【東北】岩手観光で外せない!大人も子どもも楽しめる定番レジャースポット30選
2024/11/11
2024/11/11
東北地方に位置する岩手県は、シンボルとも言える岩手山をはじめとする美しい自然にあふれています。岩手県にある「北上市立公園展勝地」は、東北有数の桜の名所として知られる人気観光スポット。今回はそんな北上市立公園展勝地とあわせて訪れたい、周辺のおすすめ観光スポットを紹介します。北上市立公園展勝地周辺の歴史ある観光スポットや、絶景を望める観光スポットで、素敵な旅の思い出を作りましょう。
この記事の目次
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岩手県の北上川の湖畔にある「北上市立公園展勝地」は、桜の名所として知られる人気観光スポット。豊かな樹木と絶景に恵まれた北上市立公園展勝地では、四季折々の花を眺めながらゆっくり散策を楽しめます。
北上市立公園展勝地には、北上市の歴史を学べる観光スポットから、絶景を望める自然スポットまで、多くの観光スポットがあります。今回はそのなかでも、北上市立公園展勝地とあわせて訪れたいおすすめの観光スポットを厳選して紹介します。
なお、今回紹介するのは2024年9月時点のものです。実際に訪れる際は、施設の公式HPなどで最新情報をご確認ください。
北上市立公園展勝地周辺には、家族や友人と訪れたいおすすめの観光スポットがたくさんあります。北上市の歴史に触れられる観光スポットや、絶景を望める自然スポットなど、さまざまな観光スポットに足を運んでみてください。
地元の美味しいグルメを楽しんだり、お土産を購入できる「展勝地レストハウス」や、昔にタイムスリップしたかのような気分になれる「みちのく民俗村」など、北上市立公園展勝地周辺の観光スポットはどこも魅力的です。
岩手県北上市にある「展勝地レストハウス」では、地元の旬を感じる食事を楽しんだり、岩手県ならではのお土産を購入できます。
毎朝、臼きねでついた「展勝地もち」や、醤油ベースのあんかけスープが人気の「展勝地ラーメン」など、さまざまなご当地グルメも堪能できますよ。北上川の雄大な景色が一望できる広い座敷席からは、四季折々の自然を眺めながら食事を楽しめます。春は咲き誇る桜の風景に癒やされましょう。
おすすめの「展勝地ラーメン」は、醤油ベースのあんかけスープ。 豚肉や岩手南部の「芭蕉菜」などさまざまな具材が入っており、食べ応えがあります。
毎朝手打ちする「展勝地そば」や、つきたてを楽しめるやわらかくコシがある「展勝地もち」など、展勝地ならではのご当地グルメを味わいましょう。北上市二子の特産物「二子さといも」を使った、秋季限定販売の郷土料理「いものご汁」もおすすめです。
展勝地レストハウス
「みちのく民俗村」は、北上川沿いにあった古民家を移築展示した、東北有数の野外博物館。昔の岩手の文化や暮らしを体験できるこちらのスポットは、入場無料です。
東北ならではのL字型作りの南部曲り家が点在しており、懐かしい風景を楽しみながら散策できます。当時の人々の生活用具を展示する「旧黒沢尻高等女学校校舎」をはじめ、さまざまな見どころがあります。季節のイベントも目白押しですよ。
みちのく民俗村は、四季折々の美しい自然のなかで、当時の古民家での暮らしや昔の文化を体験できます。「旧星川家住宅」「旧北川家住宅」といった岩手県ならではの歴史的建造物を、現在の家と比べながら散策するのがおすすめ。
施設では定期的にさまざまなイベントを開催しており、日本ならではの行事を旧暦で楽しめます。年越しや、正月、ひな祭り、七夕などのイベントをはじめ、季節にちなんだ和菓子作り体験なども行っています。
みちのく民俗村
北上市立博物館は1973年に開館した総合博物館で、本館では北上市の歴史を紹介しています。平泉に先立って仏教文化が開花した国見山廃寺の魅力や、江戸時代の北上川舟運や藩境の暮らしに関わる資料、江釣子古墳群からの出土品などを常設展示しています。
展示室は「国見山廃寺」「樺山遺跡と八天遺跡」「江釣子古墳群」「和賀氏とその時代」「藩境のまち」「黒沢尻川岸」の6つのテーマで構成されています。
北上市立博物館 本館
1碑ごとに主尊(仏の名)、種子(仏を表す梵字)、造立年月日、供養される人の名、造立した人の名が刻まれています。8基が岩手県の有形文化財に指定されており、このうち6基は僧の最教が妻の供養のため造立したものです。最古のものは延慶3年(1310年)の紀年を持ちます。
