【関西:観光】本当に涼しい避暑地13選 定番から穴場までご紹介!
2024/06/17
2024/01/25
県面積の6分の1を占める琵琶湖がある滋賀県は、自然を背景にしたインスタ映えスポットがたくさんあります。滋賀観光をしながら、フォトジェニックな風景を撮って楽しみたい方にぴったりです。この記事では、滋賀観光で行っておきたいインスタ映えするおすすめスポットを17選紹介します。ぜひ滋賀県に足を運んで、自然を感じながら思い出に残る写真を撮ってみてください。
この記事の目次
目次を開く ▼
将軍徳川家康の命により、1622年ごろに完成されたといわれている彦根城。国宝である彦根城天守は夜間にライトアップされ、彦根市のランドマークとして親しまれています。タイムスリップしたような写真が撮れる太鼓門及び続櫓や天秤櫓、琵琶湖が一望できる西の丸三重櫓などの重要文化財も数多く展示。また、玄宮園(げんきゅうえん)から彦根城を撮ると、絵葉書のような景色が撮影できますよ。春には桜、夏は蓮、秋はもみじやいちょうなど、季節によって変わる彦根城の表情も楽しめます。
彦根城
MIHO MUSEUMは、桃源郷の世界をテーマにした、自然豊かな山奥にある美術館です。美術館はルーブル美術館のガラスのピラミッドで知られる建築家I.M.ペイ氏が設計。建物は洗練されたデザインとなっており、見る者を魅了する美しさです。美術館は、レセプション棟から枝垂れ桜の並木を抜けて、トンネルと吊り橋を越えた先にあります。季節や時間によってさまざまな表情を見せてくれるフォトジェニックな美術館は、どこを切り取ってもインスタ映え間違いなしです。長期休館があるため、訪れる際は公式ホームページを確認してくださいね。
MIHO MUSEUM
余呉湖(よごこ)は「羽衣伝説」や「菊石姫伝説」が残るミステリアスな湖。別名「鏡湖」ともいわれています。1周約6.4kmの湖畔に映る四季折々の風景は美しく、湖北八景にも選ばれるほど。6月下旬には約1万株のアジサイが咲き誇り、余呉湖と調和がとれた景観が楽しめます。特に穏やかな天気の日には、絶景が撮れるかもしれません。美しい景色を見ながらのサイクリングやハイキングもおすすめです。
余呉湖
佐川美術館は遠くに比叡山・比良山を仰ぎ、眼下には琵琶湖をのぞむ地に位置する美術館。建物の大半が水庭に浮かぶようにたたずんでいる様子が印象的です。建物は、1998年にグッドデザイン賞(施設部門)をはじめとするいくつもの賞を受賞しています。四季のうつろいに合わせた、自然美と調和するモダンクールな建築美が魅力です。美術館では国宝の梵鐘(ぼんしょう)をはじめ、日本画や彫刻などを展示しています。
佐川美術館
第1なぎさ公園は、黄色い花と雪の残る比良山とのコントラストが見どころの公園です。菜の花畑では、カンザキハナナ(寒咲花菜)という早咲きの菜の花が、約4,000㎡の敷地に約12,000本咲き誇ります。カンザキハナナの見頃は、1月下旬から2月上旬ごろ。7月中旬から下旬ごろには、キッズスマイルという小さめのひまわりが約12,000本咲きます。どちらの花も開花シーズンが短いため、訪れる際は事前に公式HPかインスタグラムで開花情報をチェックしておきましょう。
第1なぎさ公園
English Garden(イングリッシュガーデン)ローザンベリー多和田は、英国式庭園を中心とした滋賀の複合観光施設です。園内では、植物との調和にこだわったガーデンを7つのエリアに分けています。まるで海外にいるかのようなロケーションのフォトウエディングが撮れるサービスもありますよ。英国発のクレイアニメ「ひつじのショーン」の世界観を忠実に再現したエリアは、撮影スポットとしても人気です。
ローザンベリー多和田
滋賀県立琵琶湖博物館は「湖と人間」をテーマとした、琵琶湖のすべてを体験できる博物館です。400万年の長い歴史を持つ古代湖の生い立ちや、自然と私たちの暮らしなどの展示をはじめ、湖にいる生きた生き物も見られます。国内最大級の淡水生物の水族展示は、展示面積が約2,000平方メートル。博物館内にあるトンネル水槽は、琵琶湖の底にいるような神秘的な写真が撮れるインスタ映えスポットとなっています。
滋賀県立琵琶湖博物館
標高1,100mに位置する打見山と蓬莱山の山頂に広がる山岳リゾートが「びわ湖バレイ」。冬はスキー場、春から秋にかけては展望テラスとして大人気のスポットです。特に蓬莱山の山頂にある「Café 360」のアーチ状のウッドデッキからは、関西の街並みが360度見渡せます。そこから見える雲海や夜景、冬景色など湖が見せる壮大な変化は、呼吸を忘れるほどの絶景です。ガラス張りのロープウェイ内では、雲海の中を通り抜ける体験ができるかもしれません。
びわ湖バレイ
