【新居浜から車で1時間】日帰りで体験や名産を楽しめるスポット11選

【新居浜から車で1時間】日帰りで体験や名産を楽しめるスポット11選

観光・カルチャー

2024/09/27更新

新居浜(にいはま)エリアは、愛媛県の東部に位置するところです。エリアの北は瀬戸内海に面し、南には四国山地が位置しています。新居浜から1時間台のドライブで行けるのは四国の各地、そして瀬戸大橋を渡れば岡山県、広島県の一部へも着きます。今記事では、新居浜エリアより1時間台のドライブで、日帰り体験や名産を楽しめるスポットを11カ所紹介します。

東予

東予(とうよ)エリアは、新居浜市より1時間以内のドライブで到着します。愛媛県の東部に位置し、東西に長いエリアで、北側は瀬戸内海の燧灘(ひうちなだ)に面した海岸線、南側は石鎚(いしづち)山系に挟まれた地理で、海と山、両方のさまざまな景観が楽しめるエリアです。

【東予】石鎚スカイライン

西日本最高峰を走る雲の上のドライブルート

石鎚(いしづち)スカイラインは、西日本最高峰である標高約1,982mの石鎚山の南側に位置しているドライブルートです。石鎚スカイラインは山の谷間である面河渓(おもごけい)の入り口から、石鎚山の登山口まで続いており、その距離は約17kmです。道中には日本の滝百選のひとつである御来光の滝が流れています。進むたびに山や空の絶景が連続します。また天候によっては雲のより高いところを走行するので、まるで雲の上を進むような体験ができます。

【東予】マイントピア別子

砂金とり体験できる銅のテーマパーク

マイントピア別子(べっし)は、採鉱本部が置かれていた場所に作られた銅山のテーマパークです。宝石探しや砂金採り が楽しめる施設があります。約30分内で砂の中に隠れている宝石を掘り当てる体験や、水の中でかごをすく砂金採り体験に、お子さんは大喜びでしょう。

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松山・道後

松山・道後(どうご)エリアは、新居浜市より1時間前後のドライブで到着します。愛媛県の中北部に位置し、瀬戸内海に面するエリアです。松山エリアは、松山城などが有名な四国最大規模の都市。そして夏目漱石の小説「坊ちゃん」や、司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」、俳人の正岡子規、映画監督の伊丹十三といった作品や人物に縁のある地で、関連するスポットが点在。道後エリアは日本最古の温泉地であり、美しい温泉施設や歴史的な建物があります。名産は、じゃこ天、鯛めし、みかん、坊ちゃんまんじゅうなど。

【松山・道後】砥部焼観光センター炎の里

絵付け体験と製造過程を見学

砥部焼(とべやき)観光センター炎の里は、砥部焼の絵付け体験や製造工程を見学できる施設です。砥部焼とは、焼き物の里として知られる、愛媛県砥部町で作られている陶磁器です。厚みのあるぷっくりとしたフォルムで、白磁に藍色の上品な染付がされています。 絵付け体験で、自分流の斬新なデザインを染付てみてはいかがでしょうか。

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今治・しまなみ海道

今治(いまばり)・しまなみ海道エリアは、新居浜市より1時間前後のドライブで到着します。愛媛県の北端に位置し、瀬戸内海と面する今治市と、大島や伯方島、大三島などの島々からなるエリアです。今治はタオルの生産地で有名。また中世で日本最大の水軍(海賊衆)と呼ばれた村上水軍の博物館や、堀に海水が引き込まれている今治城などがあります。しまなみ海道には島々からの絶景に加え、宮窪瀬戸のダイナミックな潮流を体感できる遊覧船などが見どころです。また今治市と広島県の尾道市を結ぶ、延長約59.4kmの瀬戸内しまなみ海道が架かっています。名産は、今治タオル、かまぼこ、すまき、タイ、牡蠣、菊間瓦など。

【今治・しまなみ海道】亀老山展望公園

山頂から瀬戸内海を一望できる展望台

標高300mを超える亀老山(きろうさん)展望公園には、隈研吾(くまけんご)氏によって設計されたパノラマ展望台があり、そこからの景色は一度見ると忘れられないほどの美しさとのこと。ライトアップされた来島(くるしま)海峡大橋や瀬戸内海の美しい島々、西日本最高峰「石鎚山(いしづちさん)」など、次々と目に映る景色が見どころです。

