東京で飲み歩き旅を楽しもう!おすすめのはしご酒プラン8選

更新日:2024/11/27

東京で飲み歩き旅を楽しもう!おすすめのはしご酒プラン8選

東京には、下町の飲み屋街や横丁、洗練された街のバーまでさまざまな飲み歩きスポットが点在しています。以前は、中年男性や仕事帰りのサラリーマンが訪れるイメージでしたが、近年は若い女性や外国人観光客も訪れるスポットです。今回は、東京で飲み歩きできるおすすめプランを8つご紹介。上野や新橋など千円でべろべろに酔える“せんべろ”の聖地と呼ばれる飲み代の安いエリアから銀座のバーまで、はしご酒を満喫できるスポットをお届けします。ひとり酒や大人数での飲み会の参考にしてみてください。

飲み歩きの魅力とポイント

はしご酒にはさまざまな魅力があります。まずは、いろいろなお店の美味しいおつまみやお酒を味わえること。そして、店主や同じ店に居合わせた客との交流ができるのもお酒の席ならでは。また、お酒に詳しくなり、自分の好みのお酒を知れるのも魅力のひとつといえるでしょう。ただし飲み歩きを楽しむ際には、一軒のお店で飲み過ぎないこと、自分のお酒の適量を知っておくことが大切です。

➀【上野・三幸酒店】“せんべろ”の聖地で飲み歩き!さまざまなお酒と料理を味わう女子旅

女友だちとディープな街で飲み歩きをするなら、こちらのプランがおすすめです。「上野恩賜公園」で自然を満喫したら、“せんべろ”の聖地であるアメ横へ移動しましょう。まずは、立ち飲み居酒屋「三幸(さんこう)酒店」を訪れます。海産物屋「三幸商店」の一角を改装し2020年にオープンした地鶏焼き鳥が美味しいお店です。串は1本140円から味わえます。数量限定の「白レバー」や「伝説のつくね」「秘伝のうずら」は店イシオシの人気メニュー! お酒はビールや酎ハイ、ワインからウイスキーまで幅広いラインアップです。予算は1,000~2,000円なので、さまざまなおつまみをシェアして味わうのもいいですね。

本場中国料理を堪能できる「天天楽」に立ち寄ったあとは、「肉の大山 上野店」で〆の一杯をいただきましょう。食肉卸問屋直営店ならではのリーズナブルな価格で肉料理を味わえます。ジューシーでボリュームたっぷりの「やみつきメンチ」やホクホク感がたまらない「やみつきコロッケ」がおすすめです。テーブルやカウンター席のほか立ち飲みスペースもあるので、ゆっくりと食事をしたりサクッと一杯ひっかけたりとさまざまな利用ができるお店です。

➁【新宿・もつ焼き ウッチャン 新宿思い出横丁】昭和レトロな新宿思い出横丁を巡るプラン

昭和レトロな雰囲気が漂う「新宿思い出横丁」を巡るなら、こちらのプランをおすすめします。「とんちゃん コプチャン」で韓国料理のランチをいただいたら、風情ある居酒屋「燗(かん)アガリ」へ。常時50種類以上の日本酒が揃っており、名物「鮮魚の一本売り」をはじめ、炉端焼きなどお酒に合う絶品料理が並びます。利き酒師が料理に合わせて日本酒をセレクトしてくれるので、お気に入りの一杯を見つけてみましょう。〆には、南部鉄器で炊き上げるこだわりのコシヒカリを味わってみては?

日本酒と炉端焼きを堪能したあとは、「もつ焼き ウッチャン 新宿思い出横丁」ではしご酒。エモさとレトロな昭和感が残る「新宿思い出横丁」に店を構え、27席あるカウンターではワイワイとにぎやかにお酒を楽しめます。イシオシメニューは、1本210円から味わえる「もつ焼き」やトロトロ食感の「もつ煮込み」。そのほか、一度味わうとクセになる「マカロニサラダ」などお酒が進むメニューが並びます。飲み物はビールやホッピー、ハイボールと充実していますが、合わせるお酒は酸味の効いたレモンサワーがおすすめ! 予約不可の行列店なので、時間に余裕を持って訪れましょう。

③【浅草・食と祭りの殿堂 浅草横町】お祭り気分でせんべろを満喫するプラン

浅草で昼飲みをするなら、こちらのプランはいかがでしょうか? 浅草のシンボル「雷門」や「浅草寺」を巡ったあとは、気軽に立ち飲みできる「浅草スタンド」でひと休みしましょう。ドリンクメニューは、ビールや焼酎から日本酒や生絞りサワー、カクテルまで豊富なラインアップ。おつまみは柿の種やチーズなどが200円からいただけるので、気軽な昼飲みにぴったりです。下町風情漂う立ち飲み屋で、お酒片手に見知らぬお客さんとのおしゃべりを楽しんでみては?

