更新日:2024/07/23
【関西】滝でリフレッシュ!穴場や絶景ハイキングも楽しめる旅行プラン7選
厳しい暑さが続く夏。遊びに行くなら、涼しくてリフレッシュできる場所がいいですよね。そんなときは、マイナスイオンたっぷりの滝へ出かけませんか? 水しぶきが上がる滝つぼ近くはひんやりして気持ちよく、水が勢いよく流れ落ちる様子は迫力満点。今回は関西地方で滝を観賞できる旅行プランをご紹介。なかには絶景や穴場の滝もあり、滝観賞と一緒にハイキングも楽しめますよ。
この記事の目次
- 滝を見に行くときに気を付けたいポイントは?
- ①【大阪府・箕面大滝】もみじの天ぷらを味わいながら滝観賞
- ②【大阪・箕面大滝・川床磯よし・勝尾寺】涼しい川床体験や寺院参拝も
- ③【兵庫県・布引の滝】日本の滝百選に選ばれた名瀑で日本三大神滝のひとつ
- ④【兵庫県・鮎屋の滝・ぬか酵素Sun燦】滝観賞のあとは発酵酵素風呂でリフレッシュ!
- ⑤【兵庫県・鮎屋の滝】6月下旬にはホタルとの共演も楽しみ!
- ⑥【奈良県・みたらい渓谷】橋からの眺めは絶景! エメラルドグリーンの清流に流れる滝
- ⑦【和歌山県・那智の滝・熊野那智大社】滝つぼの水には長寿の力!?
- 大自然のパワースポットで癒やしのエネルギーをチャージしよう!
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滝を見に行くときに気を付けたいポイントは?
マイナスイオンたっぷりの滝は、見ているだけで癒やされるパワースポット。しかし、滝があるのはたいてい険しい山の中というケースも多く、そのため観賞する際はいくつか注意が必要です。まず、履物はスニーカーや履きなれた運動靴にすること。山の中は足場が悪く、道が整備されているところであっても長い距離を歩く必要があります。滝を訪れる際は、歩きやすい靴で行きましょう。また、思わぬケガや虫から身を守るため、服装は長袖長ズボンがベターです。水辺は比較的ひんやりしていますが、夏場は気温が高く熱中症の危険があるので飲み物はお忘れなく。これらのポイントをチェックして、滝観賞を楽しんでくださいね。
ここからは、関西のエリアごとにおすすめの旅行プランをご紹介します。
①【大阪府・箕面大滝】もみじの天ぷらを味わいながら滝観賞
最初にご紹介するのは、日本の滝百選のひとつに選定されている箕面大滝(みのおおおたき)。「府営箕面公園」の中にある落差約33mのダイナミックな名瀑です。一説によると、流れ落ちる水の様子が、米の選別に使う農具の「箕(み)」に似ていることからこの名前が付いたのだそう。滝つぼを望むように観瀑台が設置されており、迫力ある光景を堪能できます。滝までは約2.7kmの遊歩道「滝道」が続き、ハイキングが楽しめますよ。
滝道にはカフェや土産物店が点在。特におすすめしたいのは、1300年以上前から愛されている名物「もみじの天ぷら」です。「一行寺(いちぎょうじ)カエデ」という種類のもみじを使い、約20分かけて一枚ずつ丁寧に揚げています。揚げたてはほのかに甘く、カリッとした食感がたまりません。もみじの葉は扇状に5~9裂に裂けているのですが、なかでも9裂のものは珍しいのだとか。見つけると何か良いことがあるかもしれませんね。食べるときに注目してみてください。
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②【大阪・箕面大滝・川床磯よし・勝尾寺】涼しい川床体験や寺院参拝も
続いても箕面大滝を訪れるプランです。滝を眺めてマイナスイオンをたっぷり浴びたあとは、ひんやりとした川床で絶品料理を味わってはいかが? 滝から車で約5分の「川床磯よし」では、4月下旬~10月までの期間限定で川床を設置。箕面川沿いに張り出すように設置された川床で、会席料理を堪能できます。川のせせらぎを聞きながら、刺身や天ぷら、鮎の塩焼きなど豪華な品々を味わえるなんて贅沢ですね。
川床磯よしから車で約10分の場所には、“勝運の寺”として有名な「勝尾寺」があります。1300年の歴史を持ち、祈願すれば試験や病気、恋愛など、人生のあらゆる場面で勝つことができるといわれ、多くの参拝者が訪れます。ちなみにここでの“勝つ”とは、他者に勝つことではなく自分自身の弱い心に打ち勝つという意味。何か目標があれば、自分の心に勝って達成できるように参拝してみませんか? 境内のあちこちに奉納された無数の勝ちダルマにも注目です。
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③【兵庫県・布引の滝】日本の滝百選に選ばれた名瀑で日本三大神滝のひとつ
新神戸駅から徒歩約10分の布引(ぬのひき)の滝は、日本の滝百選にも選ばれている日本三大神滝のひとつ。実は、布引の滝は1つの滝ではなく、「雌滝(めんたき)」「雄滝(おんたき)」「夫婦滝(めおとだき)」「鼓滝(つつみがだき)」の4つの滝の総称です。どの滝も見応えがありますが、一番上流の雄滝は落差約43mと迫力満点! その滝つぼから流れ落ちる夫婦滝と合わせて圧巻の景色を観賞できます。滝まで続く散策路もきれいに整備されているので、ハイキングがてら訪れてみてくださいね。
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④【兵庫県・鮎屋の滝・ぬか酵素Sun燦】滝観賞のあとは発酵酵素風呂でリフレッシュ!