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仁淀・いの

仁淀(によど)・いのエリアは、新居浜市より1時間半から2時間弱ほどのドライブで到着します。高知県の中央部に位置し、愛媛県と隣接する内陸のエリアです。仁淀エリアは、山々や渓谷による景勝地で、仁淀川の流れは8月から1月にかけて「仁淀ブルー」と呼ばれる透明度の高いブルーになることで有名。川周辺にはバーベキュー、釣り、カヌーなどのアクティビティスポットがあるので、仁淀ブルーを眺めながら楽しむことができます。また、いのエリアは土佐和紙発祥の地です。名産は、ぶんたん、こんにゃく、シイタケ、手すき和紙、竹炭など。

【仁淀・いの】UFOライン(町道瓶ヶ森線)

天空へ近づける絶景のドライブコース

UFOラインは西日本最高峰の石鎚山(いしづちさん)を背に走る、約27kmのドライブコースです。正式名称は「町道瓶ヶ森線(ちょうどうかめがもりせん)」ですが、登山者が撮影した写真に、UFOが写っていたことが話題となり、いつしかUFOラインと呼ばれるようになりました。UFOラインは、標高1,300~1,700mの石鎚山系の尾根沿いを縫うように走り、道ゆく木々は季節に合わせて彩りが変わります。春はアケボノツツジ、夏は新緑、秋は紅葉や霧氷といった、1年中違う景色を楽しめるでしょう。またいくつかの登山道と接続しており、石鎚山系への登山ができます。そのなかでも伊吹山への登山道は、徒歩約10分で山頂に着くので、登山靴など装備を準備し挑戦してみてください。

【仁淀・いの】いの町紙の博物館

1,000年以上前から続く和紙づくりを体験

いの町紙の博物館は、伝統的工芸品である「土佐和紙」の歴史や魅力を伝える施設です。和紙は約1,000年以上前から製造されていたと考えられており、長い歴史があります。博物館には、その歴史や原料の展示などが行われており、深く学べます。また 手漉き体験は、大人の手助けがあれば5~6歳のお子さんでも体験可能。お子さんと一緒に挑戦してみてください。

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美馬・三好・祖谷

美馬・三好・祖谷(みま・みよし・いや)エリアは、新居浜市より1時間弱から2時間弱のドライブで到着します。徳島県の西端に位置し、香川県と愛媛県、高知県に隣接する内陸のエリアです。美馬エリアは重要伝統的建造物群保存地区である、うだつの町並みや、山岳信仰の霊峰である剣山があります。三好・祖谷エリアは、「日本三大秘境」のひとつに数えられている祖谷渓が有名です。V字型に深く切り込んだ渓谷とエメラルドグリーンに輝く激流が織りなす姿は神秘的です。名産は、はっさく、柿、みまから一味、梨、ブドウ、祖谷そば、祖谷こんにゃく、石豆腐(いわどうふ)など。

【美馬・三好・祖谷】Japan Blue Awa YAMAUCHI

一目惚れの生地をジャパンブルーに染めるグッズ作り

Japan Blue Awa YAMAUCHIは、伝統工芸である藍染を体験できる工房です。藍色はジャパンブルーとも呼ばれ、日本の伝統色として世界に知られている色です。藍染体験では、ストール、洋服、カバンなど約50種類のアイテムが用意されており、好きな生地や型を選んで染められます。およそ900リットルの大瓶で藍色に染めたアイテムは、日常生活を彩る思い出になるでしょう。あなただけの藍グッズを作ってみてくださいね。

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徳島・鳴門

徳島・鳴門(なると)エリアは、新居浜市より2時間弱のドライブで到着します。徳島県の北東端に位置し、香川県と隣接し、鳴門海峡と播磨灘(はりまなだ)、紀伊水道(きいすいどう)に面するエリアです。阿波踊りが有名な徳島エリアは、西に景色がすばらしい眉山(びざん)があります。山頂の景色は晴れていれば、和歌山県まで見えることも。夜景は「日本の夜景100選」に選ばれているスポットです。鳴門エリアの大鳴門橋近辺には、鳴門海峡のうず潮を高さ約45mから見下ろす遊歩道の渦の道や、鳴門海峡を眺望できる千畳敷展望台などといったビュースポットが点在します。名産は、すだち、鳴門金時(なるときんとき)、鳴門わかめ、大谷焼など。

