【関西】大阪のインスタ映え間違いなしのおすすめ観光スポット11選!
2024/09/27
2024/09/04
観光地として人気が高い大阪には、由緒あるパワースポットが多く存在しています。繁華街に突如現れる神社や、学問の神である菅原道真公を祀る神社、巨岩を御神体とする神社など、その特徴はさまざま。本記事では、大阪観光で訪れたい神社・寺からおすすめの17選を紹介します。本記事を参考に、自分に合ったご利益が得られるスポットを見つけて、運気をアップさせましょう。パワースポットを巡る際は神様に失礼のないよう、マナーや服装、参拝方法の確認を忘れずに。
この記事の目次
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サムハラ神社は、厄事災難除けのご利益が強いといわれる神社です。“サムハラ”とは、「天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)」「高皇産霊大神(たかみむすびのおおかみ)」「神皇産霊大神(かみむすびのおおかみ)」の祭神の総称で、災いや病から身を守るお守りとして全国に伝わる言葉。サムハラ神社には、そのご利益を求めて各地から多くの参拝客が参拝に訪れます。参拝したあとは“サムハラ”と書かれた袋に、銭形のお守りが納められている「銭型肌守」を授かりましょう。
サムハラ神社
上の天神 生根神社(かみのてんじん いくねじんじゃ)(西成区)は、Osaka Metro玉出駅から徒歩約3分の街中に鎮座する神社です。「少彦名命(すくなひこなのみこと)」「蛭児命(ひるこのみこと)」「菅原道真公」を祭神とし、健康守護や商売繁盛、学業成就のご利益があるといわれています。境内に点在する天神牛や、こつま南瓜塚などは、撫でることでご利益が得られるパワースポットです。よりご利益を感じたい方は、祭事と合わせて訪れるのがおすすめ。
上の天神 生根神社(西成区)
全国におよそ2300社ある住吉神社の総本社である住吉大社(すみよしたいしゃ)。「すみよっさん」の愛称で親しまれ、一年を通じて家内安全、商売繁昌などのご利益を求めて多くの人が訪れるスポットです。特ににぎわうのは初詣で、毎年三が日の参拝者は約230万人に及びます。国宝に指定されている本殿や重要文化財を有する境内をゆっくりと巡れば、悠久の歴史を感じられるでしょう。
住吉大社
難波八阪(なんばやさか)神社は、「素盞鳴尊(すさのをのみこと)」「奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)」などを祀る神社です。古くより難波一帯の産土神(うぶすなかみ)として鎮座しています。境内には獅子頭を模した舞台があり、近年はその大きな口が勝運(商運)を招くといわれ、学業向上や会社発展を祈願する人々から注目を集めています。
難波八阪神社
露天神社(つゆのてんじんしゃ) お初天神は、恋愛成就を願う人々が訪れるパワースポットです。正式名称は「露天神社」ですが、江戸時代の浄瑠璃芝居「曾根崎心中」が大ヒットしたあとは、そのヒロインの名前から「お初天神」の愛称で呼ばれるようになりました。2人の男女が愛を誓ったこの地は、良縁を求める人や恋人たちでにぎわいます。訪れる際は縁結びにちなんだお守りや絵馬で良縁を願いましょう。
露天神社 お初天神
大阪城豊國(ほうこく)神社は、大阪城内に鎮座する出世にご利益がある神社です。祭神は豊臣秀吉公、秀頼公、秀長卿。大阪城内にある豊臣秀吉公像は、神社のシンボルとなっており、旧像を復元した文化価値を併せ持つ像として知られています。お守りは、出世開運のものが多く揃うため、参拝と合わせて授かりましょう。緑あふれる境内を散策すれば、季節折々の美しい景色も楽しめます。
大阪城豊國神社
今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)は、福徳を授ける神、商業の繁栄を祈念する神と信仰される「戎(えびす)様=事代主命(ことしろぬしのみこと)」を祀る神社です。戎様は、かつて神社で開かれていた「市」の守り神であったことから、商売繁盛のご利益があるといわれています。本殿には「戎様」「天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)」「素戔嗚命(すさのおのみこと)」「月読命(つきよみのみこと)」「稚日女命(わかひめのみこと)」の神々が祀られています。
今宮戎神社
学問の神様として信仰される菅原道真公を祀る大阪天満宮は、そのご利益を求めて毎年多くの受験生が訪れるパワースポットです。949年に村上天皇の勅願により創建され、現在の本殿は1843年に再建されています。また、京都の祇園祭、東京の神田祭と並ぶ日本三大祭りの天神祭(てんじんまつり)が行われるスポットとしても有名です。
大阪天満宮
