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もともと東京にあった東京国立近代美術館工芸館が、10月25日(日)に伝統工芸の街・金沢に移転してオープン。名誉館長に、あの元Jリーガー中田英寿さんが就任することでも話題となっています。多くの作品が展示されるほか、立て続けに展覧会も予定され、目が離せません。
東京の千代田区北の丸公園内にあった東京国立近代美術館の工芸館が金沢に移転し、10月25日(日)にオープンします。金沢といえば、加賀友禅や輪島塗に代表されるように、伝統工芸が多く残る街。国内唯一である国立の工芸専門美術館の移転先としてはぴったりの場所ですね。約3800点あるコレクションのうち、約1900点がこちらで展示されます。
通称「国立工芸館」として開館し、オープン前日の24日(土)には開館記念セレモニーが開かれます。一般公開後は来年にかけて3つの展覧会が開催される予定で、今からオープンが待ち遠しいですね。
今回の移転に際し、美術館の建物には明治時代に建てられた2棟の旧陸軍施設を移築して活用。外観の色など当時の姿を再現し、そのレトロな雰囲気も見どころです。エントランスにはシンボルとなる3m以上もの大きな陶芸作品が飾られ、訪れる人を迎えてくれます。
館内には1階と2階に合わせて3つの展示室があり、季節ごとに展示替えが行われます。1階には、ミュージアムショップやアートライブラリー、最新デジタル技術を使って工芸品に親しめるコーナーもあり、ただ鑑賞するだけじゃない楽しみ方もできます。2階には、人間国宝の松田権六の仕事場を移築して再現した展示をはじめ、「作品」になる前のアイデアスケッチや、クラウドファンディングによって製作された若手アーティストの作品などが展示されています。
国立工芸館の移転先として選ばれたのは「兼六園周辺文化の森」。ここは兼六園や金沢城公園、「いしかわ赤レンガミュージアム」など、金沢の有名観光スポットが集結している場所。そのため、国立工芸館の見学ついでに金沢の歴史・文化と観光も一緒に楽しめちゃいます。金沢の魅力を思う存分満喫するにはうってつけの場所ですよ。工芸館には旧師団長室にハイセンスな家具を置いたラウンジがあるので、観光に疲れたらこちらでひと休みしてくださいね。
国立工芸館の移転に伴い注目したいのは、名誉館長に元サッカー日本代表選手の中田英寿さんが就任することです。29歳の時にサッカー選手を引退した後、2009年から日本全国を旅し始めた彼。これをきっかけに日本文化を世界に発信する活動を始め、事業を起こしたりさまざまなメディアで日本の文化や魅力を伝え続けています。
◆国立工芸館(通称)*正式名称:東京国立近代美術館工芸館
・住所:石川県金沢市出羽町3-2(「兼六園周辺文化の森」内)
・名誉館長:中田英寿
・館長:唐澤昌宏
・休館日 月曜日(ただし、休日の場合は翌平日)
年末年始および作品展示替えのための臨時休館
・開館時間 9:30~17:30 (入館は17:00 まで)
展示作品はもちろん、建物まで見どころ満載な国立工芸館は、金沢旅行をさらに盛り上げてくれる新スポットです。ほかの観光名所と合わせて訪れやすいので、金沢に旅行に行った際にはぜひ行ってみてくださいね。
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