【松江から車で1時間】ドライブで体験を楽しめるおでかけスポット9選

【松江から車で1時間】ドライブで体験を楽しめるおでかけスポット9選

体験スポット

2024/09/10更新

松江市から車を1時間走らせると、北は日本海から南は内陸の中国山地まで、さまざまな観光スポットに行けます。高速道路の松江自動車道や山陰自動車道が通っており、ドライブによる観光地巡りの起点にも便利なところでしょう。本記事では、松江市から1時間台のドライブでいける、体験を楽しめるおでかけスポットを9選、紹介します。世界遺産の石見(いわみ)銀山や縁結びの出雲大社といった山陰地方を代表するような観光スポットで、工芸品作りなどの体験は、旅の良い思い出となるでしょう。

鳥取県

境港

境港は松江市より1時間弱のドライブで到着します。鳥取県の北西部の弓ヶ浜(ゆみがはま)半島に位置し、島根県に隣接し、日本海と中海(なかうみ)に面するエリアです。境港エリアには、山陰地方を代表する日本屈指の港があり、新鮮な海鮮を堪能できる水産物直売所や飲食店も豊富です。ゲゲゲの鬼太郎で有名な漫画家、水木しげるの出身地で、水木しげるロードがあり、街のあちらこちらで妖怪が待ち構えています。また自動車のCMロケ地ともなったベタ踏み坂と呼ばれる、勾配が6.1%もある江島大橋は、ドライブで体験してみたいスポットのひとつです。

【境港】海とくらしの史料館

サメやマンボウの巨大な剥製が迫力満点

海と暮らしの史料館は、日本屈指の港である境港の文化を紹介する施設です。境港近隣で使用される漁船や生活用品など、港町での生活を想像できる空間が広がっています。見どころは、体長約4mのホホジロサメや約2.75mの巨大マンボウ、約4.2mあるリュウグウノツカイの剥製です。今にも動き出しそうな迫力ある剥製は、ドライブの思い出になるでしょう。

【境港】SANKO夢みなとタワー

日本海に浮かぶ島々の景色を楽しもう

SANKO(サンコウ)夢みなとタワーは、夢みなと公園の敷地内にあります。島根半島や大山(だいせん)、弓ヶ浜(ゆみがはま)半島を一望できる展望室があり、美しい海や山の景色を存分に楽しめます。展示室では、さまざまな国の民族衣装が試着できます。民族衣装の試着は、旅の思い出として盛りあがること間違いなしです。

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米子・皆生

米子・皆生(よなご・かいけ)エリアは、松江市より1時間弱のドライブで到着します。鳥取県の西部に位置し、島根県と広島県、岡山県と隣接し、日本海に面するエリアです。米子エリアには、海中から湧き出る名湯の皆生温泉があります。山陰の名峰である大山(だいせん)や、「日本の白砂青松100選」と「日本の渚100選」に選ばれた弓ヶ浜海岸などの豊かな自然を満喫できるスポットが点在。また漫画「ゲゲゲの鬼太郎」作者である水木しげるの出身地で、エリア内には水木しげるロードなどの関連スポットがあります。

【米子・皆生】大山トム・ソーヤ牧場

かわいい動物たちとたくさんふれあえる牧場

大山(だいせん)の麓にある大山トム・ソーヤ牧場は、かわいい動物たちとふれあえる牧場です。めぇーめぇーランドには約160頭の動物、わんわんランドには約40頭の犬がおり、思う存分ふれあえます。ほかにも、ポニーの乗馬体験やヤギの搾乳体験も楽しめます。アルパカのお散歩を見学できる時間もあるため、かわいい動物の様子をぜひチェックしてみてくださいね。

【米子・皆生】大山観光農園

サクッとジューシーな梨を狩ろう

鳥取の名産といえば、みずみずしくて甘い梨です。大山(だいせん)観光農園では、時期によってさまざまな梨狩り体験ができます。鳥取の代表格の二十世紀梨は、8月下旬から9月にかけて実をつけ、サクッとした歯応えとジューシーな甘さが人気です。ほかにも、8月は幸水(こうすい)、10月には新興(しんこう)といろいろな品種の梨を堪能できます。

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島根県

出雲

出雲エリアは、松江市より1時間弱のドライブで到着します。島根県の東部に位置し、広島県と鳥取県に隣接し、日本海と宍道湖(しんじこ)に面するエリアです。縁結びの神様として名高い出雲大社をはじめ、険しい道を進んだ先にある韓竈神社(からかまじんじゃ)、良縁占いで有名な八重垣神社(やえがきじんじゃ)などのパワースポットが豊富なところ。また四季折々の花を楽しめる島根県花ふれあい公園しまね花の郷や、バードウォッチングが楽しめる宍道湖グリーンパークなどの自然に親しめるスポットや、「日本三美人の湯」のひとつに数えられる湯の川温泉などもあります。

