【気仙沼から車で3時間】道の駅も!絶景や名産を楽しめるドライブスポット13選

【気仙沼から車で3時間】道の駅も!絶景や名産を楽しめるドライブスポット13選

自然・絶景

2024/10/02更新

気仙沼市は宮城県の北東端に位置しています。同市から東北縦貫自動車道や三陸沿岸道路を利用すれば、岩手県や福島県などへも足を伸ばせるドライブの起点におすすめの街です。そして気仙沼市から車で3時間台走ると、日帰りで行けるさまざまなスポットに到着。旬な果物を販売している道の駅や、絶景が見られる景勝地、貴重な体験ができるおでかけスポットで充実した一日が過ごせます。本記事では、気仙沼市から車で3時間台のドライブで行ける、ドライブスポットや道の駅から、おすすめの絶景や名産品を楽しめる13カ所を紹介します。

宮城県

仙台・秋保・作並

仙台・秋保(あきう)・作並(さくなみ)エリアは、気仙沼市より2時間強から2時間半のドライブで到着します。宮城県中央部に位置するエリアです。仙台エリアは、江戸時代の藩主だった伊達家が反映させた城下町の歴史を持つ街です。秋保・作並エリアには温泉地とともに渓谷が点在。その渓谷には、秋保大滝や、磊々峡(らいらいきょう)、大小無数の滝からなる鳳鳴四十八滝(ほうめいしじゅうはちたき)などの絶景スポットがあります。名産は、ずんだ餅や、牛タン、笹かまぼこなど。

【仙台・秋保・作並】八木山ベニーランド

約30個のアトラクションが揃う仙台屈指の遊園地

八木山(やぎやま)ベニーランドは、ファミリーで楽しめるものからスリル満点のアトラクションが揃う仙台最大規模を誇る遊園地です。園内ではゴーカートやキッズトレインなどの乗り物のほかにも、キャラクターショーやコスプレなどイベントも開催されており、お子さん連れの方も楽しめます。観覧車やローラーコースターなどの大型アトラクションもあるため、カップルのデートにもぴったりです。さらに、フードショップや休憩所が点在し、遊び疲れたらすぐに休憩できるのも魅力です。

【仙台・秋保・作並】仙台うみの杜水族館

屋根のない巨大水槽は圧巻

仙台うみの杜水族館は、約300種5万点もの海の生き物を展示している水族館です。このスポットの見どころは、三陸の海を切り抜いたような美しさを持つ巨大水槽です。水槽はしきりや屋根がないため、太陽光が降り注ぐ水の中を自由に泳ぐ生き物の姿を観察できます。スタジアムは東北最大級の大きさでありながらも、臨場感あふれるパフォーマンスの観賞が可能です。イベントでは、ペンギンやオタリア、イルカなどの生き物とふれあえる体験もできます。

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鳴子・大崎

鳴子(なるこ)・大崎エリアは、気仙沼市より1時間半から2時間のドライブで到着します。宮城県北端の内陸に位置し、山形県と秋田県に隣接するエリアです。鳴子エリアは、5つの温泉地がある温泉郷で、秋には美しい紅葉が見られる鳴子峡や、夏には約42万本ものひまわりが咲くひまわりの丘などの絶景スポットがあります。大崎エリアの蕪栗沼(かぶくりぬま)は、渡り鳥の飛来地としてラムサール条約に登録された絶景スポット。周囲には公園が整備され、渡り鳥や沼地の自然を観賞できます。また鬼首(おにこうべ)かんけつ泉は、熱湯が約20mも噴き上がる弁天と、約10分おきに轟音とともに湯柱が上がる雲竜というふたつの間欠泉を見学できる施設です。名産は、こけし、栗だんご、シソ巻きゴマ、米など。