太融寺(たいゆうじ)は、821年に弘法大師(こうぼうだいし)によって創建された古刹です。本尊の千手観音菩薩像は、大阪市指定文化財となっています。境内には、一度に一つ願いを叶えてくれるという不動明王を安置する一願堂や、豊臣秀吉の側室である淀殿の墓などがあります。歓楽街の中に佇む穏やかな聖域は、日頃の喧騒を忘れさせてくれるでしょう。
太融寺
薬のまちで知られる道修町(どしょうまち)に鎮座する少彦名(すくなひこな)神社。日本医薬の祖神である「少彦名命(すくなひこなのみこと)」、中国医薬の祖神の「炎帝神農(えんていしんのう)」を祀り「神農(しんのう)さん」の愛称で親しまれています。江戸末期に大阪でコレラ(虎狼痢)が流行した際、病名と薬に「虎」の字が入っていたことから「張り子の虎」をお守りにして、薬と一緒に配られました。以来、少彦名神社の張り子の虎は家内安全、無病息災のお守りとして全国に広まっています。
少彦名神社
坐摩(いかすり)神社は、「ざまさん」の名で親しまれる住居守護、旅行安全、安産守護の神として信仰の厚い神社です。神社の創祀には諸説ありますが、神功皇后が坐摩大神を奉祀されたことが始まりといわれています。大阪城築城にあたり現在地に移転されましたが、地名の渡辺は引き継がれ、のちに全国の渡辺、渡部姓の発祥の地となりました。Osaka Metro御堂筋線本町駅より徒歩約3分に位置する、観光と合わせて訪れやすいパワースポットです。
坐摩神社
阿比太(あびた)神社は、平安時代の「延喜式神名帳」に記された約1000年以上の歴史をもつ古社です。祭神は「素盞鳴尊(すさのおのみこと)」で、縁結びのご利益があるといわれています。境内には三方に延びる参道があり、他の神社とは違った雰囲気が味わえます。参拝したあとは、箕面市の名産である柚子をモチーフにした「ゆずみくじ」をひいてみましょう。黄色は魔除けの色であるため、持ち帰って家に飾るのもおすすめです。
阿比太神社
菅原神社は、菅原道真公を祭神とする格式高い神社です。菅原道真公を祀る神社は全国各地に点在していますが、この神社の本殿には菅原道真公が自ら作った御神体が祀られています。受験シーズンになると学業成就や、合格を祈願する多くの受験生が訪れ、合格学業御守や、だるま絵馬などを授かります。境内にある商売繁盛の神「戎様」を祀る堺戎神社や、癌封じの神様といわれる「少彦名命(すくなひこなのみこと)」「神農大神(しんのうおおかみ)」を祀る堺薬祖神社と合わせて訪れるのがおすすめです。
菅原神社
高野山真言宗 生駒山龍眼寺(いこまさんりゅうがんじ)は、龍の伝説で知られる地に立つ寺院です。虚空蔵(こくうぞう)菩薩を本尊、三寳荒神(さんぽうこうじん)を鎮守としており、商売繁盛や厄難除け、眼病封じにご利益があるといわれています。また、虚空蔵菩薩は知識や記憶力など、無限の知恵を授ける仏様としても信仰されています。本堂の天井には名前の由来となった龍の図が描かれるほか、巨大な修行大師や七福神、六地蔵など見どころがたっぷりの寺院です。
高野山真言宗 生駒山龍眼寺
天野山金剛寺(あまのさんこんごうじ)は河内長野市に鎮座する寺院です。奈良時代に行基が開創し、約1300年の歴史を持っています。その悠久の歴史の中では、弘法大師(こうぼうだいし)の修行の聖地など、歴史上の表舞台になったことも。また、女人禁制の時代に女性の祈りを受け入れたことから、「女人高野」とも呼ばれています。境内に残る「金堂」の三尊像などの5件の国宝や、29件の重要文化財が見どころです。四季折々の美しい風景とともに散策すれば、歴史に思いを馳せる時間が過ごせます。
天野山金剛寺
枚岡(ひらおか)神社は「河内国一之宮」と崇められる格式高い神社です。祭神は夫婦の神様で、縁結びや夫婦円満のご利益があるといわれています。この神様は初代天皇西暦より663年も前から神津嶽で祀られていましたが、650年には山麓の現地へ奉遷されました。年末に行われる、笑いで一年の災いを祓い福を招く「お笑い神事」は枚岡神社ならではの特徴です。
枚岡神社
磐船(いわふね)神社は、高さ約12mの船形の巨岩を御神体として祀る神社です。この巨岩は一部が地中に埋まっているのではなく、他の石とバランスを取りながら天野川の上に覆い被さっています。その大きさは加藤清正が大阪城築城の際に大阪まで運び出そうと試み、断念したほど。神秘的な雰囲気が感じられる巨岩は必見です。岩窟拝観は安全のため2名以上での拝観になっており、入れるのは10歳以上75歳未満の方のみとなっています。
磐船神社
本記事では、大阪観光で訪れたい神社・寺からおすすめの17選を紹介しました。大阪には、ご利益を感じられるパワースポットが数多く存在しています。繁華街に近いスポットも多いため、大阪観光とともに訪れやすいのも魅力です。厳かな雰囲気の中で自然にも触れられるパワースポットで、英気を養いましょう。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:橋本祥子(ロゴスキ)