旬の食材をふんだんに使った料理は、見た目も華やかで食欲をそそります。料理はスタッフがテーブルまで運んでくれるフルサービス。後片付けの必要がなくて楽な点がポイントです。オプションでバーベキューを選ぶこともできるので、好みのスタイルをチョイスしてくださいね。盛り付けにこだわった朝食は、バランスも良く朝から元気になれそう。前日のうちに冷蔵庫に準備してくれるので、翌朝自分の好きな時間にいただけます。

時間を持て余したときは、アクティビティに参加してみませんか? この施設のもうひとつの特徴は、アクティビティが充実していること。「日比谷花壇」ならではのフラワーレッスンや近くの果樹園でのブルーベリー狩り、箸づくりのワークショップなど、多種多様です。なかには事前の予約が必要なものがあるので、予約の際に確認を。家族や恋人、友だちと一緒に、楽しく思い出作りをしてください。
この施設が紹介されている旅行プランはこちら
グランピングで初夏の思い出作りをしませんか?

ここまで11のグランピング施設をご紹介しました。準備や片付けの必要がなく気軽にアウトドア気分を味わえるグランピングは、初心者にこそおすすめ。屋外泊で心配な雨や虫のことを気にせず過ごせるのも、アウトドアに対するハードルがグッと下がるのではないでしょうか? 本格的な夏が始まる前に、グランピングで快適なアウトドアを楽しんでください。
全国の旅行プラン一覧はこちら

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 みつい
ライター:himeno-a