【2024年・秋】紅葉ドライブ!関東のおでかけスポット38選

【2024年・秋】紅葉ドライブ!関東のおでかけスポット38選

自然・絶景

2024/08/26更新

関東の秋を満喫するならここ! 紅葉の絶景が広がる、おすすめのおでかけスポット32選を2024年版で、エリアごとにご紹介します。気軽に楽しめる都内の紅葉から、少し足をのばして楽しめる大自然の紅葉の絶景など、紅葉シーズンにぜひ訪れてほしい、自然美あふれる名所を厳選しましたので、秋のおでかけの参考にしてみてくださいね。

東京都

【東京都】日比谷公園

洋風公園で楽しむイチョウ並木

日本初の近代的な洋風公園として誕生した「日比谷公園」。色鮮やかな花が咲く花壇や鶴の噴水のある池は、一年を通して多くの方の癒やしの場になっています。1903(明治36)年開園当時のデザインのS字形の園路のイチョウ並木は秋の散策におすすめ。また、紅葉を楽しみながら並木道を歩くのが秋の定番ですが、公園には入らずに周辺をドライブするだけでも絶景を堪能できますよ。

【東京都】井の頭恩賜公園

広大で自然豊かな公園の秋

1917(大正6)年 に開園した「井の頭恩賜公園」は、井の頭池を中心に約42万平方メートルの広さを誇る公園 です。ボート遊びや桜の名所として有名ですが、秋の紅葉も見応えがあります。
公園内にはテニスコートや動物園などの施設があり、秋は紅葉とともに楽しむことが可能です。まるで絵画のような自然豊かな公園の秋を感じてみてはいかがでしょうか。

【東京都】小石川後楽園

日本各地と中国の景勝が調和された庭園

「小石川後楽園」は、1629(寛永6)年、水戸徳川家初代の頼房(よりふさ)が造営を開始し、2代藩主の光圀(みつくに)が完成させた歴史あるスポットです。庭園は池を中心にした「回遊式築山泉水庭園」という造りとなっています。1952(昭和27)年に特別史跡及び特別名勝に指定され、関東では浜離宮と共に二重指定を受けています。紅葉の時期には、都内の庭園では最大級の約500本のイロハモミジをはじめ、ハゼ、ケヤキ、イチョウなどが色づき、秋の景色が楽しめるのが魅力。例年の見頃時期は11月下旬〜12月上旬頃見頃を迎えます。東京の真ん中で四季折々の自然を感じながら、のんびり散策してみてはいかがでしょう。

【東京都】国営昭和記念公園

秋には紅葉が楽しめる風光明媚な国営公園

立川市にある「国営昭和記念公園」は、広大な敷地内に自然・文化・遊び・スポーツ・飲食といった各施設を備えています。その広さゆえ、園内の移動にはレンタサイクルもあるほど! 例年10月下旬〜11月下旬頃には、園内の各所でケヤキやカツラ、ナンキンハゼなど広葉樹が色づき、紅葉が楽しめます。中でも見どころは、園内2か所のイチョウ並木「かたらいのイチョウ並木(98本、300m)」と立川口「カナール沿い(106本、200m)」は、黄葉シーズンには黄金色のトンネルとなりフォトスポットとしても人気。さらに新宿駅からおよそ30分で行けるアクセスの良さも魅力です。公園はかなり広いので、事前に見たいスポットを見つけて、どこの入口から入場するか決めておくと、スムーズに楽しめますよ。

【東京都】秋川渓谷

紅葉をバックにアウトドアが楽しめる

東京都心から車で1時間ほどの場所にある「秋川渓谷」 。清流では魚が泳ぐ姿が見られる自然豊かな渓谷は、アウトドアに最適です。バーベキューやキャンプ、山遊びや川遊びなどが可能で、休日はファミリーや団体客で賑わっています。
秋になると、紅葉を眺めながらアウトドアを楽しむ贅沢な遊び方もできますよ。天気のよい秋の日にぜひ訪れてみてくださいね。

