【東北・岩手観光情報】北上市立公園展勝地周辺で訪れたいおすすめスポット11選
2024/11/11
2024/11/11
東北地方に位置する岩手県は、北海道に次いで2番目に広い面積を誇る県。今回はそんな岩手県にある、大人も子どもも楽しめるおすすめの定番レジャースポットを紹介します。岩手県には、絶景を望めるスポットやさまざまなイベントが行われる魅力的な観光スポットが充実しています。子どもから大人まで大満足間違いなしの、岩手県の定番レジャースポットで、楽しいひと時をお過ごしください。
この記事の目次
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山、海、大地、最上川など豊かな自然あふれる岩手県。手つかずの自然が多く残る岩手県には、定番から穴場までさまざまな観光スポットがあります。
まずは、岩手県のレジャースポットの特徴を、チェックしてみましょう。なお、こちらの情報は2024年10月時点のものです。実際に訪れる際は、施設の公式HPなどで最新情報をご確認ください。
岩手県には子どもから大人まで楽しめる、定番レジャースポットがたくさんあります。岩手の絶景を堪能できる自然スポットは、とくにおすすめ。
自然のなかで、さまざまなアクティビティを楽しめるスポットもあります。「えさし藤原の郷」をはじめとする、岩手の歴史に触れられる観光スポットも充実しています。
春は新緑、夏はサマースキー、秋は紅葉、冬はウィンタースキーや樹氷と、岩手県はどの季節も観光におすすめです。季節によってさまざまな楽しみ方ができるので、いろいろな時期に足を運んでみてください。それでは、岩手県の大人も子どもも楽しめるおすすめの観光スポットを紹介していきます。
「盛岡市動物公園ZOOMO」は、自然散策しながらの動物観察や、ふれあい体験ができる大人も子どもも楽しめる施設。
里山の自然の地形を活かして整備された広大な敷地には、約60種類300頭羽の動物飼育展示をはじめ、ニホンカモシカ、キツネ、リスなどの野生動物も暮らしています。
迫力満点のニホンイヌワシは、動物公園のシンボル。動物にごはんをあげるイベントや、動物と仲良くなれるイベントは子どもに大人気です。
盛岡市動物公園ZOOMO
巨大な岩の割れ目に 樹齢360年を越えるといわれる桜が生育している「石割桜」。 大正12年(1923)に国の天然記念物に指定されました。
石割桜
「盛岡城」は南部藩主・南部氏の居城として1598年に築城されました。土塁の城が多い東北地方の中ではめずらしく石垣が組まれており、花崗岩が使われているため白みがかっているのが特徴です。明治政府による廃城令(1873年)で廃城となり、現在は「岩手公園」として整備されています。
盛岡城跡公園(岩手公園)
「岩手銀行赤レンガ館」は、東京駅などの設計で知られる辰野金吾によって1911年(明治44年)に盛岡銀行の本店として建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。
辰野が設計した建築物では東北地方で唯一残っているもので、 2012年8月3日に銀行の営業を終了し、約3年半の保存修理工事を経て一般公開されています。
岩手銀行赤レンガ館
「石川啄木新婚の家」は、明治38年(1905年)に石川啄木と妻の節子が結婚当初、3週間ほど過ごした家。ほぼ当時のままの姿で残されており、啄木の随筆「我が四畳半」に描かれている生活ぶりがうかがえます。
啄木新婚の家
15人の職人の工房が1か所に集まっている「盛岡手づくり村」。さまざまなジャンルの職人の製作の様子を見学できるほか、職人から教えを受けて物作り体験もできます。
盛岡手づくり村
岩手県北上市にある「展勝地レストハウス」は、お土産やご当地グルメを楽しめるスポット。岩手県内の伝統工芸品や特産品が豊富に揃っています。
