2025/06/20
開幕から1カ月で350万人の来場があり、1日の平均来場者数12万人と盛り上がりを見せる大阪・関西万博。開幕直後からさまざまなメディアやSNSなどでパビリオンの紹介もされています。今回は数あるパビリオンの中でも人気の一つとなっている英国パビリオンを体験してきましたので、その模様をレポートします。
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英国パビリオンは予約も可能ですが、先着順で入場できます。私が参加した当日も、1時間程度並んでいる方がいるほどの人気ぶりでした。
英国パビリオンは、「Come Build the Future(ともに未来をつくろう)」のテーマのもと、英国の創造力や技術力、サステナビリティを紹介するパビリオンとなっています。建物のデザインは、おもちゃの積み木からインスピレーションを得たそうです。実際に万博内を巡ってみると感じるのは、パビリオンの外観の重要度の高さ。どんな展示かわからないことが多く、巡れるスポットも限られているとなると、見た目の印象は非常に大事! その印象から「あそこ行ってみたいね」という会話は、順番待ちの前後からもよく聞こえてきます。そういった意味では、英国パビリオンはとても特徴的で印象に残る建物ですね。
1.没入感たっぷりのインタラクティブ展示
2.大人からお子さんまで楽しめる参加型のゲーム形式
3.グッズが豊富な英国パビリオンのギフトショップ
視覚的な展示が多く、内容も非常にわかりやすい。さらに参加型なので、幅広い世代が楽しめるのも人気の要因となっているはず。
一定人数で区切られて入場する仕組みになっており、扉が開いてすぐの部屋にあるモニターで体験できる内容の説明が流れます。
映像を見終わると別の部屋へ移動。移動中にも展示がありますので、ゆっくり巡っていきます。
次の部屋では、壁一面のとても大きいモニターがある空間で映像を鑑賞。 「PIX」という英国パビリオンオリジナルのキャラクターが案内をしてくれます。小さなアイデアからたくさんの産業や技術が生まれ、そのアイデアを組み合わせていくことが大事だということを英国の歴史とともに紹介してくれます。
四角いモニターを囲むようにボタンのついた台が設置されていて、1人ずつ楽しめる内容となっています。簡単に参加できるのでお子さんも一緒に楽しめるはず! ポイントが溜まっていくとイギリス国旗の一部分が見えてきます。参加者の皆さんと協力して、イギリスの国旗を完成してみましょう!
こちらの部屋では未来について想像し、考えさせられる内容が展開されています。例えば、数十年先にはアストラゼネカ社などのテクノロジーによってこんな未来がつくられているはず、というワクワクした気持ちにさせてくれます。それと同時に、「こんなことになっているのかな」と気づけば未来について考えている自分がいます。PIXはそんな小さなアイデアを出していくことが大事だと教えてくれました。パビリオンとして非常に魅力的な内容になっています。
1階にあるギフトショップでは、パディントングッズなど英国ならではの可愛らしいグッズも豊富に販売されています。
約20分の展示物は見ごたえ十分。視覚的な演出が豊富なため、しっかり満喫できるはずです。これが予約なしでも体験できるとあれば、ぜひ訪れたいパビリオンのひとつですよね。今回は利用できませんでしたが、レストランも非常に人気で、フィッシュアンドチップスやアフタヌーンティーが楽しめるそうです。ぜひあわせて足を運んでみてはいかがでしょうか。
英国パビリオン内には、英国のサポーティングパートナーであるIHGが用意するスイートのお部屋があります。イベント時などに使用されるそうなのですが、今回は特別に入室させていただきました。パビリオンから眺める景色がとても素晴らしかったので、画像だけ紹介して終わりにしたいと思います。
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記事企画・監修:旅色編集部 ふかい
ライター:ふかい
大阪・関西万博