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【石川でひとり旅におすすめ】“兼六園”など金沢観光に外せないスポット25選

2023/08/31

【石川でひとり旅におすすめ】“兼六園”など金沢観光に外せないスポット25選

金沢はかつて城下町として栄えた街。古い建物が数多く残り、情緒ある町並みや今もなお受け継がれる伝統工芸が人気を集めています。そこで今回は、金沢旅行をする方に向けておすすめの観光地をご紹介。ひとり旅で訪れたい穴場スポットを、モデルコースから25選ピックアップします。
今回紹介するのは、どれも金沢ではランキング上位の人気スポットばかりです。すでに金沢観光をしたことがある方も、自然を満喫できるスポットや夜景を楽しめるスポットなど、これまで訪れたことのない魅力的な観光地にお出かけしてみませんか? 金沢が初めての方も、金沢らしさに心ときめく旅をお楽しみください。

<石川観光におすすめの宿をご紹介!>

近江町市場

地元市民から愛されてきた魅力満載の市場

金沢の台所として知られ、飲食店や青果店、鮮魚店など約170店がずらりと並ぶスポット。海の幸から畑の野菜まで、石川県自慢の旬の食材が集まっています。そのため一年を通して違った食材に出合える のが魅力の一つ。お惣菜やお豆腐、漬物といった、ここでしか味わえない、お店の手作りもまた絶品です。

ひがし茶屋街

古きよき日本の美しさを感じられる茶屋街

金沢ならではの文化や古い町並みを体験できるスポットです。貴重な茶屋街として、 国の重要伝統的建造物群保存地区  にも指定されています。風情ある街並みには和装がぴったり。着物をレンタルして金沢グルメやショッピングを楽しんでみては? また、多くのお店が閉店する17:00以降には路上のあちこちでガス灯がライトアップ 。昼間とは異なる幻想的な雰囲気を感じられますよ。

金箔屋さくだ 本店

古都・金沢で金箔貼り体験に挑戦

金沢文化を代表する観光地「ひがし茶屋街」から徒歩約3分に位置する老舗「金箔屋さくだ 本店」で、誰でも金箔貼り体験が可能。お箸や丸皿、コンパクトミラー、手鏡など9種類のメニューから好きなものを選び、約60分で金箔貼り作品が完成。作品はすぐ持ち帰れるので幅広い世代に人気。また、箔移しや金箔貼りの作業工程を見学・撮影もできます(要事前予約)。金箔ミニミュージアム、金箔工芸品ショップも楽しめるほか、金箔とプラチナ箔で作られた化粧室も一見の価値あり。金箔の魅力を存分に体験しに行こう! 1日4回開催。要事前予約

金沢城公園

安政頃の景観が見事に復元された歴史的建造物

百万石以上に及ぶ石高を誇った加賀藩前田家の歴代藩主が暮らしたお城一帯です。昼間の入園もおすすめですが、さらに楽しむなら夜散策を。日没から21:00まではお城がライトアップされ、庭園や石垣の幻想的な風景を楽しめます。なかでも玉泉院丸庭園のライトアップは見もの。季節によって点灯時刻は異なりますが、17:00から19:00の間で、夕焼けをテーマにした7分間の灯りの演出が楽しめます。

金沢城 石川門

金沢城に訪れる方を出迎える玄関口

金沢城跡の東側に位置する、国の重要文化財です。豊かな緑を背景にした石川門の堂々とした姿は、当時栄えた百万石の風格そのもの。金沢城のライトアップに訪れる予定の方は、石川門口からも入園が可能です。ライトアップは日没から21:00まで。昼間とはまた違った情緒的な表情を、ぜひお楽しみください。

尾山神社

金沢のシンボルの一つとして親しまれる神社

加賀藩初代藩主として北陸を治めた前田利家と、その正室お松の方が祀られた神社。国の重要文化財に指定されているステンドグラスの神門は、和漢洋の3様式を折衷した異国情緒漂う斬新なデザインです。日没から22:00まで通年でライトアップが施され、優しく照らされる神門は夜だけの美しい姿を見せてくれますよ。

兼六園

「日本三名園」の一つで金沢では大人気の観光地

加賀藩前田家が長い年月をかけて完成させた、特別名勝の大名庭園です。長寿と繁栄の願いが込められた庭園は、まさに雄大で見どころも満載。自然を思いきり堪能できるスポットです。年に6回、季節ごとに実施されるライトアップイベントでは、池に映る多彩な樹木の芸術的な姿が観覧できます。周辺施設の金沢城公園のライトアップと合わせてお楽しみくださいね。

