【関東】本当に涼しい避暑地14選 夏の観光におすすめの涼しい場所を厳選
2024/06/27
2024/11/22
房総半島と関東平野にまたがる千葉県は、都内から気軽に足を運べるエリアです。千葉県は「東葛」「湾岸」「北総」「九十九里」「中房総」「南房総」といった6つの地域に分かれており、それぞれに魅力的な観光スポットが充実しています。今回はそんな千葉県の、初日の出が見られるおすすめ絶景スポットを紹介します。定番から穴場まで、千葉の初日の出スポットをチェックしましょう。無料で初日の出を望めるスポットも、たくさんありますよ。
この記事の目次
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絶景を望める観光スポットが充実している千葉には、初日の出を見られるスポットがたくさんあります。定番はもちろん、無料で初日の出を見られる穴場スポットも存在します。
まずは、初日の出を楽しむ際にあると便利な、持ち物を確認しましょう。なお、この記事の情報は2024年10月時点のものです。実際に訪れる際は、施設の公式HPなどで最新情報をご確認ください。
元旦の早朝はとても冷え込むので、初日の出を鑑賞する際は必ず防寒グッズを準備していきましょう。手袋、マフラー、帽子をはじめ、カイロがあると安心です。暖かい服装で、出かけましょう。
初日の出をカメラやスマホで撮影する場合、予備バッテリーを用意しておくと安心です。寒い場所は、通常よりもバッテリーの消耗が激しくなるので、万が一電池が切れたときのために、予備のバッテリーを持っていきましょう。
初日の出を綺麗に撮影したいときは、ライトがおすすめ。太陽などの光源がないので、そのまま撮影するとせっかくの初日の出が真っ暗な写真になってしまいます。なかでもヘッドライトは、手を自由に使えるので便利です。
それでは、初日の出が見られる千葉県のおすすめスポットを紹介していきます。
「千葉ポートタワー」は、千葉県民500万人突破を記念して、1986年に建設された展望塔。高さ113mの展望室からは富士山や東京スカイツリー、東京湾等を一望することができます。
千葉ポートタワー
アイ・リンクタウンいちかわのザ タワーズウエスト最上階にある地上150mの展望デッキから、360度のパノラマが楽しめる「アイ・リンクタウン展望台」。室内には展望ロビーも併設されています。
アイ・リンクタウン展望施設
「犬吠埼灯台」は1874年に初点灯された日本を代表する灯台で、イギリスから招いた灯台技師により設計・施行がされました。
最も大きな第1等レンズを使用する日本に5つしかない灯台の一つで、歴史的・文化的価値の高さから海上保安庁により最上位のAランクに指定されている23基の灯台の一つであるほか、国際航路標識協会が選出する「世界の歴史的に特に重要な灯台100選」にも選ばれています。また、上まで登ることができる数少ない灯台の1つでもあります。
犬吠埼灯台
「地球の丸く見える丘展望館」は愛宕山(73.6m) の頂上にあり、展望館屋上からは360度の大パノラマが広がります。施設の名称にもなっているように、遠くに見える水平線が緩やかに弧を描いている様子が見られるので地球の丸さが実感できますよ。
地球の丸く見える丘展望台
利根川河口の近くにある「銚子ポートタワー」は、総ガラス張りの展望施設。銚子漁港を見下ろす高台にあり、めずらしいツインタワー構造になっています。
4階にある展望室からは雄大な太平洋、鹿島灘、利根川河口などの絶景を一望できます。2025年1月1日は、6時から7時の1時間、先着200名が展望室から初日の出を鑑賞できます。7時からは新年を祝うイベント「新春和太鼓初打ち」の開催も予定されています。
銚子ポートタワー
水平線が一望できるほどの広々とした砂浜で、目の細かい白い砂が特徴的な「矢指ケ浦(やさしがうら)海水浴場」。沖合に消波ブロックがあり、打ち寄せる波が静かで、ゆっくりとした時間を過ごせる穴場のビーチです。
旭市コミュニティバス椎名内仲町から徒歩約3分のところにある海水浴場で、車の場合は、280台ほど停められる駐車場が利用可能です。また、車で約5分のところには、キャンプ場やコテージを楽しめる場所もありますよ。