【鳴子・大崎】あ・ら・伊達な道の駅

限定ソフトクリームに舌鼓

あ・ら・伊達な道の駅は、年間300万人以上の人が訪れる道の駅です。麺類と定食が人気の食事処や、ナンでできたピザとクマの形をしたジェラートが味わえるお店があります。さらに、本州ではめずらしい、北海道の製菓メーカー、ROYCE’(ロイズ)のソフトクリームがいただけます。お土産では、地元のお酒や宮城県内の物産を取り揃えており、かりんとうや栗団子が人気。

【鳴子・大崎】道の駅 米山

採れたて野菜を購入しよう

道の駅 米山は、その日の朝に採れた新鮮な野菜や果物を販売している道の駅です。 特に名産品のイチゴがおすすめで、季節によってはイチゴソフトも提供。 4月下旬に開催されるチューリップまつりでは、約10万株、およそ60種のチューリップが観賞できます。期間中は球根の販売もおこなわれているイベントです。

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蔵王・白石

蔵王・白石(ざおう・しろいし)エリアは、気仙沼市より2時間強から2時間半のドライブで到着します。宮城県の南端に位置し、山形県と福島県に隣接し、太平洋に面するエリアです。蔵王エリアの蔵王連峰は、宮城県と山形県に跨る火口湖の御釜(おかま)や、冬に木々が凍る樹氷などがみどころになります。加えて遠刈田(とおがった)、青根(あおね)、峩々(がが)などの温泉地が豊富なことも魅力のひとつ。白石エリアは、1995年に復元された白石城や紅葉の絶景スポットの小原渓谷(おばらけいこく)などのおでかけスポットがあり、鎌先温泉、小原温泉郷などの自然に囲まれた温泉地が点在します。名産は、こけし、温麺、清酒、ころ柿、足軽まんじゅう など。

【蔵王・白石】竹駒神社

日本三稲荷に数えられる由緒正しい神社を参拝

竹駒(たけこま)神社は、生活の基本となる衣食住や生成発展などをつかさどるお稲荷様を祀る神社で、あらゆる産業の発展にご利益があるとされています。境内では市や県の指定文化財に認定された建築物や、口に稲穂と鍵をくわえた飛躍の霊狐像が見られます。授与所では、稲荷大神の使いである白狐の形をした可愛らしい絵馬やお守りを受けられます。

【蔵王・白石】熊野那智神社 二人の女神が鎮まる社

神門から名取平野の眺望を堪能

熊野那智神社(くまのなちじんじゃ)は、宮城県名取市の高館山(たかだてやま)山頂に鎮座する神社です。縁結びや開運招福(かいうんしょうふく)などにご利益があるとされています。境内にある神門から見える、名取平野と太平洋の美しい絶景は圧巻。ほかにも、樹齢800年を超える杉の木や、樹齢1000年を超える銀杏の木などが境内の見どころです。授与所では、熊野の神様の使いといわれる八咫烏の刺繍がされた御朱印帳やお守りなどの授与品が頒布されています。

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岩手県

盛岡・雫石・安比・八幡平

盛岡・雫石(しずくいし)・安比(あっぴ)・八幡平(はちまんたい)エリアは、気仙沼市より2時間強から2時間半のドライブで到着します。岩手県の北東部に位置し、秋田県と青森県に隣接するエリアです。盛岡エリアは、市の中心を流れる河川なのに鮭がのぼる中津川や、白樺や赤松などの木々に囲まれた岩洞湖などの絶景スポットがあります。雫石エリアの小岩井農場まきば園にある、岩手山をバックに臨むエドヒガンの景色はドラマのロケ地としても有名で、どの季節に訪れても美しい景色が見られる絶景スポット。安比高原の絶景スポットは、岩手山を一望できる源太岩(げんたいわ)展望台など。八幡平エリアは、長さ約4km、幅約1.5kmの溶岩流の跡が広がる焼走り熔岩流や、県立自然公園にある馬仙峡(ばせんきょう)などの自然豊かな絶景スポットが広がります。名産は、わんこそばや盛岡冷麺など。