北上江釣子インターチェンジの南、和賀川河川敷の北に位置する「えづりこ古墳公園」。見晴らしが良く、景色を眺めながら遊びや散策を楽しめます。
前屈、上半身ひねり、垂直とび、足つぼマッサージなどさまざまなトレーニングができる「フィットコンビ」、お子さんが喜ぶ多目的すべり台、砂場などがあります。北上の歴史を学べる、南部領伊達領境塚などのモニュメントが展示された「歴史の並木路」も必見です。
えづりこ古墳公園
北上川に架かる橋長253.8メートル、幅員5.5メートルの橋「珊瑚橋」。珊瑚橋は明治41年、立花村(当時)の高舘徳次郎が私財を投じて造りあげ、有料で通行することができました。
当初は木製でしたが、完成の翌年に洪水で流失し、その後もたびたび流されては架け替えが行われ、昭和8年に現在のようなゲルバー橋に生まれ変わりました。東京の両国橋や大阪の天満橋と同じ構造で、夜間照明もあることから、当時は県1・2の名橋と称されていました。
珊瑚橋
「立花毘沙門堂」は、国指定重要文化財の木造毘沙門天立像1体、木造二天王立像2体をはじめとする数々の遺品が納められており、国見山一帯に栄えた古代仏教文化の名残りを現代 に伝えています。
慈覚大師(じかくだいし)作と伝えられる本尊の木造毘沙門天立像は、像高102cm。頭巾風の皮兜を被り、鎧を身につけています。木造二天立像は、両像とも寄木造り。11世紀作で藤原期特有の優美な曲線美を表現しています。
立花毘沙門堂
メキシコを題材とした情熱的な作品を数多く残す画家・利根山光人の作品を展示している「利根山光人記念美術館」。利根山光人は、みちのくの民俗芸能に惹かれ、昭和49年に北上市にアトリエを構え、鹿踊や鬼剣舞の躍動感あふれる絵画を発表しました。
没後、アトリエを記念館として残し、東北のまつりをモチーフとした作品を中心に展示しています。常設展や企画展による展示をはじめ、初心者を対象とした絵画教室の開催、美術館まつりなどのイベントも開催しています。
利根山光人記念美術館
北上市立公園展勝地周辺には、観光後に立ち寄りたい美味しいグルメ店が充実しています。北上市立公園展勝地周辺の観光を楽しんだ後は、人気の飲食店でゆっくりと昼ご飯や夜ご飯をご堪能ください。
こだわり野菜たっぷりのボリューム満点のスープカレーが自慢の「スープカレーハウスしっぽ花巻店」、新鮮な牛乳からできたソフトクリームを味わえる「ミルク工房 ボン・ディア」など、北上市立公園展勝地周辺のおすすめグルメ店を紹介します。
JR花巻駅より徒歩約10分のところにある「スープカレーハウスしっぽ花巻店」は、アットホームで落ち着いた雰囲気の岩手県では数少ないスープカレー店です。
自慢のブイヨンとスリランカ産の本格スパイスでコクと深みを出し、厳選された地元産素材や北海道産のじゃがいもと舞茸を使い丁寧に作り上げています。ゆで卵、野菜、コロッケ、ハンバーグ、ひきわり納豆などトッピングも豊富。辛さは0倍から100倍まで好みで選べます。
スープカレーハウスしっぽ花巻店
自然豊かな花巻市大迫町に店を構える「ミルク工房 ボン・ディア」。一番人気は、大迫産「ブラウンスイス牛」のしぼりたて生乳を100%使用した「ボン・ディアソフト」です。
まろやかで濃厚な風味が魅力で、甘さ控えめ、後味はさっぱりしていると好評です。卵を使用していないのも特徴と言えます。また、「岩手早池峰のむヨーグルト」もおすすめ。早池峰山麓の新鮮な生乳を使用し、香料や安定剤、保存料などを一切使用していません。
ミルク工房 ボン・ディア
北上市立公園展勝地周辺の観光を満喫した後は、魅力的な宿泊施設でゆっくりと身体を休めましょう。北上市立公園展勝地周辺には、温泉やご飯が自慢の宿が多く、心も身体も満たされること間違いなし。
絶景を望める露天風呂が自慢の「山の神温泉 優香苑」、地産地消の新しい郷土料理を味わえる「ホテルフォルクローロ 花巻東和」、南部赤松林に囲まれた露天風呂で贅沢な時間を過ごせる「花巻温泉 佳松園」など、北上市立公園展勝地周辺の人気宿をチェックしましょう。
花巻南温泉峡の中間にある「山の神温泉 優香苑」。宮大工が手掛けた館内は、格天井をはじめ襖や欄間などに巧みな細工が施され、優美で天然木の温かみあふれる空間になっています。
とろりとした肌触りなめらかな山の神温泉を愉しめる、4種類の源泉掛け流し風呂が自慢。花巻温泉郷最大の大露天風呂は、男女合わせて約50畳もの広さを持ち、豊沢川のせせらぎと湯の音だけが響きます。