矢指ケ浦海水浴場
「白浜野島埼灯台」は、房総半島の最南端に建つ八角形の白亜の灯台。1870年にフランス人技師ヴェルニーによって建設された、日本で最も古い洋式灯台のひとつです。最上部からは広大な太平洋が一望できます。
野島埼灯台
「道の駅 ちくら・潮風王国」は、海産品を多数扱う店舗群や喫茶、海の幸たっぷりの食事処などから構成されたメイン施設と公園があり、房総の海を見ながらのんびりできます。広場内には見学可能な漁船もありますよ。
道の駅 ちくら・潮風王国
「南房千倉大橋」は、南房総市千倉町の南部、白間津漁港の航路上に架かる橋。1989年2月に開通した橋には、人魚のブロンズ像と花かごを持った女性のブロンズ像が置かれています。
タイル画があしらわれた美しい橋は、雄大な太平洋を望む景色と調和しており、元旦には海に架かる橋から初日の出を望めます。遮るもののない、オーシャンビューの絶景をお楽しみください。橋のたもとには公園もありますよ。
房総半島の東端、南房総市千倉町の明るい風光と温暖な気候に恵まれた地域にある「南千倉海岸」。海岸は約400mもの長さがあり、夏は海水浴を楽しめます。
南の島を思わせる青い海と白い砂浜が魅力の海水浴場は、家族連れにも人気があります。海水浴場区域外ではサーフィンに訪れる方も多く、競技大会も数多く行われます。元旦は日の出に合わせて大護摩祈祷が行われ、毎年多くの人々が参拝に訪れます。
南千倉海岸(南千倉海水浴場)
南房総市和田町を走る、国道128号線沿いにある「白渚海岸」。白い波しぶきをあげる、海岸の美しさは必見です。海岸一帯はサーフポイントとして知られており、四季を通して多くの人々がサーフィンを楽しんでいます。
黒潮が流れる砂場と岩場の交わる海岸線は、絶好なフィッシングポイント。初日の出スポットとしても有名で、2頭のクジラのモニュメントがビューポイントの目印になっています。?南房総市
白渚海岸
環境省による水質調査で5段階評価の最高位「AA」を取得している「守谷海水浴場」。沖合い170mにある「渡島」とそこにそびえる赤い鳥居が特徴です。
干潮時には砂浜と渡島がつながる自然現象を見ることができます。海水の透明度が高く「日本の渚100選」にも選ばれており、波が穏やかなので、家族連れでも安心して楽しめますよ。
守谷海水浴場
勝浦の市街地の南東にある、海に突き出た「八幡岬公園」。かつて勝浦城があった場所が、現在は公園として整備されています。海の眺望が素晴らしく、突端から望む大パノラマの絶景は必見です。
展望広場からは、旧遠見岬神社の荒波にもまれながら立つ神秘的な海中鳥居を望むことができます。更に階段を上り展望デッキまで行くと、太平洋と勝浦湾を一望できます。大海原から昇る朝日は美しく、初日の出スポットとしても人気です。
八幡岬公園
「官軍塚」は、戊辰戦争末期、難破により犠牲となった熊本藩士らの供養塔が置かれる高台。展望台からは太平洋を一望することができ、毎年多くの人々が初日の出を迎えます。
河津桜の名所としても知られており、2月下旬頃から一足早い花見を楽しめます。満開の時期は、官軍塚へ向かう遊歩道が桜のトンネルのように見えます。河津桜の濃いピンクと、青い海の美しいコントラストをお楽しみください。
官軍塚
「道の駅鴨川オーシャンパーク」は、国道128号沿いにできた道の駅。中心にある物産館では、農産物や海産物、工芸品などを販売しています。生産者が直売しているのでリーズナブルで、食事処や足湯もあります。
道の駅 鴨川オーシャンパーク
千葉県第二の高山である清澄山にある「清澄寺旭が森」。偉大な宗教家「日蓮聖人」が、約750年前に昇る朝日に向かって初めて「南無妙法蓮華経」の御題目を唱えたと伝えられている、神聖な場所です。毎年4月27日、28日に「立教開宗会」が行われています。
ここから見る朝日は「日本の朝日百選」に選定されており、初日の出にはたくさんの人々が訪れます。朝日を見たあとは、清澄寺で初詣もできます。
