瀬戸内国際芸術祭におすすめ!直島や岡山でアートに触れる観光プラン7選

更新日:2025/03/25

瀬戸内国際芸術祭におすすめ!直島や岡山でアートに触れる観光プラン7選

今年2025年は、瀬戸内の島々を舞台に、3年に1度開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭 」が開催されます。アートの島・直島を含む瀬戸内海の会場では、さまざまな作品がお出迎え。船での移動や島での暮らし、作品に到達するまでのプロセスを体験できるのも、この芸術祭の魅力です。15年目の節目を迎え、第6回目となる今年は新たなエリアが加わり、規模も拡大。よりパワーアップした内容が期待できそうです。今回は、芸術祭にあわせて観光できるスポットや、アート巡りにおすすめのプランを7選ご紹介します。

瀬戸内国際芸術祭とは?

「瀬戸内国際芸術祭」は、3年に1度のトリエンナーレ形式で開催される、国際的な現代アートの祭典です。略称は「瀬戸芸」。アーティスト は216組(2025年2月5日現在)が参加し、島の文化と歴史を活かした作品が集結します。コロナ後初となる2025年の芸術祭は、新エリアが加わり17エリアで展開。会期は日本の季節を体感できる、春・夏・秋の約100日間で行われます。入場チケットはパスポート を購入するのがおすすめ。すべての会期で有効な「オールシーズンパスポート」なら、前売り期間中は割引価格で購入できますよ。芸術祭を訪れる際は、公式サイト内の作品公開スケジュールで日程を確認することをお忘れなく!

瀬戸内国際芸術祭はいつから、なぜ始まったの?

2010年に、香川県が観光振興や地域再生を目指してスタートさせました。深刻な少子高齢化や過疎化など課題を抱える瀬戸内の島々に、にぎわいを取り戻すために開催。現在では「アート」を通じた来場者と地域の方々との交流が、島の魅力を再認識する場となっています。

岡山県

【玉野・駅東倉庫】レンタサイクルで宇野港周辺を散策

玉野エリアを観光するなら、こちらのプランがおすすめです。「玉野観光案内所」でレンタサイクルを調達したら、宇野港周辺をサイクリングしてみましょう。「駅東倉庫 」は、宇野駅から徒歩3分の場所にあるアトリエ兼ギャラリー。大型倉庫を改装したアトリエでは、10数名の工芸家たちによる作品展示のほか、制作風景を見学することもでき、予約すれば染色や消しゴムはんこなど制作体験も可能です。
プランでは「海の駅シーサイドマート玉野魚市場」を訪れ、瀬戸内海の鮮魚を味わうコースもご紹介しています。玉野エリアで観光プランをお探しの際はぜひご参考にどうぞ。

【玉野・「宇野のチヌ/宇野コチヌ」】宇野の玄関口でアートめぐり

宇野港周辺で現代アートを楽しみたいなら、こちらのプランがおすすめです。瀬戸内に漂着した廃棄物で作製された「宇野のチヌ 」は、第1回の瀬戸内国際芸術祭で生まれたもの。隣に展示された「宇野コチヌ」は滑り台になっており、お子さんが遊べるようにできています。ご家族で「SDGs」を考えるきっかけにもなりそうですね。
続いてJR宇野駅へ向かいましょう。実は、宇野駅はイタリアの現代アート作家により制作され、駅舎そのものが作品となっています。モノトーンのラインで彩られたインパクトのある駅舎は、アートめぐりでも人気の撮影スポットです。また、こちらのプランでは新鮮な瀬戸内の魚を使った料理がいただける「池田屋本店」や、癒やしの湯と寛ぎの空間「瀬戸内温泉 たまの湯」も巡ります。
※プラン内で紹介している「おまち堂&FRUTAS」は閉店しました。現在は「おまち堂本店」として宇野港で営業しています。詳しくは公式HPでご確認ください。

【奈義町・奈義町現代美術館】芸術祭の前後に立ち寄って、アートな時間を満喫しよう

岡山県の美術館を訪れるなら、こちらのプランはいかがでしょうか? まずは「城東町並み」を訪れます。風情あふれる町並みには、伝統的建築物の内部を公開する「城東むかし町家」や、和カフェが軒を連ねます。江戸時代の建築物を見ながらのんびりと散策を楽しんだら、車で「奈義町現代美術館」に移動します。

通称「NagiMOCA(ナギ・モカ)」と呼ばれるこちらの美術館は、巨大作品と建物が一体化した世界初の公共美術館です。喫茶室からは秀峰那岐山が見え、季節ごとに山の表情の変化を感じることができるのも魅力のひとつ。どちらも瀬戸内国際芸術祭の会場からは離れますが、芸術祭の前後に立ち寄るのもおすすめです。

