【東北観光】酒蔵・ワイナリー巡りでおすすめのスポット10選 見学できる施設も紹介
2024/11/08
令和6年能登半島地震の影響により当該地域の交通網や施設等へ被害が出ている場合があります。
ご旅行を検討の際には各種報道や行政からの発表内容を必ず事前にご確認ください。
2023/10/19
寒さ厳しい冬。外に出るのも億劫な季節ですが、その時・その場所でしか見られない美しい雪景色やイルミネーションイベントがあるのが、日本の冬の魅力です。今回は、全国津々浦々、北海道から九州まで、冬限定の絶景スポットをピックアップ。寒さが身にしみる冬だからこそ旅に出て、季節限定の絶景を探しに行きましょう。もちろん、寒さ対策はお忘れなく!
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海が凍る南限、オホーツク沿岸で流氷鑑賞ができる冬の人気アクティビティ。網走港を出航した船は、船体の重さで流氷を砕きながら、海を進んでいきます。氷が割れる振動や音は豪快そのもの。船の1階からは、迫り来る流氷を低い位置から間近に見られ、屋上のデッキに出れば、オホーツク海と知床連山の大パノラマが望めます。運が良ければ、流氷の上で休むアザラシやオオワシなどの野生動物の姿が見られるかも? 運航期間は例年1月20日から3月31日までです。
網走流氷観光砕氷船
樽を代表する観光スポット、小樽運河。北海道開拓の歴史を現代に伝える木骨石造倉庫群が並ぶ、風情ある光景です。運河沿いにはレストランやカフェが多くあり、一年を通して散策が楽しめるスポットですが、冬の雪に覆われた運河は、より一層美しい姿に。冬季に開催されるライトアップイベント「小樽ゆき物語」や、無数のスノーキャンドル、浮き玉キャンドルで運河を彩る「小樽雪あかりの路」の会場にもなっており、光に映し出される幻想的な運河を楽しむことができます。
小樽運河
国の特別名勝や天然記念物に指定されている景勝地、奥入瀬(おいらせ)渓流。十和田湖畔の子ノ口(ねのくち)から焼山(やけやま)までの約14kmにわたる渓流です。美しい新緑や紅葉で知られ、ハイキングシーズンには多くの人が訪れます。冬は人手も落ち着き、大自然をじっくりと感じられるのが魅力。雪の積もった岩や木々、大きなつららが垂れ下がる滝などは、この時期でないと見ることができません。夜はライトアップされた氷瀑を鑑賞するナイトツアーを開催。ネイチャーガイドの解説つきで、冬の渓流の魅力を満喫できます。
奥入瀬渓流
「かまくら」とは、水神様を祀り、家内安全や五穀豊穣を祈る小正月の行事。日本有数の豪雪地帯として知られる秋田県横手市では、毎年2月15、16日に「雪まつり」が開催され、市内の至る所でかまくらが作られます。ろうそくの火に照らされる夜のかまくらは、まさに古き良き日本の原風景。蛇の崎(じゃのさき)川原の河川敷などではミニかまくらが作られ、無数のミニかまくらが続く幻想的な空間が現れます。さまざまなかまくら会場を巡りながら、楽しみましょう。
横手の雪まつり かまくら
銀山温泉は、清らかな銀山川の両脇に木造の温泉旅館が立ち並ぶ、情緒あふれる温泉地です。旅館は大正末期から昭和初期に建てられたものが多く、タイムスリップしたような気分を味わえます。そんな銀山温泉が最も美しくなるといわれるのが、冬の夜。雪化粧を施した町がガス灯のやわらかな光に照らされる姿は、寒い冬にこそ訪れたい絶景です。寒さでゆっくりと温泉に浸かりながら雪を眺めたり、温泉街の足湯や食べ歩きグルメを楽しんだりしながら、冬の銀山温泉を満喫してみてはいかがでしょうか?