金澤神社

加賀藩前田家の先祖を祀る歴史ある神社

加賀藩11代藩主前田治脩(まえだはるなが)が、先祖として伝わる菅原道真公を祀るため1794(寛政6)年に創建した神社。学業成就や商売繁盛、災難除けといったご利益があると言われています。境内に鎮座する「夢牛」の像は天神様のお使いとされており、なでると夢が叶うそう。参拝時間は9:30~17:00まで。専用駐車場は2台しかないため、バスやタクシーでの参拝がおすすめです。

成巽閣

加賀藩前田家の奥方の遺品を数多く所蔵

成巽閣(せいそんかく)は、加賀藩前田家の奥方のために建てられた御殿。その細やかで優しい雅な空間は、江戸時代末期の建造物として類例のないものと高い評価を受けています。国の重要文化財に指定され、年間を通じてさまざまなテーマで催される展示企画が見どころの一つ。そのほか、大切に保管されている奥方たちの由緒ある品々が観覧できます。

石川県立美術館

石川県の美術工芸品が集う総合美術館

兼六園に隣接し、古美術から近現代美術・工芸品など約4,000点の作品が楽しめるスポット。緑豊かな周囲と調和するように配慮され、日本建築の趣あるデザインが特徴的な建造物です。エントランスホールに併設されたカフェでは、地元食材がふんだんに使われたスイーツが多数! 石川県ゆかりの作品を堪能したあとに、ほっとひと息つける場所となっています。

金沢21世紀美術館

金沢や世界のアートを気軽に楽しめる現代美術館

「まちの広場」としての役割も兼ねている市民参画型の美術館。子どもたちが楽しんで世界の美術表現や現代アートを学べるように、さまざまな体験教室を開催しています。そのほかチケット不要の「交流ゾーン」では、気軽にアートに触れることも可能。JR金沢駅から観光バス「城下まち金沢周遊バス」に乗れば、約20分で到着します。アクセスも抜群で訪れやすい観光スポットです。

長町武家屋敷跡界隈

武士の暮らしぶりが垣間見える屋敷跡

藩政時代に中級武士が居住していたエリア。伝統環境保存区域および景観地区に指定されており、昔ながらの土塀や石畳の小路が多く残されている場所です。観光で訪れるときは、周辺の鞍月用水沿いも併せて訪れるのがおすすめ。郷土料理を提供するお店やカフェなどが多数立ち並んでいるので、街並みを楽しみながら金沢グルメを堪能できますよ。

にし茶屋街

石畳に茶屋建築が並ぶ美しい風景が特徴

金沢三茶屋街の一つとして知られる観光スポット。加賀藩の武士も通ったとされるこちらの茶屋街では、今もなお華やかな芸妓が多く活躍中です。スポットそのものがライトアップされるわけではありませんが、日が落ちると茶屋建築の格子からほのかな灯りが漏れ、街頭と一緒にやさしく周辺を照らします。花街の雰囲気を感じたい方は、夜の散策を楽しんでみては?

妙立寺

落とし穴や隠し階段などからくり満載の不思議なお寺

別名「忍者寺」とも言われ、外敵から身を守るための仕掛けがあちこちに施されています。2階建ての外観でありながら、入ってみると実際は7層で構成! 迷路のような屋内には23もの部屋があります。事前予約が必要なので混雑の心配はありませんが、訪問予定の方は電話での予約を忘れずに行ってくださいね。

自遊花人水引ミュージアム

水引の世界が織りなす幻想的な空間

石川県金沢市の「自遊花人水引ミュージアム」は、オリジナル水引「四季の糸」全200色で制作のランプシェードが幻想的な空間へいざない、多彩な作品が楽しめる。隣接する店の3階のギャラリーには、30分ほどで作れる水引の職人が教えてくれる体験教室があり、水引のインテリア雑貨やアクセサリーなどを展示・販売。金沢市文化活動賞を受賞した水引作家の廣瀬由利子氏が現代的な水引を広めている。金沢旅行の思い出作りにぜひ立ち寄ってみよう!

加賀友禅会館 

加賀友禅の魅力を心ゆくまで体験可能

色彩豊かな加賀友禅に気軽に触れられるスポット。体験コーナーでは世界に一つだけの加賀友禅を手作りできると、多くの観光客から人気を集めています。そのほか、加賀友禅の着物を着用して散策したり、作家の実演を観覧したりすることも可能。加賀友禅の魅力を余すことなく堪能したい方におすすめのスポットです。

HIMITO・光水土

SNSで話題のフォトスポット

一歩足を踏み入れると、まるでそこは別世界! 天井からはタンポポの綿毛が無数に吊り下げられており、幻想的な風景が広がっています。SNSでは、鏡やドライフラワーを使ってフォトジェニックな一枚が撮れると話題に。タンポポや柑橘系フルーツの皮(ピール)などを使ったアート鑑賞のほか、事前予約すればピールアート体験も可能です。