神奈川県

【神奈川県】県立七沢森林公園

自然豊かな公園で秋のハイキング

横浜スタジアムの約24倍の広さ を誇る「県立七沢森林公園」。人々が緑を楽しめるよう施設を最小限にとどめており、豊かな自然を感じられるスポットです。
例年は11月下旬から 園内の紅葉がはじまりますが、常緑樹も多い ためすべてが紅葉しないところも見どころです。自然体な野山の紅葉を楽しみながら汗を流しましょう。

【神奈川県】相模湖

湖面に映る山々の紅葉に圧巻される

「相模湖(さがみこ)」は釣りや遊覧船が楽しめる神奈川県で4番目に大きな湖 です。大きな湖を囲う山々が見頃をむかえるのは、例年11月中旬から下旬ごろ で、色づいた山が湖面に映る様子は絶景です。
周辺のハイキングコースでは、全身で山の秋を感じられ、リフレッシュできます。相模湖公園には駐車場もあるので、周辺をドライブしたのちに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【神奈川県】宮ヶ瀬湖

秋の自然を身近に楽しめる

首都圏最大の宮ヶ瀬ダムによってできた「宮ヶ瀬湖」。整備された園地は紅葉シーズンになるとたくさんの方の癒しの場になっています。色づいた山々に囲まれた宮ヶ瀬湖を眺めると、秋の自然をより身近に感じられるでしょう。
湖畔の宮ヶ瀬湖畔園地では、散策やバーベキューなどさまざまな過ごし方ができますよ。宮ヶ瀬湖畔エリア内を運行している「ロードトレインミーヤ号」から見る紅葉は大人もお子さんも楽しめます。都心からでも行きやすい場所にあるので、家族で週末に訪れてみてはいかがでしょうか。

【神奈川県】三溪園

心洗われる美しい庭園

実業家で茶人の「原三溪」によってつくられた日本庭園。17万平方メートル超の広大な園内には、季節の花々が咲き、京都や鎌倉などから移築された17の建物があり、うち12棟が国の重要文化財に指定されています。一歩足を踏み入れると、横浜市内とは思えない風情ある絶景が広がっています。例年11月中旬〜12月中旬頃には、イチョウやモミジ、カエデなどが園内各所で色づき、池や茶室と調和した、まるで絵画のような景色が楽しめます。夜間にはライトアップも行われ、幻想的な雰囲気が漂います。自然と文化が融合した、紅葉狩りの名所で秋を感じてみてはいかがでしょうか。

埼玉県

【埼玉県】大宮公園

紅葉した大きな木が出迎えてくれる公園

長い歴史のある「大宮公園」は埼玉県で多くの方に親しまれている公園です。桜の名所としても有名ですが、秋になると大きな木々の紅葉 も楽しめます。
園内にはさまざまな植物が植えてあるため、赤や黄色だけでない色のグラデーションを楽しめますよ。公園内にある日本庭園は癒しの時間を過ごしたい方にぜひ訪れてほしいスポットです。

【埼玉県】嵐山渓谷

水面に映る鮮やかなもみじ

埼玉県を代表する景勝地「嵐山渓谷(らんざんけいこく) 」。岩畳と槻川が生み出す景観が京都の嵐山に似ているためこの名前がつきました
例年、紅葉が見頃を迎える11月中旬には、槻川(つきかわ)の水面に映る燃えるように鮮やかなもみじが楽しめます。2024年11月23日(土)と24日(日)は「嵐山渓谷紅葉まつり イベントDay」 が開催されます。キッチンカーや飲食店も集まるため、お腹も心も満たされたい方は訪れてみてはいかがでしょうか。

【埼玉県】長瀞渓谷

紅葉スポットが多く楽しみ方盛りだくさん

荒川の清流がつくりだした「長瀞渓谷(ながとろけいこく)」は、国指定名勝および天然記念物に指定されている景勝地です。長瀞町内には紅葉スポットが多く、荒川を舟で下り川沿いの紅葉を楽しむ、宝登山(ほうどさん)ロープウェイに乗って山々の紅葉を眺める、金石水管橋(かないしすいかんきょう)の上で360度紅葉を見渡すなど、さまざまな楽しみ方ができます。
例年11月には「長瀞紅葉まつり」を開催 しています。期間中は夕方から月の石もみじ公園がライトアップされ幻想的な空間に。ドライブデートにも最適です。