銀山温泉
四季折々の美しい自然景観で知られる蔵王。冬には迫力ある樹氷が見られることで知られています。樹氷とは、山に生える針葉樹に水分を含んだ冬の季節風がぶつかり凍ることで成長し、時に巨大な雪の塊となる自然現象。その姿から「スノーモンスター」とも称されます。山に生える木々と気候の条件がそろわないと見られないため、世界的にも珍しい現象なのだとか。蔵王で樹氷を見るなら、ロープウェイに乗るのがおすすめ。窓の外に広がる圧巻の樹氷群を、空中から快適に眺めることができます。
蔵王ロープウェイ
江戸時代、会津と日光を結ぶ下野街道の宿場町として栄えた大内宿。茅葺屋根の家々が連なる風情ある町並みは、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。街道沿いには、かつての宿泊所を復元した「大内宿町並み展示館」や、名物のそば処、土産物店などが並び、散策にもおすすめです。毎年2月には「大内宿雪まつり」を開催。行灯(あんどん)と雪灯籠が雪深い集落を彩る光景は、とてもフォトジェニックです。
大内宿(伝統的建造物群保存地区)
茨城県北部にある日本三名瀑のひとつ、袋田(ふくろだ)の滝。高さ約120m、幅約73mの大きな滝で、水が4段の岸壁を伝って流れ落ちることから「四度(よど)の滝」ともいわれます。そんなダイナミックな滝がいつもと異なる姿になるのが冬。寒波などで気温がぐっと下がると滝が凍結し、神秘的な氷瀑となるのです。10月から1月にかけては滝の夜間ライトアップが行われるので、運が良ければ、氷瀑とライトアップが織りなす光景が見られるかもしれません。
落差約97mを誇る日本三名瀑のひとつ、華厳(けごん)の滝。日光東照宮をはじめ、名所の多い日光のなかでも有数の観光スポットです。轟音とともに一気に流れ落ちる大迫力の滝で、例年1月から2月にかけては、十二滝(じゅうにたき)と呼ばれる滝の中段から流れる小さな滝が凍結。上部から力強く流れる滝と、青白く凍る滝の両方が見られるのは、冬ならでは。極寒の日光で、ぜひ観瀑台からその眺めを堪能してみてください。
華厳の滝
寒さ厳しい秩父の冬の観光名所、「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」。岩肌から染み出す岩清水が凍り、氷の柱となる、圧巻の自然現象です。氷柱は自然まかせのため、その年、その日によって形を変えるのも見どころのひとつ。清流を上から流して作られる人工氷柱ゾーンもあり、大きいものでは高さが50mほどになるものも。夜はライトアップが行われ、昼とは一転、さまざまな色の光に照らされた幻想的な氷の光景が現れます。例年、最も寒くなる1月中旬から2月中旬頃まで見ることができます。
三十槌の氷柱
一年を通じ野生のニホンザルを観察できる公園。おりや囲いのない山でのびのびと暮らすサルたちが目の前で見られるとあって、国内外から多くの観光客が訪れるスポットです。そんな地獄谷野猿公苑で冬にだけ見られるのが、温泉に浸かるニホンザルです。気持ちよさそうに温泉を満喫するその姿は、思わずシャッターを切りたくなる愛らしさ。とはいえ、気温や気分次第で温泉に入らない日もあるので、山で暮らすサルたちのありのままの姿を眺めましょう。駐車場から遊歩道を30分ほど歩くため、訪れる際は暖かい服装と冬用の靴をお忘れなく。
地獄谷野猿公苑
白馬岩岳の山頂に、絶景テラスがあるのをご存じでしょうか? 視界いっぱいに広がる北アルプスの新緑や紅葉を目当てに訪れる人が多いスポットですが、冬の雪景色も見逃せません。標高1,289mの山の上は極寒ながらイートインスペースがあるので室内からゆっくりと山の景色が堪能できます。また、信州初出店のニューヨーク発の人気ベーカリー「THE CITY BAKERY(ザ・シティ・ベーカリー)」も併設。白馬ならではの素材を使った限定メニューも販売中で、絶景鑑賞のお供におすすめです。
HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(白馬岩岳)