【盛岡・雫石・安比・八幡平】道の駅石神の丘

芸術と食で人々を癒やす道の駅

道の駅石神の丘(いしがみのおか)は、「いわて地産地消二ツ星レストラン」の認定を受けたレストランが併設された道の駅です。​​レストランでは甘味が強いのが特徴の春みどりキャベツを使った料理をいただけます。さらに、手打ちそばや春みどりソフトクリームを取り扱うお店もあります。ほかにも、敷地内には四季の草花とさまざまな彫刻作品の調和を楽しめる石神の丘美術館があり、ラベンダーやアジサイをはじめとした100品種以上の草花が植えられた空間を散策も。

【盛岡・雫石・安比・八幡平】おおのキャンパス 道の駅 おおの

「食・遊び・ふれあい・工芸体験」で一日中楽しもう

おおのキャンパスは、豊かな自然の中で木工体験や陶芸体験をはじめとした、さまざまな体験ができるスポットです。裂き織り体験や園芸体験などもあります。敷地内には、アイスクリーム作りを体験できるミルク工房や、動物とエサやりやふれあいが可能なコーナーもあります。体験以外なら、体を動かして楽しめるパークゴルフが人気。夜には天文台から大パノラマで満天の星を眺められます。

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三陸海岸

三陸海岸エリアは、気仙沼市より30分から3時間弱のドライブで到着します。岩手県の東南部に位置し、太平洋に面するエリアです。洋野町(ひろのちょう)から陸前高田市までの岩手県の東岸沿いに広がるところで、断崖や奇岩、怪石、海蝕洞窟などが連続するリアス式海岸が続きます。海岸線の景勝地としては、北山崎、熊の鼻展望台、滝観洞などが点在。名産は、わかめ、うに、水産加工品、リンゴなど。

【三陸海岸】龍泉洞

自然が神秘的な空間を観察

龍泉洞(りゅうせんどう)は、国の天然記念物に指定されている日本三大鍾乳洞のひとつです。 自然が長い年月をかけてつくり出した鍾乳石と、世界有数の透明度を誇る地底湖などの神秘的な光景が堪能できます。岩の形が龍の頭の形に似ている龍の淵や、落盤によってできた亀岩、水深が異なる3つの地底湖など、日常では見られないさまざまな光景を体験できるでしょう。

【三陸海岸】浄土ヶ浜

荒々しくも美しい絶景を満喫

浄土ヶ浜(じょうどがはま)は、長い年月をかけて波に削られた荒々しい岩が特徴の景勝地です。名前の由来は、江戸時代の僧が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したからと伝えられています。入り江は波が穏やかなため、夏には海水浴場として利用されているスポットです。周辺にはレストハウスもあり、三陸の海の幸が入ったラーメンや海鮮丼をいただけます。

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山形県

山形・上山・蔵王・天童・村山

山形・上山(かみのやま)・蔵王・天童・村山エリアは、気仙沼市より車で2時間半から3時間弱のドライブで到着します。山形県の東部に位置し、宮城県と隣接するエリアです。山形エリアの絶景スポットは、奇岩が連なる絶壁の上にある立石寺(りっしゃくじ)や、垂水遺跡(たるみずいせき)などの山寺。上山エリアは、春に菜の花、夏にひまわりが一面に咲き乱れるヴェンテンガルテンや、振袖桜とも呼ばれる天然記念物の権現堂のしだれ桜などの花々の絶景スポットがあります。蔵王エリアは、宮城県と山形県に跨る蔵王連峰の火口湖である御釜や、蔵王高原坊平(ざおうこうげんぼうだいら)などの山々による絶景スポットが点在。天童エリアは、天童高原や、倉津川の両岸に続く約1.4kmのしだれ桜などです。村山エリアは、東沢公園のミズバショウ園や、天然のジュンサイが採れる大谷地沼があります。名産は、冷やしラーメンや納豆ラーメンなどの、ほかでは味わえないラーメンたち。またジュンサイや、サクランボ、ブドウ、将棋の駒なども名産です。