北上産「シナノゴールド」を、雪の中で熟成させた「雪っ子りんご」を100%使った「雪っ子りんご リキュール」は、お酒好きの大人へのお土産におすすめです。醤油ベースのあんかけスープの「展勝地ラーメン」、毎朝手打ちする「展勝地そば」など、さまざまなご当地グルメを堪能しましょう。
展勝地レストハウス
北上川沿いにあった古民家を移築展示した「みちのく民俗村」は、東北有数の野外博物館。入場無料で岩手の昔の暮らしや文化を体験することができ、大人も子どもも楽しめます。
1999年に国指定登録文化財になった民俗資料館の「旧黒沢尻高等女学校校舎」には、当時の農作業や商売で使った道具、日用品の数々を展示しています。年越し、正月、ひな祭り、七夕など日本の行事を旧暦で楽しめるイベントは、子どもに大人気。
みちのく民俗村
桜で有名な岩手県北上市の観光スポット「展勝地公園」は、北上川の珊瑚橋から約2kmも桜並木が続いています。1990年には「さくら名所100選の地」にも選ばれており、園内には約1万本の桜の木と約10万株のツツジなどが植えられています。
桜の季節はもちろん、夏は芝生の上でピクニック、秋は紅葉のトンネル、冬は一面の雪景色など、一年を通して子どもから大人まで楽しめます。幻想的な夕日の風景も魅力。
展勝地公園
岩手町の「道の駅石神の丘」は、アートや自然との出会いの場に美食を融合させた道の駅。産直コーナー「産直石神の丘」には、岩手町で収穫した生鮮食品や特産品が勢揃いしています。
「いわて地産地消レストラン」では、岩手町特産キャベツを使った麺を選べる「石神塩ラーメン」をはじめとする、石神の丘ならではのオリジナルメニューを味わえます。1993年にオープンした「石神の丘美術館」で、アートを楽しむのもおすすめ。
道の駅石神の丘
岩手県の日本三大鍾乳洞のひとつである、龍泉洞にほど近い物販施設が「龍泉洞わっか」。岩泉町のお土産、地元野菜、三陸の海産物、地酒などを購入できます。
なかでもおすすめは、龍泉洞の水を使用した「龍泉洞ビール」。弱アルカリ性の龍泉洞の水は、体内吸収率の良い無機質のミネラルをバランスよく含んでいるので、ビール酵母との相性抜群です。ビールにあう食事や、子どもに人気のソフトクリームも用意しています。
龍泉洞わっか
岩手県・住田町にある「滝観洞」は、何億年もの時をかけて作られた自然の洞窟です。入口から全長880mの洞内を進んだ先には周囲50m、高さ60mのドーム状に広がる神秘の空間があり、落差29mを誇る「天の岩戸の滝」が流れ落ちています。
できるだけ手を加えずに公開している“冒険型鍾乳洞”は、レベルに合わせたコースを用意しているので、子どもから大人まで安心して体験できますよ。洞窟の歴史や自然などを解説するガイドツアーも人気。
滝観洞
陸中海岸国立公園にある浄土ヶ浜は、今から約5200万年前に形成されました。「極楽浄土のように美しい」ことからこの名になったと言われ、夏は子どもから大人まで多くの海水浴客でにぎわいます。
浄土ヶ浜
「幽玄洞」は、猊鼻渓近くに広がる鍾乳洞。観光できる部分は総延長500m、高低差は28mとなっています。3億5000万年前の地歴を有し、地底湖など見どころがたくさんあります。
幽玄洞
「厳美渓」は、栗駒山の火山灰が固まってできた岩石が水流で浸食されて形成されたもので、国の名勝および天然記念物に指定されています。古くから景勝地として知られ、 戦国武将の伊達政宗が称賛したほか、1877年には明治天皇も観光に訪れています。
厳美渓
「猊鼻渓」は石灰岩の地層が水流で浸食されて形成された峡谷で、国の名勝に指定されています。周囲は高さ100メートルほどの断崖で囲まれていて、往復90分の川下り舟から絶景を堪能する事ができます。
猊鼻渓
「みちのくあじさい園」は、広大な杉山の中に400種4万株のアジサイが植栽されており、例年6月下旬から約1ヶ月間見頃を迎えます。
みちのくあじさい園
「えさし藤原の郷」は、NHK大河ドラマ「炎立つ」の撮影のために造られたセットを活用した施設で1993年にオープンしました。
東京ドーム4個分に相当する広い敷地内には、平安時代の建造物群を模した建物が立ち並んでおり、現在でもさまざまな撮影で使用されています。
