【甲信越】長野観光で行きたいおすすめ道の駅16選

2024/04/05

【甲信越】長野観光で行きたいおすすめ道の駅16選

近年、注目が高まっている“道の駅”。休憩所の役割だけでなく、その土地ならではの食や文化などに触れられる点が道の駅のおもしろいところです。国土交通省には全国で1,200以上の道の駅が登録されており、車社会といわれる長野県には52施設あります。道の駅の数が全国第3位である長野県では、どのような魅力があるのでしょうか。今回は、グルメや絶景を楽しめる道の駅をまとめました。長野県の特産品を満喫するスポットへ出掛けましょう。

<長野観光におすすめの宿をご紹介!>

【下高井郡】道の駅 北信州やまのうち

オープンテラスで北アルプスの絶景を望む

道の駅 北信州やまのうちは、オープンテラスから眺める景色が自慢の道の駅です。食堂では、地粉を使った自家製麺のそばを提供しています。日本最大級のゲレンデとして人気の志賀高原の山々を眺めながら、信州名物のそばを楽しみましょう。また、よってかっしゃい屋では、地元産のフルーツを使用したソフトクリームやサンデーを販売しています。北信州やまのうちで、北信濃の特産品を存分に味わってください。

【上高井郡】道の駅 オアシスおぶせ

栗をふんだんに使ったオリジナル商品が満載

小布施(オブセ)総合公園が隣接する道の駅です。公園内にはドッグランやボルダリング、農産物直売所などがあり、子どもやペットも一緒に楽しめます。お食事処では、信州ふるさとセットや栗おこわそばセットなどの限定名物メニューを堪能できます。栗ソフトクリームや栗の生どら焼きも、オアシスおぶせでしか食べられないスイーツです。アクティビティ設備も充実しているため、目的地の1つにしてはいかがでしょうか。

【伊那市】道の駅 南アルプスむら長谷

南アルプスのふもとで山里の特産品を楽しむ

芝生広場やウッドテーブルがあり、ピクニックスポットとしても地元の家族に愛されている「南アルプスむら長谷」。地元の素材を使って窯で焼き上げる、自家製パンが特に人気です。長谷にはよもぎが自生しており、よもぎを使った饅頭や煎餅などを販売しています。健康によいとされる黒五類(黒豆・黒米・黒ゴマ・黒松の実・黒カリン)を使用した、薬膳饅頭も長谷の特産品です。地元民に親しまれている道の駅で、南アルプスの恵みを満喫しましょう。

【下伊那郡】道の駅 南信州とよおかマルシェ

信州の採れたて野菜や果物に笑顔があふれる

南信州とよおかマルシェは、中央アルプスと南アルプスに囲まれた道の駅です。展望デッキから眺める2つのアルプスは、まさに絶景。人気の牛乳パンや食パンなどは、生地から手作りしています。信州の農産物を盛り込んだ、オリジナルジェラートもおすすめです。食事処は、地元で採れる野菜や果物をメインにした体験型菜園ビュッフェレストラン。季節の食材が織りなす料理で、自分好みのプレートを楽しめますよ。農家から直接仕入れる、新鮮で安心の農産物を堪能してください。

【下伊那郡】道の駅 歌舞伎の里大鹿

特産の山塩で野生鹿牛ステーキを堪能する

南信州の大鹿村は、朝晩の寒暖差が大きい地域です。そのため道の駅には、味が濃くて甘い野菜が多く並んでいます。大鹿村ならではのメニューを提供しているのが、レストラン「おい菜(オイナ)」。ジビエ料理の代表ともいえる鹿肉を使った、ステーキ定食や焼き肉定食が食べられます。また、大鹿村に湧く塩水は、海水とあまり変わらない塩分濃度です。標高約750mの山間部で塩水が湧くのは不思議な現象で、“幻の塩”と呼ばれています。特産のジビエを幻の塩と一緒に味わってはいかがでしょうか。

【上伊那郡】道の駅 花の里いいじま

昔ながらの水車に懐かしさを感じる

中央アルプスと南アルプスを望む、自然豊かな道の駅です。地元の農産物だけでなく、野菜をふんだんに使ったたこ焼きや手作りアップルパイなども直売所で扱っています。木曽・伊那地域を含めた、中部地方の山間部で郷土料理とされる五平餅も忘れてはいけません。また、フラワーショップでは、季節の花を取り揃えています。11~12月には人気のガーデンシクラメンを販売するフラワーハウスが営業するため、季節ごとに訪れるのも楽しいですね。

【上田市】道の駅 美ヶ原高原

標高2,000mから雄大な自然を見渡す展望テラス

道の駅 美ヶ原高原(ウツクシガハラコウゲン)は標高2,000mに位置する、日本一高い道の駅です。四季折々の自然を満喫するドライブロード「ビーナスライン」の終点に隣接しており、展望テラスからは北アルプスのパノラマビューを楽しめます。信州牧場より直送されるソフトクリームを食べながら絶景を望む時間は、思い出に残るでしょう。漬物やそばなど3,000以上の商品が並ぶショッピングモールは、美ヶ原高原最大級の売り場面積です。長野観光で、ぜひ立ち寄りたい道の駅といえるでしょう。

【安曇野市】道の駅 アルプス安曇野ほりがねの里

地元の新鮮野菜が自慢の道の駅

アルプス安曇野(アヅミノ)ほりがねの里は、地元農家さんの「かあちゃんたちによる手作りの味」を大切にしています。季節ごとに、新鮮な旬の野菜を提供。地元素材を活かした、トマトケチャップやよくばりソースなどの加工品も手作りです。直売所のほりがね物産センターには、きなこカステラをはじめとしたオリジナル商品も数多くあります。アルプス安曇野ほりがねの里で、手作りの温かさに包まれてください。