1995(平成7)年に世界文化遺産に登録された、白川郷。合掌造りと呼ばれる急勾配の茅葺屋根が特徴の集落です。日本有数の豪雪地帯であり、冬は積雪が2mを超えることも。美しい雪景色と集落が織りなす絶景を見ようと、毎年多くの人が訪れます。間近に見る合掌造りの家々も見応えがありますが、高台にある天守閣展望台からは、雪に囲まれた山間の集落全体を見下ろすことができます。また、日にち限定でライトアップも開催。ライトアップの見学は完全事前予約制なので、早めに旅行の予定を立てることをおすすめします。
白川郷
日本海に向かって幾重にも小さな田んぼが連なること知られる、白米千枚田(しろよねせんまいだ)。水が張られた田植え前、稲穂がそよぐ秋と、季節で異なる表情を見せる棚田は、つなぐ棚田遺産、国指定文化財名勝に指定されています。10月中旬から3月中旬にかけては、2万5,000個のソーラーLEDによるイルミネーションイベント輪島・白米千枚田「あぜのきらめき」を開催。白米千枚田が色とりどりの光に包まれます。天候によっては、雪景色の棚田とライトアップのコラボレーションが見られるかもしれません。
白米千枚田
冬の兼六園を代表する景色が、「雪吊り」です。「雪吊り」とは、雪の重みで樹木が折れないように縄で枝を吊り上げる、雪国の知恵。約800本の縄を使って放射状に吊り上げられる霞ヶ池の唐崎松は、繊細かつ勇壮で、加賀百万石の大名庭園を一層美しく飾り立てます。雪の多い2月には、期間限定で夜間の無料開放とライトアップを実施。昼間とは違った幻想的な庭園を楽しめます。冬の夜に、ぜひ訪れたいスポットです。
兼六園
京阪神から訪れやすく、京都からは車でわずか30分というアクセスの良さが魅力の、都市近郊型スキー場。全9コースとコンパクトな規模ながら、なだらかな斜面からコブ斜面、パウダーエリアもあり、初心者も上級者も満足できます。メインゲレンデの「ホーライパノラマゲレンデ」は、眼下に琵琶湖が広がり、まるで湖に飛び込むような角度で滑降できると評判。開放感たっぷりのゲレンデで、スノースポーツを満喫しましょう。
びわ湖バレイ
「京の奥座敷」ともいわれる京都市内北部の山あいに位置する古社。市街地と比べて雪が降り積もりやすいエリアにありますが、1月から2月の期間限定で、適度な積雪が観測された日は拝観時間を延長。「積雪日限定ライトアップ」が行われます。灯籠の明かりと雪がつくりだす空間は、とても幻想的。開催の有無は、神社の公式サイトやSNSで当日15時に告知されるので、こまめにチェックしながら待ちましょう。
貴船神社
日本最大の砂丘、鳥取砂丘。日本海に面して東西約16km、南北約2.4kmにわたり広がっています。風に運ばれ形を変える壮大な砂の丘や、足元に刻まれる「風紋」など見どころは数多くありますが、雪に覆われた冬の砂丘は、一度は見てみたい絶景。青い海と空、白い砂丘とのコントラストは、ここでしか体験できない美しさです。また、クリスマスの時期には、砂の上にイルミネーションが施される光の祭典「鳥取砂丘イリュージョン」を開催。冬ならではの鳥取砂丘を満喫してみてくださいね。
鳥取砂丘
長崎の冬を彩る風物詩、「長崎ランタンフェスティバル」。中国の旧正月を祝う「春節祭」を起源とし、日本の小正月にあたる「元宵節(げんしょうせつ)」にランタンを飾ることにならって、市内各地の会場で極彩色のランタンが飾られます。華やいだ街は、歩くだけでもうきうきしますが、開催期間中は、「皇帝パレード」、「媽祖(まそ)行列」、長崎孔子廟での「変面ショー」など、中国文化に触れられる企画が盛りだくさん。いつもに増して異国情緒あふれる長崎を、ぜひ楽しんでください。
長崎ランタンフェスティバル
山に囲まれた情緒あふれる里山にあり、豊富な泉質を有する黒川温泉。阿蘇温泉郷のひとつで、全国でも人気の温泉地です。そんな黒川温泉で冬に開催されるのが「湯あかり」ライトアップ。竹の間伐・再生活動の一環として始められ、今では黒川温泉の定番イベントになりました。寒い冬の夜に揺れる「鞠灯篭(まりとうろう)」の光がやわらかく照らし出す温泉街は、昼とは異なる幽玄な空間です。「湯あかり」を楽しんだあとは温泉でゆっくり温まり、旅のひとときを過ごしましょう。
黒川温泉 湯あかり