「海ほたるパーキングエリア」は、東京湾アクアラインにあるパーキングエリア。東京湾に浮かぶ人工島で、中には飲食店や土産屋などが並んでいます。定番からめずらしいものまで、さまざまなお土産をゲットしましょう。
海ほたるパーキングエリア(東京湾アクアライン)
「恋の森」と呼ばれる太田山公園の山頂にそびえる木更津市のシンボル「きみさらずタワー」。高さ28mのタワーで、展望台からは、市内はもちろん、対岸の横浜、新宿副都心、富士山、アクアライン、スカイツリーまで一望することができます。
春限定で夜にライトアップされロマンチックなムードになるタワーは、夜景スポットとしても人気です。また、桜が咲き誇る市内随一の花見の名所としても知られており、多くの観光客でにぎわいます。
きみさらずタワー/太田山公園
鋸山山麓駅から山頂駅を結ぶ全長680mの「鋸山ロープウェー」は、5〜15分間隔で運行しています。眼下には東京湾、晴天時には富士山まで眺められ、まさに動く展望台です。四季折々に見られる山の表情も素晴らしいですよ。
鋸山ロープウェー
「太東埼灯台」は、九十九里浜最南端の太東埼に位置する中型灯台。15.9mの高さから22海里まで灯台の光が照らしており、白亜塔形のフォルムは青い空や海に映え、際立つ美しさです。灯台がある広場からは、太平洋の大海原を一望できます。
全国でも銚子の犬吠埼に次いで、2番目に早い初日の出スポットとしても有名で、景色はもちろん、スカシユリや水仙など美しい季節の花々も魅力です。海を臨む眺望と、花々のコラボレーションをお楽しみください。
太東埼灯台
高宕山など上総丘陵が幾重にも連なる山並みの風景を眼下に一望できる「九十九谷展望公園」。これらの山谷の織り成す景観を総称して九十九谷と呼びます。
夜明け前から日の出直後、日の入り前の情景は、まるで墨絵の世界。紅葉、雨上がりの早朝、霧の中に浮かび上がる趣ある風景など、四季折々に変化する表情をお楽しみください。九十九谷展望公園から望む景観は、「房総の魅力500選」、「ちば眺望100景」、君津市の「20世紀遺産」に選定されています。
鹿野山九十九谷展望公園
雄大な九十九里浜のほぼ中央に位置する「白里海岸」。幅500mの砂浜の砂はきめ細かく、遠浅のなだらかな海岸が続いています。都心から近い海水浴場として人気で、区域外ではマリンスポーツやサーフィンを楽しめます。
冬は初日の出と星空を楽しむことができ、白い砂浜の広がる九十九里浜から昇る初日の出を鑑賞できます。元旦は、紅白餅の配布、露店などの出店がある、市観光協会主催の元旦祭を開催しています。
「九十九里浜」は、刑部岬から太東岬まで約60kmに及ぶ日本で2番目に長い砂浜。青い海と空、白い砂浜、緑の防砂林のコントラストが美しいスポットです。海水浴、サーフィンなどマリンレジャーの場として人気ですよ。
九十九里浜
全長約66kmに渡る、果てしなく続く九十九里浜の中央部に位置する「片貝中央海岸」。江戸時代中期に紀州方面から伝えられた地曳網漁業が行われていた海岸は、古くから海水浴場として知られ夏は多くの海水浴客でにぎわいます。
周辺には、九十九里自然公園や海の駅九十九里などの観光スポットも点在しています。初日の出スポットとしても人気があり、水平線から昇る太陽が、海と空をオレンジ色に染めていく様子がとても神秘的です。
片貝中央海岸(片貝海水浴場)
「日西墨三国交通発祥記念之碑」を中心とした丘の上にある「メキシコ記念公園」。日本とメキシコとスペインの友好関係の始まりであるこの場所には、白く輝く記念塔が建っています。
「ちばの眺望100景」にも選ばれている公園からは、御宿海岸が一望でき、美しい日の出を楽しめます。太平洋を一望できるビュースポットで、初日の出を鑑賞しましょう。春の桜、木々に囲まれた緑のトンネルも魅力的です。
日西墨三国交通発祥記念之碑
定番から穴場まで、千葉には多くの初日の出を見られるスポットがあります。無料で鑑賞できるスポットも多いので、ぜひ、千葉の絶景と共に初日の出をお楽しみください。初日の出を見たあとは、ぜひ千葉の観光スポットへ足を運んでみましょう。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:erierieri1