浮御堂(うきみどう)は、近江八景の1つ「堅田の落雁(かたたのらくがん)」として知られる満月寺にあります。琵琶湖に突き出た御堂が、湖に浮かんでいるように見えるのが特徴です。ここは松尾芭蕉などの名だたる俳人に愛されてきた場所ともされています。お堂が湖の青に映された景色以外にも、夕暮れ時に湖と建物がオレンジに染まっていく姿も見逃せません。浮御堂を背景にしても、浮御堂から見える琵琶湖を撮ってもインスタ映えするスポットです。
浮御堂
比叡山の麓に位置する日吉大社は、3,000本のもみじやカエデがある関西屈指の紅葉名所として有名です。新緑の時期には、緑と朱塗りの鳥居のコントラストが美しいですよ。11月にはもみじ祭が開催されます。特に、秋の大宮橋から山王鳥居までの紅葉のトンネルは、インスタ映え間違いなし。11月上旬から12月上旬限定で行われる夜のライトアップも、幻想的でおすすめです。昼と夜と時間帯をずらして行けば、違った雰囲気を味わえますよ。
日吉大社
情緒深い庭園の旧竹林院は、延暦寺の僧侶の隠居所であった「里坊」の1つ。庭園は、約3,300㎡の広さを持った国指定の名勝です。後ろに見える八王子山や大宮川の清流を取り入れた川で構成されています。大津市の指定文化財にされている天正年間に建てられた2棟の茶室と四阿(あずまや)も見どころ。秋には主屋に備えられた机に紅葉が映り込み、幻想的な逆さもみじが楽しめますよ。
旧竹林院
メタセコイア並木は、県道小荒路牧野沢線に、約2.4kmに渡りメタセコイアが約500本植えられています。昭和56(1981)年に整備事業の一環として植えられ、地域の方々の手によって現在のような雄大な姿となりました。並木にあるメタセコイアは季節ごとに表情が変わり、特に秋の紅葉は絶景です。平成6(1994)年に読売新聞社の「新・日本街路樹百景」に選定され、全国各地から人々が美しい並木を見るために集まります。
メタセコイア並木
琵琶湖に浮かぶ朱塗りの大鳥居がインスタ映えする白鬚神社(しらひげじんじゃ)は、2000年あまりの歴史を誇る近江最古の神社です。延命長寿・長生きだけでなく、縁結びや子授け、開運招福などの「導き」に長けている神様としても知られています。昼間は湖の青と大鳥居の赤塗りのコントラスト、土日などの日没後はライトアップされた大鳥居の美しさを満喫できるでしょう。湖の中の大鳥居の撮影には、「藍湖白鬚台」展望台がおすすめです。
ラ コリーナ近江八幡は、お菓子の老舗である「たねや」と「クラブハリエ」が運営しているフラッグシップ店です。ラ コリーナとはイタリア語で「丘」を意味しています。屋根一面が芝に覆われたメインショップなどがあり、建築家・建築史家である藤森照信氏の設計によるもの。敷地内にはショップやカフェ、田んぼや畑などが点在し、四季折々のお菓子と自然を楽しめます。人気のあるフォトジェニックな場所や建物など、自分だけのお気に入りスポットを見つけてみてくださいね。
ラ コリーナ近江八幡
堀に沿って白壁の土蔵や旧家が立ち並ぶ八幡堀は、時代劇のロケ地としても有名です。安土・桃山時代に豊臣秀次の八幡山城居城で栄えた城下町は、近江商人の発祥と発展に大きな役割を果たしていました。八幡堀は、遊歩道沿いに咲く菖蒲やあやめなどの季節に合わせた彩りも魅力です。古き良き日本の街並みが並ぶ八幡堀を和装でねり歩けば、風情がある写真が撮れますよ。情緒あふれるロケーションを和舟から楽しむのもおすすめです。
八幡堀めぐり
澄み渡る琵琶湖と空を眺望できるびわこ箱館山。大パノラマが広がる展望デッキ、天空のブランコがそびえ立つBIWAKO SWING、高島ちぢみで表現した虹のカーテンなど、インスタ映えスポットがたくさんあります。ランプがほのかにともる夜をイメージした、おしゃれなランタンに入ったドリンクやパフェも写真を撮りたくなるはず。パフェ専門店は、冬季は休業するため、春から夏に訪れるのがおすすめです。満月の日限定のナイトゴンドラや、季節ごとに楽しめる花畑のパノラマにも注目ですよ。
びわこ箱館山
滋賀農業公園ブルーメの丘は、酪農・ふれあい・体験をテーマにした農業公園です。中世ドイツの農村をモチーフにしたおしゃれな街並みは、歩くだけでも絵になるでしょう。年間開花本数が150万本以上の四季折々の花や自然体験プログラムも楽しめますよ。園内には、13種類137頭の動物たちがおり、カンガルーやモルモットなどと触れ合えるイベントも開催しています。ヒツジの形をした自家製パンは、可愛くてつい写真を撮りたくなるはず。
滋賀農業公園ブルーメの丘
本記事では、滋賀観光でおすすめなインスタ映えスポット17選を紹介しました。今回紹介したスポットは、四季折々に見せる動植物の表情や自然と調和する建物の組み合わせが、絶景を生み出しています。そのなかで、自然を大事にしていきたい地元の方たちの気持ちも垣間見えるのではないでしょうか。ぜひ、一生忘れられない滋賀県の絶景を楽しんでください。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:クウ