【延岡から車で1時間】道の駅や名産も!日帰りドライブスポット6選
自然・絶景
2024/10/07更新
延岡(のべおか)市は宮崎県北部の中核都市で、工業や農林水産業などの多彩な産業を有する街です。九州地方で二番目に広い面積を有している市町村でもあります。道路網では、市内に高速道路の東九州自動車道の延岡ICがあり、一般国道では北九州市から鹿児島市までをつなぐ国道10号線などが通っています。また豊かな自然にも囲まれた街でもあり、市街地から高速道や国道などで1時間ほど車を走らせれば自然にまつわるおでかけスポットへ訪れることが可能です。1時間台のドライブで行けるエリアには道の駅が点在し、地元の名物をいただいたり、温浴施設で疲れを癒やしたりと、ドライブの休憩にも便利な施設が点在。本記事では、延岡市から1時間台の日帰りドライブで行ける、おでかけスポットから、おすすめの6選を紹介します。
この記事の目次
目次を開く ▼
宮崎県
日向・高千穂
日向・高千穂(ひゅうが・たかちほ)エリアは、延岡市より30分から1時間弱のドライブで到着します。宮崎県の北部に位置し、大分県、熊本県と隣接し、日向灘(ひゅうがなだ)に面するエリアです。日向エリアは、太平洋に面した海岸線に景勝地やビーチが点在。高千穂エリアは、渓谷の高千穂峡が有名。また御神体が滝である天岩戸(あまのいわと)神社や、天真名井(あめのまない)などの日本神話との関りが深い神社や地名などがのこっているところです。名産は、岩牡蠣、へべす、マンゴー、日向夏、塩など。
【日向・高千穂】高千穂峡
長い歳月をかけて作り出された神秘
高千穂峡(たかちほきょう)は、国の名勝や天然記念物に指定された峡谷です。阿蘇山の火砕流が五ヶ瀬川に流れ出し、冷え固まった岩の断崖がそり立っています。川によって長い歳月をかけて浸食された断崖は、柱状節理という規則的な形状をしており、その造形は神秘的です。 貸しボートを利用すれば、「日本の滝百選」にも選ばれた真名井(まない)の滝を間近で見られます。時期によってはライトアップイベントも行われるため、昼と夜で変わった姿を楽しめるでしょう。
高千穂峡(真名井の滝)
【日向・高千穂】馬ヶ背
視界いっぱいに広がる雄大な絶景
馬ヶ背(うまがせ)は日向(ひゅうが)岬にある、日豊(にっぽう)海岸随一のパノラマが楽しめる絶景スポットです。駐車場から展望台までは遊歩道を利用して、約10分で到着します。また近くの展望スペースは足元がガラス張りという構造で、スリル満点で断崖絶壁を見下ろせます。
日向岬・馬ケ背
「日向・高千穂」のおすすめスポットをもっと見る
大分県
臼杵・佐伯
臼杵・佐伯(うすき・さいき)エリアは、延岡市より1時間弱から1時間半のドライブで到着します。大分県の南東部に位置し、宮崎県と隣接し、豊後水道(ぶんごすいどう)に面するエリアです。臼杵エリアには、平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻された国宝の臼杵石仏(うすきせきぶつ)や、臼杵城跡(うすきじょうあと)などの史跡が点在します。また醤油や味噌の醸造でも有名なところです。佐伯エリアも城下町ですが、周辺は海と山の自然も豊かです。国道217号沿いにある豊後二見ヶ浦(ぶんごふたみがうら)では、夫婦岩の間からきれいな夕日が見られます。名産は、アユ、牡蠣、かぼす、シイタケ、麹、因尾茶、ししラーメン、佐伯ラーメン、佐伯寿司など。
【臼杵・佐伯】麹の杜
乾燥米麹や甘酒の製造工程を見学できる
麹の杜(こうじのもり)は創業100年超の酒造メーカーである、ぶんご銘醸株式会社が運営する、見て、触れて、味わって、楽しめる観光工場です。ここでは乾燥米麹や甘酒の製造工程が見学でき、また出来たての甘酒の試飲も楽しめます。ファクトリーショップでは工場で製造された商品を購入できるだけでなく、麹を使ったからあげやソフトクリームもいただけます。
麹の杜
- 住所
- 大分県佐伯市大字上岡字船河内2810-28
- アクセス
- [車]東九州自動車道佐伯ICより約2分
- 公式HP
- http://kojinomori.jp/
- TEL
- 0972-48-9386
- FAX
- 0972-48-9075
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 定休日
- 水・木曜日、年末年始(12/31~1/3)
- 料金
- 無料
- 駐車場
