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【東北】冬はスキー場へ!スキー・スノボ旅行におすすめのプラン9選

更新日:2025/02/21

【東北】冬はスキー場へ!スキー・スノボ旅行におすすめのプラン9選

豪雪地帯の東北地方は、スキー・スノボのメッカ。美しい雪景色が広がるスキー場が多く、初心者から上級者まで気持ちのいい滑走を満喫できます。この記事では、9つの旅行プランからおすすめのスキー場をご紹介。よく東北のスキー場ランキングにランクインする「安比高原スキー場」「たざわ湖スキー場」「苗場スキー場」も登場しますよ。今年の冬は、東北でスキーやスノボを楽しみませんか?

スキーやスノボを楽しむために必要なものは?

スキー・スノボが初めての場合、何を準備すればいいのか分からない人も多いはず。ここでは、スキー・スノボに必要なものをご紹介します。基本的に、ウェアとボードはレンタルできるスキー場がほとんどのため、用意しなくても問題ありません。

ウェアの下はどんな服装が良い?

スキー・スノボをするときは、ウェアの下にも服を着ておきます。中には、保温性の高いインナーに動きやすいストレッチ性の服を重ねるのがベスト。寒いからと厚手の服を着込むと、動きづらくて滑りにくくなってしまいます。また、運動量が多いため意外と汗をかき、いつのまにか汗だくになることも。そのため、ある程度薄手の服の方がおすすめです。靴下は厚手のハイソックスがベター。厚手が無ければ、普段履いてる靴下を2枚履きしてもOKです。グローブとニット帽はレンタルがないところも多いので、忘れずに用意しておきましょう。

必要な持ち物や小物は?

ここでは用意しておきたい必需品や小物をまとめました。これらのグッズがあると、スキー・スノボをさらに満喫できますよ。参考にしてみてください。

【持っておきたい必需品】

・現金……キャッシュレス未対応の場合もあるので、食事代やリフト券代に現金があると安心です。ロッカー用に小銭も用意しておきましょう。財布は荷物になるので、必要分だけ持っておくのが◎
・着替え……溶けた雪がウェアの上から染みてくることがあります。濡れたままだと風邪を引くので、用意しておきましょう
・日焼け止め……雪上は思っている以上に紫外線が強いため日焼け防止に
・タオル……汗を拭いたり雪で濡れた体を拭いたりするために

【あると便利なもの】

・防水スプレー……滑る前にグローブやウェアにスプレーしておくと便利
・カイロ……リフト待ちのときなどの防寒用に
・リフト券ホルダー……腕に固定できるアームバンド式が便利
・スマホの防水ポーチ……溶けた雪で水没する可能性があるため
・ネックウォーマー……紫外線対策と防寒用に
・ゴーグル……紫外線対策と防寒用に

① 【岩手県・安比高原スキー場】ロングコースが多数! 思う存分スキー・スノボを楽しめる

最初にご紹介するのは、岩手県の「安比高原スキー場」。4ゲレンデ・21コースを有する広大な敷地が特徴で、初級者から上級者まで楽しめます。セントラルゲレンデに設置された安比ゴンドラに乗れば、一気に山の頂上へ。窓から見える大迫力の景色を眺めながら、空中散歩を堪能しましょう。山頂には上級者コースだけでなく、ロングランが楽しめる初級者コースもあります。帰りはレベルに応じたコースを滑って、景色を楽しんでくださいね

また、このスキー場の魅力のひとつは、サラサラのパウダースノー。コースによっては圧雪していないところもあるので、上級者もエキサイティングな滑りが楽しめます。日本トップクラスのロングリフト「ザイラークワッド」を利用すれば、コースまで楽々です。ほかにも、森の中を滑る上級者向けのツリーランゾーンや、スノボのトリック練習ができる「APPI SNOWPARK」などのエリアも充実。一泊して思う存分楽しむのも良いですし、日帰りなら、帰りに郷土料理を味わって温泉に立ち寄るのはいかが?

② 【秋田県・たざわ湖スキー場】目の前に広がるのは田沢湖の大パノラマ!

乳頭温泉などを訪れるプランに登場する「たざわ湖スキー場」は、秋田県で最も大きなスキー場ゲレンデからは田沢湖を一望でき、開放感のある滑走を楽しめます。まずは、美しい湖をバックに記念写真を撮ってはいかが? コースは全部で13コース。上級者コースにはパウダースノーが堪能できる非圧雪コースもあり、本格的な滑りが堪能できるのも魅力的です。

たくさん滑ってお腹が空いたらレストランへ。ゲレンデには食事ができる場所が4カ所あります。「スキーセンター レラ」の2階にある「レストランしらかば」には、冷えた体を温める絶品グルメがずらり。秋田県横手市のB級グルメ「横手やきそば」や、赤いスープが特徴的な「トマトラーメン」など、ユニークなメニューも充実しています。滑り疲れたあとの昼食は、美味しさもひとしお。評判のゲレンデグルメでエネルギーをチャージして、午後もスキーやスノボを満喫しましょう。