立ち飲みを軽く楽しんだあとは、人気のお芋スイーツ店「焼き芋専門店 芋やす 浅草店」や、うなぎグルメを味わえる「浅草うなな」を巡り、「食と祭りの殿堂 浅草横町」へ立ち寄ります。2022年に東京楽天地浅草ビルの4階にオープンした、お祭りと食を体感できるエンタメスポットです。にぎやかな装飾や看板に威勢の良いかけ声が飛び交い、そこはまるで別世界! うなぎや焼き鳥、寿司、もんじゃ焼きなど日本を代表するグルメ7店舗が並びます。お祭りをイメージした個性豊かな店構えは、SNS映えする写真を撮るのにもおすすめ。どのお店も1,000円台で飲み歩きできるので、にぎやかな雰囲気を味わいながら巡ってみてください。

④【新橋・もつ焼き 青樹】ディープな夜更かし通りではしご酒する女子旅

新橋で飲み歩きするなら、こちらのプラン! まずは、1999年オープンの大衆居酒屋「もつ焼き 青樹(あおき)」を訪れます。ディープな立地ながら、店内にはカンターやテーブル席合わせて100席以上! サラリーマンが多く見られますが、店を切り盛りする“マダム”のほか女性スタッフが多いので、女性客も安心して過ごせますよ。常連さんに人気の「煮込み」や九州から直送された鮮魚で作る「お刺身盛り合わせ」がおすすめ。ビールやホッピーに合わせて、気取らない一品料理を味わってみてくださいね。予算は2,000円からとリーズナブルなので、サクッと一杯飲んで帰りたいときや、はしご酒をするときにぴったりのお店です。

2軒目は、「もつ焼き 青樹」から徒歩約30秒の「洋楽バー STAY UP LATE」へ。80年代を中心とした洋楽が流れる店内には、1万枚以上のCDが並びます。ドリンクは、ビールやウイスキー、カクテルなどで、1杯700~800円。フードメニューはナッツやポップコーンなどがメインなので、2軒目以降に訪れるのがおすすめです。音楽に身をゆだねながら、ゆったりとした時間を過ごしましょう。

⑤【銀座・しぇりークラブ】新たな洋酒を開拓!大人な時間を過ごす銀座デート

銀座で大人なデートを楽しみたいなら、こちらのプランをおすすめします。「しぇりークラブ」は、1986年創業の世界でもめずらしいシェリー専門店。「シェリー」とはスペイン・アンダルシア地方で造られるワインの一種で、こちらにあるシェリーの種類はなんと200種類以上! グラスのシェリーは、常時45種類を990円から味わえます。希少なものや高価なものも含まれているので、とってもお得ですよ。シェリーが初めての方には、ハーフショットで3種類のシェリーを味わえる「テイスティングセット」がおすすめ。旬の食材を使った「魚介のパエリア」や日替わりタパスなど、店自慢のスペイン料理とのマリアージュを楽しんでみてくださいね。予算は5,000円からなので、記念日や特別な日に訪れてみては?

シェリー専門店のあとは、パンが美味しいバー「ブルーモルフォ」でデートの締めくくりを。人気のフードメニューであるパンは、発酵から焼き上げまで店内で手作りされています。店名の由来、モルフォ蝶から生まれたカクテル「ブルーモルフォ」や「イエローモルフォ」といった、ここでしか味わえないカクテルがおすすめです。こちらのお店では、お酒を飲みながらタロット占いをしてもらうことができます。銀座にしてはリーズナブルな、4,000円前後という予算も嬉しいところ。居心地の良いバーで、落ち着いた時間を過ごしましょう。

⑥【経堂・go-to wine shop&bar】経堂でワインの飲み歩き。好みのNYワインに出合う日帰り旅

閑静な住宅街が広がる世田谷区・経堂(きょうどう)でワインを飲み歩くなら、こちらのプランがおすすめ。最初に訪れるのは、NYのワインを輸入・販売する「GO-TO WINE」が営むショップ&ワインバー「go-to wine shop & bar」です。経堂農大通り商店街沿いにありながら、洗練された雰囲気はまるでブルックリンの一角のよう。グラスワインが900円から飲めるほか、店内で購入したワインを抜栓して飲むこともできます。チーズの盛り合わせやローストビーフなどワインに合わせたおつまみも味わえますよ。3種のワインを自由にテイスティングできるメニュー「フライト」もおすすめ。バーで気に入ったワインを、旅のお土産にするのもいいですね。

