【中国地方・山口】山口県立美術館周辺で訪れたいおすすめ観光スポット10選

本州の西の端、山口県は古くから日本の歴史に関わる出来事が多く起こり、歴史的な遺構も数多く残されています。特に山口県立美術館がある山口市内周辺には、風光明媚な自然環境や歴史的な史跡、重要文化財などがあり、いずれも日本の素晴らしさを再認識できるスポットばかりです。そこで今回は、山口県立美術館周辺で訪れてみたいおすすめの観光スポット10選をピックアップしました。いずれも心安らぐ名所ばかりですので、ぜひ旅行計画の参考にしてみてください。

※こちらの情報は2024年9月時点のものです。実際に訪れる前に、施設の公式HPなどで最新の情報を確認されることをおすすめします。

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山口県立美術館といっしょに行きたいおすすめ観光スポット10選♪

山口県立美術館でアートに触れた後は、周辺の観光スポットで山口の魅力をさらに深く堪能してみてはいかがでしょう。周辺には、歴史的な遺構や史跡、重要文化財をはじめ、豊かな自然環境が点在しています。そこで、この記事では山口県立美術館周辺で訪れてみたいおすすめの観光スポット10選をピックアップしました。日常の喧騒から離れ、心安らぐ環境に身も心も染まってみてはいかがでしょう。

山口県立美術館や周辺の魅力・特徴をおさらい

山口県立美術館そのものや周辺の観光スポットは、日頃の慌ただしい日々を忘れさせてくれる静寂の空間が広がっています。都市生活では味わえない安らぎのひと時が、ゆっくりとした時の流れとともに静かに過ぎていきます。アート見学と併せて周辺を巡ることで、その魅力を再発見してみましょう。

幅広く多彩な作品を収蔵する山口県立美術館

山口県立美術館は、近代美術から現代アートまで幅広く多彩な作品を収蔵し、特に地元出身の芸術家や山口県ゆかりの作品が豊富。自然光あふれる展示室は、明るく開放的で、作品がより鮮やかに引き立ちます。常設展に加え、国内外のアーティストを特集した企画展も多数開催。訪れるたびに新たな発見があります。また、美術館周辺は自然に囲まれた閑静な場所で、ゆったりとしたアート鑑賞が楽しめます。

山口県立美術館周辺にはどんな観光スポットがある？

山口県立美術館周辺には、魅力的な観光スポットが数多く点在しています。「亀山公園」では歴史的な城跡を散策でき、当時の面影を感じられ、また「瑠璃光寺」は美しい五重塔が特徴で、歴史と静けさを楽しめます。近くには「山口市立西部図書館」があり、落ち着いた環境での読書や文化交流を体験。さらに、自然派の方には「湯田温泉」がリラックスできるスポットで、温泉街の風情を感じながらゆったりと過ごせます。これらのスポットを巡りながら、山口の魅力を存分に堪能してください。

長州苑

山口観光をサポートする特産品販売や伝統工芸品作り、食事処施設

「長州苑」は、日本三名塔のひとつ、国宝「瑠璃光寺五重塔」の門前、JR山口駅から車で約10分の距離にあります。山口県の特産品やお土産品の販売、人形の絵付けや和紙を使ったタペストリーなど伝統工芸品作りの体験、地元食材を使った「香山」や「5縁CAFE」などの食事処などがあり、山口観光の際には、ぜひとも立ち寄りたい施設です。

山口らしさを感じられるオリジナルメニュー

五重塔の「5（go）」と、人とつながる「縁（en）」という言葉を込めた「５縁CAFE」では、オリジナル名物の「飲む外郎（ういろう）」や、「大内人形焼」「秋川牧園の牛乳ソフトクリーム」など、山口らしさを感じられるオリジナルメニューが勢揃い。また、食事処「香山」では、本物の瓦で茶そばを焼いた山口名物「瓦そば」や特製ダシの「鴨南蛮そば」、「ごぼう麺」「かつ丼」「牛すじ黒カレー」などのボリューム感あるメニューが揃っています。

一の坂川

山口市内を流れる四季折々の風景が楽しめる川

一の坂川は、山口市内を流れる美しい川で、四季折々の風景が楽しめる観光スポットです。特に、春には桜が咲き誇り、川沿いの遊歩道は花見の名所として多くの人々に親しまれています。秋には紅葉が川面に映え、景色が一層華やかになります。川の流れは穏やかで、散策やジョギングにもぴったり。また、周囲にはカフェやレストランも点在し、川の景色を楽しみながら食事や休憩ができます。

香山公園

自然と歴史が融合した心安らぐ公園

香山公園は、市内中心部JR山口駅から北へ車で約6分の場所にある広大な公園で、自然と歴史が融合しており、ゆったりとしたひと時を過ごせます。公園内には、四季折々の草花が楽しめる広々とした庭園があり、特に春の桜や秋の紅葉がおすすめです。