このプランからご紹介するのは、落差約14.5mの「鮎屋の滝(あいやのたき)」。鮎屋ダムの下流約600mの場所に位置し、最近ではパワースポットとしても人気です。6月下旬頃にはホタルが飛び交い、ホタル観賞の穴場スポットでもあります。滝のすぐそばに散策道があるので、間近でその姿を楽しめるのもポイント。マイナスイオンをたっぷり浴びて、リフレッシュしましょう。
滝まで歩いて少し疲れを感じたら、ホカホカした発酵酵素風呂で癒やされてはいかが? 「ぬか酵素Sun燦」では、発酵熱で約60度まで温度が上昇する淡路産の米ぬかで体を覆い、体の芯から温まります。15~20分入るだけで全身から汗が噴き出し、免疫力アップや美肌効果も期待できるそう。酵素風呂のあとは、オーナー自らが開発した「本気の酵素ドリンク」を飲みながらリラックス!
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⑤【兵庫県・鮎屋の滝】6月下旬にはホタルとの共演も楽しみ!
1泊2日でSUPやキャンプを楽しむこのプランでも「鮎屋の滝」を訪れます。散策道や展望台から見る滝は迫力があり、清涼感もあって気持ちがいいですよ。6月下旬のホタルのシーズンも見逃せません。秋になると紅葉が楽しめ、滝と紅葉の見事なコラボレーションも見ものです。また、滝の足元にはお不動様が祀られているのですが、そこにはある伝説が残っています。それは、昔ある武士と従者がお不動様の前で酒宴を開き騒いだところ、大地震と暴風雨に襲われたという話です。滝の近くでは騒がず、静かに観賞しましょう。
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⑥【奈良県・みたらい渓谷】橋からの眺めは絶景! エメラルドグリーンの清流に流れる滝
奈良県の「みたらい渓谷」は、エメラルドグリーンの清流が美しい渓谷。川沿いには約8kmに渡って遊歩道が整備され、涼を感じながらハイキングが楽しめます。また、天川村総合案内所から徒歩約1時間の場所には「みたらいの滝」が。その幻想的な姿は美しく、ここまで歩いてきたご褒美のような光景。絵になる風景を目に焼き付けましょう。
みたらいの滝を観賞するなら、滝の向かいに架かる「哀伝橋」からがベスト。迫力ある滝やエメラルドグリーンに染まる淵を一望できます。関西随一と名高い絶景を、ぜひカメラに収めましょう。また、滝から徒歩約10分の場所にある「光の滝」には、滝の中から護良親王(もりよししんのう)に向かって光が差したという伝説が残っています。みたらいの滝と合わせて訪れてみてくださいね。
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⑦【和歌山県・那智の滝・熊野那智大社】滝つぼの水には長寿の力!?
最後にご紹介するのは、茨城県の「袋田(ふくろだ)の滝」と栃木県の「華厳(けごん)の滝」に並んで日本三大瀑布のひとつに数えられる、和歌山県の「那智の滝」。約133mの高さから勢いよく水が流れ落ちる様子は圧倒されるほど神々しく、昔から自然信仰の対象として崇められてきました。実は滝はひとつではなく、上流に2の滝と3の滝があり、この3つをまとめて国指定名勝に選ばれています。また、滝つぼの底には不老不死の妙薬が沈んでいて、その水には延命長寿の力があると伝わっています。滝を正面から観賞できる「御瀧拝所舞台」では、滝つぼの水を飲むことができるので、ぜひ試してみてくださいね。
那智の滝を観賞するなら、近くの「熊野那智大社」に立ち寄りましょう。元々滝の近くにあった社殿が、1700年ほど前に今の場所に遷宮したのだそう。6棟からなる本殿には、主祭神の熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)=イザナミノミコトのほか、12柱の神様が奉られています。夫須美(ふすみ)には「結び」という意味があることから昔は「結宮(むすびのみや)」と呼ばれ、縁結びを願いに参拝する人も多い神社です。人とのご縁を願ってお参りしてはいかが?
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大自然のパワースポットで癒やしのエネルギーをチャージしよう!
見ているだけで涼しい滝は、夏にぴったりのお出かけ先。散策道が整備されている場所なら、気軽に行きやすくておすすめです。マイナスイオンをたっぷり浴び、絶景やハイキングも楽しんで、大自然のパワーをいただきましょう。観賞のついでに近くを観光するのもいいですね。ぜひリフレッシュした気分を味わってください。
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参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 まつばやし
ライター:himeno-a