【出雲】出雲縁

縁結びの地で世界にひとつだけのアクセサリーを作ろう

出雲縁(いずもえん)は、縁結びの地、出雲で生まれたアクセサリーブランドです。木のぬくもりを感じる落ち着いた空間で、世界にひとつだけのシルバーリング作りを体験できます。人気がある結婚指輪の制作は、2種類の方法から選べます。指輪の原型を作って、職人に制作を依頼するワックス制作と、棒状の地金を曲げたり、叩いたりと直接加工して指輪を作る棒地金制作です。専門のスタッフが丁寧にサポートするため、安心して制作でき、最高の思い出になるでしょう。

【出雲】ガラス工房Izumo

一つひとつ雰囲気の違う、お洒落なガラス作品

ガラス工房Izumo(イズモ)は、小学生以上から大人まで楽しめる、吹きガラス体験ができる施設です。好きな色のガラスを選んで、自分で形を作っていくため、唯一無二の作品が作られます。工房の隣にはショップがあり、お土産を購入できます。お洒落なビアグラスやお皿は、一つひとつ柄や色の入り方が異なっており、楽しみながらお土産を選べるでしょう。お土産におすすめなのは、季節に合わせた風鈴やひな人形、五月人形、鏡餅などのガラス作品です。それぞれガラスの色味や形、表情が異なっているため、自分のお気に入りを探してみてはいかがでしょうか。

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大田

大田(おおだ)エリアは、松江市より1時間強のドライブで到着します。島根県の中央部に位置し、日本海に面するエリアです。太田エリアには、世界遺産の石見銀山遺跡(いわみぎんざんいせき)や、約4000年前の森を保存展示するさんべ縄文の森ミュージアム、自然豊かな国立公園三瓶山(さんべさん)があります。三瓶山のある大田市三瓶町は「夜空の暗さ日本一」に選ばれたことがあり、三瓶山の一峰である大平山の山頂展望台は、星降るような夜空を体験できるスポットです。

【大田】仁摩サンドミュージアム

世代を問わず楽しめるさまざまな制作が人気

仁摩(にま)サンドミュージアムは、1トンの砂を1年かけて落とす巨大な砂時計「砂暦(すなごよみ)」がある砂の博物館です。さまざまな製作体験が可能で、好きな色の砂や飾りを思い思いに入れて作るクリアキャンドルは、お子さんが簡単に作れると人気です。ミュージアムで体験できるバーナーワークは、30色以上あるガラスの棒を溶かして、しずく球を作っていきます。熱で形が変わるガラスを楽しみながら、自分のお気に入りの作品を作りましょう。

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安来・奥出雲

安来(やすぎ)・奥出雲エリアは、松江市より30分から1時間弱のドライブで到着します。島根県の東南端に位置し、鳥取県、広島県と隣接するエリアです。安来エリアは、中海(なかうみ)の港町として発展し、民謡の安来節の発祥の地でもあるところ。また「日本名城100選」に選ばれた戦国時代の史跡である月山富田城跡や、約5万坪の日本庭園を持つ足立美術館などが有名な観光スポットで、雲樹寺(うんじゅじ)や清水寺(きよみずでら)などの国の重要文化財に指定された古刹も点在。奥出雲エリアは自然豊かなところで、日本最大級の二重ループ橋である奥出雲おろちループや、渓谷の鬼の舌震(おにのしたふるい)、龍頭が滝(りゅうずがだき)などの絶景スポットがあります。両エリアは、かつてたたら製鉄で栄え、優れた鋼である玉鋼(たまはがね)を生み出しました。この歴史的な製鉄の偉業について学べる博物館や、包丁作り体験、日本刀作り見学などのツアーを開催。

【安来・奥出雲】安来節演芸館

どじょうすくいの唄と踊りで地元の文化を満喫しよう

安来節演芸館(やすぎぶしえんげいかん)は、どじょうすくいでお馴染みの民謡である安来節の唄と踊りが楽しめる施設です。思わず踊りだしたくなりそうな、安来節のリズムをライブで感じられます。どじょうすくいの体験コーナーやどじょう料理を味わえる食事処や売店もあり、ドライブの合間にぜひ立ち寄ってみてはいかがですか。
※2024年3月まで休館中

【安来・奥出雲】和鋼博物館

日本古来のたたらを学べる体験型施設

和鋼(わこう)博物館は、安来(やすぎ)地方で栄えた「たたら」を学べる博物館です。 日本で古くから伝わる優れた鋼、玉鋼(たまはがね)を生み出す「たたら」について、映像や体験型展示を通して学べます。古来に伝わる技術を、昔ながらの雰囲気を楽しめるため、ドライブの合間にゆっくりと見て回れば、穏やかな時間を過ごせるでしょう。

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まとめ

本記事では、松江市より1時間台のドライブで行け、体験が楽しめるおでかけスポット9選を紹介しました。どのエリアも、地元の特色を活かした体験ができる観光スポットがあり、旅の思い出を彩ります。北には日本海、内陸には中国山地という、ふたつの大自然が広がる山陰地方のドライブは、日常の喧騒から離れて穏やかな時間になるでしょう。のんびりドライブをしながら、思い思いの体験を楽しみませんか。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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