【山梨】道の駅巡りのプロが教える！日帰りドライブにおすすめの道の駅10選

山梨県の道の駅には魅力がいっぱい。桃やぶどうといった名産品の直売はもちろん、ほうとうなどご当地グルメが味わえるレストランもあります。また富士山、八ヶ岳、南アルプスなどの豊かな自然が生み出す絶景が見られるスポットも。本記事では、地域の文化や名所、名産などの魅力が詰まった山梨県の道の駅から、おすすめの10カ所を紹介します。さらに、「旅色の旅行プラン」でもお馴染み、道の駅巡りのプロ・平賀由紀子さんに、スポット別で見逃せない情報もお聞きしました。
旅の道中だけでなく、旅の目的地にもなり得る魅力あふれる道の駅へ出かけましょう！

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【北杜市】道の駅 南きよさと

「鯉のぼり祭り」も話題の信玄ソフト発祥の地

450匹以上の鯉のぼりが空を泳ぐ風景や、信玄ソフトが話題の道の駅。約1カ月間開催される毎年恒例のイベント「鯉のぼり祭り」では、450匹を超える鯉のぼりが八ヶ岳の空を泳ぎ、訪れる人々を笑顔にしています。また直売所では、夏はトマトやとうもろこし、冬はリンゴや大根など地元の新鮮な農産物を販売しています。
施設内のイタリアンレストラン「Valle ROTOND（ヴァッレ ロトンド）」は、愛犬と一緒に入店が可能。「甲斐AKポーク」の自家製ハンバーグやパスタ、八ヶ岳の新鮮な野菜など、こだわりのメニューが開放的な店内で堪能できます。テラスではバーベキューも楽しめますよ。

道の駅 南きよさと

住所

山梨県北杜市高根町長澤760

アクセス

車：中央自動車道須玉ICより約15分

公式HP

https://www.minamikiyosato.com/

TEL

0551-20-7224

FAX

0551-20-7223

営業時間

直売所：8:30～17:00、141食堂：11:00～15:30

定休日

12月31日、1月1日※1月～2月は火曜日

料金

無料

駐車場

100台

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【北杜市】道の駅 はくしゅう

神聖な名水の里で新鮮な地元野菜や水を堪能

名峰・甲斐駒ヶ岳のふもとに広がる山梨県北杜市の魅力が集まった「道の駅 はくしゅう」。名水の里と呼ばれる北杜市の中でも、特に花こう岩で磨かれた白州町の天然水が無料で汲める水汲み場があります。名水で仕込んだ地酒やワインなどの魅力的な商品、そして米粉を使ったパンやお菓子、お餅やおこわ、味噌や漬物など、地元の人に愛される品々が豊富に揃っています。
食事もスイーツも満喫できる施設内の「かもしか食堂」では、地元の野菜を使った料理と山梨県の名物料理が堪能できます。カフェコーナーでは話題の「牛乳信玄ソフト」や、オリジナルメニューの「やまじお牛乳ソフト」、自慢の「名水コーヒー」がホットとアイスで楽しめるなど、広い店内で一息つくのにぴったりです。

道の駅 はくしゅう

住所

山梨県北杜市白州町白須1308

アクセス

車：中央自動車道小淵沢ICより約15分

公式HP

https://michinoeki-hakushu.com/

TEL

0551-20-4711

FAX

0551-20-4712

営業時間

直売所：9:00～18:00、かもしか食堂：11:00～15:00※土・日・祝日は11:00～18:00（LO17:00）、カフェコーナー：10:00～16:00

定休日

無休※12～2月は水曜日、年末年始

料金

無料

駐車場

91台（普通車：85台、大型バス：4台、障がい者用：2台）

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【北杜市】道の駅　こぶちさわ

八ヶ岳の名産を使ったイタリアンと天然温泉

道の駅こぶちさわは、八ヶ岳南麓の玄関口に位置しています。地元の採れたて野菜が並ぶ直売所や、同じく地元で採れた名産を使ったイタリアンレストラン、パン屋、ジャム工房、そば処など、八ヶ岳のおいしさがぎゅっとつまった店が集まっています。天然ミネラル温泉の日帰り温泉施設“延命の湯”が併設されており、大浴場や露天風呂、岩風呂、サウナが利用できます。八ヶ岳グルメや、天然温泉でドライブの疲れが癒やされます。

道の駅旅ライダー平賀由紀子

★ ジャム工房の自家製ジャムがおすすめ！ 地元の女性が地元産の旬の食材で作る無添加のジャムで、果肉がたっぷりと入っています。種類が豊富で、小さいサイズもあるので、ちょっとしたお土産にもピッタリです
★ イタリアンレストラン「ロトンド 小淵沢」では、地場食材を中心に使った本格イタリアンを味わえます。また、テイクアウトでは八ヶ岳ミルクを使ったソフトクリームが人気。コクがあって濃厚な味わいです
★ 日帰り温泉施設が併設しており、温泉を楽しむこともできます。地下1500mから湧く高濃度のミネラル成分を含んだ温泉で、身体がよく温まりますよ