「ドイツワイン専門Shop&Bar CASSIEL(カシエル)」でドイツワインのテイスティングを楽しんだら、「酒ワイン食堂 今日どう?」でディナーにしましょう。「大人のファミレス」をコンセプトとしており、ワインや日本酒とともに食事ができます。ドリンクは、500円~680円で味わえるグラスワイン、常時7種類の日本酒に加えて季節のお酒、ビールなど多彩なラインアップ。料理や好みに合わせてアドバイスしてくれるので、看板メニューの「豚の角煮串」や「牛ほほの煮込み」をいただきながら、じっくりとお酒を味わってみて。

⑦【三軒茶屋・ワイン×ご飯 oboro】三茶&三宿でバー巡り。ワインとグルメに癒やされて

渋谷からすぐの、 レトロな雰囲気が漂う三軒茶屋でバー巡りをするなら、こんなプランはいかが? 三軒茶屋駅から徒歩約10分、「BAR TOGO.T」からバー巡りを始めましょう。メニューは置いていないので、「こんな感じのものが飲みたい」と自分の好みをマスターに伝えるのがこの店のスタイル。むしろ難しいカクテルの名前を覚えていなくても安心で、旬のフルーツカクテルなどもいただけますよ。

ほどよい距離感のカウンターでバーの雰囲気を味わったら、「ワイン×ご飯 oboro」へ移動します。シェフ、ソムリエ&利き酒師のご夫婦が営むお店は、カウンター4席、テーブル2卓の隠れ家的雰囲気。ドリンクはワインを軸に、焼酎や日本酒、カクテルからウイスキーまで充実の品揃えです。グラスワインは1杯550円からとリーズナブルなので、盛り付けが美しい多彩なつまみとともに、さまざまな銘柄を味わってみてくださいね。

⑧【吉祥寺・アヒルビアホール】ハモニカ横丁でほろ酔い気分!昼からはしご酒の女子旅プラン

吉祥寺を散策しながら昼飲みをするなら、こちらのプランがおすすめです。「吉祥寺さとう」で「元祖丸メンチカツ」をゲットしたら、ドイツ風ソーセージが味わえる「ケーニッヒ 吉祥寺店」で昼飲みを開始! 国産原料にこだわり、ドイツの伝統的技術を駆使して作られた「自家製ソーセージ」は、フレッシュで深い味わいが特徴。合わせるお酒は、もちろん本場のドイツビール。さまざまなドイツビールやベルギービールが揃っているので、ビール党の方におすすめ。天気が良ければテイクアウトして「井の頭恩賜公園」でいただくのもいいですね。

公園を散策したあとは、個性的な飲食店が立ち並ぶ商店街「吉祥寺ハモニカ横丁」を訪れます。約100店舗以上の飲食店が軒を連ねる、飲み歩きにぴったりのスポットです。ハモニカ横丁入り口付近の「ポヨ」は、ローストチキンの専門店。ローズマリーを添えて焼く絶品のローストチキンは1羽1,600円~。テイクアウトの方が多いですが、店内での立ち飲みも可能です。ドリンクはワインやビールのほか、ウイスキーやリキュール類も豊富。名物のローストチキンとともにお好みのお酒を味わってみては?

ローストチキン専門店のあとは、さらにハモニカ横丁内をはしごして「アヒルビアホール」へ。酒瓶が所狭しと並び、気取らない雰囲気が魅力の人気店です。店名は“ビアホール”ですが、ビールや焼酎のほか、ウイスキーやワインなどの洋酒も充実しています。「本日のグラスワイン」は530円から。お酒の販売も行っており、1,200円以上のワインを購入すると、ポヨなどハモニカ横丁内の他店舗への持ち込みが可能! 昼飲みを堪能したら、ほろ酔い気分で帰路に着きましょう。

はしご酒で飲み歩きを満喫しよう!

東京で飲み歩きをするプランを8つご紹介しました。東京には、はしご酒を満喫できるスポットが点在しています。洗練されたバーや気軽な立ち飲み店、大衆酒場など個性はさまざま。友人とのにぎやかな夜の飲み会のほか、ひとり飲みや女子同士の昼飲みにもぴったりな店ばかりなので、はしご酒をする際の参考にしてみてくださいね。

※お出かけの前にはお店の公式HPで最新情報をご確認されることをおすすめします。

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旅色編集部 みつい

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記事企画・監修:旅色編集部 みつい