【埼玉県】中津峡

車窓からの眺めが美しい

中津川沿いに約10km にわたる渓谷「中津峡」。埼玉県の名勝地にも指定されている、奥秩父を代表する紅葉スポットです。
特に見頃をむかえる10月下旬から11月上旬 は、秋色に染まった山肌が絶景。中津峡は秩父市街地からも離れているため、ドライブがてら紅葉を見に行きたい方にも最適ですよ。美しい紅葉が連続する様子をぜひ車窓から眺めてくださいね。

千葉県

【千葉県】亀山湖

提供:千葉県君津市

千葉県最大のダムで見る絶景の紅葉

「亀山湖」は千葉県最大のダム湖で、25 橋を巡る サイクリング・ハイキングのコースや、ボート遊び、釣りなどさまざまなアウトドアが楽しめます。
例年11月中旬 になると亀山渓谷の紅葉が色付き、一気に秋らしさが増します。自然の中で遊びながら、紅葉も満喫できる一石二鳥なスポットです。大人もお子さんも楽しめますよ。湖畔には温泉もあるので、時間がある方はぜひ温泉で癒されて帰ってください。

【千葉県】養老渓谷

渓谷散歩を楽しんで

房総半島の中央に位置し「房総の奥座敷」とも称される、養老渓谷。およそ1時間半で5つの滝をめぐる「滝めぐりコース」や、険しい尾根や沢を歩く「大福山・梅ケ瀬コース」など、気軽な散策から本格的なトレッキングまで楽しめる渓谷です。秋にはカエデやモミジが色鮮やかに染まり、見事な紅葉景観を楽しめます。例年11月中旬から12月上旬が見頃で、渓流と紅葉が織りなす美しいコントラストが魅力。ハイキングコースや温泉もあり、自然の中でリフレッシュしながら紅葉を満喫できます。房総随一の紅葉スポットとして、多くの観光客に親しまれています。

【千葉県】清水公園

一日中楽しめる国内最大級の総合公園

明治27(1894)年に開園した、「自然とともだち」がキャッチフレーズの自然公園です。日本最大級のフィールドアスレチックをはじめ、アクアベンチャー、キャンプ・バーベキュー場、ポニー広場、花ファンタジア、ニジマス釣り体験など、さまざまな体験ができます。人気のフィールドアスレチックは、小さな子どもが楽しめるファミリーコースから、森のなかの冒険コース、水濡れ必至の水上コースまで多彩。さらに秋の時期には、約800本のモミジが色づき、秋の絶景が楽しめます。例年の見頃時期は11月下旬〜12月上旬頃です。

【千葉県】成田山新勝寺

多くの人に親しまれる「成田のお不動様」

開山は平安中期。1000年以上の歴史をもつ、真言宗智山(しんごんしゅうちさん)派の大本山。各界の著名人による豆まきがおこなわれる「節分会」でも有名な寺院です。御本尊は弘法大師作と伝わる不動明王像。広大な境内には仁王門や三重塔など5棟の重要文化財や、四季折々の花木が楽しめる成田山公園もあり、心洗われる一日が過ごせます。さらに、紅葉の見頃となる11月中旬から12月上旬には、色鮮やかに染まったモミジやイチョウ、クヌギなど約250本を観賞できますよ。2024年11月9日(土)〜11月24日(日)は「成田山公園紅葉まつり」を開催しているので、イベントに合わせて訪れるのもおすすめです。

茨城県

【茨城県】竜神峡(竜神大吊橋)