- 200台
【臼杵・佐伯】道の駅 やよい
楽しんだり、疲れを癒やしたりできる道の駅
道の駅 やよいは佐伯市弥生上小倉の国道10号線沿いにある、水族館や温浴施設が併設された道の駅です。水族館では清流の番匠川(ばんじょうがわ)や熱帯地域の淡水魚を展示しています。温浴施設はイスラエルの死海の塩を使った湯を堪能でき、ドライブの疲れを癒やせるでしょう。レストランもあるため、食事で立ち寄るのもおすすめ。
道の駅 やよい
「臼杵・佐伯」のおすすめスポットをもっと見る
竹田・豊後大野
竹田・豊後大野(たけた・ぶんごおおの)エリアは、延岡市より1時間から1時間半のドライブで到着します。大分県の南西端に位置し、熊本県と宮崎県に隣接する内陸のエリアです。竹田エリアは「九州の小京都」と呼ばれ、風情ある町並みと、史跡が点在。また四季折々の景色が見られる、くじゅう花公園では約500種500万本の花が咲き誇ります。豊後大野エリアには、原尻(はらじり)の滝と、沈堕(ちんだ)の滝があり、両者とも幅100m以上ある大きな滝の景勝地です。また岩壁に彫刻された磨崖仏(まがいぶつ)も有名な観光スポットになります。名産は、豊後牛、アユ、カボス、栗、シイタケ、サツマイモ、高原野菜、竹炭、おでんなど。
【竹田・豊後大野】道の駅 竹田
竹田の名産品やグルメが楽しめる道の駅
道の駅 竹田(たけた)は国道442号線沿いに位置し、レストランや直売所、イチゴ農園がある道の駅です。レストランでは竹田ならではのグルメがいただけ、直売所では地元の採れたての野菜が購入できます。またイチゴ農園では期間限定でイチゴ狩りが楽しめます。
道の駅 竹田
- 住所
- 大分県竹田市米納663-1
- アクセス
- 東九州自動車道大分光吉ICから国道210号・442号・57号を小国方面へ車で43km
- TEL
- 0974-66-3550
- 営業時間
- 通年8:30~17:30、レストランは11:00~17:00、変更の場合あり
- 定休日
- 無休 12月31日~翌1月1日休
- 料金
- 施設により異なる
- 駐車場
- あり/88台無料
大型車4台、普通車83台、身障者用1台
【竹田・豊後大野】道の駅 原尻の滝
原尻の滝やチューリップ畑を眺めよう
道の駅 原尻の滝は、原尻(はらじり)の滝のすぐにあり、観光やお土産探しにピッタリの道の駅です。原尻の滝は幅約120mもある大きな滝で、「日本の滝百選」にも選ばれる場所です。またチューリップ畑も隣接しており、春の時期になれば彩鮮やかに咲き誇る姿が見られます。物産販売所も併設され、豊後大野の名産品も購入できます。
道の駅 原尻の滝
- 住所
- 大分県豊後大野市緒方町原尻936-1
- アクセス
- 東九州自動車道大分米良ICから国道10号・57号、中九州道、県道668・519・636号、国道502号、県道7号を高千穂方面へ車で42km
- TEL
- 0974-42-4140
- 営業時間
- 通年9:00~17:30(12~翌2月は~16:30)、レストランは10:00~17:00(閉店)、土・日曜、祝日は11:00~(12~翌2月は~16:00<閉店>)
- 定休日
- 無休 12月31日~翌1月1日休
- 料金
- 豊後牛陶板焼=2200円/かぼすソフトクリーム=350円/とり天定食=900円/
- 駐車場
- あり/212台無料
大型車10台、普通車200台、身障者用2台
「竹田・豊後大野」のおすすめスポットをもっと見る
まとめ
本記事では、延岡市から1時間台の日帰りドライブで行ける、おでかけスポットから、おすすめの6選を紹介しました。延岡市は、九州地方の東海岸を南北に貫く国道10号などの道路網が整備されており、県内の周辺や大分県のおでかけスポットへのアクセスが良好な街です。おでかけスポットには、長い歳月をかけて自然が作り出した絶景スポットや、老舗メーカーが作る商品の製造工程を見学できる工場など、さまざまなものがあります。また各エリアにある道の駅では食事やお土産購入に加え、アスレチックや観光農園、花畑などの施設を併設しているところもあるので、レジャー目的にもマッチしたおでかけスポットです。本記事を参考に、延岡からのドライブを満喫してみてください。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 なかやま
ライター:結井 杏祐(ロゴスキ)
Copyright MAPPLE, Inc.