えさし藤原の郷
「橋野鉄鉱山」は、鉄鉱石の採掘場跡・運搬路跡・高炉場跡により構成される製鉄所の総称です。安政5年(1858)に建設された日本最古の洋式高炉であり、2015年に世界遺産登録されました。現在公開されているのは高炉場跡のみです。
橋野鉄鉱山の洋式高炉跡
「釜石大観音」は、1970年に建てられた高さ48.5メートルの観音像です。観音像の展望台からは、釜石湾が一望できます。
釜石大観音
「カッパ淵」は、全国で唯一、河童を模して造られた狛犬が鎮座する常堅寺の裏手を流れる小川です。架空の生物「河童」伝説が残る場所として知られています。
カッパ淵
「めがね橋」は、興福寺の二代目住職、中国江西省出身の黙子如定禅師が架けたと伝わる現存最古のアーチ形石橋で、築造は寛永11(1634)年。当時は仏寺が次々と建立されていた時代で、めがね橋も興福寺の参道の一部とされていました。
めがね橋
「安比高原」は、東北地方有数のリゾート地。春~秋にかけては豊かな自然の中で癒やしが得られ、冬は初級者から上級者まで楽しめる広大なゲレンデでスキーが楽しめます。(近年、平日はスキー場のリフトの運行数が限られるなどするため事前に確認が必要です。)
安比高原
滝沢市、雫石町、八幡平市に裾野を広げる、雄大な山の姿が美しい岩手の最高峰「岩手山」。レジャー施設や温泉が数多く点在しており、子どもから大人まで楽しめます。滝沢市からは、馬返し登山口より柳沢コースを利用します。
岩手山
「宮沢賢治童話村」は、宮沢賢治の童話の世界を模した施設。施設内はテーマごとに5つのエリアに分かれており、周遊しながら童話の世界が体感できます。子どもはもちろん、大人も童心に戻れるスポットです。
宮沢賢治童話村
「宮沢賢治記念館」は、宮沢賢治の詩や童話、教育、農業、科学と多彩な活動の世界に触れることができる施設。賢治の愛用品、原稿などの展示もあり、創作過程を垣間見れます。記念館南側にある広場には、賢治設計の南斜花壇と日時計花壇があります。
宮沢賢治記念館
「中尊寺」は、世界遺産平泉の構成資産のひとつ。850年の創建と伝わっていますが、奥州藤原氏の初代・藤原経清が多宝寺を建立した12世紀初頭が実質的な創建時期とされています。その後、平泉では奥州藤原氏4代約100年に渡り王朝風の華やかな文化が栄えました。国宝の金色堂は1124年に建設されたものです。
【平泉】中尊寺
「小岩井農場」は、日本鉄道会社の副社長・小野義眞、三菱財閥の岩崎弥之助、鉄道庁長官の井上勝の三名が共同創始者として明治24年(1891)に創った民間総合農場。創始者三名の名字を1文字ずつ使って「小岩井」という名称が付けられました。
雄大な岩手山を背景に3000haの広大な敷地面積を誇り、そのうちの一部が観光客に開放されています。園内では乗馬やバター作りをはじめ、通常は立ち入ることができないエリアでの自然観察会などの体験プログラムが充実しています。
また、園内にはレストランがあるほか、農場産の牛乳を使ったソフトクリームが人気。農場内にある21の建造物が国の重要文化財に指定されています。
小岩井農場
「龍泉洞」は日本三大鍾乳洞の一つとされ、天然記念物に指定されています。 洞内は、把握されている場所が3,600mで、そのうち700mが公開中。発見された地底湖は8つで、そのうち3つが公開中。 現在も調査継続中です。
龍泉洞
「北山崎」は、高さ200mの断崖絶壁が約8km連なり、日本で最も迫力がある海岸であると同時に日本一美しい海岸とも言われています。
北山崎
岩手県には、大人が楽しめる歴史スポットから、子どもが楽しめるイベント盛りだくさんのスポットまで、豊富なジャンルの観光スポットがあります。絶景を望める岩手ならではの自然スポットも充実しているので、さまざまな岩手の観光スポットに足を運んでみましょう。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:erierieri1