香川県

【直島・赤かぼちゃ】直島のシンボルといえばコレ!草間彌生の世界に浸る

アートの聖地・直島で観光するなら、こちらのプランがおすすめ。高松港から直島の宮浦港まで、フェリーで向かいましょう。宮浦港で圧倒的な存在感を放つ真っ赤なオブジェは、草間彌生氏の「赤かぼちゃ」。草間彌生作品の象徴でもある 水玉模様は一部くり抜かれており、かぼちゃの中に入ることができます。かぼちゃの中から見る外の景色は、どこか違って見えるかもしれませんね。
そのほか「瀬戸内「   」資料館/宮浦ギャラリー六区」や「ANDO MUSEUM」にも足を運びます。「   」の中にはその都度新たな展示のテーマが入り、瀬戸内の民俗や歴史、風土についてうかがい知ることができます 。「ANDO MUSEUM」は建築家の安藤忠雄氏が改築にたずさわった建物。彼がこれまで直島で手掛けてきた建築の歴史について鑑賞します。
2日目も「李禹煥(リ・ウファン)美術館」や「地中美術館」などのアートスポットを堪能。旅の締めくくりに高松シンボルタワー内の「四国ショップ88」でご当地のお土産を購入して帰路につきます。じっくりとアートに没入できる、一人旅におすすめのプランです。

【直島・ベネッセハウス】現代アートの聖地「直島」の美術館に宿泊!

美術館に宿泊する特別なプランがこちら。「うどん本陣 山田家 讃岐本店」で香川県名物のうどんを味わってから、フェリーで直島へ向かいます。このプラン最大の魅力は「美術館に泊まる」という特別な体験ができること。コンセプトが異なる4つの宿泊棟をもつ「ベネッセハウス」では、施設内や客室でさまざまな作家のアート作品を鑑賞できます。アートにどっぷりと浸って、翌日の散策に備えましょう。
2日目はモネの作品が鑑賞できる「地中美術館」へ。安藤忠雄氏の設計により2004年に設立されたこちらの美術館では、無機質な素材で構成されたモダンな空間と作品との融合 を楽しむことができます。注目したいのは「地中の庭 」 。モネが愛した睡蓮やアイリスなど約200種類の植物から構成され、「自然」そのものが体感できる空間となっています。また、地中ストアでは限定のオリジナルグッズの販売も。直島を観光する際はぜひ訪れてみてください。

このほか、隠れた人気スポット「ネコバスのていりゅう所」や、入浴できる美術施設・直島銭湯「I♥︎湯」などのアートスポットにも足を運びます。

【直島・直島パヴィリオン】注目のSNS映えスポット

続いては、2泊3日で香川県の魅力を余すところなく堪能できるプラン。1日目と2日目は高松市内や小豆島の人気観光スポットを巡り、3日目にアートを堪能します。2日目の小豆島では「道の駅 小豆島オリーブ公園 」へ。園内でジブリ映画「魔女の宅急便」の名シーンを彷彿とさせる写真を撮影したり、小豆島産のオリーブオイルを使った料理を味わったり。子どもから大人まで楽しめること間違いなしです。
3日目は高松市内のホテルから直島へ移動し、アートを満喫します。宮浦港で「赤かぼちゃ」を鑑賞したら、そこから5分ほど歩いて「直島パヴィリオン」へ。蜃気楼の一種「浮島現象」 をイメージした浮遊感のある造形は、見る角度によって雰囲気が変わるのが特徴です。晴天時に中に入って作品越しに空を仰げば、フォトジェニックな写真を撮影できるでしょう。宮浦港周辺を散策するなら、ぜひ立ち寄ってみてください。

岡山県&香川県

【直島/高松・海の駅なおしま】直島から高松へ!瀬戸内のアートを満喫する欲張りプラン

岡山県と香川県でアートな旅を体験するなら、こちらのプランがおすすめ。直島の玄関口である宮浦港に到着したら、「海の駅なおしま」に立ち寄ってみましょう。ガラス製の開放的なデザインの建物の中には、カフェや観光案内所などが入っています。物販スペースではお土産を購入でき、直島の名産である天日塩を使った塩キャラメル が人気です。

高松港では、ひときわ存在感を放つカラフルな2本の柱「Liminal Air-core-(作:大巻伸嗣)」に注目を。一部が鏡面となった柱は港の移りゆく風景を映し出し、季節や時間によって違った表情を見せてくれるでしょう。
このプランでは、本場の讃岐うどんが味わえる「うどん市場 兵庫町店」や、老舗菓子店「宗家 くつわ堂」も訪れます。岡山と香川のどちらも満喫したい方におすすめです。

「瀬戸芸」に合わせて、アートな時間を満喫しよう

ここまで、瀬戸内国際芸術祭に合わせた観光プランを7選ご紹介してきました。瀬戸内の島々にはアートを堪能できるスポットがたくさん。写真映えする場所ばかりなので、撮影も楽しめること間違いなし! 瀬戸内の旅行でアート巡りを企画する際は、ぜひ本記事をお役立てください。

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旅色編集部 まつばやし

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記事企画・監修:旅色編集部 まつばやし