【東北・秋田】自然を満喫できる宿4選

更新日:2024/12/05

【東北・秋田】自然を満喫できる宿4選

日本の北側に位置する秋田県は、日本海と雄大な自然に囲まれた人気の観光スポットです。伝統行事の「竿燈(かんとう)まつり」や「雪まつり」など、一年を通して自然と四季に触れるイベントがたくさんあります。なかでも冬期は「なまはげ」や「きりたんぽ」など、雪国秋田の魅力をふんだんに愉しめる旅行のベストシーズン。宿泊するなら温泉もぜひ堪能したいところですね。そこで今回は、秋田県内の宿でぜひおすすめしたい自然を満喫できる4つの宿を厳選して紹介します。

【湯沢市】秋ノ宮温泉郷の宿 秋の宮山荘

県最古の温泉郷で野趣あふれる心地良い時間を

秋田県の湯沢横手道路雄勝こまちICから約25分の老舗宿「秋の宮山荘」は、県最古の秋ノ宮温泉郷に構えます。長年愛される「あたたまりの湯」の泉質はナトリウム塩化物泉で、神経痛や冷え症、疲労回復といった効能が人気です。露天風呂をはじめジャグジーや寝湯で満喫できるほか、サウナも完備。日帰り入浴もできます。和室やツインルームをはじめ、電動式ベッド完備のバリアフリールームもあり、ゆったりと寛げる客室が旅人を出迎えてくれます。食事は、秋田の旬をふんだんに使った自慢の郷土料理が味わえ、お米はあきたこまちを使っています。
また、自然体験やピザ作りなど宿泊客向けのアクティビティを多彩に用意。なかでも自ら河川を掘りmy足湯を作る「川原の湯っこ」は特別な体験になりますよ。都会の喧騒から離れ、静寂さが心地良い至福のひと時を過ごしてみてはいかがでしょう。

【湯沢市】旅館 多郎兵衛

バリエーション豊富な温泉と女将の特製料理が自慢

湯沢横手道路湯沢ICから約45分、立ち上る湯けむりに旅情が感じられる小安峡(おやすきょう)からほど近い趣が自慢の温泉宿。樹齢100年、全長50mもの秋田杉の梁と熊本県阿蘇の石を敷き詰めた大迫力の「薬師の湯」を筆頭に、露天風呂の「風の湯」、栗駒焼を敷き詰めた変わり風呂の「陶喜の湯」など、温泉好きにはたまらないラインナップです。
最大4名利用可能な特別室のほか、中庭を眺めながら寛げる快適なお部屋を多数用意。館内には喫茶ラウンジやおみやげ処もあり、地元の特産品が購入できますよ。食事は渓流の川魚や山菜、季節の野菜を愉しめる女将特製の山里料理が並びます。宿に事前に連絡すれば部屋食や個室での食事に変更も可能。朝食は女将さん手作りの漬物や煮物など逸品揃いの「ちょこっとバイキング」がいただけます。のんびりとした時間を過ごすなら、正午チェックアウトの宿泊プランがぴったりですよ。

【男鹿市】セイコーグランドホテル

男鹿名物料理と保湿効果抜群な泉質を五感で満喫

秋田空港から秋田エアポートライナー男鹿半島号で約1時間半、男鹿温泉郷に位置する「シルバースター制度」登録宿です。人気の「熱の湯」ともいわれる温泉は海水に似た成分によって入浴後の保湿効果に優れ、美肌の湯として長く愛されています。
男鹿半島名物の新鮮魚介を焼石で急速に加熱する「石焼料理」をはじめ、旬の刺身盛りや紅ズワイガニなどの逸品料理を、和を基調とした食事処でゆったりと堪能できます。本館・南館・東館の3つの棟すべて海側に面しており、どの客室からも男鹿半島の雄大な眺めが楽しめます。簡易キッチンつきのスイートタイプなどさまざまな客室からお好みで選べるのも魅力で、館内にはマッサージを受けられるリラクゼーションコーナーや宴会場にお土産ショップも併設しています。周辺には、男鹿水族館GAOや真山神社などもあるので、秋田の魅力たっぷりな宿で観光も満喫できること間違いなしですよ。

【小坂町】十和田プリンスホテル

湖畔に映る四季鮮やかな風景や満天の星空に癒やされて

特別名勝地の十和田湖畔に佇むプライベートガーデンに囲まれたリゾートホテル。2013年にリニューアルし、全室禁煙、「シモンズ」製のベッドを採用しています。火打梁(ひうちばり)工法による高い天井が特徴の源泉100%の温泉露天風呂は、特別な開放感を演出します。食事は幻の食材ヒメマスを使った「十和田湖ひめます」をはじめ、北東北のこだわり素材たっぷりな十和田湖フレンチを堪能できます。
東北自動車道小坂IC、十和田IC、黒石ICから車で約50分、青森空港から約80分のアクセスで、事前に予約すれば最寄りの駅から送迎バスの利用も可能。湖畔に映る四季鮮やかな風景や満天の星空など、非日常感あふれる格別な空間で贅沢なひと時に身を委ねてみてはいかがでしょう。

温泉と情趣たっぷりなお宿で体も心もポカポカになろう

秋田で自然を満喫できる宿を4つ紹介しました。日本海で獲れる新鮮な魚介が魅力の名物料理のほか、山菜や渓流の川魚など秋田ならではの山里料理もぜひ味わって欲しいところ。日頃のご褒美に自然に恵まれた日本有数の温泉地秋田県で体も心もあたためて、のんびりと過ごしてみてはいかがでしょう。

旅色編集部 おおもり

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記事企画・監修:旅色編集部 おおもり