【2024年:浜名湖】土用の丑の日はいつ?おすすめのうなぎ店と食べる理由を紹介

【2024年:浜名湖】土用の丑の日はいつ?おすすめのうなぎ店と食べる理由を紹介

更新日:2024/10/23

毎年夏になると話題にあがる「土用の丑の日」。土用とは、それぞれの季節の変わり目の約18日間を指しますが、とりわけ夏の土用は、江戸時代の学者・平賀源内が提案したことから、暑さを乗り切るためのスタミナ食として、うなぎを食べる風習が定着したといわれています。



そんな2024年の「土用の丑の日」は7月24日。今年は日本有数のうなぎの名産地として知られる静岡・浜名湖の周辺で美味しいうなぎを味わってみませんか?

温暖な気候で養殖に適した地下水に恵まれている浜名湖で育ったうなぎは絶品と評判。うなぎには、背開きで白焼きしたものを蒸してから再び焼く関東風と、腹開きにして蒸さずに焼く関西風の焼き方がありますが、その境界線といわれる天竜川付近の浜名湖周辺では、関東風と関西風の店が混在しています。それぞれのお店で異なるこだわりの焼き方やタレの味わいをぜひ堪能してください。

【浜松市浜名区】清水家

3代続く伝統の味を堪能

浜松で3代続く、老舗のうなぎ料理店。県外からも多くの人が訪れる人気店です。1匹ずつ個性が違ううなぎを見極め、関東風の焼き方で焼き加減を調整。濃い目の甘辛い自家製タレに絡めて提供します。うな重はうなぎの大きさにより値段が異なるので、注文時に好みの大きさを指定しましょう。蒲焼きやクセになる味わいのタレをご飯に乗せた「たれライス」もおすすめです。その日に仕込んだうなぎが売り切れ次第閉店となるので、訪問はお早めに。

【浜松市中央区】うなぎ専門の店 志ぶき

豊富なメニューでお出迎え

浜名湖随一の温泉地ともいわれる「かんざんじ温泉」、その温泉街に店を構えるうなぎ専門店。「志ぶき」。70年以上の歴史を持ち、創業以来つぎ足した自家製タレで味わううなぎは絶品と評判です。うなぎをぜいたくに丸々2本を使った「殿様御膳」、蒲焼きと白焼きの両方が味わえる「特うな重」、薬味や昆布ダシで多彩な味が楽しめる「おひつまぶし」など、豊富なメニューも魅力。皮はパリッと、身はふんわりとした“志ぶき”のうなぎをぜひ味わってください。

【浜松市中央区】舞阪マルマ幸福丸

水産会社直営ならではの価格で提供

「舞阪マルマ幸福丸」は、うなぎ通販を手がける水産会社「マルマ中塩商店」が運営する牡蠣小屋。浜名湖産や全国各地の旬の牡蠣が一年をとおして味わえるほか、浜名湖産のうなぎを驚きの低価格で提供しています。うなぎメニューは、うな重や蒲焼き、白焼きといった定番はもちろん、うなぎとねぎを交互に串に刺した「うなぎねぎま」もおすすめ。テーブルの上の焼き台でセルフで焼くので、お好みの焼き加減で食べられるのがいいですね。

【浜松市中央区】うなぎ大嶋

希少な「共水うなぎ」を堪能

全国でも30店舗ほどしか取り扱いのない希少なブランドうなぎ「共水うなぎ」を江戸前の焼き方で味わえる、創業50余年の名店。「共水うなぎ」は、南アルプスの雪解け水や大井川の伏流水、山土を使い、天然に近い環境で養殖したうなぎで、通常の約2倍の2年をかけてじっくり育てられるため、脂の旨さ、きめ細かさに特徴があります。蒲焼きから白焼きをはじめ、「うなトロまぶし」「うなマヨ」「うなカマ」など、店主が考案した多彩なオリジナルメニューを提供。さまざまな料理で、うなぎ本来の味を堪能できます。

【浜松市中央区】浜名湖うなぎ 元城亭

高品質で脂の乗りが良い「浜名湖うなぎ」

肉厚で脂の乗りが良く、品質にばらつきがない浜名湖産うなぎをじっくりと焼き、中はふわっと外はパリッとした食感に。提供しているうなぎは浜名湖地域で養殖された「浜名湖うなぎ」。うなぎは通常、半年から1年ほどで出荷されるが「浜名湖うなぎ」は1年以上かけて育てており、使用する稚魚もすべて静岡県にこだわっている。脂の乗りが良く、肉厚のうなぎを堪能しよう。地元・浜松市産のコシヒカリを使用した粘り強く旨味があるご飯との相性も抜群です。

浜名湖のうなぎで夏の元気をチャージ

蒲焼きに白焼き、うな重やひつまぶしと、うなぎの味わい方はさまざま。そのうえ浜名湖周辺なら、関東風・関西風と2通りの焼き方が楽しめます。今年の夏も暑くなりそうですが、美味しいうなぎを食べて元気に乗り切りましょう!

旅色編集部 いたがき

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記事企画・監修:旅色編集部 いたがき