公園内及び周辺には、国宝に指定されている瑠璃光寺五重塔のほか、露山堂、枕流亭などの史跡が点在。さらに、山口市内を一望できる展望台や、散策に適した遊歩道も整備されており、家族連れやカップルに人気があります。自然と歴史が融合する香山公園で、ゆったりとしたひと時をお過ごしください。

瑠璃光寺

日本の伝統的な美を堪能できるお寺

瑠璃光寺は、山口市に位置する歴史的な寺院で、特に五重塔が有名です。応永4（1397）年に創建され、日本三名塔の一つに数えられる美しい建築物です。塔は約31メートルの高さを誇り、細部にわたる精巧な彫刻や、四季折々の自然と調和した景観が特徴。境内には静かな庭園もあり、散策しながら心を落ち着けることができます。秋には紅葉が美しく、四季折々の風景が楽しめるため、多くの観光客や写真愛好者に人気です。瑠璃光寺は、日本の伝統的な美を堪能できるおすすめの観光スポットです。

国宝瑠璃光寺五重塔

国宝に指定された日本三名塔のひとつ

国宝瑠璃光寺五重塔は、山口市にある歴史的な塔で、日本三名塔の一つとして知られています。応永4（1397）年に創建され、約31メートルの高さを誇る塔は、各層の屋根が美しく反り上がった精緻な木造建築。塔の内部には、仏像や仏教的な装飾が施され、古代の建築技術や美術が堪能できます。周囲の自然と調和しており、四季折々の風景が塔を引き立て訪れる人々に深い感動を与えます。国宝に指定されている瑠璃光寺五重塔は、日本の文化遺産として貴重な存在の観光スポットです。

常栄寺雪舟庭

禅の心にあふれる日本庭園の代表作

常栄寺の境内北側には、後庭として、大内氏29代政弘が室町時代中頃に画聖雪舟に命じて築庭したといわれ、まるで風景画のような、禅の心を感じる日本庭園が残ります。富嶽（富士山）と中国の三山五嶽になぞらえて配された庭石が見事で、国の史跡及び名勝に指定されています。本堂にたたずめば、一枚の風景画のような眺めに没入できます。

中原中也記念館

山口出身の詩人、中原中也の原稿や資料を展示

中原中也記念館は、中原中也のふるさと山口を訪れる人々に、その風土を通じて中也の世界を感じていただくことを目的として、平成6（1994）年2月18日、生誕地に開館しました。中也の生家は湯田温泉に広い敷地をもつ大きな医院でしたが、昭和47（1972）年の火事で茶室と蔵を残して焼失しました。

記念館はその生家跡の一部に建てられており、火事の際に遺族によって運び出された中也の遺稿や遺品を中心に、貴重な資料を公開しています。中也の30年の生涯や作品の紹介、年数回の展示替えを行い、何度訪れても新鮮な中也の世界に触れることができます。

山口サビエル記念聖堂

三角錐の斬新なデザインをした白亜の記念聖堂

「山口サビエル記念聖堂」は、昭和27年にサビエル来訪400年を記念して建てられましたが、平成3年9月5日に焼失。その後6年と7カ月が経った平成10年4月29日に白亜に輝く待望の新しい記念聖堂として完成しています。建物は、高さ53メートルの2本の塔と屋根が建物全体を覆う三角錐となった斬新なデザインをしており、聖堂内部にはたくさんのステンドグラスが施されています。

亀山公園

山頂から市街地が一望できる憩いの公園

亀山公園は、長門国長府藩の初代藩主、毛利秀元が慶長元（1596）年から築城しようとして途中で断念した長山城跡を明治33（1900）年に公園として整備。山頂広場には、明治維新に尽力した毛利敬親の銅像、国木田独歩の詩碑、などがあり、広場からは山口市内が一望できます。

狐の足あと

山口の旅と足湯が楽しめる回遊拠点施設

「狐の足あと」は、JR湯田温泉駅より徒歩約10分。湯田温泉の街歩きに役立つ足湯のある情報スポットです。湯田温泉の情報以外にも“山口の旅案内”や“山口のローカルグルメ情報”など、カフェや展示ギャラリーで紹介しています。

屋内外には、趣の異なる3つの足湯があり、中原中也の詩をテーマにした音楽に浸ったり、桜や紅葉などの四季折々の自然の風情を感じたり、足湯に浸かりながらカフェでドリンクやスイーツが楽しめたり、と山口の旅が充実する回遊拠点施設です。

山口観光を十二分に楽しもう！

今回は、山口県立美術館周辺で訪れたいおすすめ観光スポット10選を紹介しました。歴史ある萩の町並みや、絶景の角島大橋で風光明媚な風景を堪能し、深い歴史を感じる山口市の史跡巡りを楽しんでください。湯本温泉でのリラックスもお忘れなく。さらに、地元の美味しいグルメや新鮮な海の幸も絶品です。四季折々の自然美に囲まれた山口で、歴史と自然、文化が織り成す多彩な体験を十二分に味わい、心温まる思い出を作りましょう。

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