日本最大級の吊り橋から眺める絶景

豊かな大自然を満喫したい方にぴったりなのが、日本最大の歩行者用吊り橋「竜神大吊橋」から眺める「竜神峡」です。全長約375m、水面からの高さ約100mの竜神大吊橋から見る紅葉は息をのむほどの大絶景。
11月13日(茨城県民の日)は、渡橋料無料で竜神大吊橋を渡れるイベントを開催しています。紅葉も見頃の時期なので、ぜひ橋からの絶景を眺めに訪れてみてくださいね。

【茨城県】花貫渓谷

ドライブ中も楽しめる華やかな紅葉

茨城観光百選の一つに選ばれている「花貫渓谷(はなぬきけいこく)」では、一年を通して豊かな自然を感じられます。
特に秋の景色は絶景で、名物の吊り橋から見渡す紅葉は見応えがあります。花貫渓谷だけでなく国道461号から見られる紅葉も美しく、秋のドライブコースに最適です。

【茨城県】袋田の滝

鮮やかな紅葉が滝を彩る

滝の流れが四段に落下する様子から「四度の滝」と呼ばれている「袋田の滝」。秋になると色とりどりの紅葉が滝のまわりを囲います。その絶景はまさに絵画のようで圧巻されます。
袋田の滝は、恋人の聖地に選定されていることでも有名です。カップルで訪れる紅葉スポットにぴったりですね。ぜひドライブデートで訪れてみてはいかがでしょうか?

【茨城県】千波公園

市民憩いの場で秋を感じよう

周囲約3kmのひょうたん の形をした千波湖に面する「千波公園(せんばこうえん)」。アスレチックや広場などの施設が充実しており、市民の憩いの場として人気の高いスポットです。
秋になると広々とした遊歩道でウォーキングやジョギング、サイクリングをしながら紅葉を楽しめますよ。湖畔には千波湖を一望できるカフェもあるので、紅葉狩りのあとに休憩がてら訪れるとよいでしょう。

【茨城県】筑波山

山頂付近からの眺めが絶景

古くから親しまれている「筑波山」はつくば市にある紅葉の名所です。ケーブルカーやロープウェイを利用すれば山頂付近まで楽にアクセスできるため、体力に自信がない方でも山頂付近からの秋の景色を望めます。10月下旬から山頂より徐々に色づき始め、見頃を迎える11月初旬~中旬には多くの観光客でにぎわいます。筑波山もみじまつりを開催するので、イベントの時期に合わせて訪れるのもおすすめです。さらに、例年 「筑波山ケーブルカーナイトクルージング&もみじライトアップ」も行われ、昼とは違った雰囲気の筑波山を味わえます。「日本夜景遺産」に認定された美しい景色が眺められますよ。

【茨城県】花園渓谷

花園川に舞い落ちて流れる紅葉を眺めて

花園川上流一帯の渓谷「花園渓谷」。秋は紅葉の名所としても有名で、茨城県の自然の宝庫だともいわれています。
適度な湿気を含んだ森の空気や、紅葉が花園川に舞い落ち流れている様子に思わず心が奪われます。豊かな自然に癒されリフレッシュしたい方はぜひ足を運んでみてくださいね。

群馬県

【群馬県】吹割渓谷(吹割の滝)

壮大な自然の美しさを肌で感じる

大絶壁や無数の甌穴、大小の滝などの自然が作る「吹割渓谷(ふきわれけいこく)」。吹割渓谷の中でも高さ7m、幅30mほどにもおよぶ「吹割の滝」は、その壮大なスケールから東洋のナイアガラと称されています。
どの季節でも美しい吹割渓谷。秋に訪れる際は、紅葉に映える滝を楽しみながら吹割渓谷遊歩道を歩くとよいでしょう。

【群馬県】水上峡

利根川周辺の秋を散策

利根川にかかる湯原橋から水上橋への一帯が「水上峡(みなかみきょう)」です。
渓谷沿いには水上温泉街があり、夜はライトアップ で幻想的なムードになるのでカップルでのデートにもぴったりです。水上峡から1kmほどの下流には「諏訪峡」があり、秋には立派な紅葉が見られます。遊歩道を通り、こちらも散策するとより利根川の紅葉を楽しめます。

