旬のおでかけスポットやイベント情報を記事にてご紹介!気になるところへ足を運んでみましょう!
東京都の週間天気予報
東京都|浅草・上野
発信日:2024年11月29日
2025年01月02日(木)〜01月26日(日)
入場料:詳細は公式HPをご確認ください
ヘビにまつわる特集やおめでたい作品を展示
東京国立博物館では、来年で22年目となるお正月の恒例企画「博物館に初もうで」を、2025年1月2日~26日に開催します。
巳年にふさわしくヘビにまつわる作品を紹介する特集や、長谷川等伯筆 国宝「松林図屏風」(1月2日~1月13日 本館2室にて展示)など、お正月らしく名品の数々をご覧いただきます。1月2日・3日には「新春イベント」も開催します。新年はぜひ東京国立博物館にお越しください。
特集 博物館に初もうで―ヘビ~なパワ~を巳(み)たいの蛇(じゃ)!―
令和7年(2025)は巳年。ヘビは人間の生活圏に生息する身近な生き物ですが、大きな口やにょろにょろとした動きには独特のインパクトがあります。脱皮を繰り返す生態や、時に毒をもつ特性もあいまって、私たちは古くからヘビに不思議なパワーを見出してきました。
本特集では、古今東西の絵画や彫刻、工芸品を通して、美しさ、迫力、面白さ、可愛らしさなど、私たちがヘビに重ねてきたさまざまな魅力を紹介します。変化自在の活躍を見せるヘビたちのパワーを浴びながら、新しい年の訪れを感じてください。
【主な展示作品】
ナーガ上のブッダ坐像
ナーガ上のブッダ坐像
タイ・ロッブリー出土 アンコール時代・12~13世紀 三木榮氏寄贈 東京国立博物館蔵
悟りを得たブッダが瞑想する間、ヘビの王「ナーガ」が傘となり雨風から守ったという伝説に基づいた仏像。ブッダの背後に7つの頭を持ったヘビが見えます。
自在蛇置物
自在蛇置物
宗義作 昭和時代・20世紀 東京国立博物館蔵
頭部を除き、大小合わせて222個の部材からなる「自在置物」。本物のヘビのようにとぐろを巻いたり、這いずり回ったり、自然な動きができます。展示室では原品とあわせて複製品を自動で動かし、にょろにょろと動く様子を目の前でご覧いただけます。
重要文化財 十二神将立像(巳神)(部分)
重要文化財 十二神将立像(巳神)
京都・浄瑠璃寺伝来 鎌倉時代・13世紀 東京国立博物館蔵
薬師如来が従える十二神将のうちの巳神。ヘビのように鋭いにらみをきかせています。頭上にはとぐろを巻いて鎌首を持ち上げるヘビを表しています。
胆松(だんまつ)に白蛇
胆松(だんまつ)に白蛇
渓斎英泉筆 江戸時代・19世紀 東京国立博物館蔵
朝日を浴びて、弁天様の使いとされるめでたい白蛇が松の木に絡む、元旦にふさわしい浮世絵。ヘビの輪郭線は豪華にも銀で摺られていて、間近で見ると鱗の一枚一枚がキラキラと輝くように見えます。
摺箔 白地鱗模様
摺箔 白地鱗模様
江戸時代・18世紀 東京国立博物館蔵
正三角形を繋げた鱗模様の能装束。『道成寺』では、恋する山伏への執念のあまりに大蛇と化した娘の怨霊が鬼女の姿となって着用します。
◆お正月を祝う作品
当館所蔵の名品や、お正月を寿ぐ吉祥作品などを展示します。
国宝 松林図屏風(左隻)
国宝 松林図屏風
長谷川等伯筆 安土桃山時代・16世紀 東京国立博物館蔵
2025年1月2日~13日 本館2室(国宝室)で展示
お正月恒例の特別公開。松林という日本の伝統的なモチーフを、中国絵画から学んだ水墨表現によって描き出しています。湿った大気を感じさせる墨一色の松林が広がります。
名所江戸百景・するがてふ
名所江戸百景・するがてふ
歌川広重筆 江戸時代・安政3年(1856) 東京国立博物館蔵
2025年1月2日~2月2日 本館10室で展示
「名所江戸百景」は、広重最大の名所揃いものです。描かれている越後屋は、現在の日本橋三越と、三井記念美術館のある三井本館です。
国宝 太刀 長船景光(号 小龍景光)
国宝 太刀 長船景光(号 小龍景光)
長船景光 鎌倉時代・元亨2年(1322) 東京国立博物館蔵
2025年1月2日~3月16日 本館13室で展示
長船景光の代表作で、刀身にある龍の彫刻が名前の由来です。
※詳細は公式HPをご確認ください
博物館に初もうで―ヘビ~なパワ~を巳(み)たいの蛇(じゃ)!【東京国立博物館】
近くにある人気のスポットをピックアップ!
イベント開催地の周辺を巡る、旅行プランはこちら!
旬のおでかけスポットやイベント情報を記事にてご紹介!気になるところへ足を運んでみましょう!