山の神温泉 優香苑
2020年6月「山の神温泉 優香苑」の別館としてオープンした「別墅 清流館」。20室の客室すべてにヒバの浴槽を備えた浴室がある、大人のための隠れ宿です。化粧水のようにとろりとした“美肌の湯”として名高い山の神温泉を、源泉掛け流しでお愉しみください。
客室にはツインベッドの和寝室と専用のテラスがあり、時間を忘れて過ごせます。夜ご飯は、岩手県産の黒毛和牛と旬の魚をダブルメインとした豪華な会席コースがいただけます。
山の神温泉 別墅 清流館
滞在スタイルに応じて選べる4種類の客室が魅力の「ホテルフォルクローロ 花巻東和」。「宮澤賢治記念館」や「成島三熊野神社」など花巻の観光スポットに近く、とても便利です。
畳のある和洋室タイプも選べる「ファミリールーム」、コネクトルームとして使える部屋も用意された「ツインルーム」、どなたでも安心して利用できる「バリアフリールーム」などから、客室をお選びください。夕食は花巻のブランド豚「白金豚」を使ったしゃぶしゃぶを楽しめます。
ホテルフォルクローロ 花巻東和
JR釜石線の釜石駅に隣接する「ホテルフォルクローロ 三陸釜石」は、観光やビジネスに便利な宿です。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をメインテーマとしたJR東日本の「SL銀河」同様、「KEN OKUYAMA DESIGN」がプロデュースしたコンセプトルームをはじめ、“海のまち釜石”がモチーフのシングルルーム、“釜石の大地”をイメージしたツインルームなど8種類の客室が揃っています。7階には、釜石の自然や満天の星を眺めながら湯浴みを愉しめる展望露天風呂付浴場も用意されています。
ホテルフォルクローロ 三陸釜石
花巻温泉の奥に位置する「花巻温泉 佳松園」は、県木の南部赤松に囲まれた静寂な佇まいが特徴。ゆったりと時間を忘れて過ごせる客室が揃っており、2023年2月には檜の露天風呂を配した客室を新設しています。
大浴場では、まるで化粧水につかっているかのようなとろとろの湯を、四季折々の風景を眺めながら堪能できます。夕食は、旬の山海の幸を活かした会席料理をいただけます。味や香りはもちろん、目でも愉しめる日本料理になっています。
花巻温泉 佳松園
北上市立公園展勝地周辺には、絶景を望める観光スポットや、歴史に触れられる観光スポットなど、魅力的な観光スポットが充実しています。美味しいグルメを堪能できる飲食店や、こだわりの詰まった宿も多いので、ぜひいろいろなスポットに足を運んでみてください。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:erierieri1
展勝地レストハウス
[車]東北自動車道北上江釣子ICより約11分 [電車]JR東北本線・北上線北上駅より車で約6分
みちのく民俗村
東北自動車道「北上江釣子IC」から15分
北上市立博物館 本館
[車]JR北上駅より車約10分、北上江釣子インターチェンジより車約15分
極楽寺石塔婆
[車]北上駅より車約15分
えづりこ古墳公園
[車]北上江釣子インターチェンジより車約3分
珊瑚橋
[車]北上駅より車約5分[電車]北上駅より徒歩約17分[バス]おに丸号口内線「川岸」または「珊瑚橋」バス停より徒歩すぐ
立花毘沙門堂
[車]北上駅より車約5分[バス]沢野バス停より徒歩すぐ
利根山光人記念美術館
[車]JR北上駅より車約7分、北上江釣子インターチェンジより車約15分
スープカレーハウスしっぽ花巻店
電車:JR東北本線花巻駅より徒歩約9分、車:東北自動車道花巻南ICより約14分
ミルク工房 ボン・ディア
車:東北自動車道花巻ICより約30分
山の神温泉 優香苑
電車:東北新幹線 新花巻駅から車で約45分 車:東北自動車道 花巻南ICから約20分
山の神温泉 別墅 清流館
電車:JR東北新幹線 新花巻駅から徒歩約50分 車:東北自動車道 花巻南ICから約20分
ホテルフォルクローロ 花巻東和
電車:JR釜石線 土沢駅から徒歩約15分 車:釜石自動車道 東和ICから約1分
ホテルフォルクローロ 三陸釜石
電車:JR釜石線 釜石駅から徒歩約1分 車:釜石自動車道 釜石中央ICから約5分
花巻温泉 佳松園
電車:東北新幹線 新花巻駅から車で約20分 車:東北自動車道 花巻ICから約5分