③ 【秋田県・たざわ湖スキー場】レイクビュースキーと癒やしの温泉を堪能

田沢湖周辺を観光するプランからも「たざわ湖スキー場」をご紹介。「スキーセンター レラ」から2つのリフトを乗り継いで行く「かもしかコース」は、コース幅が広くて滑りやすく、初心者にぴったり。ロングランを楽しみたいなら、滑走距離が約1,600mある初心者「白樺コース」がおすすめです。もう少し難易度の高い滑りを楽しみたいなら、同じくロングコースの「国体コース」へ。こちらは田沢湖を眼下に望み、爽快感たっぷりな滑走が体験できますよ。景色を見る余裕ができたら挑戦してみては?

また、ゲレンデにはチュービングやスノードームで遊べる「スノーランド」も。これなら、まだ滑れない小さなお子さんがいても大丈夫。家族全員ではしゃげます。また、このスキー場には女性専用のパウダールームや授乳室も完備。スキー・スノボを快適に満喫できる施設が整っていて高ポイントです。帰りには乳頭温泉など近くの温泉に立ち寄って、楽しい時間を締めくくりましょう!

④ 【新潟県・苗場スキー場】初心者コースは10本。選べる豊富な24コース

続いてご紹介するのは、東京から「苗場スキー場」を訪れるプラン。都心からバスなら約3時間半、電車なら約2時間半とアクセス抜群で、コースの数も豊富です。ゲレンデの総面積は約134ヘクタールあり、初級者~上級者まで楽しめる24コースが用意されています。初心者コースは全部で10本(2024年~2025年シーズンは9本)と、スキー・スノボ初心者に優しいのが特徴です。うまく滑れなくてもさまざまなコースを体験でき、飽きることなく楽しめますよ。自分にぴったりの練習しやすいコースを探してみてくださいね。また、ゲレンデ内には「わくわくファミリースノーランド」と「カッパスノーモービルランド」の2つのアクティビティエリアも。スノーチューブやスノーモービルを体験できて、家族みんなで雪山ならではのアクティビティを満喫できます。

⑤ 【新潟県・湯沢高原スキー場(パノラマパーク)】初級と上級で分かれて安心。難易度の違う2つのゲレンデ

越後湯沢を訪れるプランからご紹介するのは「湯沢高原スキー場パノラマパーク」。東京から新幹線で約1時間10分。越後湯沢駅から徒歩約10分で到着する駅チカのスキー場です。ゲレンデは高原エリアと山ろくエリアの2つに分かれ、全部で8つのコースが整備されています。スキーやスノボは初めてという人は、初級コースだけで構成される山ろくエリアで練習しましょう。滑りに自信が付いてきたら、ロープウェイに乗って高原エリアへ。こちらではフカフカのパウダースノーを楽しめ、中級者・上級者も大満足。山々が連なる大パノラマを眺めながら滑走でき、爽快感抜群です。また、「パノラマコース」から山ろくエリアに繋がる「コマクサ下山コース」を滑れば、約5000mのロングランを楽しめるのも魅力的。ちなみに、高原エリアにも初級者コースが3本あるので安心してくださいね。

山ろくエリアと高原エリアを繋ぐ「湯沢高原ロープウェイ」は、定員166人と世界最大級の広さを誇るロープウェイ。約7分間かけて標高約1,000mにあるゲレンデを目指します。窓からは、だんだん小さくなる湯沢の街並みを一望。それを取り囲むように連なる越後三山や谷川岳の雄大な山並みが見渡せ、白銀に染まる美しい景色に感動してしまいます。お昼は高原エリアの「パノラマステーション」隣にあるイタリアンレストラン「アルピナ」がおすすめ。薪火のピザ窯で焼き上げた本格ピザや種類豊富なパスタなど、本格イタリアンを雪景色の中で味わえます。また「湯沢高原スキー場パノラマパーク」は温泉街にあるスキー場のため、帰りは温泉で冷えた体を温められますよ。

⑥ 【新潟県・湯沢高原スキー場(湯沢温泉 ゆきあそびパーク)】まだ滑れなくても大丈夫。夢中になれる雪遊びエリア

お子さんの雪山・スキーデビューには「湯沢高原スキー場」の「湯沢温泉 ゆきあそびパーク」がぴったり。ソリやスノーチューブといった定番のアクティビティのほか、スノーストライダー(ペダル無し二輪車)やスノーレーサーでの雪上滑りも楽しめます。アイテムは備え付けなので無料で使えるのも嬉しいポイント。パーク内には約100mのスノーエスカレーターが設置されているので、移動も楽ちん。何度だって滑り降りられます。また、パーク内には積み上げて遊べるブロックスポンジやスノーハウス、エアー滑り台といった遊具も完備。まだ滑れない小さなお子さんも、雪の中で遊ぶ楽しさを体験できます。さらに、積雪状況によっては高原エリアにも「ゆきあそびパーク」がオープン。2024~2025年シーズンの営業は未定ですが、オープンすれば「湯沢高原ロープウェイ」に乗って絶景も楽しめますよ。