【徳島・鳴門】鳴門スカイライン

瀬戸内海を横断できる爽快ドライブロード

鳴門スカイラインは大毛島(おおげじま)、島田島などと四国本土を結ぶドライブロードです。ドライブ中に見える瀬戸内海や小鳴門(こなると)海峡の景色は、爽快な気分を味わえます。鳴門スカイラインの見どころは、橋を渡るたびに変化する風景です。堀越橋(ほりこしばし)や小鳴門新橋など、橋を渡るごとに景色が変わり、美しい海岸線や雄大な島が一望できます。また、鳴門スカイライン上にある四方見(よもみ)展望台から見下ろす景色もおすすめ。ハートの形をした鏡島のような可愛らしい島などが見られますよ。

【徳島・鳴門】阿波おどり会館

徳島県民に大人気の阿波踊りで宴会気分

阿波踊り会館は、阿波踊りの公演を観たり体験したりできる会館です。阿波踊りとは、400年の歴史がある徳島県の伝統芸能で、古くから地元民に親しまれてきました。阿波踊り会館のホールでは、毎日、躍動的な阿波おどりが目の前で披露され、観光客や地元の方々を楽しませてくれます。また、だれでも阿波踊りの体験が可能です。踊り手のレクチャーを受け、実際に舞台で披露できます。徳島県民の方が夢中になる阿波踊り。踊ってみればあなたも虜になるかもしれません。

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岡山

岡山エリアは、新居浜市より2時間弱のドライブで到着します。岡山県の中南部に位置し、瀬戸内海に面するエリアです。日本三大名園のひとつである後楽園や、岡山城、桃太郎伝説に関連のある吉備津彦神社(きびつひこじんじゃ)、造山古墳(つくりやまこふん)などの歴史的な名所が点在。また、岡山県出身の詩人画家である竹久夢二の作品と資料約3,000点を所蔵する夢二郷土美術館、大小さまざまな約800点の招き猫をコレクションした招き猫美術館、犬島精錬所美術館などの個性的な美術館もあります。また岡山城備前焼工房では、備前焼の土ひねり体験可能です。名産は、きびだんご、白桃、地酒、サワラ、黄ニラなど。

【岡山】岡山後楽園

回遊式庭園で移りゆく景色と出合う

岡山後楽園(こうらくえん)は、江戸時代を代表する日本有数の大名庭園です。岡山藩主である池田綱政(つなまさ)の命によって作られ、日本三名園のひとつに数えられています。回遊式庭園であるため、歩きながら移り変わる景色を楽しめます。また、園内では全長約640mの曲水がめぐり、池や滝とともに並ぶ四季折々の花々も魅力のひとつです。

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倉敷

倉敷(くらしき)エリアは、新居浜市より2時間弱のドライブで到着します。岡山県の中南部に位置し、瀬戸内海に面するエリアです。倉敷エリアの児島(こじま)は、国産ジーンズ発祥の地でジャパンデニムの聖地と呼ばれています。街並みは歴史的な建物や蔵、石畳がのこっており、歴史探訪が楽しめるスポットです。また四国地方の香川県とつながる瀬戸大橋が架かっています。名産は、ママカリ、白桃、ブドウ、備前焼、倉敷うどん、地酒など。

【倉敷】吹きガラス工房 Glass Ten Studio

オリジナルガラス作りで旅の思い出を日常に残す

入れて焼き戻す工程を繰り返し、少しずつ形を整え完成。自分で神経を研ぎ澄ませて作ったオリジナル吹きガラス工房は、吹きガラス作りが体験できる工房です。世界にひとつだけのオリジナルガラスを作ることができ、旅の思い出をお土産として持ち帰れます。溶けたガラスに息を吹きこみ、竿に巻き取る繊細な技術が必要ですが、担当者が丁寧に教えてくれます。熱したガラスが冷えて固まらないように、何度も1,200度ほどの炎の中にガラスは愛着がわきます。体験と旅を思い出しながら、食卓に並べてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

この記事では、新居浜より1時間台のドライブで行ける日帰り体験や、名産を楽しめるスポットを11カ所紹介しました。日帰りで行ってみたい体験や手に入れたい名産は見つかりましたか? 今回紹介したスポットは自然の景勝を楽しめるや、世界にひとつしかない工芸品を造るなどの体験ができます。新居浜の旅にプラスアルファを求める人は、日帰りドライブに行ってみてくださいね。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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