KAMU KANAZAWA

街歩きとアートの融合で金沢の魅力を再発見

レアンドロ・エルリッヒなど、名だたるアーティストの作品を鑑賞できる私設の現代アート美術館です。KAMUのマップに基づいて金沢市に設置された複数のスペースを巡りながら、金沢の町並みをアートともに楽しめる斬新な仕組みが特徴。2020(令和2)年に新設されたばかりなので、これまで金沢を訪れたことがある方にも満喫できる観光スポットとなっています。

安江八幡宮・金沢水天宮

石川県唯一の水天宮と八幡宮が一緒に祀られる場所

水天宮と八幡宮が同じ境内に祀られている「金沢五社」の一つ。安産や厄除け、病気平癒などのご利益があると言われています。金沢の伝統工芸「加賀八幡起上り」の発祥の地とされ、境内にはその像が立っています。戌の日や七五三の時期は混雑が予想されますが、JR金沢駅兼六園口からは徒歩5分。アクセスしやすい観光スポットです。

金澤菓子 古都美(ことみ)

お土産にぴったりのかわいいスイーツが多数

金沢21世紀美術館の隣にあるスイーツショップ。伝統とモダンを重んじる金沢らしさを大切にした、かわいらしく遊び心のあるスイーツが販売されています。また、2階にはカフェが併設。隠れ家のような空間で、金沢ならではの食材を使ったスイーツや厳選されたコーヒーが堪能できます。のんびりと旅の疲れを癒やすのにおすすめのスポットです。

九谷焼体験ギャラリーCoCo

九谷焼の絵付け体験でオリジナルの器が作れる

九谷焼作家が実際に使用する道具を使って、本格的な絵付け工程を体験できる工房です。絵付けできる器は湯のみや茶碗、小皿などさまざまな種類から選べます。九谷焼の伝統的な絵柄をそのまま写したり、オリジナルデザインを描いたりと、絵付けの方法は自由自在! 気軽に、金沢の伝統工芸の魅力に触れられるスポットとなっています。

magazzino38 store

イタリアンと地元食材を融合させた特別なお弁当

地元野菜や新鮮な生鮮食品をふんだんに使った高級弁当・オードブル専門店。ヨーロッパで修行を積んだシェフが手掛けており、本格イタリアンが楽しめると人気のスポットです。予算や目的に応じて内容を変えてくれるのもうれしいポイント。現地で味わうのもお土産として持ち帰るのもどちらもおすすめですが、事前に電話予約を忘れずしておきましょう。

やかん体、転倒する

リアルで巨大なやかんが印象に残るスポット

JR金沢駅の東広場で話題のやかんのオブジェ。その名のとおり倒れたやかんと、そのそばに転がって落ちたかのような蓋が設置されています。斬新でおもしろいと金沢市民の憩いの場として受け入れられ、待ち合わせスポットとしても活用されている場所です。ぜひ街のシンボルの前で記念撮影を撮ってみては?

箔座ひかり藏

貴重なお土産が購入できる

茶屋建築の風情ある店内に並ぶのは、純金と純プラチナの合金である箔座ひかり藏独自の「純金プラチナ箔」が使用された商品。お店はひがし茶屋街の真ん中辺りに位置し、きらびやかなアクセサリーや器が販売されています。店舗奥の中庭に建築された「黄金の蔵」は必見! 約20,000枚もの金箔が使用された蔵は、金が見事な輝きを放っています。

主計町茶屋街(かずえまちちゃやがい)

情緒的な雰囲気が残る金沢らしい茶屋街

金沢三茶屋街の一つで、趣ある町並みが特徴の茶屋街です。細い路地や千本格子が金沢らしい情緒を残します。なかでも花街の抜け道として使われたという「暗がり坂」や、作家の五木寛之が名付けた「あかり坂」が人気観光スポット。日没から21:00までは浅野川にかかる中の橋がライトアップし、茶屋街の華やかさを後押ししています。

古都の風情や美しい夜景を楽しむなら金沢へ

金沢には何度でも訪れたくなる魅力的な観光スポットや、夜景の美しい場所が多数あります。なかでも夜景を中心に回りたい方には、金沢ライトアップバスの利用がおすすめ。このバスは金沢市内の主要ライトアップスポットを16カ所巡ります。運行日は限定されていますが、途中下車して散策もできるため、夜の金沢を満喫したい方にはおすすめの方法です。また、金沢には街の散策を便利にする「金沢市観光デジタルマップ」もあります。こちらの観光マップはスマホからの利用が可能。現在地周辺の観光スポットや飲食店の情報が簡単に確認できます。便利なツールやこちらの記事を参考に、ぜひ次の休日は金沢で心ときめく旅をお楽しみくださいね。

旅色編集部 いたがき

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 いたがき

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