⑦ 【新潟県・舞子スノーリゾート】3つのゲレンデに全26コース。約6,000mの超ロングランが楽しめる

「舞子スノーリゾート」は、塩沢石内ICから約1分のスキー場。東京から新幹線で最短約1時間10分のうえ、越後湯沢駅からは無料シャトルバスが運行しています。思い立ったらすぐ行けるアクセスの良さが魅力的です。ゲレンデは3つあり、全26コースを完備。キッズ・初級者向けの「舞子エリア」、中級者向けの「長峰エリア」、上級者向けの「奥添地エリア」と、エリアごとに難易度が分かれており、自分のレベルに合ったゲレンデをチョイスできます。これなら初心者と上級者が一緒のゲレンデで滑ることも少なく、ストレスフリーで楽しめますね。また、最長滑走距離は約6,000mあり、思いっきり滑ることができるのも特徴です。

レストランもエリアごとに完備。長峰エリアにある「マウンテンレストラン」は、山小屋のような外観が特徴の洋食レストラン。ふわとろの卵が乗った「森のオムライス」やビーフシチューなどが人気です。「窯焼きパンケーキ」はふわっと厚みがあり、SNS映えしそう。また、一日中滑るための体力をつけるなら、奥添地エリアの「スカイドームレストラン」がおすすめ。たっぷり肉料理を味わえます。週末限定の営業ですが、「舞子ビーフステーキライス」や「厚切りロースカツのカツカレー」など食べ応えのあるメニューが豊富です。いっぱい滑っていっぱい食べて、スキー・スノボ旅行を満喫しましょう。

⑧ 【新潟県・GALA湯沢スノーリゾート】駅直結のアクセス便利なスキー場

出張ついでにスキーを楽しむプランからは「GALA湯沢スノーリゾート」をご紹介。ガーラ湯沢駅直結のスキー場でアクセスしやすく、観光のついでにスキーやスノボを楽しめます。駅の改札を抜けたらスキーセンター「カワバンガ」で準備を整え、いざゲレンデへ。ゴンドラ「ディリジャンス」に乗って、メインの「中央エリア」へ向かいます。ゲレンデは「中央エリア」「南エリア」「北エリア」の3つに分かれ、全部で16コース初心者は初級者コースの多い中央エリアがおすすめです。南エリアは上級・中級コースのみで構成され、エキサイティングな滑走を満喫できます。特に非圧雪(圧雪車による整備を行っていないエリア)の「260万ダラー」は、降り積もったパウダースノーやコブ(雪面が整地されていない起伏のある斜面のこと)を楽しめるハイレベルなコース。普通のコースでは物足りないなら、チャレンジしてみては?

⑨ 【新潟県・ロッテアライリゾート】春スキーを楽しむなら!

春スキーを楽しむなら、上越妙高エリアのプランからご紹介する「ロッテアライリゾート」がおすすめ。ゲレンデがある大毛無山(おおげなしやま)は積雪量が豊富で、5月のゴールデンウィークを過ぎる頃までスキーやスノボが可能です全14コースあるうち、4コースが非圧雪。パウダースノーを求める上級者も満足した滑りができますよ。また、初級コースの「妙高ロングラン」「六本木ロード」「ヴィレッジロード」は平均斜度が5~8度と緩やかなので、初心者やお子さんと一緒に滑るのにぴったりです。美しい雪山の景色を味わいながら、のんびりとした滑走を楽しんでくださいね。

また、このスキー場はスキー・スノボ以外のアクティビティも充実。スノーアドベンチャー「HIZUME」には、ソリやスノーチューブ、雪上を走れるファットバイク、スノーレーサーといったアイテムが揃っています。スキーやスノボをしなくても雪遊びが満喫できて、思い出作りもばっちり。おすすめは約170mを滑空する「ジップライン」。スノーシーズン中は、雪景色が広がる中を一気に滑り降りることができて気持ちが良いですよ。さらにスリルを求めるなら、全長約1,500mのジップツアーに参加してみましょう。約240mの高低差をロープ一本で一気に滑り降り、ターザン気分が味わえます。

今シーズンは東北でスキー・スノボ三昧!

ここまで東北地方のスキー場をご紹介してきましたが、いかがでしたか? サラサラのパウダースノーでスキーやスノボを楽しめるのは、豪雪地帯のスキー場ならでは。滑り慣れている人は、きっと大満足できるはず。また、雪国だからこそ設備やコースが整っているスキー場が多く、初心者も楽しく滑ることができます。今シーズンは、そんな東北地方へスキー旅行に出かけてみませんか?

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旅色編集部 まつばやし

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記事企画・監修:旅色編集部 まつばやし