【群馬県】榛名湖

山全体が秋色に染まる圧巻の眺め

榛名外輪山の噴火で生まれた「榛名湖(はるなこ)」は、年間を通して美しい自然が満喫できる人気スポットです。秋には山全体が真っ赤に染まり、秋色になった山たちが水面に反射している様子が見られます。
榛名湖へのドライブの際は、榛名メロディーラインを経由するのも楽しみ方の一つ。走行音が「静かな湖畔」を奏でる音響道路(メロディーロード)なので、車内は笑顔に包まれるでしょう。

【群馬県】尾瀬国立公園

黄金の絨毯のような草紅葉を堪能できる

群馬、福島、新潟、栃木の4県にまたがる国立公園で、2,000m級 の山々に囲まれた一大景勝地「尾瀬国立公園」。尾瀬は本州でも最大規模の高層湿原です。
秋になり湿原の草原が色づく様子は「草紅葉」と呼ばれています。まるで黄金の絨毯のような草紅葉と周辺の木々の色合いがより秋を感じさせます。時間を忘れゆったりと過ごしたい人はぜひ訪れてみましょう。

【群馬県】諏訪峡

吊り橋の上から眺める秋の絶景

水上峡(みなかみきょう)より1kmほど下流へ進んだ先にある「諏訪峡」は、奇岩や怪石が連続する渓谷です。秋には諏訪峡の入口にかかる吊り橋・笹笛橋(ささぶえばし)の上から眺める紅葉がまさに絶景。秋色に色づいた谷川岳と利根川両岸の絶景をぜひ堪能しに訪れてみてはいかがでしょうか。
道の駅水紀行館(みずきこうかん)から遊歩道が整備されているので、約1時間の散策が気軽に楽しめます。自然あふれる渓谷でウォーキングがてら秋を楽しみましょう。

栃木県

【栃木県】もみじ谷大吊橋

写真提供:(公社)栃木県観光物産協会

大吊橋で絶景の空中散歩

塩原湖にかかる「もみじ谷大吊橋」は国内最長クラスを誇る大吊橋です。塩原の大自然をぐるりと見渡ししながら秋の空中散歩を満喫できます。
大吊橋を渡った先には「恋人の聖地シンボルモニュメント」として周辺に生息する野鳥「クマタカ」をモチーフにした像と、ハート型のベンチが設置されています。秋のドライブデートの際にぜひカップルで訪れてみてくださいね。

【栃木県】回顧の滝

思わず振り返ってしまうほどの絶景

「去る旅人が振り返らずにいられない」といわれこの名がついた「回顧の滝(みかえりのたき)」は、尾崎紅葉の小説「金色夜叉」にも登場する塩原を代表する滝です。四季に合わせて姿を変える回顧の滝。回顧の吊橋を渡り、10m程歩くと観瀑台(展望台)があり、そこから眺める滝は、まさに振り返らずにはいられないほどの絶景があります。秋になると赤やオレンジ、黄色に囲まれた滝を見られます。

【栃木県】華厳ノ滝

写真提供:(公社)栃木県観光物産協会

迫力満点の滝と楽しむ紅葉

日本の三大名瀑の一つに数えられる滝「華厳ノ滝」。有料のエレベーターを利用するとより滝つぼの近くに行けるので、滝と紅葉がコラボレーションした迫力満点の写真を撮れるでしょう。
日光は「日光四十八滝」 といわれるほど滝が多い場所なので、ドライブをしながら日光の滝を巡るのが秋のイチオシです。

【栃木県】竜頭ノ滝

日光で最も早く紅葉を見るならココ

「竜頭ノ滝(りゅうずのたき)」は奥日光を代表する滝です。滝つぼの近くが大きな岩によって二分されている様子を竜の頭に例えて、この名前がつきました。紅葉の見頃は例年9月下旬ごろからで、日光市内で最も早く紅葉を楽しめます。
周辺には「中禅寺湖スカイライン」や「いろは坂」など紅葉時期におすすめのドライブコースもある ため、車での紅葉スポット巡りにぴったりですよ。