【北安曇野郡】道の駅 安曇野松川

北アルプスが誇る自然の恵みを感じる

道の駅 安曇野松川は、25年以上にわたって北アルプスの情報発信基地として、特産品を広くアピールしている道の駅です。北アルプスを一望できる絶好のロケーションで、多くの観光客に愛されています。朝市コーナーには、安曇野で採れる新鮮な野菜が並びますよ。レストランで食べられる旨とろ丼は、1日20食限定。“信州吟醸豚”とりんごを使ったしょうゆダレが自慢です。のどかな田園風景を楽しめる安曇野にて、長野の味を堪能しましょう。

【北安曇野郡】道の駅 小谷

源泉掛け流しの温泉でのんびりできる道の駅

「道の駅 小谷(オタリ)」には、疲れを癒やす温泉「深山の湯(ミヤマノユ)」があります。北小谷温泉と風吹荘源泉(カザフキソウゲンセン)による混合泉で、内湯の熱湯風呂は源泉掛け流しです。食事処では、地元の農産物や羽釜で炊くご飯を味わえます。さらに、温泉とお食事処の両方を利用すると、入浴料が半額になるサービスも。湯浴みと美味しいグルメを楽しめる道の駅小谷は、長野観光では外せません。露天風呂もある道の駅で、のんびりとした時間を過ごすのはいかがでしょうか。

【木曽郡】道の駅 日義木曽駒高原

四季折々の特産品が並ぶ道の駅

日義木曽駒高原(ヒヨシキソコマコウゲン)は、春の山菜や秋のそばなど、季節の特産品を楽しめる道の駅です。長野県は昼夜の気温差が大きいため、とうもろこしがより美味しく育ちます。どでかコーン優作や赤カブの葉を乳酸菌で発酵させた「すんき」のオリジナル商品が人気です。信州を代表するそばや木曽牛コロッケなど、地元食材を使った料理も食べられます。木曽駒ヶ岳の雄大な自然を眺めて、ゆっくりとリラックスしてください。

【木曽郡】道の駅 木曽福島

木曽路の中央にある御嶽山が見える道の駅

長野県木曽郡の国道19号沿いにある「道の駅 木曽福島」は木曽路の中央に位置し、御嶽山が一望できる道の駅。工芸品やお土産の特産品販売所と農産物直売所では季節ごとに新鮮な旬の野菜が並び、多くの人でにぎわっています。食事処では地元食材の料理を楽しめ、展望テラスからは川のせせらぎや鳥の声を聞き、四季折々の御嶽山の眺めが楽しめます。

【飯山市】道の駅 花の駅 千曲川

9時前から朝ご飯を食べられるカフェレストラン

2023年11月1日にグランドオープンした道の駅です。地元の農産物を扱う直売所や、カフェレストランなどの施設が充実しています。飯山はお米の産地として有名。花の駅 千曲川では長野県外ではあまり食べられない、コシヒカリの最上級“幻の米”を販売しています。日本最長である信濃川は長野県内で千曲川と呼ばれており、ビジターセンターでは千曲川が流れる飯山市の観光案内やアウトドアギアのレンタルをしています。花の駅 千曲川に足を運べば、長野県の名産に深く触れられるでしょう。

【長野市】道の駅 中条

中条郷土料理おぶっこやジビエ料理が味わえる

道の駅中条は地元で採れた新鮮な野菜や旬の果物、長野市内で捕獲した鹿を新たな地域資源「ジビエ」として有効活用したオリジナル商品「山駆けるGIBIER」シリーズなどを販売しています。レストランではジビエを使用した「ジビエカレー」が味わえますよ。また、信州味噌をベースにたくさんの野菜と平打ち麺を一緒に煮込んだ「おぶっこ」は、心まで温まる郷土料理です。どこかなつかしく、親しみやすい味は道の駅 中条の人気メニューとなっています。訪れた際はぜひ食べてくださいね。

【東御市】道の駅 雷電くるみの里

名力士の故郷で特産のくるみを味わう

東御市(トウミシ)は信濃くるみの名産地です。食事処「湯の丸」では、くるみだれ手打ちそばやくるみおはぎ定食など、くるみをふんだんに使ったメニューを提供しています。また、東御市は江戸時代に無類の強さを誇った力士「雷電為右衛門」の生誕地。彼は16年も大関として活躍し、9割以上の勝率を残しました。そんな彼の功績を讃えて、道の駅敷地内に銅像があります。名力士の故郷で、東御市の特産品“くるみ”を存分に味わってください。

【松本市】道の駅 風穴の里

アクセス良好な道の駅で特産の深山織を体験

観光で有名な上高地や、飛騨高山方面へもアクセスしやすい道の駅です。道の駅 風穴の里がある安曇地域の山里は、夏冬の寒暖差が大きいため、地下の岩のすき間で冷えた空気が流れる“風穴(フウケツ)”が発生します。この風穴を活用して、地酒や稲核菜(イネコキナ)の漬物などを貯蔵し熟成させています。また、松本市は養蚕が盛んで、古布を裂いて横糸として織り込む「深山織(ミヤマオリ)」が特産。アクセス良好な風穴の里にて、深山織を体験してはいかがでしょうか。

まとめ

長野観光で訪れたい、おすすめの道の駅15選を紹介しました。北アルプスや千曲川などの雄大な自然を有する長野県は道の駅は、魅力あふれる施設が多数存在しています。信州そばはもちろん、おかきや栗おこわなどのご当地グルメを食べられますよ。信州の野菜や果物を取り扱い、壮大な山々の自然に囲まれた道の駅で、長野県の魅力を満喫してくださいね。

旅色編集部 おおもり

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記事企画・監修:旅色編集部 おおもり

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