道の駅　こぶちさわ

住所

山梨県北杜市小淵沢町２９６８－１

アクセス

中央自動車道小淵沢ICから県道11号を清里方面へ車で約1km

TEL

0551-36-3280

営業時間

通年
9:00～18:00（時期により異なる）、イタリアンレストランは11:00～15:30（L.O.、ランチタイム）、17:00～20:00（閉店21:00、ディナータイム）、入浴施設は10:00～22:30（閉館23:00）、延命そば処11:00～15:30（閉店16:00、売切次第閉店）

定休日

無休、2月は第2水・木曜、6月は第1・2木曜、入浴施設は不定休 年間3日休

料金

入浴料＝大人830円、小人420円／延命とうふ＝271円／延命みそ＝432円～／新鮮野菜＝100～1200円／八ヶ岳ジャム＝540円／アップルパイ＝1080円～／

駐車場

あり/306台 無料
大型車8台、普通車294台、身障者用4台、EV車1台充電無料、バイク6m×20mスペース

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【南巨摩郡富士川町】道の駅　富士川

地元の人々のお墨付き！美味しいものが勢ぞろい

道の駅富士川（ふじかわ）は、中部横断自動車道の増穂（ますほ）PA（下り線）と直結した道の駅です。一般道からも利用できる道の駅には、 食事処や土産品、農産物、特産物の直売所があり、地元の人々も訪れます。朝採りをコンセプトに新鮮な野菜やフルーツがそろう直売所や、ほうとう、馬刺し、馬もつ、とりもつ、信玄ソフトなどの地元グルメが味わえる食事処の富士川キッチンがあります。地元の生米粉で作るバウムクーヘン“BAUM ARURA（バウム アルラ）” もおすすめです。また、富士川町を見渡すことができる、建物の２階の太鼓堂の展望台とウッドデッキテラスも見どころ。周辺は、指定棚田地域として認定された富士川町平林地区の平林の棚田などがあります。

道の駅富士川

住所

山梨県南巨摩郡富士川町青柳町1655-3

アクセス

［車］中部横断自動車道増穂ICより約2分
［バス］富士川町コミュニティバス「甲西道路入口」停留所より徒歩約7分

公式HP

https://www.michinoeki-fujikawa.jp/

TEL

0556-48-8700

FAX

0556-48-8701

営業時間

9:00～18:00

定休日

無休

料金

無料

駐車場

79台（大型16台、普通車60台、身障者3台）

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【富士吉田市】道の駅　富士吉田

富士山の湧水が無料！

道の駅富士吉田（ふじよしだ）は、富士山の麓の標高約900mに位置しています。地元の名産品や農産物を販売。たとえば、富士吉田市が誇る織物のふじやま織や、山梨県産のシャインマスカット果汁を使用したシャインマスカットゼリーなどはお土産として人気です。また軽食コーナーで味わえる、 富士吉田の郷土料理の吉田のうどんは、歯ごたえのある手打ち麺が特徴です。敷地内にある、富士山の湧水が出る水汲み場は、無料で利用することができます。

道の駅旅ライダー平賀由紀子

★ 富士山の伏流水を無料で汲める水汲み場はイチオシ。誰でも自由に汲むことができ、列ができるほど人気です。道の駅では、水汲み用の2リットルペットボトルも販売していますので、水筒などを持っていなくてもOK
★ 軽食コーナーでは、歯ごたえとコシがとても強い「吉田のうどん」が味わえます。富士吉田のご当地調味料「すりだね」を入れると、辛みと旨みが加わってさらにおいしさアップです！
★ 物産館には地場産野菜や土産品などが充実。名物「吉田のうどん」をはじめ、ここならではの産品が揃っています

道の駅　富士吉田

住所

山梨県富士吉田市新屋１９３６－６

アクセス

中央自動車道河口湖ICから国道138号を山中湖方面へ車で4km

TEL

0555-21-1033

営業時間

通年｜9:00～19:00（7～9月は8:30～、12～翌3月は～18:00）、軽食は～17:00（7～9月は～18:00）

定休日

無休

料金

シャインマスカットソフトクリーム＝500円／吉田のうどん＝400円～／鳴沢菜しぐれ＝648円／シャインマスカットゼリー＝999円／

駐車場

あり/271台無料

普通車247台、身障者用9台、中型2台、大型13台

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【南都留郡鳴沢村】道の駅　なるさわ

周辺に観光スポットがいっぱい

なるさわは、富士山の眺めが自慢の道の駅です。標高約1,000mの高原地である鳴沢村（なるさわむら）の新鮮な高原野菜などを販売するJAなるさわ物産館や、軽食堂、観光案内所があります。また、富士山のさまざまな姿を紹介する、なるさわ富士山博物館や、溶岩流によってできた溶岩樹型などを観察することができる自然探勝路（一周30分ほど）が敷地内に併設されています。観光案内所で周辺の観光情報をゲットしてから、おでかけするのがおすすめです。

