- 日帰り
秋の有田陶磁器まつりへ まち歩きを楽しむ女子旅
有田(佐賀県)
予算:5,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2022/09/30
有田焼で知られる佐賀県有田で、日帰り旅はいかが? 古いまちなみを歩き、陶磁器製の鳥居が美しい「陶山神社」を訪れて、「秋の有田陶磁器まつり」ではお気に入りの器探しを。地元の秋祭り「有田くんち」のふるまい料理を再現した「おくんち御膳」も堪能し、やきものの町の秋を満喫してください!

吉野りり花のおすすめポイント
- ★ 有田の秋祭りに「有田くんち」があります。「くんち」とは、主に九州北部で行われる秋の収穫祭の総称。有田の場合は江戸時代から「皿山宗廟八幡宮(ありたさらやまそうびょうはちまんぐう:現在の陶山神社)」の秋の祭礼として行われていましたが、現在では窯(よう)業発展や豊作、家内安全を祈る町を挙げての行事となっています
- ★ こちらのお店では「秋の有田陶磁器まつり」の期間中、 5日間だけ限定ランチ「おくんち御膳」が登場します。「おくんち御膳」は「有田くんち」のふるまい料理を再現したランチ。「煮ごみ」や栗入り赤飯といった郷土料理がいただけます。秋祭りの雰囲気を想像し、秋の実りに感謝しながら味わってみてください

吉野りり花のおすすめポイント
- ★ 有田がやきものの町として発展したきっかけは、李参平率いる陶工集団が、有田の泉山で良質な陶石を発見したことでした。こちらの神社の記念碑には、陶祖と呼ばれる李参平公が祀られています
- ★ やきものの町らしく鳥居、狛犬、玉垣までもが磁器製です。珍しい磁器製鳥居は白と青のコントラストが美しく、思わず写真に収めたくなります
- ★ お守りやお札などの授与品にも磁器製のものが多数あります。しかも陶山神社の中にある宗廟(そうびょう:祖先の位牌を置く所)窯で神職さんが一つ一つ奉製していらっしゃるそうです。磁器製の御朱印帳や「有田焼悪疫退散アマビエ守」も。やきものの町らしいお守りを探してみてください
有田のまちなみ/秋の有田陶磁器まつり

有田のまちなみ/秋の有田陶磁器まつり

秋の有田陶磁器まつり① 写真提供:佐賀県観光連盟

秋の有田陶磁器まつり② 写真提供:佐賀県観光連盟

秋の有田陶磁器まつり③ 写真提供:有田観光協会

秋の有田陶磁器まつり④ 写真提供:有田観光協会

きもので秋のありたさんぽ 写真提供:有田観光協会)
磁器製造で栄えた有田には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された古い町並みが残る。江戸時代後期から明治、大正、昭和初期に建てられた伝統的建築物が点在し、今も通り沿いにたくさんの陶磁器店が立ち並ぶ。
写真提供:佐賀県観光連盟

吉野りり花のおすすめポイント
- ★ 有田といえば、GWに開催される「有田陶器市」が有名ですが、秋にも「秋の有田陶磁器まつり」があります。「第18回 秋の有田陶磁器まつり」は2022年11月19日(土)~23日(水・祝)に開催。期間中は「焱(ほのお)の饗演〜薪窯めぐり」や、秋の期間限定ランチなど、さまざまなイベントが開催されます
- ★ 10月1日(土)〜12月25日(日)には「きもので 秋のありたさんぽ」も開催(要予約)。友達と一緒に色鮮やかな着物を着て、風情ある古いまちなみを歩いてみませんか?

吉野りり花のおすすめポイント
- ★ やきものの町の風情を存分に感じられる散歩道です。泉山まで歩くと「泉山口屋番所跡」近くには樹齢約1,000年、高さ30.5mの「大公孫樹」があり、 11月中旬〜下旬頃に色鮮やかな黄葉が見られます
- ★ 「大公孫樹」よりもさらに先には、かつて磁器の原料となる磁石を採掘した「泉山磁石場」が。11月の「秋の有田陶磁器まつり」期間中に限り一部が開放され、美しい紅葉が眺められるので、足を延ばしてみてもいいですね