【栃木県】湯滝

写真提供:(公社)栃木県観光物産協会

壮大な滝と紅葉が絶景

日光四十八滝の一つで湯ノ湖(ゆのこ)の南側に位置する「湯滝(ゆたき)」。なんと高さ70m、幅は最大25m と壮大なスケールを誇っています。
秋になると滝の周辺の木々が色づき、赤や黄色の木々に囲まれている滝を眺められます。遊歩道では壮大な滝を近くで体感可能。大きな滝の迫力をぜひ見に行ってくださいね。

【栃木県】つつじ吊橋

(一社)那須町観光協会

吊り橋の上から赤く染まった山を眺める

「つつじ吊橋」は高さ約38m、全長約130m を誇る長い吊り橋です。橋の上からは那須連山を眺められます。
橋の名前には「つつじ」と春の花の名前がついていますが、絶景が見られるのは春だけではありません。橋の上から見渡す秋の那須連山は息をのむほどの美しさです。

【栃木県】戦場ヶ原

写真提供:(公社)栃木県観光物産協会

広大な湿原地の草紅葉に圧倒される

男体山が噴火してできた広大な湿原地帯「戦場ヶ原」。かつて中禅寺湖をめぐり神が争った戦場だったことがこの名前の由来となっています。
草原が秋色に染まる草紅葉が楽しめるのは、例年9月下旬から10月上旬 です。木々の紅葉より一足早く秋を感じられますよ。男体山を背景に広大な草紅葉を見渡せる展望ポイントもあり、壮大な湿原の秋を楽しめます。

【栃木県】中禅寺湖

写真提供:(公社)栃木県観光物産協会

遊覧船の上から楽しむ紅葉

標高約1,269mもの高さ にある「中禅寺湖」は、日光を代表する湖です。初夏はつつじ、秋は紅葉と四季折々の自然が美しく、日常を忘れてのんびりと過ごせます。
秋になると運行される遊覧船の「紅葉廻り」コースでは、水上からの紅葉を楽しむことも。遊覧船から紅葉を眺めたあとはぜひ、中禅寺湖スカイラインでの絶景ドライブへ行きましょう。かえでなどのさまざまな植物が秋色に染まる様子が楽しめますよ。

【栃木県】龍王峡

岩と水の景観に圧倒される

岩と水の景観が美しい「龍王峡(りゅうおうきょう)」。海底火山の活動によって今のような見事な景観がうまれたといわれています。火山岩と渓流がうみだす大自然は、見ているだけで気持ちがリフレッシュされそうです。
渓谷沿いには整備された自然探求路があり、さまざまな植物が見られます。秋になるとハイキング客でにぎわう人気のスポットです。日光はドライブコースも多いので道中も秋の景色を楽しめますよ。

【栃木県】いろは坂

写真提供:(公社)栃木県観光物産協会

車窓から見える絶景を楽しむ

日光での紅葉ドライブに欠かせないのが「いろは坂」です。いろは坂には48もの急カーブがあり、「いろはにほへと」48文字に例えてこの名前がついたといわれています。
急カーブごとに現れる「い」「ろ」「は」の看板と、色づいた山の景色のコラボレーションを車窓から楽しめるでしょう。いろは坂は毎年人気のドライブコースのため、紅葉シーズン中は渋滞が発生します。時間に余裕をもって訪れましょう。

まとめ

いかがでしたか? 関東の紅葉スポットは、日帰りで気軽に訪れることができる魅力的な場所がたくさんあります。秋の自然が豊かな公園や山、滝や吊橋など、それぞれの場所で異なる風景や色合いを楽しむことができ、季節の移ろいを感じるには絶好のチャンスです。ドライブで紅葉狩りに行く際は、目的地だけでなく、道中に見える紅葉も楽しんでくださいね。ぜひこの秋は紅葉スポットを訪れて、短い秋を満喫しましょう。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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