道の駅旅ライダー平賀由紀子

★ 富士山の眺望が抜群で、その眺めは一見の価値あり！ 休憩室では富士山を眺めながらひと休みできます。富士山と青木ヶ原樹海を見渡せる展望台もありますよ
★ 地元産の新鮮な農産物が揃う物産館では、高原野菜やブルーベリーが人気。ブルーベリーを使った加工品も豊富です
★ 軽食堂では、郷土料理や鳴沢菜（鳴沢村固有の作物）を使ったメニューが楽しめます。また、ソフトクリームもこちらで購入可能。富士桜の実から作ったふじざくらシロップ使用の「富士桜ソフトクリーム」は、さっぱりと爽やかな味わいで人気です

道の駅　なるさわ

住所

山梨県南都留郡鳴沢村ジラゴンノ８５３２－６３

アクセス

中央自動車道河口湖ICから国道139号を富士宮方面へ車で8km

TEL

0555-85-3900

営業時間

通年9:00～18:00、軽食堂は9:30～17:30（閉店）、時期により異なる

定休日

無休

料金

施設により異なる

駐車場

あり/280台無料

大型車17台、普通車257台、身障者用6台

【南巨摩郡身延町】道の駅　みのぶ

クラフト体験や多彩な施設が見どころ満載

東京ドーム約11個分という広大な敷地を誇る富士川クラフトパーク内にあるのが、道の駅みのぶです。山梨峡南地域（きょうなんちいき）の名産品の販売や、観光や名産を紹介しています。また西島和紙の手漉きや印刻の体験などのクラフト体験も開催。富士川クラフトパーク敷地内にある公園の施設や自然などと併せて、1日中楽しく過ごせるスポットです。

道の駅　みのぶ

住所

山梨県南巨摩郡身延町下山１５９７富士川クラフトパーク内

アクセス

中部横断自動車道六郷ICから県道9号、国道52号を下部方面へ車で10km

TEL

0556-62-5600

営業時間

通年9:00～17:00

定休日

水曜、祝日の場合は翌日休、7・8月は営業 4月30日～5月5日は営業、12月27日～翌1月1日休

料金

施設により異なる

駐車場

あり/22台無料

大型車3台、普通車16台、身障者用3台（その他富士川クラフトパーク内の駐車場を利用可）

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【都留市】道の駅　つる

地元の美味しいものが集結！

地元の食材が集まる道の駅つるには、地産地消にこだわるレストラン“お勝手場”や、農産物直売所があります。おすすめは、国産の間伐材を安全に加工して作られた“食べられる炭”や、地元の野菜を使ったジェラートです。また、お子さんたちが走り回って遊べる広い芝生公園や、オートキャンプ場のRVパークも併設されています。近くには山梨県立リニア見学センターがあるので、立ち寄ってみるのも良いでしょう。

道の駅　つる

住所

山梨県都留市大原８８

アクセス

中央自動車道都留ICから県道40号、国道139号、一般道を大月方面へ車で5km

TEL

0554-43-1110

営業時間

通年｜9:00～17:30、1月上旬～3月は～17:00、レストランは11:00～15:00（閉店16:00）

定休日

無休 12月31日～翌1月4日休

料金

施設により異なる

駐車場

あり/93台無料

大型車15台、普通車76台、障害者用2台

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【南都留郡道志村】道の駅　どうし

地元主婦が手作りした道志の旬が味わえる

道の駅どうしは、道志川（どうしがわ）沿いに位置しています。直売店のほか、地元産の食材で、地元主婦が手作りする料理が味わえる “手作りキッチン”が魅力 です。道志川の川原で水遊びが楽しめるのもおすすめポイントです。

道の駅　どうし

住所

山梨県南都留郡道志村9745

アクセス

中央自動車道都留ICから県道24号、国道413号を道志方面へ車で約20km

TEL

0554-52-1811

営業時間

通年9:00～18:00、キッチンは12月3日まで9:00～17:30、12月4日～翌3月8日は9:00～17:00

定休日

無休 年末年始休

料金

新鮮野菜＝95円～／生クレソン＝108円～／惣菜パイ＝210円／

駐車場

あり/109台無料

大型車5台、普通車100台、身障者用3台

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■おわりに

今回は、道の駅巡りを開始して5年で全県制覇を果たした道の駅旅ライダー・平賀由紀子さんに山梨県にある道の駅についての見どころをお聞きしました。

山梨県の道の駅はそれぞれの地域の特徴を生かした、農産物、名産品やグルメなどの魅力がいっぱい。また、広々した公園、アクティビティや体験施設が併設されている道の駅や、周辺観光が充実したところなど、ドライブ途中の食事や休憩で立ち寄るだけでなく、1日中楽しめる目的地にもなりそうな道の駅もありました。山梨県の魅力を満喫しにおでかけしてみるのはいかがでしょうか。

参考になりましたか？ 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修：旅色編集部 なかやま

ライター：kukies