【山形・上山・蔵王・天童・村山】みいずみ温泉吉乃ゆ

居心地の良い和空間を満喫

みいずみ温泉吉乃ゆは、和風の空間にジャズが流れる独特な雰囲気が魅力の日帰り温泉です。泉質はナトリウム-塩化物泉で、筋肉や関節の痛み、神経痛、打撲、捻挫、冷え性、疲労回復に効果があるとされています。お風呂は露天風呂と内風呂があり、どちらもこぢんまりとしており落ち着いて過ごせます。お腹が空いたときは、隣接した「梅いち蕎麦」で提供されている手打ち二八蕎麦がおすすめ。

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新庄・最上

新庄・最上(もがみ)エリアは、気仙沼市より2時間半から3時間弱のドライブで到着します。山形県の北東端に位置し、宮城県と秋田県に隣接しているエリアです。新庄エリアは、奇岩が連なる肘折(ひじおり)温泉郷が開湯した地とされる地蔵倉(じぞうぐら)は、商売繁盛のパワースポットでも知られる絶景スポット。最上エリアの絶景スポットは、四季折々の美しい景観を舟下りで楽しめる最上峡谷や、日本の滝百選に選ばれた高さ約124mの白糸の滝、池の水面に逆さで映る枝垂れ桜の田屋の一本桜などがあります。名産は、とりもつラーメン、がっき煮、にんにく、米など。

【新庄・最上】道の駅 尾花沢

名産のスイカソフトクリームに舌鼓

道の駅 尾花沢(おばなざわ)は、産地直送の新鮮野菜や旬の果物を購入できる道の駅です。 軽食コーナーでは、尾花沢の名産であるスイカを使ったソフトクリームがいただけます。お土産コーナーには、伝統民芸品やご当地のお菓子が豊富に揃っています。お土産で笹巻きやくじらもち、ぺそら漬けが人気なため、旅の思い出として持ち帰るのもおすすめです。

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福島県

福島・二本松

福島・二本松エリアは、気仙沼市より3時間前後のドライブで到着します。福島県の中通りと呼ばれる地域の北部から中央部に位置するエリアです。福島エリアには、「日本の道100選」に選ばれた磐梯吾妻(ばんだいあずま)スカイラインというドライブコースがあります。そのコースから吾妻連峰を眺める絶景スポットが点在。二本松エリアは、魚止滝、平滑床、紅葉滝などからなる、あだたら渓谷奥岳自然遊歩道や、阿武隈川に突き出た大きな岩床の島山、ロープウェイで上がれる安達太良山(あだたらやま)8合目付近の薬師岳パノラマパークなどの絶景スポットがあります。名産は、こけし、りょうぜん漬、桃、ブドウ、二本松羊羹など。

【福島・二本松】道の駅伊達の郷 りょうぜん

伊達のビストロと呼ばれる道の駅を堪能

道の駅伊達の郷 りょうぜんは、地産食材を活かした料理を楽しめる道の駅です。おすすめは、やわらかな歯応えが魅力の伊達鶏を低温で照り焼きに仕上げた鶏釜飯。釜飯は自家製の合わせだしで時間をかけて炊き上げており、素材の美味しさを堪能できます。物販コーナーでは、いちごサイダーやりょうぜん翡翠めんもお土産として人気。敷地内では、フルーツもぎとり体験も実施されており、みずみずしい果物を収穫し、その場で味わえます。

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まとめ

本記事では、気仙沼市より車で3時間台で行ける日帰りドライブスポットや道の駅から、おすすめの絶景や名産品を楽しめる13カ所を紹介しました。気仙沼市から3時間ほどドライブすると、地域の味を堪能できる道の駅や、のんびり過ごせる日帰り温泉などさまざまなおでかけスポットに行けます。一人旅はもちろん、家族やパートナーと休日を過ごせば、最高のドライブができるでしょう。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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