【冬の網走・知床観光で外せない】冬ならではの景色が見られるおすすめスポット14選
想像を超える美しさと過酷さが共存する、北海道の「冬」を体感してみませんか? 特に網走や知床などがある道東エリアは、流氷が押し寄せるオホーツク海に面しており、その厳しさは言葉に尽くせぬほど。しかし、それゆえに、このエリアの「冬」にしか味わえない非日常や、ここでしか見ることができないスケールの大きな自然と出合える場所として、多くの人々にとって憧れの地でもあります。今回は、人生に一度は冬の網走・知床を見てみたいという人におすすめのスポットをご紹介します。
記事を読む▸【青森・弘前】冬に行きたいおすすめ観光スポット10選
江戸時代には津軽藩の城下町として栄えた弘前市。明治期には教育に力を入れ外国人宣教師を招致したことから、城下町でありながらレトロな洋館が点在するというユニークさが魅力のエリアです。弘前城の天守閣を中心に観光スポットが点在し、降雪量が多く寒さの厳しい冬でも街巡りしやすいのが嬉しいポイント。雪の弘前を堪能できるイベントも各地で開催されているので、時期をあわせて訪れるのもおすすめですよ。
記事を読む▸【岩手・盛岡】冬に行きたいおすすめ観光スポット9選
歴史情緒と豊かな自然にあふれる盛岡。四方を山に囲まれた北上盆地の北部にあり、本州の県庁所在地では、年平均気温が最も低い都市でもあります。盆地ならでは「底冷え」が盛岡の冬の特徴ですが、寒いからこその過ごし方で、旅を満喫してみませんか? 今回は、雪化粧した町並みを楽しめるスポットから寒さを忘れてアクティブに過ごせるスポットまで、9スポットを厳選してご紹介します。冬の寒さを味方につけて、盛岡の魅力を見つけにいきましょう。
記事を読む▸【石川・金沢】冬に行きたいおすすめ観光スポット12選
加賀百万石の城下町、金沢。兼六園と金沢城を中心に、歴史情緒を感じる趣深いスポットが数多く残されています。そんな金沢が一層魅力にあふれるのが冬。雪降る茶屋街や雪吊りなど、この季節ならではの風景を堪能できます。また、美術館や博物館などの文化施設も数多くあるので、インドア派の方は寒い冬に温かい室内でじっくりと芸術鑑賞するのもおすすめです。この冬は、歴史と文化に彩られた金沢へ出かけてみませんか?
記事を読む▸【長野・軽井沢】冬に行きたいおすすめ観光スポット11選
長野県の軽井沢は、夏の避暑地として知られる観光地ですが、冬はウィンタースポーツが楽しめるスポットとしても人気です。12月には各スポットでクリスマスに関連したイベントも行われ見どころ満載!さらに、ロマンティックなイルミネーション、美しい雪景色など冬ならではの絶景も堪能できます。そこで今回は、寒さが厳しい時期にこそ行きたい軽井沢のおすすめスポットを11選ご紹介します。
記事を読む▸【関西・和歌山】冬に行きたいおすすめ観光スポット18選
熊野古道や那智の滝といった貴重な世界遺産が複数存在する和歌山県は、国内外から観光客が訪れる有名な観光スポット。通年で楽しめる観光地も多くある一方で、美しい雪化粧をまとった高野山や和歌山城などは、冬の時期にしか体験できない和歌山ならではの魅力です。加えて「日本三古泉」として知られる白浜温泉もまた、寒さが厳しくなる冬に訪れたい観光地の一つ。このように和歌山には、冬にベストシーズンを迎える穴場の観光名所が点在しています。そこでこちらの記事では、冬だからこそ訪れたい和歌山の観光スポットを18選ピックアップ。冬に旬を迎える海の幸や体の芯まで温まる日帰り温泉巡り、さまざまな動物たちとふれあえるイベントを開催するアドベンチャーワールドなど、五感を通して心癒やされる冬の和歌山旅行をぜひお楽しみください。
記事を読む▸オホーツク海の流氷、雪深い白川郷、白銀の鳥取砂丘……。冬の絶景は、そのどれもが、冬ならではの魅力が詰まっています。定番の観光地も季節を変えて訪れれば、改めて日本のよさに気づくはず。特に冬は空気の澄んだ季節なので、美しさもひときわです。ぜひ冬の絶景旅を楽しんでくださいね。
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